Google スプレッドシートとX(Twitter)の連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/02/14

SNS運用を効率化!Google スプレッドシートの情報をX(Twitter)に毎週自動投稿する方法とは?

s.miyamoto

毎週決まった情報をX(Twitter)に投稿するために、手作業でデータベースから内容をコピーして投稿する作業は手間や時間がかかりますよね。
「この作業を自動化できたら、もっとスムーズにSNS運用できるのに…」と感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
特に定期投稿を行なう場合は、入力ミスや投稿忘れが発生する可能性もあります。
そこで今回は、Google スプレッドシートの情報を取得し、X(Twitter)に自動投稿する方法をご紹介します!
この仕組みを活用することで、定期的な投稿が手軽になり、業務の効率化がサポートされるでしょう。
このアプリ連携は、プログラミングの知識がなくても簡単に導入できるので、ぜひ本記事を参考に試してみてください!

毎週、Google スプレッドシートの情報を取得し、X(Twitter)に自動投稿する方法

まずスケジュールトリガーを設定し、Google スプレッドシートのデータをGoogle スプレッドシートのAPIを利用して受け取ります。 
その後、X(Twitter)のAPIを使いGoogle スプレッドシートのデータを受け取り、X(Twitter)に投稿します。
最後に、Google スプレッドシートのデータを更新します。
この方法で自動化できます!

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成していきます。

  • Google スプレッドシートとX(Twitter)をマイアプリ登録
  • テンプレートをコピーする
  • スケジュールトリガーを設定し、Google スプレッドシートのデータを受け取る
  • X(Twitter)の自動投稿を設定し、Google スプレッドシートのデータを更新する
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

Yoomに登録済みの方はログインし、未登録の方はこちらから無料登録をしてから設定を進めてください。

ステップ1. Google スプレッドシートとX(Twitter)をマイアプリ登録

まずGoogle スプレッドシートとX(Twitter)をマイアプリに登録します。
Yoomにログインしたら、画面左側にある「マイアプリ」をクリックし、「+新規接続」からGoogle スプレッドシートを検索してください。

「Sign in with Google」をクリックし、サインイン操作を行ってください。

アクセスを許可することで、Google スプレッドシートのマイアプリ登録が完了します。

続いて、「+新規接続」からX(Twitter)を検索してください。

ご利用のアカウントでログイン操作を行なってください。

次のページで「アプリにアクセスを許可」をクリックすると、X(Twitter)のマイアプリ登録が完了します。

次に、テンプレートを利用して設定を進めていきましょう。
Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。

「テンプレートがコピーされました!」と表示されるので、「OK」をクリックしてコピーを完了してください。

ステップ2. スケジュールトリガーを設定

次に、スケジュールトリガーを設定します。
「指定したスケジュールになったら」をクリックしてください。

次のページで「タイトル」と「スケジュール設定」を編集します。
「タイトル」は、任意で編集可能です。
「スケジュール設定」は、「日付指定」「曜日指定」「Cronの設定」を選択できます。
デフォルトの設定では曜日指定を使用し、「毎週月曜日の午前9時」にフローを実行するよう設定されています。

日付指定は、「毎月何日の何時」にフローを実行するか設定できます。
画像は「毎月15日の午前9時」に設定されています。

Cronの設定では、より細かく日時指定ができます。
画像は「毎週月曜日から土曜日まで21:00に実行」に設定されています。
※Cronの設定方法はこちらをご覧ください。
各項目の設定後、「保存する」をクリックしてください。

ステップ3. Google スプレッドシートのデータを受け取る

次に、 Google スプレッドシートのデータを受け取る設定を行います。
「レコードを取得する」をクリックしてください。

次のページで「Google スプレッドシートと連携するアカウント情報」を確認してください。
「スプレッドシートID」と「スプレッドシートのタブ名」は、入力欄をクリックし表示された候補から該当項目を選択してください。

今回はこのようなシートを選択しました。
設定が完了したら、「次へ」をクリックしてください。

レコードの取得設定を行います。
「取得したいレコードの条件」は投稿日=フローボット起動日の条件でレコード取得をします。
設定が完了したら、「テスト」をクリックしてください。

アウトプットを確認し、「保存する」をクリックしてください。

ステップ4. X(Twitter)の自動投稿を設定

次に、X(Twitter)の自動投稿を設定します。
「ポストを投稿」をクリックしてください。

タイトルの任意編集とアカウント情報の確認を行い、「次へ」をクリックしてください。

「ポストのテキスト」の入力欄をクリックし、Google スプレッドシートから取得した「投稿内容」を選択してください。
設定が完了したら「テスト」をクリックしてください。

