GoogleスプレッドシートとMicrosoft Teamsの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-04-16

【ノーコードで実現】Google スプレッドシートのデータをMicrosoft Teamsに自動的に連携する方法

h.hamada

「翻訳作業って量が多くて面倒なんだよな…」
「Google スプレッドシートのデータ共有って忘れがちなんだよね…」
こんなお悩みを抱えている方におすすめの自動化があります。
Google スプレッドシートとMicrosoft Teamsを連携して自動化すれば、情報共有が容易になるでしょう。

たとえば、Google スプレッドシートの文章を翻訳してMicrosoft Teamsに自動通知したり、Google スプレッドシートのデータ追加や更新をトリガーにMicrosoft Teamsに自動で共有可能です!
これにより、<span class="mark-yellow">翻訳や共有の手間が省け、作業時間を大幅に短縮できるでしょう。</span>

本記事では、Google スプレッドシートのデータを自動的にMicrosoft Teamsに共有する方法を解説します。
業務をもっと効率化したい方は、ぜひこの記事を最後までご覧ください!

とにかく早く試したい方へ‍

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にGoogle スプレッドシートとMicrosoft Teamsの連携が可能です。YoomにはあらかじめGoogle スプレッドシートとMicrosoft Teamsを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。

Google スプレッドシートとMicrosoft Teamsを連携してできること

Google スプレッドシートとMicrosoft TeamsのAPIを連携すれば、Google スプレッドシートのデータをMicrosoft Teamsに自動的に連携することが可能です!例えば、下記のようなデータ連携を人の手を介さず、自動的に実施することができます。

気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにGoogle スプレッドシートとMicrosoft Teamsの連携を実際に体験できます。
登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!

Google スプレッドシートで追加された文章を英語に翻訳しMicrosoft Teamsに通知する

チーム内のコミュニケーションを効率化する業務ワークフローです。
多言語対応の必要なチームでスムーズな情報共有を行いたい方におすすめのフローです。

Google スプレッドシートで行が追加されたらMicrosoft Teamsに通知する

Google スプレッドシートで情報を追加したら、自動でチームに共有できる業務フローです。
手入力の手間が省けるので、スピーディーな情報共有が期待できます!

Google スプレッドシートで行が更新されたらMicrosoft Teamsに通知する

Google スプレッドシートの更新を自動で共有できるので、情報共有のタイムラグを省けます。
Google スプレッドシートの共有シートで業務管理を行っており、情報更新されたことを知りたいと考えている方におすすめのフローです。

Google スプレッドシートとMicrosoft Teamsの連携フローを作ってみよう 

それでは、さっそく実際にGoogle スプレッドシートとMicrosoft Teamsを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでGoogle スプレッドシートとMicrosoft Teamsの連携を進めていきますので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

今回はGoogle スプレッドシートで追加された文章を英語に翻訳しMicrosoft Teamsに通知するフローボットを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • Google スプレッドシートとMicrosoft Teamsをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • Google スプレッドシートのトリガー設定およびMicrosoft Teamsのアクション設定
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:マイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まず、Yoomにログインしたあと左メニューにあるマイアプリを押し、右の新規接続というボタンを押します。

Google スプレッドシートの場合

1.検索する
検索ボックスにGoogle スプレッドシートと入力し、Google スプレッドシートのアイコンをクリックします。

2.ログインする
‍下記の画面となりますので「Sign in with Google」をクリックします。

3.アカウント選択
連携したいアカウントを選択してください。
※表示されたアカウント以外を連携したい場合は「別のアカウントを使用」をクリックし、連携したいアカウントでログインしてください。
アカウントを選択すると画面が遷移しますので、「次へ」を押してください。

4.アクセス許可
YoomがGoogleアカウントにアクセスして良いか確認画面になります。「次へ」を押して進みましょう。

Yoomの画面に戻り、下記の表示が出たら連携完了です!

Microsoft Teamsの場合

1.検索する
検索ボックスにMicrosoft Teamsと入力し、Microsoft Teamsのアイコンをクリックします。

2.サインインをする
先ほどGoogleスプレッドシートのマイアプリ登録が済んでいるので、下記のようなサインイン画面になります。サインインできるまで、そのままお待ちください。

Yoomの画面に戻り、下記の表示が出たら連携完了です!

