Google スプレッドシートとkintoneの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-05-26

Google スプレッドシートで行が追加されたらkintoneにレコードを追加する方法

s.yamashita

kintoneとGoogle スプレッドシートは、データ管理に便利なツールですよね。
でも、同じ情報を2つのツールに登録する作業は、忙しいビジネスパーソンにとってストレスになるのではないでしょうか。

そこで、Google スプレッドシートにデータを登録したら自動でkinotoneにも追加される自動化を導入しませんか?

ここでは、ノーコードで簡単にkintoneとGoogle スプレッドシートの自動化を実現する方法をご紹介します。
プログラミング知識がなくても、すぐに利用できるので、ぜひ試してみてくださいね!

‍こんな方におすすめ

  • kintoneとGoogle スプレッドシートでの業務効率化を考えている方。
  • kintoneとGoogle スプレッドシートで同じ情報を管理している方。
  • kintoneとGoogle スプレッドシートを連携して、データの反映ミスを防ぎたい方。

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。

難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。

下記のテンプレートから今すぐに始めることもできるので、ぜひお試しください!

[Yoomとは]

Google スプレッドシートで行が追加されたらkintoneにレコードを追加する方法

それでは、「Google スプレッドシートで行が追加されたらkintoneにレコードを追加する方法」をご紹介します。

①kintoneとGoogle スプレッドシートをマイアプリ登録

まずは、各アプリとYoomを連携するため、マイアプリ登録を行います。

Yoom管理画面の左側で「マイアプリ」を選択し、「+新規接続」をクリックします。

続く画面で、Google スプレッドシートとkintoneをそれぞれ検索して進むと、次の画面に遷移します。

<Google スプレッドシートの場合>

・上記画面で「Sign in with Google」をクリックし、連携するアカウントを選択します。

・ログインするアカウントを確認し、「次へ」をクリックします。

・「続行」をクリックすると、マイアプリに登録完了です。

<kintoneの場合>

・上記画面でサブドメイン、クライアントID、クライアントシークレットを入力して「追加」をクリックし、下記画面で「許可」を選択すると、マイアプリに登録が完了します。
※マイアプリ登録に必要な各項目の取得方法は、こちらのヘルプページで解説しています。
※マイアプリ登録ができないときは、こちらの対処法を確認してください。

以上でマイアプリ登録が完了です。

②テンプレートのコピー

次に、kintoneとGoogle スプレッドシートを連携するためのテンプレートをコピーします。

下記バナーの「試してみる」をクリックしましょう。

コピーが成功すると、下記の表示ができるので「OK」をクリックしましょう。

③トリガーの設定

まずは「行が追加されたら」を選択して、必要事項を入力して設定していきます。
連携するアカウント情報を入力してください。

下記の手順に従って、設定を進めてください。

トリガーの起動間隔は5分、10分、15分、30分、60分の間隔から選べます。基本的に短い設定がおすすめです。
プランによって起動間隔の選択内容が変わります。

1回で50件以上起動した場合の設定を詳細設定部分で選択できるので、必要に応じてON・OFFにしてください。
テスト結果に問題がなければ、画面下部の「保存する」を押して設定を保存します。

そうすると最初の連携フロー画面に戻ってきます。
「行が追加されたら」の横にあったエラーマークが消えていればOKです!

次は「レコードの登録」の設定です。
まずは必要事項の入力をしていきましょう。
連携するアカウント情報を入力して、「次へ」を押します。

以下の画面に遷移するので、「サブドメイン名」「アプリID」を入力してください。

次に、「レコード情報」を任意で設定してください。
※以下は設定の一例です。

詳細設定では、エラー時の動作や実行周期を設定することができます。
問題なければ「保存する」を押下して最初の画面に戻ります。

最後に「レコードを更新する」の設定です。
同様に、必要事項の入力をしていきましょう。
連携するアカウント情報の入力をします。

※このオペレーションは、kintoneにレコードを追加したときに発行されるkintoneの情報(レコードIDなど)をGoogle スプレッドシートに追加したいときに便利です。

さらに、データベースの連携をしていきます。

「スプレッドシートID」「スプレッドシートのタブ名」は入力欄をクリックすると候補一覧が表示されるので、その中から選択することも可能です。
テーブル範囲は対象のGoogle スプレッドシートのファイルにより異なります。ご自身のファイルにあわせて設定してください。

「次へ」を押して設定を進めます。

以下のような画面に遷移するので、設定方法を確認しながら入力してください。
必要に応じて、テストボタンを押下することで動作確認が可能です。

①更新したいレコードの条件、②更新後のレコードの値を入力していきます。
例として申請IDを入力したものが以下となりますが、項目にあわせたGoogle スプレッドシートの情報を選択すればOKです!