アウトプットを確認し、「保存する」をクリックしてください。

ステップ5. Google スプレッドシートのデータを更新

次に、Google スプレッドシートのデータを更新する設定を行います。
「レコードを更新する」をクリックしてください。

次のページで、「ステップ3. Google スプレッドシートのデータを受け取る」と同じ内容を設定し、「次へ」をクリックしてください。

「①更新したいレコードの条件」は、「投稿日=フローボットの起動日時」の形式で設定します。
「②更新後のレコード」の「ポストID」はX(Twitter)から取得した「ポストID」を選択してください。
設定が完了したら「テスト」をクリックし、表示されたアウトプットを確認した後「保存する」をクリックしてください。

最後に「トリガーをON」をクリックし、フロー稼働の準備が完了です。
これで毎週Google スプレッドシートの情報を取得し、X(Twitter)に自動投稿することができます。

毎週、Google スプレッドシートの情報を取得し、Geminiで整理しX(Twitter)に自動投稿する

次に「Google スプレッドシートの内容をGeminiで整理する」という仕組みに変更した場合の設定方法を説明します。

はじめに、Geminiのマイアプリ登録を行います。
画面左側にある「マイアプリ」をクリックし、「+新規接続」からGeminiを検索してください。

「アカウント名」を任意で入力し、Geminiから発行したAPIキーを「アクセストークン」に入力した後「追加」をクリックすると、Geminiのマイアプリ登録が完了します。

次に、以下のテンプレートをコピーしてください。

コピーが完了したらこちらはステップ1のマイアプリ登録からステップ3のGoogle スプレッドシートのデータを受け取る設定までが同じステップになるので、そのあとのGeminiの設定から説明していきます。

今回はこのようなシートを選択しています。

Geminiで投稿内容を作成する設定を行います。
「コンテンツを生成」をクリックしてください。

次のページで「Geminiと連携するアカウント情報」を確認してください。
タイトルは編集可能ですが、トリガーアクションは変更せず「次へ」をクリックしてください。

詳細は以下のように設定してください。
「モデル」は、入力欄をクリックし表示された候補からモデルを選択してください。
「プロンプト」は、テンプレートを活用しているため設定は完了しています。指示内容を変更したい場合は任意で編集できます。
「systemInstruction」も任意で編集できます。(例:あなたはプロのSNSマーケターです)
設定が完了したら「テスト」をクリックしてください。

アウトプットを確認し、「保存する」をクリックしてください。

次に、X(Twitter)に自動投稿する設定を行います。
「ポストを投稿」をクリックしてください。

「ポストのテキスト」の入力欄をクリックし、Geminiで生成されたコンテンツを選択してから「テスト」をクリックしてください。

アウトプットを確認し、「保存する」をクリックしてください。

次に、Google スプレッドシートのデータを更新する設定を行います。
「レコードを更新する」をクリックしてください。

タイトルの任意編集とアカウント情報の確認、データベースの連携設定を行い「次へ」をクリックしてください。

「①更新したいレコードの条件」は、「投稿日=フローボットの起動日時」の形式で設定します。
「②更新後のレコード」の設定値は以下を参考に設定してください。

  • 投稿内容_Gemini:Geminiから取得した「生成されたコンテンツ」を選択してください。
  • ポストID:X(Twitter)から取得した「ポストID」を選択してください。

設定が完了したら「テスト」をクリックしてください。

アウトプットを確認し、「保存する」をクリックしてください。

毎週Notionから情報を取得し、ChatGPTで文章を生成してX(Twitter)に自動投稿する

次に「Notionから情報を取得し、ChatGPTで文章を生成する」という仕組みに変更した場合の設定方法を説明します。
※ChatGPT(OpenAI)のアクションを実行するには、OpenAIのAPI有料プランの契約が必要です。(APIが使用されたときに支払いができる状態)
※ChatGPTのAPI利用はOpenAI社が有料で提供しており、API疎通時のトークンにより従量課金される仕組みとなっています。そのため、API使用時にお支払いが行える状況でない場合エラーが発生しますのでご注意ください。

はじめに、ChatGPTのマイアプリ登録を行います。
画面左側にある「マイアプリ」をクリックし、「+新規接続」からChatGPTを検索してください。

「アカウント名」は任意の名称を入力してください。
「アクセストークン」は、OpenAIのページから取得したAPIキーを入力してください。
設定後に「追加」をクリックすると、ChatGPTのマイアプリ登録が完了します。
※ChatGPTのマイアプリ登録方法はこちらで詳しく説明しています。