[注意事項]
「Microsoft 365(旧Office 365)」には個人向けと法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があります。法人向けプランを契約していない場合、Yoomからの認証がうまくいかない可能性があるのでご注意ください。

ステップ2:テンプレートコピー

ここからいよいよフローを作っていきます!
簡単に設定できるようテンプレートがありますので、まずはこちらをコピーしましょう。
Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。

1.上記バナーの「詳細を見る」をクリック
2.画面が切り替わったら「このテンプレートを試してみる」をクリック
3.Yoomの登録がまだの場合は、登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログイン情報を入力してください。
4.下記のようにお使いのYoom管理画面にテンプレートがコピーされるので、OKを押して設定を進めていきます。

ステップ3:Google スプレッドシートのトリガーアクション設定

1.トリガーの選択
記念すべき最初の設定です!
まずは以下の赤枠をクリックしてください。
画面が遷移し、先ほどステップ1で入力した内容が反映されています。タイトルなどの修正が不要であれば、そのまま「次へ」をクリックします。

2.アプリトリガーのAPI接続設定
ここでは、翻訳したい情報が記載されたGoogle スプレッドシートを設定します。
まだ、Google スプレッドシートを準備していない場合は、このタイミングで作成しましょう!
この後のテスト操作で、翻訳前の内容が入力されている必要がありますので、翻訳したい文章を入力してください。
今回は、下記のようなGoogle スプレッドシートを作成しました。
※Google スプレッドシート作成の注意事項についてはこちらをご確認ください。

Google スプレッドシートの準備ができたら、Yoom画面に戻り下記項目を入力します。

  • トリガーの起動間隔:プランによって異なるため、注意してください。特にこだわりがなければ起動時間が一番短いものを選択してください。
    ※料金プランについての詳細はこちらのヘルプページをご覧ください。
  • スプレッドシートID:入力欄をクリックすると下記のように候補が表示されます。先ほど作成したGoogle スプレッドシートのファイル名を選択しましょう。
  • シートID:こちらも先ほど同様、Google スプレッドシートのシート名を選択してください。
  • テーブルの範囲(始まり)、テーブルの範囲(終わり)、一意の値が入った列:それぞれ入力欄下記の注釈を参考に、翻訳前の情報が入ったテーブル範囲を指定してください。

入力が完了したら、「テスト」を実行してみましょう!
テストが成功すると、下記のようなアウトプットが表示されます。
下記のように、Google スプレッドシートで作成した内容が反映していればOKです!
最後に、「保存する」を選択し次のステップへ進みましょう。

ステップ4:AIで翻訳する設定

1.トリガーの選択
以下の赤枠をクリックしてください。

2.アクションを選択
アクションの項目について、文字数やタスク数に合わせて選択することが可能です。
特にこだわりがなければ、一番文字数の少ないものを選択してください。
アクションの選択が終わったら、「次へ」を押して進みましょう。

「翻訳する」の設定方法

3.詳細を設定
ここでは、どのテキストを何の言語に翻訳するか設定します。

  • 翻訳対象のテキスト:入力欄をクリックすると、前のステップで取得した値を選択することが出来ます。今回は、Google スプレッドシートの翻訳前を選択しました。
  • 翻訳先言語:翻訳対象のテキストを何語で翻訳したいのか、言語名を入力してください。今回は「英語」と入力しました。

入力が完了したら、「テスト」を実行してみましょう。
テストが成功すると、下記のようなアウトプットが表示されます。
指定した言語で翻訳されたテキストが反映していればOKです!
最後に、「保存する」を選択し次のステップに進みましょう。

ステップ5:Microsoft Teamsのメッセージ通知設定

1.トリガーの選択
以下の赤枠をクリックしてください。
画面が遷移し、先ほどステップ1で入力した内容が反映されています。タイトルなどの修正が不要であれば、そのまま「次へ」をクリックします。

2.API接続設定
ここでは、指定したMicrosoft Teamsのチャネルに先ほど翻訳した内容のメッセージを通知する設定を行います。
まだ、Microsoft Teamsのチームとチャネルを作成していない場合は、このタイミングで作成しましょう!
今回は、下記のようなチームとチャネルを作成しました。

Microsoft Teamsの準備が整ったら、Yoom画面に戻り下記項目を入力していきましょう。

  • チームID:入力欄をクリックすると候補が表示されます。先ほど作成したチーム名を選択してください。
  • チャネルID:こちらも先ほど同様、通知したいチャネル先を選択してください。
  • メッセージ:チャネルに通知したい文章を設定します。
    今回は、下記のように翻訳前と翻訳結果が表示される文章で設定しましたが、お好みに合わせてカスタマイズしてください。

入力が完了したら、「テスト」を実行してみましょう!
テストが成功すると、設定したMicrosoft Teamsのチャネルに通知が届いているはずなので、確認してみましょう。
下記のように、設定した翻訳テキストが表示されていればOKです。
最後に、Yoom画面に戻り「保存する」を選択し次のステップへお進みください。