画面下部までスクロールすると、詳細設定項目があるので必要に応じて設定してみてください。
テスト結果に問題がなければ、「保存する」を押して最初の画面に戻ります。

「行が追加されたら」の横にあるトリガー設定をONにすることで完成です!

これで「Google スプレッドシートで行が追加されたらkintoneにレコードを追加する」の設定はすべて完了になります。
おつかれさまでした!

kintoneやGoogle スプレッドシートを使ったその他の自動化例

本日ご紹介した連携以外にもkintoneやGoogle スプレッドシートのAPIを活用することで様々な自動化を実現することが可能です。

もし気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!

kintoneとGoogle スプレッドシートを連携した自動化例

Google スプレッドシートで行が更新されたらkintoneのレコードも更新することもできます。
また、kintoneにレコードが登録されたらGoogle スプレッドシートに追加したり、毎日特定の条件に合致するレコードをkintoneで検索し、Google スプレッドシートに追加したりすることもできます。

kintoneを活用した自動化例

kintoneにレコードが登録されたらチャットツールに通知する

kintoneにレコードが追加されたことをChatworkやSlackなどに自動で通知します。

kintoneの情報をもとに書類を発行する

kintoneの情報をもとにfreee請求書やマネーフォワード クラウド請求書などで書類を自動で発行します。

フォームに回答が送信されたらkintoneにレコードを追加する

Googleフォームなどに回答が送信されたらkintoneにレコードを自動で追加します。

Google スプレッドシートを活用した自動化例

メールで受け取ったアンケート結果をGoogle スプレッドシートに登録する

GmailやOutlookで受け取ったアンケート結果をGoogle スプレッドシートに自動で登録します。

Google スプレッドシートで行が追加されたらクラウドストレージにフォルダを作成する

Google スプレッドシートで行が追加されたら、Google DriveやOneDriveなどにフォルダを自動で作成します。

Web会議終了後に音声を文字起こししてGoogle スプレッドシートに追加する

Google MeetやZoomでWeb会議が終了したら、音声を文字起こししてGoogle スプレッドシートに自動で追加します。

[アプリ別テンプレート一覧]
Google スプレッドシート
kintone

Google スプレッドシートとkintoneを連携するメリット

メリット1: データの一元管理

Google スプレッドシートに入力された情報が自動的にkintoneに集約される自動化を行えば、異なるツール間でデータが分散せずに済みます。<span class="mark-yellow">複数のアプリ間を行き来する必要がなくなり、情報の検索や参照が簡単になる</span>ので、業務の効率化を図れるのではないでしょうか。

特にプロジェクト管理や顧客管理において、Google スプレッドシートとkintoneの連携は情報共有をスムーズにするので、各部門で同じデータを基に正確に業務を進めることができます。このようにデータの一元管理は、業務の効率化と精度向上の面でプラスに作用することが多いですよ。

メリット2: ヒューマンエラーの削減

Google スプレッドシートで新しい行が追加されるたびに、kintoneに自動でレコードを追加する仕組みを導入することで、ヒューマンエラーのリスクを軽減できます。データを手動で入力・移行すると、入力ミスやデータの抜け漏れが発生しやすく、業務に支障をきたすことがありませんか。この自動化により、<span class="mark-yellow">スプレッドシートのデータが直接kintoneに反映されるため、手作業によるミスが排除され、データの正確性向上につながります。</span>

その結果、業務プロセス全体の信頼性が高まるだけでなく、エラーによるトラブルや修正作業に費やす時間を削減でき、全体のパフォーマンスが向上するかもしれません。

まとめ

この記事ではGoogle スプレッドシートで行が追加されたら、kintoneにレコードを追加する方法について画像付きで詳しく解説しました。
この連携により情報の一元化が可能になり、複数のツールを行き来する手間が省けるため業務効率の向上が期待できます。
また、自動化によりヒューマンエラーを減らすことでデータの正確性を高めることができる点が嬉しいポイントです。

<span class="mark-yellow">Yoomを使えば、ノーコードで簡単に連携が設定できるのでプログラミング未経験の方におすすめです。</span>

ぜひこの記事を参考にして、Google スプレッドシートとkintoneの連携にチャレンジしてみてください!

この記事を書いた人
s.yamashita
某上場企業のBPO事業部でSVを4年、メディア記事の編集・執筆を3年半ほど経験してきました。 他社からの委託業務を担当する仕事柄、多種多様なアプリを使用する機会がありました。 どうにか作業の効率化ができないかと悩んでいた時にYoomを知り、簡単にアプリ同士を連携させて自動化フローを作れることに感動したのを今でも覚えています! メディア記事に携わっていた経験を活かし、Yoomの魅力を分かりやすく伝えることで、みなさんの業務効率化をお手伝いできたら嬉しいです。
タグ
自動化
連携
Google スプレッドシート
kintone
自動
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
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