Google スプレッドシートとMicrosoft Teamsの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-04-14

Google スプレッドシートの更新をMicrosoft Teamsに通知する方法

a.ohta

Google スプレッドシートは、データの蓄積や管理に便利ですよね!
また同じく、Microsoft Teamsもチームで活動する際に、欠かせない大切なコミュニケーションツールの1つではないでしょうか。

でも、忙しさに追われていると、Google スプレッドシートでデータを更新したことを連絡し忘れてしまうことがありませんか。
また、忙しすぎてデータの更新を手動で連絡する余裕がない方も多いのではないでしょうか。

そこでおすすめなのは、Google スプレッドシートとMicrosoft Teamsの連携です。
これにより、データの更新を自動で通知できるようになります。

ここでは、ノーコードでGoogle スプレッドシートとMicrosoft Teamsを簡単に連携する方法をご紹介するので、ぜひ試してみてくださいね!

‍こんな方におすすめ

  • Google スプレッドシートとMicrosoft Teamsでの業務効率化を考えている方。
  • Google スプレッドシートでデータが更新されたことをMicrosoft Teamsに通知したい方。
  • Google スプレッドシートとMicrosoft Teamsを連携して、データ更新の共有漏れを防ぎたい方。

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。

難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。

下記のテンプレートから今すぐに始めることもできるので、ぜひお試しください!

[Yoomとは]

Google スプレッドシートとMicrosoft Teamsの連携フローの作り方

では、ここからは実際に「Google スプレッドシートで行が更新されたらMicrosoft Teamsに通知する」というフローボットを作成します。


Yoomはプログラミングの知識がない方でも簡単にフローの自動化が可能です!

Yoomについての公式ドキュメントはコチラ。ぜひご覧ください!

イチからフローボットを作成せず、すでに上記画像のようにフローが組んであるテンプレートを使用します。
Yoomにはテンプレートが色々あるので、希望のフローボットがノーコードですぐに作成可能です!

Yoomの登録が終わったら、以下のバナーをクリックして進んでくださいね。

次はYoomと各アプリを連携させましょう。
これを「マイアプリ連携」と言います。Google スプレッドシートとMicrosoft Teamsのマイアプリ連携はとても簡単です!

マイアプリ設定

テンプレートをコピーすると「マイプロジェクト」というページに飛ぶので、画面左側のメニューから「マイアプリ」を選択!

     ↓

まずはGoogle スプレッドシートからマイアプリ連携をしてみましょう。
右上の新規作成をクリック!検索窓に「Google スプレッドシート」と入力するとGoogle スプレッドシートのアイコンが出てくるのでクリック!

アカウントを選択というページではYoomと連携するGmailアドレスのGoogleアカウントをクリック!
次はYoomにログインというページに飛ぶので、次へを押しましょう。
最後に、YoomがGoogleアカウントへの追加アクセスを求めていますというページが表示された場合は、続行を押せばOKです!

     ↓

このままMicrosoft Teamsのマイアプリ連携へ進みましょう。
Microsoft365にログインしておくとすぐに連携完了するので、あらかじめログインしておくことをおすすめします。

     ↓

先ほどに同じく検索窓に「Microsoft Teams」と入力しMicrosoft Teamsのアイコンをクリックすると…特に画面移行などなくそのまま連携ができました!
本当に素早く終わりましたよね!

※Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。

これにてGoogle スプレッドシートとMicrosoft Teamsのマイアプリ連携はOKです!
2つのアプリがYoomと連携できたので、次はフローボットの設定に参りましょう。

Google スプレッドシートのトリガー設定

まずはじめに、Microsoft Teamsと連携させるGoogle スプレッドシートを用意し、あらかじめ項目を入力しておきましょう。


今回は画像のように問い合わせ内容を蓄積するGoogle スプレッドシートを作成してみました。
Google スプレッドシートが作成出来たら次へ進みます。
     ↓

画面左側のマイプロジェクトから「【コピー】Google スプレッドシートで行が更新されたらMicrosoft Teamsに通知する」をクリック!右上の編集するを押しましょう。

     ↓

Google スプレッドシートのアイコンの「行が更新されたら」を押します。

     ↓

テンプレートを利用したことによりあらかじめ必要項目は入力されているので、アカウント情報が正しいかだけ確認してくださいね。

次へを押します。

     ↓

まずはトリガーの起動間隔とスプレッドシートのIDを入力しましょう。

※トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。プランによって最短の起動間隔が異なりますが、基本的に短い設定がおすすめです。

ボックス内をクリックすると画像のように一覧表示されるので、Microsoft Teamsと連携させたいGoogle スプレッドシートを選択します。

     ↓

その下にあるシートIDはタブ名なので、同じくボックス内をクリックしタブを指定します。
その他の必須項目に関しては用意したGoogle スプレッドシートに依存するため、Google スプレッドシートの内容に沿って入力していきましょう。

     ↓

今回は、一意の値が入った列に「C=電話番号」を、更新を検知したい列に「A=お名前」をチョイスしました。
これにより、Google スプレッドシートのA列の「お名前」を更新した際にトリガーが起動し、Microsoft Teamsに通知されるようになります!     
     ↓

ボックスを埋めたらすぐ下にあるテストを押して、青く「テスト成功」と表示されたら、そのまま画面下へ進みましょう。

アウトプットという場所がありますね!ここには、今テスト送信したGoogle スプレッドシートの内容が表示されているはずです。
ただ、項目名と内容が一致していないので、内容に沿って項目名を変更しましょう。

変更は簡単です!項目名を変更したい内容にカーソルを合わせるとペンマークが出てくるので、それをクリックします。

このような表示になるので、テストで取得した値に等しい項目名に変えて保存!以上です。

全ての内容の項目名を変更したら、画面の一番下にある保存も忘れずに押しましょう。

Microsoft Teamsの設定

Microsoft Teamsのアイコンの「チャットにメッセージを送る」を押します。

こちらに関してもテンプレートを利用したことによりあらかじめ必要項目は入力されているので、アカウント情報が正しいかだけ確認してくださいね。

次へを押します。

     ↓

チャットIDを画像の赤枠に沿って入力していきましょう!どのチームが使用しているチャットに通知をするのかを決めてコピペしてくださいね。

     ↓

次の設定が最後です!Microsoft Teamsに通知する内容を決めていきましょう。

ボックス内をクリックし、Google スプレッドシートのアイコンの「行が更新されたら」を押すと、先ほどテスト送信したGoogle スプレッドシートの内容が表示されるようになっています。
通知したい内容をクリックして追加していきましょう!