次に、以下のテンプレートをコピーしてください。

コピーが完了したらこちらはステップ1までが同じステップになるので、Notionの設定から説明していきます。

NotionのデータベースからX(Twitter)の投稿内容を取得する設定を行います。
「レコードを取得する」をクリックしてください。

次のページで「Notionと連携するアカウント情報」を確認してください。
「データベースID」は、入力欄をクリックし表示された候補から該当IDを選択するか、注釈を参照しデーターベースURLから該当箇所を引用してください。

今回はこのようなデータベースを選択しました。
設定が完了したら「次へ」をクリックしてください。

取得したいレコードの条件は「投稿日=フローボットの起動日時」の形式で設定してください。
設定後にテストとアウトプットの確認を行い、「保存する」をクリックしてください。

ChatGPTで投稿内容を作成する設定を行います。
「テキストを生成」をクリックしてください。

※ChatGPT(OpenAI)のアクションを実行するには、OpenAIのAPI有料プランの契約が必要です。(APIが使用されたときに支払いができる状態)
https://openai.com/ja-JP/api/pricing/
ChatGPTのAPI利用はOpenAI社が有料で提供しており、API疎通時のトークンにより従量課金される仕組みとなっています。そのため、API使用時にお支払いが行える状況でない場合エラーが発生しますのでご注意ください。

次のページで「ChatGPTと連携するアカウント情報」を確認してください。
タイトルは編集可能ですが、トリガーアクションは変更せず「次へ」をクリックしてください。

詳細は以下のように設定してください。
「メッセージ内容」に、Notionから取得した投稿内容を含めた指示内容を設定してください。
設定後にテストとアウトプットの確認を行い、「保存する」をクリックしてください。

次に、X(Twitter)に自動投稿する設定を行います。
「ポストを投稿」をクリックしてください。

「ポストのテキスト」の入力欄をクリックし、ChatGPTで生成された返答内容を選択してください。
設定後にテストとアウトプットの確認を行い、「保存する」をクリックしてください。

次に、Notionのデータを更新する設定を行います。
「レコードを更新する(ID検索)」をクリックしてください。

タイトルの任意編集とアカウント情報の確認、データベースIDの設定を行い「次へ」をクリックしてください。

「①更新したいレコードの条件」は、「取得したレコードIDと更新するレコードIDが等しい」といった形式で設定します。
「②更新後のレコード」は各入力欄をクリックし表示された候補から該当項目を選択してください。
ポストID:X(Twitter)の「ポストID」を選択
投稿内容_ChatGPT:ChatGPTの「返答内容」を選択
設定後にテストとアウトプットの確認を行い、「保存する」をクリックしてください。

X(Twitter)を使ったその他の自動化例

他にもX(Twitter)を使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します!

1. 毎日、為替情報をRPAで取得しX(Twitter)に自動でポストを投稿する

RPAとX(Twitter)のアプリ連携を活用することで、最新の為替情報が自動で取得されX(Twitter)に投稿されます。これにより、手作業で情報を収集し投稿する手間が削減され、正確な情報発信がサポートされます。

2. YouTubeで新しい動画が投稿されたら、X(Twitter)でツイートを行う

YouTubeに新しい動画が公開されると自動でX(Twitter)に投稿されるため、手動で投稿内容を作成する必要がありません。これにより、新着コンテンツの共有が効率化され投稿の管理負担が軽減されるでしょう。

3. フォームのSNS投稿用文章をDeepLで翻訳し、X(Twitter)に投稿する

フォームに入力された投稿用の文章がDeepLで翻訳され、X(Twitter)に自動で投稿されるため、手動で翻訳や投稿作業を行う必要がありません。これにより、多言語対応の投稿作成がスムーズになり、作業時間の短縮が期待されます。

まとめ

「毎週のSNS投稿をもっと簡単にできたら…」「定期的な情報発信を自動化したい…」と感じたことはありませんか?
特に広報やマーケティング担当者の方は、手動による投稿管理やミスのチェックに時間を取られてしまうことがあるでしょう。
そこで今回ご紹介した仕組みを活用することで、Google スプレッドシートの情報をX(Twitter)に自動投稿できるようになり、手作業の負担が軽減されます!
また、投稿ミスを防ぎながら定期的な情報発信をスムーズに行えるようサポートされるでしょう。
Yoomのアプリ連携は、特別なプログラミングの知識がなくても導入できます!
「SNS運用をもっと効率化したい」と考えている方は、ぜひ本記事を参考に導入を試してみてくださいね!

この記事を書いた人
s.miyamoto
外資企業のカスタマーサクセス業界にて約5年の経験があります。 オペレーターや管理職など、さまざまな立場から培った現場の課題点を元に、日々お役立ちコンテンツを発信していきます。 Yoomを活用し、顧客体験を向上するヒントなど、現場で活かせるコンテンツを皆様にお届けしていきます!
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