Google スプレッドシートとPaddleの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2024/12/13

Google スプレッドシートとPaddleを連携して、Google スプレッドシートで行が追加されたらPaddleに新規取引を作成する方法

n.fukuoka

Google スプレッドシートは、無料で利用できる上に豊富な機能を備えた便利なツールです。関数やグラフ作成が直感的に行え、データ分析やレポート作成が効率よく行える点が魅力です。
しかし、取引ごとにGoogle スプレッドシートのデータを確認し、Paddleへ手動で入力するのは手間がかかると感じるかもしれません。
本記事では、Google スプレッドシートとPaddleを連携する際のメリットや、設定方法について解説します。

本記事はこんな方におすすめ

今回紹介する内容は以下のような方々におすすめです!

  • Google スプレッドシートで顧客情報を管理し、Paddleで取引処理を行っている方
  • データ入力作業に多くの時間を費やしており、自動化を検討している方
  • 取引件数が多く、取引処理に遅延が生じることに課題を感じている方

Google スプレッドシートとPaddleの連携のメリットと具体例

メリット1:入力ミスのリスクを減らす

Google スプレッドシートとPaddle間で顧客情報や取引情報を手動で転記する必要があると、多くの手間がかかります。
特に、セミナーやイベント後の参加者情報やウェブサイト経由の問い合わせ情報など、日々変動するデータを転記する際には、ヒューマンエラーが発生しやすい状況といえます。
アプリを連携させることで、Paddleに新規取引を自動的に作成できるようになり、二重入力を減らすことが期待できます。
これにより、請求書の誤発行や顧客への連絡ミスといったトラブルを防ぐ一助となるかもしれません。
結果として、データ精度の向上に寄与し、業務全体の質を高める効果が期待できるでしょう。

メリット2:担当者の業務負担を軽減

データ入力や転記作業は、担当者にとって大きな負担となり得ます。
Google スプレッドシートとPaddleを連携させることで、これらの作業を自動化できるため、担当者の負担を軽減できます。
例えば営業担当者は、これまでデータ入力に費やしていた時間を、顧客へのフォローアップや関係性の強化といった売上に貢献する業務に集中できる可能性があります。
また、マーケティング担当者は、新規キャンペーンの立案や結果の分析に専念しやすくなり、戦略的アプローチを実現しやすくなるでしょう。
結果として、担当者は繰り返しのルーチン業務から解放され、より創造的かつ戦略的な業務に時間と能力を注ぐことが可能となり、チーム全体の生産性向上が期待できます。

メリット3:取引処理の迅速化

手作業で取引情報をPaddleに登録する場合、情報入力や確認作業に時間がかかり、取引処理が遅延する可能性があります。
例えば営業担当者が顧客との契約情報をGoogle スプレッドシートに記入した後、経理担当者がPaddleへ取引情報を手動で登録するまでにタイムラグが生じます。
このタイムラグは、顧客へのサービス提供開始の遅れや、請求処理の遅延につながる可能性があります。
Google スプレッドシートとPaddleを連携させることで、Paddleで新規取引が自動作成されるため、取引処理が迅速に進むでしょう。
これにより、顧客への請求やサービス提供を迅速に行えるようになり、顧客満足度の向上が期待できます。
さらに、重要なビジネスチャンスを逃すリスクも減少するでしょう。

本記事ではYoomを使って連携を進めていきます。
まだ利用したことがない方は、初めてのYoomをぜひご覧ください。

それではここからノーコードツールYoomを使って、【Google スプレッドシートで行が追加されたら、Paddleに新規取引を作成する】方法を説明します。

[Yoomとは]

Google スプレッドシートとPaddleの連携フローの作り方

Google スプレッドシートで行が追加されたことをGoogle スプレッドシートのAPIを利用して受け取り、Paddleの提供するAPIを用いてPaddleの新規取引を追加することで実現が可能です。
一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。

連携フローは、大きく分けて以下のプロセスで作成していきます。

  • Google スプレッドシートとPaddleをマイアプリ登録
  • Google スプレッドシートで行が追加されたら起動するトリガーの設定
  • Paddleで新規取引を作成する設定
  • テストと確認

ステップ1:Google スプレッドシートとPaddleとのマイアプリ連携

まず、Yoomのアカウントにログインします。
アカウントをお持ちでない場合は、まずYoomのアカウント発行ページにてアカウントを作成してください。

1.マイアプリをクリックした後、新規接続をクリックします。

2.入力欄からアプリ名で検索できます。
今回はGoogle スプレッドシートとPaddleをそれぞれ検索して、登録していきます。

Google スプレッドシートのマイアプリ登録

まず、Google スプレッドシートから登録していきましょう。入力欄にGoogle スプレッドシートと入力するとGoogle スプレッドシートのアイコンが表示されるので、アイコンをクリックします。

1.以下の画面が出てきます。
「Sign in with Google」をクリックしてください。

2.連携するアカウントを選択してください。

3.内容を確認し、「次へ」をクリックします。

4.内容を確認し、「続行」をクリックしてください。
これで、Google スプレッドシートのマイアプリ登録は完了です。

Paddleのマイアプリ登録

Paddleも同じように検索して、アイコンをクリックします。

1.以下の画面が表示されます。
アカウント名、アクセストークン
を入力してください。

以上で、Google スプレッドシートとPaddleのマイアプリ登録は終了です。

マイアプリ登録が成功すると、以下の画面が表示されます。
マイアプリの画面にGoogle スプレッドシートとPaddleのアイコンが表示されているか確認してください。

