Google スプレッドシートとGeminiの連携イメージ
AIオペレーションの活用方法

2025-08-12

Google スプレッドシートで追加された内容をGeminiを使って要約し、Google スプレッドシートに更新する方法

n.watanabe

長文の文章と、その要約をGoogle スプレッドシートに記録することがありますよね。例えば、議事録の全文と要約をGoogle スプレッドシートで管理する企業は多いのではないでしょうか。でも、多くの業務を抱えている方は、「要約くらい誰かやってくれ!」と思うことがありませんか?そんなときは、要約の作成と登録を自動化しましょう!
ここでは、Google スプレッドシートにデータが追加されたら、Geminiで自動で要約を行い、その内容をGoogle スプレッドシートに追加する方法をご紹介します。
ノーコードで簡単に設定できるので、ぜひ試してみてくださいね!

Google スプレッドシートとGeminiを活用したすぐに試せる自動化テンプレート集はこちら

更新を自動化する便利なテンプレート

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登録を自動化する便利なテンプレート

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通知を自動化する便利なテンプレート

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OCR(データ読み取り機能)を使った便利な自動化テンプレート

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今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできるので、ぜひお試しください!

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[Yoomとは]

Google スプレッドシートとGeminiを連携するフローの作り方

ここから、Yoomを使ってGoogle スプレッドシートとGeminiの連携を設定していきましょう。
今回のフローは「Google スプレッドシートで追加された内容をGeminiを使って要約しGoogle スプレッドシートに更新する」というものです。

  1. Yoomと各アプリをマイアプリ連携
  2. アプリトリガー設定(Google スプレッドシート)
  3. 要約をする(Gemini)
  4. 情報の更新(Google スプレッドシート)

以上4ステップの設定でフローが完成します。もちろん、難しいプログラミングの知識は不要です。

下のバナーから「試してみる」をクリックして、設定を進めていきます。

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以下の画面表示を読んで、「OK」をクリックしましょう。

ステップ1:Google スプレッドシートとGeminiをマイアプリ連携

まずは、使用するアプリとYoomを連携させます。
Yoomにログイン後、左側メニューの「マイアプリ」から「+新規接続」をクリックしてください。

「アプリの新規接続」というウィンドウが出たらGoogle スプレッドシートとGeminiをそれぞれ検索し、マイアプリに登録しましょう。

<Google スプレッドシートの場合>

・「Sing in with Google」をクリックします。

・連携するアカウントを選択します。

・ログインするアカウントを確認し、「次へ」をクリックします。

・「続行」をクリックすると、マイアプリに登録完了です。

<Geminiの場合>

・アカウント名とアクセストークンを入力し、「追加」をクリックすると、マイアプリに登録が完了します。

※アクセストークンを取得するために必要なAPIキーは、こちらから発行してください。

それぞれ連携ができると、マイアプリ一覧に表示されます。

ステップ2:アプリトリガーを設定

最初の設定は「行が追加されたら」です。以下の赤枠をクリックしましょう。


まずは、マイアプリ連携が済んでいるアカウント情報の確認をしましょう。

複数のGoogleアカウントと連携している場合、意図したアカウントと違うものが表示されていることもあります。その場合は候補から正しいものを選択してください。
タイトルは修正可能です。必要に応じて修正をしたら、トリガーアクションは変更せず次に進みましょう。

次に、情報を確認するGoogle スプレッドシートとトリガーの起動間隔を指定します。
※トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。プランによって最短の起動間隔が異なります。基本的に短い設定がおすすめです。

各必須項目を選択・入力していきましょう。
「一意の値が入った列」は同列内で同じ値になるものがないように設定されるものを選択しましょう。

今回の場合、Google スプレッドシートは下記のように設定しているので「議題」を一意の値としています。

設定後、「テスト」をクリックしてください。
テストが成功した場合は、アウトプット(取得した値)を取得できます。
こちらの値は次の設定に活用するので、取得された内容を確認して保存しましょう。

ステップ3:Geminiで要約の設定

次の設定は「コンテンツを生成」をクリックしましょう。

Google スプレッドシート同様にアカウント情報の確認と、必要であればタイトルを修正して次に進みます。

次に、Geminiのモデルを選択し、文章を要約するための指示を設定します。

アウトプットを活用して、プロンプトを作成してください。
要約の形式に指定がある場合は、ここで指示しておきましょう。「systemInstruction」まで入力ができたら「テスト」をクリックしてください。

以下のように、任意の「システムプロンプト」を設定しましょう。

その他の項目は、注釈を参考に任意で設定してくださいね。

設定後に「テスト」を実行します!

スクロールすると、先ほどの様にアウトプットが表示されます。
こちらも次の設定で活用するので、データを確認して保存しましょう。

ステップ4:Google スプレッドシートで情報更新のための設定

最後の設定は「レコードを更新する」です。
1ページ目では、これまで同様にアカウント情報とタイトルの修正を行います。

下にスクロールすると、レコードの更新をするシートを指定する欄が出てきます。

最初の設定と同じシート内で情報を更新したい場合は同じものを、要約だけ別のシートにまとめたい場合は別のシートを指定できます。
入力ができたら、「次へ」をクリックしてください。


次に、レコードを更新する条件を設定しましょう。

①の条件に合致する行で②の内容に沿って更新します。
上記画像の場合は<span class="mark-yellow">Google スプレッドシートの「議題」がアウトプットの「議題」と一致する(一意の値)行の「要約」の項目に「生成されたコンテンツ」を入れる</span>ように指示しています。

右の入力欄をクリックし、「議題」をアウトプットから選択しましょう。

続いて、以下の項目も入力欄をクリックし、アウトプットから情報を引用します。
※空白欄は元の値から更新されないため、更新しない項目は空欄にしましょう。

設定ができたら「テスト」をクリックして、Geminiが要約した文章がGoogle スプレッドシートに反映されるか確認しましょう。

要約した内容がシートの指定した範囲に無事反映されたら、すべての設定が完了です。
最後にトリガーをONにしてフローを動かしましょう。

これで、Google スプレッドシート上で情報が更新されたら、予約した文章が自動で反映されるようになります。

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Google スプレッドシートやGeminiを使ったその他の自動化例

本日ご紹介した連携以外にもGoogle スプレッドシートやGeminiのAPIを活用することで様々な自動化を実現することが可能です。
もし気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!

Google スプレッドシートを活用した自動化例

Google スプレッドシートのデータを基に、フォルダを作成したり、メールを送信したり、他のデータベースやツールの情報を更新・登録することも可能です。
また、他のデータベースの情報を、Google スプレッドシートに自動追加することもできます。

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Geminiを活用した自動化例

チャットツールと連携してAIチャットボットを作成したり、データベース系のサービスと連携してGeminiで生成したテキストを自動的に格納することも可能です。

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まとめ

Yoomを活用したGoogle スプレッドシートとGeminiの連携で、情報の要点を自動でまとめて管理することができ、業務の効率化を目指せます。
特に、プログラミングの知識が不要で簡単に設定ができる点が魅力ではないでしょうか。
また、Google スプレッドシートとGeminiの連携フローを活用すれば、長文の記録や会議内容の整理が手軽になり、チーム全体の生産性向上にもつながります。
ぜひYoomを使った自動化を試してみてくださいね!

この記事を書いた人
n.watanabe
SEOライター歴5年「読みやすく」「伝わりやすい」をモットーに執筆を続けています。 プログラミングの知識がなくてもアプリ連携できるYoomの便利さをたくさんの人に届けたい!
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自動化
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Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
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