2024/08/15
アプリ同士の連携方法

【プログラミング不要!】Google スプレッドシートの行が更新されたら、Discordに自動通知する方法

k.hieda

目次

日々Google スプレッドシートで煩雑な案件を管理する現場では、見落としがないようにチェックする努力が行われています。進捗状況の更新がある度に担当者は管理者に報告を行い、また管理者も報告漏れがないか定期的にGoogle スプレッドシートの確認を行い、ミスを未然に防ぐように配慮しているのではないでしょうか。Yoomではそういったヒューマンエラーを改善するため「Google スプレッドシートの更新があったら、特定のチャットに通知する」フローボットを作成してみました。今回はDiscordへの通知ができるフローです。

本記事では、通知を自動化するメリットとプログラミング不要で実装する方法をご紹介します。

GoogleスプレッドシートとDiscordを連携し通知を自動化するメリット

手動でできる作業ですが、自動化することで得られるメリットがあります。

メリット1  エラーレスな進捗管理の実現につながる

Google スプレッドシートの更新後、Discordに自動通知する設定を行うと、<span class="mark-yellow">手動での更新報告よりも確実にリアルタイムでの情報共有ができる</span>ようになります。Discord上で共同作業者が参加する特定のチャンネルへの通知に設定できるため、社内外の人にも共有が可能です。更新した担当者が<span class="mark-yellow">手動で報告する手間が省け報告の遅延もなくなり、エラーレスな進捗管理の実現</span>につながります。

メリット2 優先順位付けがスムーズに

リアルタイムで通知が行われると、即時対応が必要なシーンでも活躍が期待できます。イレギュラーな出来事が発生すると、<span class="mark-yellow">通知に気づいた担当者が優先順位を柔軟に検討しやすくなる</span>のではないでしょうか。

Yoomを使って、Google スプレッドシートとDiscordを連携するメリット

アプリ連携は専門の知識と経験、技術が必要です。これから習得を始めると考えるたら、高いハードルを感じてしまいませんか? でも、Yoomではプログラミング不要で実装できるツールを開発していますので、今日から連携して自動化を体感できるんです!

ノーコードで簡単に連携

Yoomは直感的なインターフェースを提供しています。専門的な知識がなくても、順に設定を進めていくとサクッと実装できます。日本語での指示が充実しているので、わからない文言を都度調べる必要がないんです。

柔軟なカスタマイズ

様々な業種のクライアントからいただいた要望と、市場をふまえたフローボットのテンプレートを開発しています。実用的なフローをベースに、さらにカスタマイズできる仕様になっているため、ご自身の業務フローにあった内容に合わせてカスタマイズできます。

次のセクションから、「Google スプレッドシートで行が更新されたら、Discordに通知する」フローボットの作り方をYoomのテンプレートを用いてご紹介します。

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GoogleスプレッドシートとDiscordの連携フローの作り方

今回のフローボットは利用シーンが広いため、イメージしやすいように特定のシーンを想定してみました。利用シーンは「Webメディア運用」です。

事前に準備するもの

アプリをYoomへ連携するため、事前にログインを行ってください。

Google スプレッドシート

更新するシートを用意します。今回の作成手順説明用にテスト用のシートを作成しました。複数の記事を管理するメディア編集者がライターの記事の進捗を管理するシートという位置付けです。

D列の進捗状況プルダウンが更新される度に通知が行われるようにしてみたいと思います。

Discord

Yoomからのアクセスを認証するために、下記のご準備をお願いします。

  • ログイン情報(メールアドレス・パスワード)
  • 通知を行うチャンネルのWebhookURL取得

>ヘルプ:DiscordのWebhookURLを取得する方法

ステップ1 Yoomのテンプレートをマイプロジェクトへコピーする

こちらのバナーをクリックで、Yoomのワークスペースの「マイプロジェクト」にコピーされます。

コピーされたら、右上の「編集する」をクリックで、各プロセスの編集に進みます。

ステップ2 アプリトリガー「行が更新されたら」

1つめのプロセスボタンをクリックします。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

アプリトリガーのタイトル:行が更新されたら(デフォルト)
アプリ:Google スプレッドシート
Google スプレッドシートと連携するアカウント情報:「+連携アカウントを追加」をクリック。連携するGoogle アカウントを選択肢、Yoomとの連携w許可してください。
トリガーアクション:行が更新されたら

