2024/07/18
アプリ同士の連携方法

【ノーコードで簡単連携!】GoogleスプレッドシートとChatGPTの連携で業務の自動化がとまらない!

r.suzuki

目次

GoogleスプレッドシートとChatGPTを連携するメリットと自動化例

近年注目されているChatGPT、みなさんどんな場面で利用していますか?
何かを調べている時に活躍してくれるChatGPTですが、指示の仕方によっては、情報の分析や内容の分類なども行ってくれることを知っていますか?
実はこの使い方を知っているといろいろな業務で活躍してくれるんですよ!
そこで今回は、GoogleスプレッドシートとChatGPTを連携させて、今まで手作業に頼っていた情報の分析や仕分け作業を自動化して、作業効率をUPさせようと思います!
他にもさまざまなメリットがあるので、ご紹介しますね!

では実際に、2つのアプリを連携させるメリットってどんなことでしょうか?

メリット1: データ入力の効率化

ChatGPTを活用して、Googleスプレッドシートへのデータ入力を自動化することで、手動入力の手間を省くことができます。
手作業だとどうしても重複したり、漏れがあったり、ミスが発生しますよね。
でも、ChatGPTを活用して自動入力ができてしまえば、入力する人の作業能力に左右されることもないので、ミスをなくし、作業時間を短縮できちゃいます。
例えば、ChatGPTに売上データを入力するよう指示すると、自動的にGoogleスプレッドシートに売上情報が追加され、短時間で正確なデータを作成することできます。

メリット2: データ分析の自動化

Googleスプレッドシートのデータの分析作業をChatGPTが自動で行ってくれます。
複雑なデータ分析も短時間で正確に行うことができます。
正確なデータが短時間で手に入れば、意思決定までの時間が大幅に削減できますよね。
例えば、 ChatGPTに指示して、Googleスプレッドシート内のデータを分析し、グラフやレポートを自動生成することだってできます。
プレゼンに必要な資料の土台作りが自動でできちゃうわけです!

メリット3: リアルタイムでのデータ更新

ChatGPTを使ってGoogleスプレッドシートのデータをリアルタイムで更新できます。
基本の情報を伝えておけば、ChatGPTが最新の情報にしてくれるので、常に最新情報をチームで共有できます。
だからチーム全体での情報共有がスムーズになって、すぐに対応ができます!
例えば、 資料で使用したい都道府県の人口のデータもChatGPTを活用すれば、最新情報をGoogleスプレッドシートに反映してくれます。
だから、最新のデータじゃなくて、エビデンスにならない!なんてことにはなりません。

GoogleスプレッドシートとChatGPTの連携フローの作り方

今回はYoomを使って連携を行いたいと思います。
Yoomは視覚的にもわかりやすく、専門的な知識がなくても、ノーコードでアプリ同士を連携するサービスを提供しています!
Yoomのアカウントをお持ちでない方は、Yoomのアカウント発行ページからアカウントを取得してください。
とっても簡単に始められますよ!
なお、Yoomの基本的な操作は、初めてのYoomを参考にしてください。

‍Yoomのアカウントにログインができたら、まず使用するアプリを登録します。
1.「マイアプリ登録」をクリックし、「新規作成」を選択してください。
2.登録したいアプリ(今回はGoogleスプレッドシートとChatGPT)を選択し、使用するアカウントでログインしてください。

Googleスプレッドシートの登録ができたら、もう一度「新規作成」をクリックして、ChatGPTの登録をするという流れです。
YoomではGoogleスプレッドシートとの連携で様々なことを行えます。以下を参考にしてみてください。
Googleスプレッドシートと連携すると出来ること | Yoomヘルプセンター (intercom.help)
また、ChatGPTとYoomとのアプリ連携についてはこちらを参考にしてください。
ChatGPTのマイアプリ登録方法 | Yoomヘルプセンター (intercom.help)

3.登録ができるとマイアプリにアイコンが表示されます。
GoogleスプレッドシートとChatGPTのアイコンが表示されたか確認をしてください。
※ChatGPT/OpenAIのAPI使用は有料です。
お使いのOpenAIのプランによっては使用できない可能性があるので、事前にプランをご確認ください。

今回はまず、【フォーム回答があったら、ChatGPTを使って回答種別を分け、Googleスプレッドシートに追加する】というフローを作成していきます。
Yoomのフォームにアンケート回答が行われたら、ChatGPTを使い回答内容の種別を切り分けGoogleスプレッドシートに情報を追加するというフローです。
フォームの回答内容に合わせた判別とデータの蓄積を一元化することができますよ。

