2024/12/05
アプリ同士の連携方法

Google スプレッドシートとTwilioを連携して、Google スプレッドシートで行が追加されたらTwilioで電話を発信する方法

t.aizawa
Google スプレッドシートとTwilioの連携イメージ

目次

 

Google スプレッドシートとTwilioを連携させることで手間をかけずに効率的な業務運営が実現できるでしょう。
Google スプレッドシートに新しいデータが追加されるたびに、Twilioが自動で電話を発信する仕組みを導入すれば、営業活動や顧客対応がスピードアップする可能性があります。
また、手動作業を減らし、エラーを防ぎ、コスト削減と業務のスケーラビリティ向上が期待できます。
この記事では、Google スプレッドシートとTwilioの連携がもたらすメリットと、連携方法を紹介します。

こんな方におすすめ

・Twilioの操作を効率化したい方

・カスタマーサポート担当者

・イベント運営担当者

Google スプレッドシートとTwilioの連携メリットと具体例

メリット1: 迅速な情報通知

Google スプレッドシートとTwilioを連携させることで、Google スプレッドシートに新しいデータが追加されるとすぐに電話が発信される仕組みを作れます。これによりスピーディーに情報を通知し、すぐに対応を促すことができるでしょう。
例えば、営業担当者が新しいリード情報を入力した際、すぐに電話をかけて営業活動を始めることができ、顧客の緊急の問い合わせやサポート依頼があった際には、自動で電話を発信し、スピーディーに対応できる可能性があります。
これにより、タイムラグをなくし、重要な連絡を逃すことなく素早く対応できるため、業務の効率化とスピード感の向上が期待できます。

メリット2: 手動作業の削減

Google スプレッドシートとTwilioの連携は、Google スプレッドシートに情報を入力するたびに手動で電話をかける手間を省ける点が大きなメリットです。顧客の新規情報がGoogle スプレッドシートに追加される度に、担当者が個別に電話をかけるのは非常に手間がかかりますよね?ですが、Twilioの自動発信機能を使えば、スプレッドシートに入力された新しい情報をトリガーに、すぐに電話をかけることができ、担当者はその内容に集中できるでしょう。
例えば、毎日大量の新規顧客データがGoogle スプレッドシートに追加される業務であれば、手動で対応するよりも自動化することで業務効率の向上が期待できます。

メリット3: エラーの削減と精度向上

手動での電話発信は、ヒューマンエラーが発生するリスクがあります。
誤って間違った顧客に電話をかけてしまったり、必要なタイミングを逃してしまったりすることがあります。しかし、Google スプレッドシートとTwilioを連携させることで、新たなデータが追加されると自動で電話がかかり、このようなエラーを防ぐことができるでしょう。
例えば、営業担当者が手動で電話をかける際に、重要な顧客の情報を見落としたり、顧客名を間違えたり、電話を発信する際に誤った情報を用いることも防げるため、顧客対応の精度向上が期待できます。

[Yoomとは]

Google スプレッドシートとTwilioの連携フローの作り方

それでは、実際にテンプレートを使用して「Google スプレッドシートで行が追加されたらTwilioで電話を発信する」フローを一緒に作っていきましょう!

今回使用するテンプレートは、下のバナーの「試してみる」をクリックするとコピーできます。

はじめる前に

Yoomのアカウントをお持ちでない方は、以下の「Yoomのアカウント発行ページ」からアカウントを発行してください。
Yoomの基本的な操作は、「初めてのYoom」をご確認ください。

Yoomのアカウント発行ページ

初めてのYoom

それでは、一緒に始めましょう!

ステップ1:Google スプレッドシートとTwilioをマイアプリ連携

(1)Yoomにログイン後、左欄にある「マイアプリ」を選択し「+新規接続」をクリックしてください。

(2)マイアプリの新規接続一覧の中から、Google スプレッドシートをクリックします。
(3)以下のような画面が出るので、「Sign in with Google」をクリックします。
お持ちのアカウントでログインを行ってください。

(4)次にTwilioの連携を行います。同様にYoomの新規接続一覧からTwilioをクリックします。
(5)「Twilioの新規登録」画面から、アカウント名、Account SID、Auth Tokenを入力し、「追加」をクリックします。
Account SID、Auth Tokenの取得方法は下記のサイトをご参照ください。

アカウントSIDとAuthTokenの確認方法

連携が完了するとYoomのマイアプリにGoogle スプレッドシートとTwilioが登録されます。

これでマイアプリ登録が完了しました。
次に、テンプレートを使用してトリガーの設定をしましょう!

