2024/08/29
アプリ同士の連携方法

正確なデータを自動同期!Googleスプレッドシートとカオナビの連携が実現する効果

k.hieda

目次

働き方が多様化する中、企業は従業員情報の正確な管理に頭を悩ませています。従業員情報の更新があると、人事システムのカオナビへ手動で入力する作業が発生します。担当部署とのやりとりの時間と手間がかかるだけでなく、手作業によるヒューマンエラーのリスクが高いことも難点です。営業、人事、プロジェクトマネージャーなど、従業員に関わるすべての部署にとって、この重複作業は大きな負担となっているはずです。<span class="mark-yellow">誤りを防ぐためのダブルチェックを行うなど、多くの時間を費やしていませんか。</span>

そこで、Yoomでは「Googleスプレッドシートで従業員情報が更新されたらカオナビも更新する」フローボットを作成しました。担当部署内ででGoogle スプレッドシートを更新するとカオナビが自動で更新される仕組みです。このフローを使うと、重複作業の解決にお役立ていただけるのではないでしょうか。本記事では、転記を自動化するメリットとプログラミング不要で連携する方法をご紹介します。

Googleスプレッドシートの情報を更新すると、カオナビに自動更新するメリット

Googleスプレッドシートとカオナビの連携を自動化すれば、従業員情報の入力作業が大幅に減ります。手作業による入力ミスを防止しデータの正確性を保ちながら、業務効率を大幅にアップ。時間と労力を削減し、より重要な業務に集中できるようになります。

メリット1 手作業からの解放!時間と労力の削減

従業員情報の入力作業は、想像以上に時間がかかります。特に大規模な組織では、膨大なデータを手入力するのは現実的ではありません。Yoomの自動化機能を使えば、Googleスプレッドシートの情報を自動的にカオナビに転送。<span class="mark-yellow">重複作業をなくし、時間と労力を大幅に削減できます。</span>

メリット2 自動化による手作業の削減!データを同期して時間と労力を節約

手作業での入力は、どうしてもミスが発生しがちです。社員番号の入力間違いや、部署名の誤記など、小さなミスが大きなトラブルに繋がる可能性も。自動化によって、<span class="mark-yellow">これらのミスを未然に防ぎ、データの信頼性を高めることができます。</span>また、常に最新の状態を保ち、情報共有の精度も向上します。

[Yoomとは]

ここから「Googleスプレッドシートで従業員情報が更新されたらカオナビも更新する」自動化をYoomのテンプレートを使い、プログラミングを使わない作り方のご紹介です。

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Google スプレッドシートとDiscordの連携フローの作り方

事前に準備するもの

アプリをYoomへ連携するため、事前にログイン情報をご準備ください。

Google スプレッドシート

  • 連携するGoogle アカウントのログイン情報
  • カオナビへ転記するGoogle スプレッドシート
    • 1行目をヘッダにして項目を入力します。今回はカオナビの項目と合わせました。
    • ※注意点 重複する項目名がある時は「項目名1」「項目名2」のように連番をふるなどユニーク値で作成してください。(項目が重複してるとうまく連携できません)
    • 2行目にはテスト用に情報を記入しておいてください。

カオナビ

ステップ1 Yoomのテンプレートをマイプロジェクトへコピーする

こちらのバナーをクリックで、Yoomワークスペースのマイプロジェクトにコピーされます。

コピーされたら、コピーされたとポップアップが表示されます。

マイプロジェクトの中にコピーしたテンプレートが確認できました。

赤枠内のタイトルをクリックし、操作に進んでください。

ステップ2 アプリトリガー「行が更新されたら」

テンプレートの1つめのプロセスをクリック!

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

このプロセスでは、YoomとGoogle アカウントを連携させます。

下記項目は初期設定済みです。任意で変更は可能です。

  • アプリトリガーのタイトル
  • アプリ
  • トリガーアクション

Google スプレッドシートと連携するアカウント情報は設定を行ってください。私の場合はすでに連携済みの表示なんですが、初めての連携ではアカウント情報のプルダウンに表示される+アカウントを追加をクリック!こちらの画面がポップアップされます。


Gmailアカウントに紐づいているアドレスを入力し、次に進むとYoomからのアクセスを求められます。認証を進めて連携完了です!

