Google スプレッドシートとCanvaの連携イメージ

【簡単設定】Google スプレッドシートのデータをCanvaに自動的に連携する方法

Yoomを詳しくみる
この記事のテンプレートを試す
Google スプレッドシートとCanvaの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-10-03

【簡単設定】Google スプレッドシートのデータをCanvaに自動的に連携する方法

はるさら

「Google スプレッドシートで管理しているプロジェクト情報を、Canvaのデザインフォルダと連携させたい!」
「新しい案件が発生するたびに、Google スプレッドシートの情報を確認しながらCanvaで手動でフォルダを作成していて、正直手間がかかっている...」
このように、Google スプレッドシートとCanvaを併用する中で、手作業によるデータ連携に非効率さや限界を感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">Google スプレッドシートに行が追加されたタイミングで、関連情報を元にCanvaのフォルダを自動で作成する仕組み</span>があれば、こうした日々の細かな作業から解放されるかもしれません。デザイン制作といったより重要なコア業務に集中できる貴重な時間を生み出すことができます。

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくてもノーコードで簡単に設定ができます。手間や時間をかけずに業務を効率化できますので、ぜひこの機会に導入して作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">Google スプレッドシートとCanvaを連携するためのテンプレート</span>が用意されているので、今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

[[130762]]

Google スプレッドシートとCanvaを連携してできること

Google スプレッドシートとCanvaのAPIを連携させれば、これまで手動で行っていた多くの定型業務を自動化できます。例えば、Google スプレッドシートの情報をトリガーにしてCanvaで特定のアクションを自動実行することが可能になり、業務の効率化やミスの削減に繋がります。

ここでは具体的な自動化の例を複数ご紹介しますので、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

Google スプレッドシートで行が追加されたら、Canvaにフォルダを作成する

Google スプレッドシートで管理しているクライアントリストやプロジェクトリストに新しい行が追加された際に、その情報を元にCanva内に自動で専用フォルダを作成する連携です。

この仕組みにより、<span class="mark-yellow">手動でのフォルダ作成作業をなくし、プロジェクト開始時の準備を迅速化できるうえ、フォルダの作成漏れや命名ミスといったヒューマンエラーを防ぎます。</span>この連携は、Google スプレッドシートのデータをCanvaに直接連携するシンプルな構成で実現できます。

[[130762]]

Google スプレッドシートで特定の行が追加されたら、Canvaにフォルダを作成する

Google スプレッドシートに追加される全ての行ではなく、特定の担当者が割り当てられたプロジェクトなど、特定の条件を満たした行が追加された場合にのみCanvaにフォルダを自動作成する連携です。

この連携では、<span class="mark-yellow">必要な情報だけをトリガーに自動化を実行できるため、不要なフォルダが作成されるのを防ぎ、より柔軟で無駄のないファイル管理が実現します。</span>

[[274834]]

Google スプレッドシート と Canva の連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にGoogle スプレッドシートとCanvaを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでGoogle スプレッドシートとCanvaの連携を進めていきます。もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「Google スプレッドシートで行が追加されたら、Canvaにフォルダを作成する」フローを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • Google スプレッドシートとCanvaをマイアプリ連携
  • 該当のテンプレートをコピー
  • Google スプレッドシートのトリガー設定およびCanvaのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認

ステップ1:Google スプレッドシートとCanvaのマイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

なお、Google スプレッドシートのマイアプリ連携については、ナビと同じ操作を行うことで完了します。ぜひ真似してみてくださいね!

それではここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。

Canvaの連携

検索ボックスにCanvaと入力し、Canvaのアイコンをクリックします。

お手持ちのCanvaのアカウントでログインを行ってください。

Yoomとの連携を求められますので、「許可」をクリックしてください。

マイアプリにCanvaが追加されたことを確認出来たら、Canvaのマイアプリ登録は完了となります。

ステップ2:テンプレートをコピー

それでは自動化の設定を行っていきましょう!Yoomにログインして、以下のバナーにある「試してみる」をクリックしてください。

[[130762]]

自動的にテンプレートがコピーされ、以下の画面が表示されます。テンプレートはマイプロジェクトというプロジェクトに自動的に格納されるので、確認したい場合はそこから確認してください。以下の画面表示を読んで、「OK」をクリックしましょう。

