Google スプレッドシートとMiroの連携イメージ

Google スプレッドシートで行が追加されたらMiroのボードにカードを作成する方法

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Google スプレッドシートとMiroの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-09-24

Google スプレッドシートで行が追加されたらMiroのボードにカードを作成する方法

k.ohshiro

「タスク管理で複数のツールを使っているけれど、それぞれのツールへのログインって面倒...」「情報に間違いがないように入力しているけど、どうしても転記ミスや登録漏れが起きるよなあ」
そんな経験をされた方には、Google スプレッドシートとMiroの連携が解決の一助になるかもしれません。
この連携を使うことで、Google スプレッドシートに行が追加された際に、自動でMiroにカードが作成されるため、管理業務の効率化が期待できます。
その結果、チーム全体の生産性を向上させることができるでしょう。
今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定でき、面倒な手間や時間もかかりません!
ぜひこの機会に導入して、タスク管理をもっと楽にしましょう!

Google スプレッドシートとMiroを活用したすぐに試せる自動化テンプレートはこちら

Google スプレッドシートとMiroを活用し、様々なケースで自動化を実現できます!気になる自動化テンプレートがあれば、ぜひ試してみてくださいね!

登録を自動化する便利なテンプレート

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今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできますので、ぜひお試しください!

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[Yoomとは]

Google スプレッドシートとMiroの連携フロー

では、実際にGoogle スプレッドシートとMiroを連携するための手順をご紹介します。
具体的な設定の手順は以下のようになります。

  1. アプリトリガーの設定
  2. Miroの設定
  3. Google スプレッドシートの更新設定

ステップ1:マイアプリ連携

まずは事前準備として、Yoomの「マイアプリ」からGoogle スプレッドシートとMiroのアプリを登録する必要があります。これをマイアプリ連携といいます。
※既に登録されている場合は「ステップ1:アプリトリガーの設定」へお進みください。

<手順>

1.Yoomにログイン後、左側メニュー「マイアプリ」から「+新規接続」をクリック

2.アプリ名を検索

<Google スプレッドシートの場合>

Google スプレッドシートのアプリアイコンクリック後、以下の画面に移行します。
「Sign in with Google」をクリックすると、アカウントを選択する画面に移行するので、連携させたいアカウントを右の管理アカウントから選択しましょう。
選択後、サインイン画面に移行するので、認証を完了させてください。

これで、Google スプレッドシートの接続は完了です。

<Miroの場合>

アプリアイコンクリック後、Yoomを追加するかの認証画面に移行するので、アカウントに基づくTeamの情報を選択して[Add again]をクリックします。

これで、Miroが接続できました。

Google スプレッドシートとMiroのアプリがマイアプリ一覧に表示されていたら準備完了です!

ステップ2:テンプレートのコピー

Yoomアカウントに対象のアプリの新規接続が完了していることを確認後、Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。

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テンプレートがコピーされると、以下のように表示されます。
コピーされたテンプレートはYoomアカウントの『マイプロジェクト』に格納されていますので、別途確認してくださいね。

ステップ3:アプリトリガーの設定

まずは、最初の設定「行が追加されたら」をクリックしてください。

最初のページでは事前にアカウント連携を済ませてあるアカウント情報が載っているので確認しましょう。他の項目は、変更不要なのでそのまま「次へ」をクリックしてください。

次の画面で「トリガーの起動間隔」を設定しましょう。
起動間隔とは、トリガーとなるアクションの何分後にフローボットを起動するか、というものです。
※トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。
ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。 ‍
なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。

「スプレッドシートID」、「シートID」の項目は、入力バーをクリックすると以下の画面のようにアカウントから取得した情報を「候補」として展開できます。
この情報の引用も活用して設定しましょう。(以下の画像は入力の一例です。)
<span class="mark-yellow">特に「一意の値が入った列」は必ず一意の値がある列を設定してください。</span>
列内で値が重複していると正しく動かない場合があります。

一意の値とは?

Google スプレッドシートをアプリトリガーとして使用する際の注意事項もあるため、こちらのページも事前に確認しておきましょう。

すべての項目の入力ができたら「テスト」をクリックして、エラーの有無を確認しましょう。
今回は、事前に以下のようなシートをGoogle スプレッドシート側で作成して、値も入力しています。
(作成に関して不明点がある場合は、こちらのページの情報も参考にしてみてください。)

テストに成功すると、以下のように表示されます。
テスト完了を確認して『保存する』を押しましょう。このステップで取得した値(アウトプット)を変数として後続アクションで活用できます。