ステップ6:Google スプレッドシートのレコード更新設定

1.トリガーの選択
以下の赤枠をクリックしてください。

2.データベースの連携
ここでは、更新したいGoogle スプレッドシートを選択します。
アカウント情報などは、ステップ1の内容が反映されています。ページを下に進み、「データベースの連携」項目を入力しましょう。

  • スプレッドシートID:入力欄をクリックして、データを反映したいGoogle スプレッドシートを選択してください。
  • スプレッドシートのタブ名:入力欄をクリックして、対象となるGoogle スプレッドシートのタブ名を選択してください。
  • テーブル範囲:Google スプレッドシートのテーブル範囲を、下記画像を参考に入力してください。

入力が完了したら、「次へ」を押して進みます。
3.データベース操作の詳細設定
ここでは、更新したいレコードの条件と更新する内容を設定します。

  • 更新したいレコードの条件:今回は、下記のようにGoogle スプレッドシートの番号項目を条件にしました。トリガー条件の追加や修正が可能ですので、お好みでカスタマイズしてください。
  • 更新後のレコードの値:Google スプレッドシートに翻訳した内容を入力したいので、下記のように入力しました。こちらも、更新したい内容をカスタマイズできますのでお好みで設定してください。

入力が完了したら、「テスト」を実行してみましょう!
テストが成功すると、設定したGoogle スプレッドシートにデータが更新されているはずなので確認してみましょう。
下記画像のように、設定した内容が反映していればOKです!
最後に、Yoom画面に戻り「保存する」を選択し次のステップへお進みください。

ステップ7:トリガーをONにして動作確認

お疲れ様でした!これですべての設定が完了です。
設定が完了すると以下のようなメニューが表示されるので、トリガーをONにします。
これですべての設定が完了したので、動作確認をしてみましょう!

Microsoft TeamsのデータをGoogle スプレッドシートに連携したい場合

今回はGoogle スプレッドシートからMicrosoft Teamsへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にMicrosoft TeamsからGoogle スプレッドシートへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

Microsoft Teamsのチャネルに投稿した文章を英語に翻訳して返信し、Google スプレッドシートに格納する

Microsoft Teamsを日常的に活用しており多言語対応が必要な方や、Google スプレッドシートを活用してデータ管理を行っている方におすすめのフローです。

Microsoft Teamsで特定のチャネルに投稿した内容をGoogle スプレッドシートに追加する

Microsoft Teamsで投稿されたら自動でGoogle スプレッドシートへ反映されるので、手動による転記ミスや転記漏れを防ぎます。

‍Google スプレッドシートやMicrosoft TeamsのAPIを使ったその他の自動化例

Google スプレッドシートやMicrosof TeamsのAPIを使用してさまざまな業務を自動化することが可能です。​
もし気になるものがあればぜひこちらも試してみてください!

Google スプレッドシートを使った自動化例

Googleスプレッドシートのデータを活用して、Slack通知やGoogle Drive・Salesforce・Notionとの連携、請求書の自動作成・送付などが可能です。

Microsoft Teamsを使った自動化例

Microsoft Teamsを中心に、アンケートやSalesforceなどの外部サービスと連携した通知、OneDriveのフォルダ作成、Outlookへの情報共有などが可能です。

終わりに

Google スプレッドシートとMicrosoft Teamsを連携することで、データの共有や手動通知の手間が省けます。
Google スプレッドシートのデータを翻訳して共有する自動化は、翻訳作業に時間を費やす必要がなくなるため、業務に集中できる環境を整えられるでしょう。
反対に、Microsoft Teamsのチャネルに投稿した文章を翻訳してGoogle スプレッドシートに自動追加が可能です。
これにより、<span class="mark-yellow">Microsoft TeamsとGoogle スプレッドシートどちらでも対応できるため、必要に応じて対応できます。</span>

「導入を検討したい!」「実際に操作してみたい!」という方は、こちらから無料アカウントを作成してみてください。
登録はたったの30秒で完了するので、業務の間にササッと登録できます!

Yoomを活用した自動化は、プログラミング不要で誰でも簡単に導入可能です。
テンプレートの「試してみる」から試してみてくださいね!

この記事を書いた人
h.hamada
保険代理店で営業と事務を8年ほど経験いたしました。 顧客対応を行いながら各支社の業務をとりまとめ、効率化・平準化に取り組んで参りました。 メインの業務を行いながらも会社から定められたツールを使い、入力・管理されているみなさまの業務効率化に貢献できるよう様々なコンテンツを発信して参ります。
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Google スプレッドシート
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従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
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