ステップ3:Google スプレッドシートのトリガー設定

まずはフローが動き出すきっかけとなるGoogle スプレッドシートのトリガー設定を行います。画面赤枠の「行が追加されたら」をクリックしてください。

「連携アカウントとアクションを選択」画面では以下を設定します。

  • タイトル:任意の値に変更可能です。
  • アプリ:マイアプリ連携をした「Google スプレッドシート」が反映されていることを確認しましょう。
  • Google スプレッドシートと連携するアカウント情報:フローと紐づけるアカウントを選択してください。対象のアカウントがリストに表示されていないときは「アカウントを追加」から追加が可能です。
  • トリガーアクション:プルダウンより設定可能です。今回はデフォルトで設定されている項目(行が追加されたら)のまま進みましょう。

設定が完了したら次へボタンをクリックしましょう。

また、Yoomの設定テストで必要になるため、連携するGoogle スプレッドシートにこのタイミングでフォルダ名を追加してください。
その際「一意の値の列」が無い場合は作成をしましょう。一意の値とは、A列のフォルダIDのように他のレコードと重複しない列のことを指します。

次に、「アプリトリガーのAPI接続設定」では以下を設定していきます。

  • トリガーの起動間隔は、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。
  • ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。
  • なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。
  • スプレッドシートID:プルダウンより対象となるGoogle スプレッドシートを選択してください。
  • シートID:プルダウンより対象となるシートを選択してください。

その他の項目は作成したGoogle スプレッドシートを見ながら、テーブルの範囲などを入力してください。
今回は始まりがA、終わりがC、他と重複しない一意の値はAのフォルダIDとしています。

設定が完了したらテストボタンをクリックしましょう。

テスト成功が表示されたら、取得した値を確認します。

取得した値には以下のように、Google スプレッドシートのデータが確認できます。取得した値について、詳しくはこちらをご参照ください。
なお、この取得した値はこの後の設定で活用でき、Canvaに自動登録可能です!

画面下の保存するボタンをクリックし、Google スプレッドシートのトリガー設定を完了させてください。

ステップ4:Canvaにフォルダを作成する設定

次にCanvaにフォルダを作成するための設定を行います。画面赤枠の「フォルダの作成」をクリックしてください。

「連携アカウントとアクションを選択」画面では以下を設定します。

  • タイトル:任意の値に変更可能です。
  • アプリ:マイアプリ連携をした「Canva」が反映されていることを確認しましょう。
  • Canvaと連携するアカウント情報:フローと紐づけるアカウントを選択してください。対象のアカウントがリストに表示されていないときは「アカウントを追加」から追加が可能です。
  • アクション:プルダウンより設定可能です。今回はデフォルトで設定されている項目(フォルダの作成)のまま進みましょう。

設定が完了したら次へボタンをクリックしましょう。

  • フォルダ名:1つ前のステップで取得値がプルダウンに表示されるため、フォルダ名を選択してください。画像のように取得した値を活用することで、トリガーが実行されるたびに最新情報の反映ができます。
  • 親フォルダID:Canvaにてフォルダを開いた状態で表示されるURLから、フォルダIDを取得し、入力してください。
    「https://www.canva.com/folder/●●●●(ここがフォルダID)」

設定が完了したらテストボタンをクリックしましょう。(※実際にCanvaにフォルダが作成されます。)

テスト成功が表示されていれば設定完了となります。
Canvaを参照しフォルダが作成されていることも確認してください。

なお、今回は以下のような取得した値が確認できます。
画面下の保存するボタンをクリックしCanvaにフォルダを作成する設定を完了させて下さい。

ステップ5:Google スプレッドシートの更新設定

最後にGoogle スプレッドシートを更新する設定を行います。この設定は、既存のGoogle スプレッドシート上に、Canvaにフォルダが作成された旨を記載するために行います。

画面赤枠の「レコードを更新する」をクリックしてください。

「データベースの連携」では以下を設定していきます。

  • タイトル:任意の値に変更可能です。
  • アプリ:マイアプリ連携をした「Google スプレッドシート」が反映されていることを確認しましょう。
  • Google スプレッドシートと連携するアカウント情報:フローと紐づけるアカウントを選択してください。対象のアカウントがリストに表示されていないときは「アカウントを追加」から追加が可能です。
  • 実行アクション:プルダウンより設定可能です。今回はデフォルトで設定されている項目(レコードを更新する)のまま進みましょう。
  • スプレッドシートID:プルダウンより対象となるGoogle スプレッドシートを選択してください。
  • スプレッドシートのタブ名:プルダウンより対象となるシートを選択してください。
  • テーブル範囲:画像のようにテーブルの範囲を確認し、入力してください。