では早速、具体的なフローの作成手順を説明していきます!
0.あらかじめデータを蓄積するスプレッドシートを用意しておきます。
1.準備ができたら、テンプレートをコピーします。以下のバナーをクリック!
テンプレートがマイプロジェクトにコピーされます。

2.右上の「編集する」をクリックします。
タイトルはフローの内容がわかりやすいように記入してあります。
詳細も含め、変更可能です。使用しやすいように変更してください。

3.「フォームトリガー フォーム」をクリックします。

4.フォームを編集します。
今回はアンケート結果を分析するフォームなのでアンケートの質問内容を入力して「次へ」をクリックします。
既に入力されている内容の他に取得したい情報がある場合は質問内容を追加してください。

5.「取得した値」を入力します。
入力フォームの回答のサンプル値を設定してください。
この値を他のオペレーションで利用することができます。
入力できたら「保存」してください。
※フォームの設定詳細についてはこちらをご参照ください。
フォームの基本設定・オプション設定について | Yoomヘルプセンター (intercom.help)

6.フローに戻ったら、「アプリを連携をする 会話する」アイコンをクリックします。

7.アクションは「会話する」を選択して、「次へ」をクリックします。

8.「メッセージ内容」「ロール」「temperature」「最大トークン数」「モデル」を入力します。入力できたら、「テスト」をクリックし、テストが成功したら、「保存」してください。
※メッセージはフォームで取得しているアウトプット情報を使用できるので、アウトプットから選択して入力します。
※ロールはデフォルトは「user」で指定されています。
※temperatureは0~2未満の値で指定してください。0.8のような高い値はよりランダム性が増し、0.2のような低い値はより集中的かつ決定論的にします。


9.フローの「データベースを操作する レコードを追加する」のアイコンをクリックします。

10.「データベースの連携」の内容を入力します。
スプレッドシートIDおよびスプレッドシートのタブ名はアプリ登録がされていれば候補から選択することが可能です。
テーブル範囲はあらかじめ用意しておいたスプレッドシートの範囲を指定してください。
入力できたら、「次へ」をクリックします。

11.「追加するレコードの値」を入力し、「保存」します。
「追加するレコードの値」は表示された列名に対応する値をフォームで取得したアウトプットやChatGPTで取得した判定結果を埋め込みます。

これで【フォーム回答があったら、ChatGPTを使って回答種別を分け、Googleスプレッドシートに追加する】というフローの完成です。

12.最後にトリガーを「ON」に切り替えれば起動します。

GoogleスプレッドシートとChatGPTの連携フロー応用編

ここまでご紹介したフロー以外にも、Yoomを利用すれば、業務にあわせてさまざまなフローが作成できます!
GoogleスプレッドシートとChatGPTの組み合わせ以外に、kintoneとChatGPTという組み合わせも可能です。
‍例えば、【kintoneにレコードが追加されたらChatGPTでテキストを生成する】というフローならkintoneに追加されたレコードの内容を確認し、自動的にkintoneとGoogleスプレッドシートに回答内容が追加されます。
自動的に追加されるので、情報管理の抜けや漏れをなくすことができます。
ちなみに、Yoomでは並列にフローを進行させることもできるので、時間差をなくすような操作を行いたい場合は並列がおすすめです。
ぜひみなさんの業務にあった連携フローを作成してみてください!


※「並列で進行する」オペレーション間の操作は、チームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。ご注意ください。
※チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。
無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。

まとめ

GoogleスプレッドシートとChatGPTの連携をすることで、データ入力の効率化ができ、データ分析の自動化やリアルタイムでのデータ更新も可能になりました!
業務全体の効率が向上し、チーム全体の生産性があがります!
GoogleスプレッドシートとChatGPTの連携を活用して、今まで以上に業務のパフォーマンスを高めていきましょう!!
今回使ったYoomは連携アプリがたくさんあるので、この2つのアプリ以外にもいろんな業務に応用できます。
ぜひみなさんもYoomを使ってアプリ連携にチャレンジしてみてくださいね!!

この記事を書いた人
r.suzuki
人材が限られる地方の中小企業で業務の効率化を日々模索していたところ、Yoomと出会いました。 こうだったらいいなとなにげなく考えていたことがYoomを導入することで、こんなにも効率化できるんだ!と感動。 システムやプログラミングの知識や経験がない私でも、業務が大きくかわったので、同じように感じているたくさんの方々へ共有できたらと執筆しています。
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