ステップ2:Google スプレッドシートの行が追加された際の設定

(1)先程ご紹介した、テンプレートを使用していきます。下のバナーの「試してみる」をクリックします。

スケジュールトリガーの「行が追加されたら」をクリックします。

(2)Google スプレッドシートの「連携アカウントとアクションを選択」画面から、Google スプレッドシートと連携するアカウント情報に誤りがないかを確認し、トリガーアクションは「行が追加されたら」のままで「次へ」をクリックします。

(3)「アプリトリガーのAPI接続設定」画面から、トリガーの起動間隔を選択します。
トリガーの起動間隔はプルダウンより5分、10分、15分、30分、60分の間隔から選択してください。
※トリガーの起動間隔はプランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

下へ進み、スプレッドシートID、シートIDを候補から選択します。

テーブルの範囲(始まり)、テーブルの範囲(終わり)、一意の値が入った列は直接入力します。

入力が完了したら、「テスト」をクリックし、エラーが発生しなければ、下部にある「保存する」をクリックします。

ステップ3:Twilioと連携して電話を発信する

(1)次に、Twilioと連携して電話を発信します。
「電話を発信」をクリックします。

(2)Twilioの「連携アカウントとアクションを選択」画面からTwilioと連携するアカウント情報に誤りがないかを確認し、アクションは「電話を発信」のままで「次へ」をクリックします。

(3)「API接続設定」画面から、赤線を確認の上、受信者の電話番号、発信者の電話番号、ボイスメッセージURLを入力します。

入力が完了したら、「テスト」をクリックし、エラーが発生しなければ、下部にある「保存する」をクリックします。
(4)最後に、「トリガーをON」をクリックします。

これで、「Google スプレッドシートで行が追加されたらTwilioで電話を発信する」フローボットの完成です。

Google スプレッドシートとTwilioを使ったその他の自動化例

Yoomでは他にもGoogle スプレッドシートとTwilioを使った自動化の例がたくさんありますので、いくつかご紹介します。

1.Google スプレッドシートで行が追加されたらTwilioでSMSを送信する

このフローはGoogle スプレッドシートに情報が追加されると、TwilioからSMS送信を自動化し、顧客への連絡を効率化できるでしょう。また、宛先誤りや入力ミスを防止し、SMS送信の正確性向上が期待できます。

2.Google スプレッドシートで行が追加されたら、Google Meetで会議スペースを作成する

このテンプレートは、Google スプレッドシートで行が追加されると、Google Meetに会議スペースを自動で作成します。会議スペースを作成する手間を省くことで業務をスムーズに進めることができるでしょう。

3.Google スプレッドシートで行が追加されたらGmailでメールを送信する

このフローを活用することで、スピーディーにGoogle スプレッドシートへ追加した内容をメンバーと共有することができるでしょう。また、他のコミュニケーションツールと連携することで、Gmailで送信されたことを通知できます。

さらに、Google スプレッドシートとTwilioを使ったテンプレートを確認したい方は、以下のサイトをご覧ください。

Google スプレッドシートを使用したフローボットテンプレート一覧

Twilioを使用したフローボットテンプレート一覧

まとめ

Google スプレッドシートとTwilioの連携は、業務効率を向上させる便利なツールとなりそうです。
手動作業を削減し、リアルタイムでの情報通知やエラー防止、コスト削減を実現できるため、特に営業やカスタマーサポートの現場で効果を発揮するでしょう。
また、業務のスケーラビリティが向上し、企業の成長を支える基盤となる可能性があります。
この自動化されたシステムを導入することで、よりスピーディーで正確な対応が可能となり、ビジネスの効率化や品質向上が期待できます。ぜひ、ご検討ください。

この記事を書いた人
t.aizawa
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