設定が完了したら次へボタンをクリックしましょう。

データベース操作の詳細設定では、Google スプレッドシートを更新する内容を設定していきます。

  • 更新したいレコードの条件:更新したいレコードを絞り込む条件を設定してください。今回はGoogle スプレッドシート内のフォルダIDが一致するシートを更新対象とするため、以下のようにプルダウンからフォルダIDを設定しています。
  • 更新後のレコードの値:更新する内容を設定してください。今回は「作成済」のセルに「済」を入力するように設定しています。

設定が完了したらテストボタンをクリックしましょう。(実際にGoogle スプレッドシートの値が更新されます。)

テスト成功が表示されていれば設定完了となります。画面下の保存するボタンをクリックしGoogle スプレッドシートの更新設定を完了させてください。

Google スプレッドシートを参照いただくと、実際に値が更新されていることが確認できます。

ステップ6:フローをONにして動作を確認

こちらで全ての項目の設定が完了しました!
以下の画面が表示されるので、「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了となります。
設定したフローボットが正常に起動するかチェックしてみましょう!

Google スプレッドシートやCanvaのAPIを使ったその他の自動化例

Google スプレッドシートやCanvaのAPIを活用することで、データ管理やデザイン作業の業務をスムーズに効率化できます。
Yoomにはこれらの業務を自動化できるテンプレートが多数用意されているので、ぜひ活用してみてください!

Google スプレッドシートを使った自動化例

Google スプレッドシートを活用した自動化では、データの取得や記録、通知、他ツールとの連携が簡単に行えます。
例えば、広告レポートの取得や新規データの追加に応じた通知を自動化することで、マーケティング担当者や営業担当者の作業負荷を軽減し、データの正確性向上にも役立ちます!

[[75012,91335,115901,74265,92711]]

Canvaを使った自動化例

Canvaによる自動化は、デザイン作業やファイル管理を効率化できます。
例えば、フォーム回答に応じてデザインリンクやフォルダを自動で作成することで、デザインチームやマーケティング担当者の手間を減らし、スムーズにコンテンツ管理を進めることが可能です!

[[172084,176789,176776,274849,236113]]

まとめ

Google スプレッドシートとCanvaの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたGoogle スプレッドシートの情報に基づくCanvaでのフォルダ作成作業の手間を削減し、ヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

これにより、担当者はデザイン素材の管理に時間をかけることなく、本来のデザイン制作やクリエイティブな業務に集中できる環境が整います!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、画面の指示に従って操作するだけで直感的に業務フローを構築可能です。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:フォルダ名を複数のセルの情報から作成できますか?

A:はい。今回はGoogle スプレッドシートから取得したフォルダ名のみを設定しましたが、他の回答や日付などを付与して設定することも可能です。

Q:行の追加ではなく「更新」をきっかけにできますか?

A:はい。可能です。必要に応じてプルダウンより切り替えてフローの設定を行ってください。

Q:連携が失敗した場合、エラーに気づく方法はありますか?

連携に失敗した場合はフローボットが停止し、Yoomに登録しているメールアドレスへ通知が行われます。また、お送りしたメールから連携に失敗した際の原因を確認することも可能です。原因を確認しても対処方法が分からない場合は、ヘルプページまたは、こちらをご確認ください。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
無料でYoomを試す
この記事を書いた人
はるさら
Microsoft Office Specialist認定資格、Word文書処理技能認定、基本情報技術者資格を保有。新人教育や資格取得のための社内勉強会等の講師経験がある。また、Oracle Certified Java Programmer Bronze SE7、Javaプログラミング能力認定2級などJavaプログラミングに関する資格も持つ。 システムエンジニアとして8年の実務経験があり、PythonやWindowsバッチを用いてスクリプトを自作するなど、タスクの簡略化や作業効率化に日々取り組んでいる。自身でもIT関連のブログを5年以上運営しており、ITに馴染みのない方でも活用できるノウハウやTipsをわかりやすく発信している。
タグ
Google スプレッドシート
Canva
自動化
自動
連携
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomについて詳しく見る
お役立ち資料
Yoomがわかる!資料3点セット
資料ダウンロード
3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
資料ダウンロード
Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
資料ダウンロード
お役立ち資料一覧を見る
Yoomとは?
これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
詳しくみる
詳しくみる