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Google スプレッドシートとKommoを連携して、Google スプレッドシートの会社情報が更新されたらKommoの会社情報を自動更新する方法
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2025-03-26

Google スプレッドシートとKommoを連携して、Google スプレッドシートの会社情報が更新されたらKommoの会社情報を自動更新する方法

m.wadazumi
m.wadazumi

会社情報の管理を行う上で、データを正確に保ちながら業務効率を向上できると、作業の質をもっと高められるでしょう。
そこで今回は、Google スプレッドシートで更新された会社情報をKommoにも自動反映させる方法をご紹介します。
これにより、手作業による更新が不要になり、ヒューマンエラーを防げます。
また、最新データをチーム内に共有できるため、スムーズに業務を進められるでしょう。

こんな方におすすめ

  • Google スプレッドシートとKommoで会社情報を管理していて、更新の手間を省きたい方
  • チーム全体に最新の会社情報を共有したい方
  • 顧客データの整合性を高めて、業務を進めたい営業担当者

Google スプレッドシートとKommoの連携メリットと具体例

メリット1:正確に会社情報を更新できる

Google スプレッドシートとKommoを連携し、会社情報を自動更新することで、データの正確性を維持できます。
たとえば、Google スプレッドシート上で管理しているクライアントのIDを更新すると、KommoのIDも自動的に更新できます。
これにより、更新ミスや漏れを防ぎ、正確なデータに基づいた更新が可能になります。
また、会社情報の更新が自動化されることで、常に最新のデータを取得できるため、スムーズにデータを活用できるでしょう。

メリット2:作業時間を短縮できる

Google スプレッドシートとKommoの連携により、二重管理の手間が省け、作業時間を短縮できるかもしれません。
たとえば、顧客情報の更新があった場合、Google スプレッドシートに入力するだけでKommoにも反映されるため、データ更新を手作業で行う必要がなくなります。
この自動化により、営業担当者は商談準備や営業活動に時間を割けるようになるでしょう。
その結果、データ管理の負担と作業時間短縮に大きく貢献でき、作業効率向上が期待できます。

メリット3:情報共有が容易になる

会社情報を自動更新することで、最新情報をチームメンバーに共有できます。
たとえば、チームメンバーがGoogle スプレッドシートに会社情報を更新すればKommoにも反映されるため、チーム全体が同じデータを確認できるでしょう。
そのため、Kommoの会社情報を活用する場合に、最新のデータかどうかを確認する必要がなくなり、スムーズに業務を進められるでしょう。
これにより、部門間での情報伝達が最小限で済み、重複作業や認識錯誤を防ぐことが見込めます。

それではここからノーコードツールYoomを使って、「Google スプレッドシートで行が更新されたら、Kommoの会社情報を更新する」方法をご説明します。

[Yoomとは]

Google スプレッドシートとKommoの連携フローの作り方

Google スプレッドシートの会社情報の更新をAPIを介して受け取り、KommoのAPIを通じて会社情報を更新することで自動化の実現が可能です。
一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。

連携フローは大きく分けて以下のプロセスで作成していきます。

  • Google スプレッドシートとKommoをマイアプリ登録
  • テンプレートをコピー
  • フローの起点となるGoogle スプレッドシートのトリガー設定とその後に続くKommoのオペレーション設定
  • トリガーボタンをONにして、Google スプレッドシートとKommoの連携動作を確認

Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方はログインしましょう。


Google スプレッドシートで行が更新されたら、Kommoの会社情報を更新するフローです。

ステップ1:Google スプレッドシートとKommoをマイアプリ登録

Google スプレッドシートとKommoをYoomに接続するマイアプリ登録を行ってください。
あらかじめマイアプリ登録をしておくことで、自動化設定が容易になります。

まずGoogle スプレッドシートのマイアプリ登録を行います。
Yoom画面左側にある「マイアプリ」→「新規接続」をクリックしましょう。
検索欄とアプリ一覧が表示されたら、どちらかを使用してGoogle スプレッドシートを選択します。

以下の画面が表示されるので、Google スプレッドシートにログインしてください。

続いて、Kommoのマイアプリ登録を行いましょう。
先ほどと同様に検索欄でKommoを検索するか、一覧から探してください。
以下の画面が表示されたら、「Subdomain」を設定しましょう。

Kommoの画面に移動し、「設定」→「統合」→「統合を作成する」の順でクリックしてください。
詳しい設定方法は、こちらをご覧ください。

以下の画面が表示されるので、設定を行いましょう。

  • 「リダイレクトURL」→「https://yoom.fun/settings/my_apps/oauth_callback」をコピーして貼り付ける
  • 「アクセスを許可する」→チェックを入れる
  • 「統合名」、「説明」→任意で設定