ステップ4:Miroの設定

続いて「ボードにカードを作成」をクリックしてください。

最初のページでは、ステップ1のトリガー設定と同様に適切なアカウント情報か確認をして「次へ」をクリックしてください。

次のページでは、ボードにカードを作成するための詳細設定をしていきます。「ボードID」は、注釈に沿って情報を入力しましょう。

‍その他の項目も運用状況に合わせたものを設定していきましょう。

  • x:付箋のX座標位置を指定します。
  • y:付箋のY座標位置を指定します。
  • scale:付箋のスケール(拡大率)です。0.02から2000の範囲で指定しましょう。
  • backgroundColor:カードの背景色を指定します。
  • title:カードのタイトルを指定します。HTML形式のテキストです。
  • description:カードの説明を指定します。HTML形式のテキストです。
  • date:カードの日付を指定します。フォーマットは"YYYY-MM-DD"です。
  • userId:カードの担当者を指定します。

「ボードID」のみ必須の入力項目となっており、その他の項目については必要であれば入力する形になっています。
例えば、上記の画像のように、

  • backgroundColor→#fff9b1
  • title→前ステップから取得した値を引用
  • description→前ステップから取得した値を引用
  • date→{{today_%Y-%m-%d}}

と設定して「テスト」を行うと...

下記画像のようなカードがMiro上に作成されます。

エラーが出なければ「保存する」をクリックして、Miroの設定は終了です。

ステップ5:Google スプレッドシートの更新設定

最後に「レコードを更新する」をクリックしてください。

1ページ目では、まずアカウント情報が載っているので確認しましょう。

下にスクロールすると、「データベースの連携」項目がありますので、該当する情報を入力してください。
連携したアカウントから取得した情報を「候補」として展開できますので、こちらも活用しましょう。

次の画面で、Google スプレッドシートの指定したテーブルから条件に合うレコードを取得し、レスポンス結果の一番上のレコードの値を更新する設定を行います。
以下は例として、「①更新したいレコードの条件」へ、更新したいレコードに『ID』を指定し、条件を『等しい』、条件と一致する情報を『ID』(アウトプット活用)と設定したものです。

次に「②更新後のレコードの値」を設定します。
入力バーをクリックし、該当する情報を設定してください。
以下の画面のように、前ステップから取得した値も活用できます。情報を変数として引用することで、フローボット起動毎に毎回異なる値を参照できるようになります。
今回は、WidgetIdの項目にID情報を追加することを想定しているので、「WidgetId」部分に2つ目のアクションで取得した【ウィジェットID】を設定しています。

必要な欄の入力が完了したら「テスト」を押します。以下のように表示されると、実際に指定した範囲の情報が更新されます。

内容に問題がなければ、『保存する』をクリックします。これで設定完了です!お疲れ様でした!

ステップ6:トリガーをONにして起動準備完了

以下の画面が表示されるので、赤枠部分「トリガーをON」をクリックすることで、フローボットが自動で起動します。

簡単に自動化フローボットが作成できましたね!作成お疲れ様でした。

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Google スプレッドシートやMiroを使ったその他の自動化例

今回ご紹介したフロー以外にもGoogle スプレッドシートやMiroのAPIを利用すれば、さまざまな業務の自動化を実現することができます。
いずれも簡単な設定で利用が可能になりますので、もし気になるものがあれば、ぜひお試しください!

Google スプレッドシートを活用した自動化例

レコード情報の追加・更新をトリガーとすることで、もう一方のツールの情報更新を素早く行えるようになります。
他にも、フォーム機能やAI生成ツールとの連携によって、必要な情報を抽出して効率的にデータを管理できるようになるでしょう。

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Miroを活用した自動化例

ボードの新規作成を検知して情報を集約したりストレージサービス側で専用フォルダを自動作成することも可能です。
情報の同期を迅速かつ正確に行うことで、作業精度の向上が図れそうですね。

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まとめ

Yoomはプログラミングの知識がなくても使えるため、Google スプレッドシートとMiroを簡単に連携できます。
Google スプレッドシートの行の追加と連動して、Miroのボードにカードが自動生成されるので、手作業の負担を減らすことができます。
また、情報が一元的に管理されることで違う情報があちこちにあるといった課題も未然に防止できそうですね。
この自動化で、チーム全体の生産性向上も期待できるので、興味を持っていただけたら、まずはこちらから無料登録して試してみてください!

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
k.ohshiro
学生時代からSaaS企業でカスタマーサクセスとして働いてきました。 複数のクラウドサービスを使って業務をしていたのですが、もっと簡単にサービス同士を連携できたら便利だなと思うことがありました。 Yoomではノーコードでアプリの連携ができるので、誰でも簡単に設定することができます。 少しでもわかりやすくYoomの魅力を伝え、みなさんの業務効率化に貢献出来たらなと思います!
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