その他、Yoomについての詳しい情報は、Yoomヘルプセンターをご確認ください。

テンプレートの選択と格納場所の準備

以下のリンクから「試してみる」をクリックしてください。

以下の表示が出たら、テンプレートのコピーが成功です。

ステップ2:Google スプレッドシートで行が追加されたら起動するトリガーの設定

今回は、Google スプレッドシートをアプリトリガーとして使用するので、以下のリンク先を参照してください。
Google スプレッドシートをアプリトリガーとして使用する際の注意事項

1.まず、一番上の「行が追加されたら」をクリックします。

2.タイトルは自由に設定してください。
Google スプレッドシートと連携するアカウント情報を入力します。
トリガーは「行が追加されたら」を選択します。
入力が終わったら、「次へ」をクリックします。

3.各項目を設定していきます。
トリガーの起動時間は5分、10分、15分、30分、60分の間隔で間隔を選択できます。
※プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご確認ください。
スプレッドシートID、シートID
は入力欄をクリックすると候補が表示されるので、その中から選択してください。
設定が終わったら「テスト」をクリックし、問題がなければ「保存する」をクリックしてください。

ステップ3:Paddleで新規取引を作成する設定

1.フローに戻ります。次に、「Create New Transaction」のアイコンをクリックしてください。

2.Paddleと連携するアカウント情報を入力します。
アクションは、「Create New Transaction」を選択します。
入力が終わったら、「次へ」をクリックします。

3.各項目を設定していきます。
入力欄をクリックすると、先ほど取得したアウトプットが表示されるので活用してください。
以下のように設定するとGoogle スプレッドシートの情報を引用して顧客IDを追加できます。
設定が終わったら「テスト」をクリックし、問題がなければ「保存する」をクリックしてください。

4.最後に、「レコードを更新する」のアイコンをクリックしてください。

5.Paddleと連携するアカウント情報を入力します。
アクションは、「レコードを更新する」を選択します。

6.データベースの連携を設定してください。
スプレッドシートID、スプレッドシートのタブ名の入力欄をクリックすると、候補が表示されるので、その中から選択してください。
設定が終わったら「次へ」をクリックします。

7.更新したいレコードの値を設定してください。
入力欄をクリックすると、アウトプットが表示されるので、適宜活用してください。
以下の場合だと、Google スプレッドシートから取得しているアウトプットを挿入しています。

8.更新後のレコードの値を設定してください。
以下の場合だと、Paddleから取得したTransaction IDをGoogle スプレッドシートに挿入する形となります。
設定が完了したら「テスト」をクリックし、問題がなければ「保存する」をクリックしてください。

9.これで、【Google スプレッドシートで行が追加されたら、Paddleに新規取引を作成する】というフローが完成しました。

ステップ4:テストと確認

設定が完了すると、以下のような画面が表示されます。
「トリガーをON」ボタンをクリックすると、フローボットが起動します。


Yoomはノーコードで設定ができるため、IT初心者にもおすすめです。
以下のリンクから、この便利なフローをお試しください。

Google スプレッドシート・Paddleを使ったその他の自動化例

他にもGoogle スプレッドシートとPaddleを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

1.Google スプレッドシートで行が更新されたら、Paddleのサブスクリプションを更新するフローです。
このテンプレートを活用すると、Google スプレッドシートで情報が更新されるとPaddleのサブスクリプションが自動で更新されます。
これにより、毎回手作業での設定変更を行う必要がなくなり、業務の効率化が期待できます。

2.Google スプレッドシートで行が追加されたら、Paddleに新規顧客を作成するフローです。
このテンプレートを活用することにより、Google スプレッドシートに行が追加されると、Paddleに顧客データが自動的に作成されます。
この自動化により、手動入力によるヒューマンエラーを防ぐ効果が期待できます。

3.Google スプレッドシートで行が追加されたら、Paddleに製品を作成するフローです。
このテンプレートを活用することで、Google スプレッドシートに行を追加するだけで、Paddleに製品情報が自動的に登録されます。
これにより、データ入力の手間が減り、製品情報を効率よく管理することが可能になるでしょう。

まとめ

Google スプレッドシートとPaddleを連携することで、Google スプレッドシートに新しい行を追加すると、Paddle上に自動的に新規登録先を作成できるようになりました。
これにより、データを迅速に反映できるため、日々発生する取引情報の管理を効率化する助けとなります。
Yoomは、専門知識がなくても使い始められるノーコード対応ツールです。
プログラミングの知識がなくても、テンプレートを選んで設定するだけで、業務に合った自動化をスムーズに導入できます。
Yoomを活用して、業務効率の向上を目指してみませんか?

この記事を書いた人
n.fukuoka
ツールがどんどん増えていく今の時代、何を使えばいいのか迷ってしまうことも多いですよね。 そんな皆様の仕事が少しでも楽になるよう、わかりやすく役立つ情報をお届けしていきたいと思っています!
タグ
Google スプレッドシート
Paddle
自動化
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