→次へ

(2/2)アプリトリガーのAPI接続設定

あらかじめ作成しておいたスプレッドシートとYoomの連携を行います。

  • トリガーの起動間隔
    • 5分・10分・15分・30分・60分 の中から選択できます。
  • スプレッドシートID
    • 編集欄をクリックで候補のシート名とIDが表示されます。選択するとIDが引用されます。
  • シートID
    • 同じように編集欄をクリックで、選択したシート内にあるタブ名が表示されます。該当するタブをクリックでIDが引用されます。

テーブル内の設定に進みます。

  • テーブルの範囲(始まり)
    • 表の最初の列を指定します。今回はAです。
  • テーブルの範囲(終わり)
    • 表の最後の列を指定します。今回はJです。
  • 一意の値が入った列
    • 更新されない値が表示された列を指定します。今回は社員番号に該当するAです。
  • 更新を検知したい列
    • 確実に更新される列を指定します。今回は更新されたら進捗状況を変更するDにしました。

テスト→ 成功→ アウトプットにはGoogle スプレッドシートのヘッダと1列目の情報が抽出されました。この項目は後のカオナビへの転記内容で引用できます。

→保存する

ステップ3 アプリと連携する「メンバーの基本情報を更新」

テンプレートのふたつめのプロセスをクリックします。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

ここではYoomとカオナビの連携設定を行います。

下記項目は初期設定済みです。任意で変更はできます。

  • アプリトリガーのタイトル
  • アプリ
  • トリガーアクション

カオナビと連携するアカウント情報は設定が必要です。私の場合はすでに連携済みの表示なんですが、初めての連携ではアカウント情報のプルダウンに表示される+アカウントを追加をクリック!

カオナビと連携に必要な情報を入力する画面がポップアップされます。

  • アカウント名
    • 任意(メールアドレスなど)
  • APIトークン
    • カオナビの管理画面からAPIトークンの取得を行ってください。Consumer KeyとConsumer Secretの発行からエンコードを生成し、APIトークンに入力します。
      >ヘルプ:詳しくはこちら

マイアプリ連携が完了したら、次に進みます。

→次へ

(2/2)API接続設定

ここではGoogle スプレッドシートのアウトプットを使った紐付けを行います。

各編集欄に先ほどスプレッドシートから抽出されたアウトプットを埋め込んでいきます。今回はこの項目に合わせてスプレッドシートの列を作ったので一致している項目をどんどん埋め込んでいきます。

所属(兼務)の編集欄をクリックすると、カオナビに登録されている部署名が候補として表示されます。

こちらは任意項目ですが、こういった細かい設定もできます。

→テスト →成功 →保存する

ステップ4 アプリトリガーを【ON】にする

今回のプロセスはここで終了です。コンプリート画面が表示されます!

最後にアプリトリガーのスイッチを【ON】にすると設定完了です。

この画面での操作以外にも、プロセス一覧の左上にあるトリガースイッチで操作できます。

プログラミング言語を習得していない私でも、テンプレートを使ったら簡単に連携できました。今回のテンプレートはこちらです。

その他のGoogle スプレッドシートとカオナビを使った自動化例3選

他にもGoogle スプレッドシートとカオナビを使った自動化例がYoomにはたくさんあります。3つご紹介します。

1.Googleスプレッドシートで集めた多様な情報を、カオナビに自動で転送。手作業による入力ミスを防ぎ、人事情報の正確性を保ちながら、業務効率を大幅にアップ。時間と労力を削減し、より戦略的な人事活動に集中できます。

2.Google Driveにアップロードされた名刺情報を、自動でGoogleスプレッドシートに転記。手作業による入力ミスを防止し、正確な名刺情報をデータベース化できます。情報管理の効率化に貢献します。

3.カオナビの従業員情報が更新されたら、Chatworkに自動で通知。関係者に最新情報を迅速に共有し、円滑なコミュニケーションを促進。業務の連携を強化します。

まとめ

Yoomのテンプレートを使えば、Googleスプレッドシートとカオナビの連携をプログラミングを使わずに実現できることがわかりました。自動化により、手作業による入力の負担を減らし、ヒューマンエラーを防止できます。また、ダブルチェックの必要が減るため、業務効率がアップ!従業員はより重要な業務に集中できるようになります。ぜひ自動化を取り入れて、業務課題の解決にお役立てくださいね。

<span class="mark-yellow">Yoomを使うと通常なら数か月かかる連携作業が、短時間で実現します。時間の有効活用につなげ、時間の使い方をもっと豊かにしましょう!</span>プログラミングが苦手でも今すぐに取り組めます。ぜひ使ってみてくださいね♪

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では、また〜!

この記事を書いた人
k.hieda
Webプランナー・ディレクター歴10年目。Web制作会社勤務時代は、クライアントへ改修と運用プランの提案と制作進行がメインでした。現在はパラレルワーカーです。Yoomのコンテンツ事業部でブログの制作、個人事業では企業の外部広報案件を受けています。民泊を始めるのでルーチンワーク効率化の徹底を目指しています!
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Google スプレッドシート
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