→次へ

(2/2)アプリトリガーのAPI接続設定

事前に作成したGoogle スプレッドシートの表から抽出する情報を設定します。

Yoomの利用プランによって、利用できる表の範囲に上限がございます。フリープランでお試しの場合は、500行までのシートでお試しください。

トリガーの起動間隔:5分・10分・15分・30分・60分から選択できます。
スプレッドシートID:編集欄をクリックで、連携したGoogle アカウントが保有するシートが候補としてピックアップされます。今回は事前に作成した「Yoomテスト用シート」を選択します。
シートID:編集欄をクリックで候補のシートIDが表示されます。
テーブルの範囲(始まり):テーブルの範囲をAからHとしたい場合は、「A」を指定してください。
テーブルの範囲(終わり):テーブルの範囲をAからHとしたい場合は、「H」を指定してください。
一意の値が入った列:メールアドレスやIDなど、列内で値が重複しない列(ユニークキーとなる列)の列名を選択してください。例)A
更新を検知したい列:更新を検知する列の列名を指定してください。こちらで指定した列の値が更新された際にフローボットを起動します。例)D

テスト→成功

アウトプットでは、スプレッドシートに事前に入力しておいた値が抽出されました。

→保存する

ステップ3 アプリと連携する「Discord テキストチャンネルにメッセージを送信」

2つめのプロセスボタンをクリックします。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

タイトル:テキストチャンネルにメッセージを送信
アプリ:Discord
Discordと連携するアカウント情報:「+連携アカウントを追加」をクリック。YoomがDiscordアカウントへのアクセスを要求する画面になります。認証を行ってください。

「シーフードディナーをおごる」の表記、面白いですよね。

アクション:テキストチャンネルにメッセージを送信

→次へ

(2/2)API接続設定

Discordの特定のチャンネルと、送信する内容を設定します。
WebhookURL:送信先のチャンネルの編集ページからWebhookURLを作成し、作成したURLを設定してください。>ヘルプ:WebhookURLの取得方法
メッセージ内容:任意のテキストを設定できますし、Google スプレッドシートからのアウトプットを引用もできます。編集欄をクリックで候補が表示されるので、選択で追加できます。

→テスト→成功 Discordに、メッセージの内容が送信されました。
進捗がいち早くわかるので、編集者は柔軟に指示ができそうです。

→保存する

ステップ4 トリガーのスイッチを【ON】にする

フローボットの1つめのプロセスについてるスイッチを【ON】にすると、設定完了です。これでフローボット作成完成です!テンプレートを使ったので、専門知識がない私でも短時間で実装できました。

その他のGoogleスプレッドシートとDiscordを使った自動化の例

他にもGoogleスプレッドシートとDiscordを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

1.Googleスプレッドシートへの行の追加も通知することができます。情報が追加されたら自動で通知を行うため、情報共有速度を上げることができます。

2.こちらはGoogleスプレッドシート上で日付が今日に該当するレコードを取得して毎日一括でDiscordに通知するフローです。Googleスプレッドシートから情報を探す手間を省き、業務を効率化できそうです。

Yoomのテンプレートは日々増え続けています。

Yoomでは市場調査し、ニーズがあるテンプレートを日々生産し続けています。Google スプレッドシートとDiscordと連携できるテンプレートは、たくさんご用意があるのでチェックしてみてくださいね♪

テンプレート一覧

まとめ

いかがでしたか。Google スプレッドシートとDiscordは無料で利用ができるため、多くの企業とフリーランス、学生や個人利用も多いです。今や様々なポジションの人と垣根を越えたアウトソーシングが活発な時代。シェア率が高いアプリの自動化を活用すると、多くの人とのコミュニケーションの摩擦を減らし、スムーズなプロジェクト進行ができると言えそうです。

また、元々便利なアプリは、アプリ同士を連携することでもっと便利になることは言うまでもありません。
紹介したテンプレートを使って、ぜひ試してみてください。

Yoomを使って、あなたとチームの時間をもっと豊かにしましょう♪まずはフリープランのご登録からお試しくださいね。

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では、また〜!

この記事を書いた人
k.hieda
Webプランナー・ディレクター歴10年目。Web制作会社勤務時代は、クライアントへ改修と運用プランの提案と制作進行がメインでした。現在はパラレルワーカーです。Yoomのコンテンツ事業部でブログの制作、個人事業では企業の外部広報案件を受けています。民泊を始めるのでルーチンワーク効率化の徹底を目指しています!
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