事前準備
実際の設定に入る前に。YoomとGoogle スプレッドシート・OpenAIを連携します。
Yoomにログイン後、左側メニュー「マイアプリ」から「+新規接続」をクリックしてください。
それぞれのアプリ名で検索をして、ログインに必要な情報を入力します。
アプリ連携が完了すると、マイアプリ一覧に表示されるようになるので、確認しましょう。
Google スプレッドシートも同様に表示されていたら、準備は完了です。
さっそく、詳細設定に進みましょう。
※ChatGPT(OpenAI)のアクションを実行するには、OpenAIのAPI有料プランの契約が必要です。
(APIが使用されたときに支払いができる状態)
https://openai.com/ja-JP/api/pricing/
ChatGPTのAPI利用はOpenAI社が有料で提供しており、API疎通時のトークンにより従量課金される仕組みとなっています。
そのため、API使用時にお支払いが行える状況でない場合、エラーが発生しますのでご注意ください。
アプリトリガー設定
まずは最初の設定「行が追加されたら」をクリックしてください。
最初のページでは事前にアカウント連携を済ませてあるアカウント情報が載っているので確認しましょう。
ほかの項目は、変更不要なのでそのまま「次へ」をクリックしてください。
続いてのページでは、Google スプレッドシートの範囲の設定を行ってください。
<span class="mark-yellow">特に「一意の値が入った列」は必ず一意の値がある列を設定してください。</span>列内で値が重複していると正しく動かない場合があります。
すべての項目の入力ができたら「テスト」をクリックして、エラーの有無を確認しましょう。
テストが成功すると、指定したGoogle スプレッドシートの項目がアウトプットとして反映されます。
上記アウトプット(Google スプレッドシートの項目)は、画像生成のためのプロンプトで使用するので、<span class="mark-yellow">必要な情報が網羅できるように項目を作成しておきましょう。</span>
ここまで、問題がなければ「保存する」でトリガーの設定は終了です。
OpenAIの設定
続いて「テキストから画像を生成する」をクリックしてください。
最初のページでは、Google スプレッドシート同様アカウント情報のみを確認して「次へ」を選択するだけです。
次のページでは、画像を生成するための詳細を設定します。
プロンプトは、画像生成を行うための指示書なので1つ前の手順で使用したアウトプットをうまく反映させながら作成してみましょう。
生成枚数・画像サイズ・フォーマットについては必要な設定に変更します。
ここまで設定できたら「テスト」をクリックして確認します。
今回の設定では、5枚の画像生成を指示したのでアウトプットに画像URLが5つ出るようになっています。
エラーが出なければ「保存する」でOpenAIの設定は終了です。
Google スプレッドシートの更新設定
最後に「レコードを更新する」をクリックしてください。
1ページ目では、アカウント情報の下にレコードを更新するためのGoogle スプレッドシートの情報を入力します。
「次へ」をクリックしてエラーが出ないかどうかを確認します。
次のページでは、更新のための詳細設定をします。
「①の条件に合う行を②の値に更新する」ためのものなので、アウトプットを活用して設定してください。
必要な欄の入力が完了したら「テストする」でエラーを確認しましょう。
エラーが出ている場合は、内容に沿って修正をします。
すべてのエラーが解消出来たら「保存する」ですべての設定は終了です!
最後に、トリガーをONにしてフローが動き始めます。
Google スプレッドシートやOpenAIを使ったその他の自動化例
今回ご紹介したフロー以外にもGoogle スプレッドシートやOpenAIのAPIを利用すれば、さまざまな業務の自動化を実現することができます。
いずれも簡単な設定で利用が可能になりますので、もし気になるものがあれば、ぜひお試しください!
Google スプレッドシートとOpenAIのその他の自動化例
Dropboxにアップロードされた音声ファイルを自動で文字起こしし、OpenAIのAI要約機能を使って要約します。
その後、結果をGoogle スプレッドシートに自動で追加するフローボットです。
手作業でのデータ整理が不要となり、Google スプレッドシート上での情報管理がスムーズに行えるかもしれません。