設定できたら、「保存」をクリックしてください。
「Integration ID」と「Secret Key」を確認し、Yoom画面で設定しましょう。

Google スプレッドシートとKommoのマイアプリ登録が完了したら、マイアプリに表示されます。

ステップ2:テンプレートをコピー

自動化の設定をするため、以下のバナーにある「試してみる」をクリックしてください。


Google スプレッドシートで行が更新されたら、Kommoの会社情報を更新するフローです。

以下の画面表示を読んで、「OK」をクリックしましょう。

以下の画面が表示されたら、「タイトル」と「説明」を確認してください。
変更が必要な場合は、該当箇所をクリックして変更しましょう。
最初にGoogle スプレッドシートの設定から行うため、「行が更新されたら」をクリックします。

ステップ3:フローの起点となるGoogle スプレッドシートのトリガー設定とその後に続くKommoのオペレーション設定

以下の画面が表示されるので、設定を確認しましょう。

  • 「タイトル」→自身で変更可能
  • 「Google スプレッドシートと連携するアカウント情報」→アカウントが合っているか確認
  • 「トリガーアクション」→行が更新されたら

以下の設定方法を確認しましょう。

Google スプレッドシートの画面に移動し、会社情報の項目名をテスト用に設定します。
以下は例なので、任意で設定してください。

Yoomの画面に戻って、以下の設定を行いましょう。

  • 「トリガーの起動間隔」→5分、10分、15分、30分、60分から選択
    ※トリガーの起動間隔はプランによって異なるので、注意してください。
  • 「スプレッドシートID」、「シートID」→候補から選択もしくは説明文を確認して入力
  • 「テーブルの範囲(始まり)」→今回の場合ならA
  • 「テーブルの範囲(終わり)」→今回の場合ならL
    ※項目が終わっている列のアルファベットを指定
  • 「一意の値が入った列」→列内で値が重複しない列を指定
    ※必ず一意の値がある列にしてください。
    値が重複した場合正しく動かない場合があります。
    今回は「Lead Name」の列のA列を指定しました。
  • 「更新を検知したい列」→更新を検知する列名を指定
    ※今回は「Company Name」が更新されたら検知する設定にするので、Eを指定します。
    どの列を指定するかは任意で設定してください。

設定できたら、「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックしましょう。

続いて、Kommoの設定を行うため、「Update Company」をクリックしましょう。
以下の画面が表示されたら、設定を確認します。

  • 「タイトル」→自身で変更可能
  • 「Kommoと連携するアカウント情報」→アカウントが合っているか確認
  • 「アクション」→Update Company

以下の画面が表示されるので、「Companie ID」の設定を行いましょう。
「行が更新されたら」のアウトプットにGoogle スプレッドシートで設定した項目名が表示されます。
そのアウトプットから「Companie ID」を設定してください。
赤枠内の矢印をクリックすると、アウトプットが表示されます。
設定できたら、「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックしてください。

ステップ4:トリガーボタンをONにして、Google スプレッドシートとKommoの連携動作を確認

最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です。
正常にフローボットが起動するかチェックしましょう。

今回使用したテンプレートはこちらです。


Google スプレッドシートで行が更新されたら、Kommoの会社情報を更新するフローです。

Google スプレッドシート・Kommoを使ったその他の自動化例

1.Google スプレッドシートで行が更新されたら、Kommoのタスクを自動更新するフローです。
Google スプレッドシートとKommoでタスク管理を行っている方におすすめです。
Google スプレッドシート上で更新されたタスクがKommoにも反映されるので、更新作業が不要になります。


Google スプレッドシートで行が更新されたら、Kommoのタスクを更新するフローです。

2.Google スプレッドシートで行が追加されたら、自動的にKommoにリードを追加するフローです。
リード情報をGoogle スプレッドシートに追加してからKommoに転記する必要がなくなり、作業時間を大幅に短縮できます。
ヒューマンエラーのリスクが減り、正確にリード情報を管理できます。


Google スプレッドシートで行が追加されたら、Kommoにリードを追加するフローです。

3.Google Chatで特定のルームに投稿した内容をGoogleスプレッドシートに自動追加するフローです。
Google Chatのメッセージ内容をGoogle スプレッドシートに追加できるため、記録がしやすくなるでしょう。
Google Chatの情報がメッセージで埋もれてしまう問題を解決したい方におすすめです。


Google Chatで特定のルームに投稿した内容をGoogleスプレッドシートに追加するフローです。

まとめ

Google スプレッドシートとKommoを連携して会社情報を自動更新することで、ヒューマンエラーを防止でき、正確にデータ管理ができるというメリットがあります。
これにより、手作業によるデータ管理の手間が省け、時間を有効に使えるでしょう。
また、最新の会社情報をチーム全体に共有できるので、部門間の認識のズレを防ぐことも見込めます。

このように、Yoomを活用した自動化は業務の効率化と質の向上が期待できます。
難しい設定などは一切ありませんので、気軽に試してみてください。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
m.wadazumi
m.wadazumi
児童福祉の仕事からライターとして活動し、現在はYoomでブログを執筆中です。 Yoomでできる業務効率化に驚きつつ、みなさんにもその感動を共有して社会貢献したいと考えています。 プログラミング知識ゼロの私でもできるアプリ連携や自動化をお伝えしていきます。
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