     ↓

今回は画像のようにしてみました!「:」などをつけて見やすくするのがコツだったりします。
メッセージが完成したらテストを押して、青く「テスト成功」と表示されたら保存しましょう。

トリガーをONにすると、Google スプレッドシートとMicrosoft Teamsの連携は終了です。お疲れ様でした!

Yoomには他にもたくさんのフローボットテンプレートが用意してあるので、ぜひご覧ください。

Google スプレッドシートやMicrosoft Teamsを使ったその他の自動化例

本日ご紹介した連携以外にもGoogle スプレッドシートやMicrosoft TeamsのAPIを活用することで様々な自動化を実現することが可能です。

もし気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!

Google スプレッドシートとMicrosoft Teamsを連携した自動化例

Google スプレッドシートで行が追加されたらMicrosoft Teamsに通知したり、Google スプレッドシートで日付が今日に該当するレコードを取得して毎日一括でMicrosoft Teamsに通知したりすることもできます。
また、Microsoft Teamsで特定のチャネルに投稿した内容をGoogle スプレッドシートに追加する連携も可能です。

Google スプレッドシートを活用した自動化例

Google スプレッドシートで行が追加されたらデータベースにも追加する

Google スプレッドシートで行が追加されたら、NotionやAirtableなどに自動で登録します。

メールで受け取った内容をGoogle スプレッドシートに登録する

GmailやOutlookで受け取った内容をGoogle スプレッドシートに自動で登録します。

Google スプレッドシートで行が追加されたらクラウドストレージにフォルダを作成する

Google スプレッドシートで行が追加されたら、Google DriveやOneDriveなどにフォルダを自動で作成します。

Microsoft Teamsを活用した自動化例

フォームで送信された情報をMicrosoft Teamsに通知する

GoogleフォームやHubSpotなどで送信された情報をMicrosoft Teamsに自動で通知します。

Webミーティングの終了後に、内容を文字起こしして要約し、Microsoft Teamsに通知する

ZoomやGoogle Meetで会議終了後に、内容を文字起こしして要約し、Microsoft Teamsに自動で通知します。

タスクが追加されたことをMicrosoft Teamsに通知する

TrelloやAsanaなどにタスクが追加されたことをMicrosoft Teamsに自動で通知します。

Google スプレッドシートとMicrosoft Teamsを連携するメリット

1.Google スプレッドシートが更新されるとMicrosoft Teamsに送信!

Google スプレッドシートで管理している情報に更新があった場合、その内容をMicrosoft Teamsに自動通知することが可能になります!例えば、Aチームが管理しているGoogle スプレッドシートで更新された内容をBチームに自動転送するといった、<span class="mark-yellow">チーム同士での情報共有が容易になります。</span>

このように、手動通知する手間がなく、スムーズに情報を共有できるので、チーム間の連携強化や業務の効率化の面で大いに役立つはずです。

2.手動入力を省きエラーを削減!

同じ内容を2度も手入力するのはかなりの手間ですよね。また、1つ目のツールにはミスなく入力できたとしても、2つ目のツールには入力ミスしてしまう場合があります。
例えば、Google スプレッドシートで正しく情報を更新できても、通知内容を間違えてしまえば、ミスが発生するかもしれません。

Google スプレッドシートとMicrosoft Teamsを連携し、更新を自動通知できるようにすれば、こういった悩みもなくなりますよ!

まとめ

チーム間での共有がしやすいGoogle スプレッドシートとコミュニケーションツールであるMicrosoft Teamsを連携すれば、今まで以上に情報共有が簡単になり、認識に差異が生じにくくなるかもしれません!

また、問い合わせ内容をGoogle スプレッドシートに追加して、それを再度コピー&ペーストして、文章を整えてMicrosoft Teamsに送信する…。という二度手間が解消されるため、細かい入力作業をまるごと削減できます。

YoomならノーコードでGoogle スプレッドシートとMicrosoft Teamsを連携できるので、ぜひ試してみてくださいね!

この記事を書いた人
a.ohta
雑貨店の店長を経験後はSEOライターとして在宅勤務を開始。後にマーケティングのスタートアップ企業と5年間ほど業務委託契約。 東大生に囲まれながらパソコンを抱え、様々なビジネス用語やSaaSツールの使い方を勉強する日々でした。 雑貨店の店長をしていた頃は、売上と在庫管理、人材管理、発注などの事務作業に幾度となく時間を奪われ、接客ができず売り時を逃がすこともしばしば。業務委託の際にも入力などの細かい作業が多く、「こんな単調な作業、自動化できないの?」と思っていたので、Yoomのビジョンには大いに共感しています!
タグ
Google スプレッドシート
Microsoft Teams
自動化
連携
自動
通知
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomについて詳しく見る
お役立ち資料
Yoomがわかる!資料3点セット
資料ダウンロード
3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
資料ダウンロード
Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
資料ダウンロード
お役立ち資料一覧を見る