YoomとGoogle スプレッドシートを連携するイメージ
アプリ同士の連携方法

2025/02/25

毎日の広告レポート作業をゼロに!Google スプレッドシートで自動レポートを作成する手順

s.ougitani

「毎朝、広告レポートを手動で確認し、データをスプレッドシートにまとめ、チームに共有する」こんな作業に時間を取られていませんか?
広告運用をしていると日々のレポート確認は欠かせませんが、データ取得や共有に時間がかかり、他の重要な業務が後回しになってしまうこともありますよね。
もし、Meta広告(Facebook)の最新データを自動で取得し、Google スプレッドシートに追加、さらにSlackでチームに通知する仕組みがあったらどうでしょうか?
手間なく最新の情報をチェックでき、意思決定もスピーディーにできるかもしれません!
この記事では、そんな自動化の仕組みをノーコードツールYoomを使い、簡単に設定する方法を詳しく解説します。
プログラミングの知識は不要!手順通りに設定すれば、毎日のレポート業務が劇的に効率化されるはずです。
それでは、早速始めましょう!

それでは、「毎日、Meta広告(Facebook)で最新の広告レポートを取得し、Google スプレッドシートに自動追加しSlackに通知する」方法を解説します。

[Yoomとは]

毎日、Meta広告(Facebook)で最新の広告レポートを取得し、Google スプレッドシートに自動追加しSlackに通知する方法

まず、Meta広告(Facebook)で最新の広告レポートを取得したことをMeta広告(Facebook)のAPIを利用して受け取ります。
その後、Google スプレッドシートの提供するAPIを用いて、Google スプレッドシートに情報を追加することが可能です。
また、Slackが提供するAPIを用いることで、更にMeta広告(Facebook)の最新の広告レポート情報を通知することもできます。
一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成していきます。

  • Meta広告(Facebook)とGoogle スプレッドシートとSlackのマイアプリ登録
  • テンプレートをコピー
  • トリガーとアクションを設定
  • トリガーをONにして動作チェック

Yoomのアカウント発行はこちらから。
すでにアカウントをお持ちの方はログインしておきましょう!

ステップ1:Meta広告(Facebook)とGoogle スプレッドシートとSlackのマイアプリ登録

1.Meta広告(Facebook)のマイアプリ登録

まずはMeta広告(Facebook)をYoomと連携しましょう。
Yoomにログインしたら、マイアプリから新規接続をクリックし、アプリ一覧でMeta広告(Facebook)を選択します。


メールアドレスとログインパスワードを入力しましょう。

「リンク」をクリックします。

これでMeta広告(Facebook)のマイアプリ登録ができました。

2.Google スプレッドシートのマイアプリ登録

次にGoogle スプレッドシートをYoomと連携しましょう。
マイアプリ→新規接続→Google スプレッドシートの順でクリックします。

「Sign in with Google」をクリックしてください。

連携したいアカウントを選択しましょう。

「次へ」をクリックします。

「続行」をクリックしましょう。

これでGoogle スプレッドシートのマイアプリ登録ができました。

3.Slackのマイアプリ登録

最後にSlackをYoomと連携しましょう。
マイアプリ→新規接続→Slackでクリックしましょう。

投稿先のチャンネルを設定し、許可するを選択しましょう。

これでSlackのマイアプリ登録ができました。

ステップ2:テンプレートをコピー

次にテンプレートをYoomのテンプレートサイトからコピーしましょう。
下のバナーをクリックしてください。

クリック後、「このテンプレートを試す」を選択し、テンプレートのコピーができたと表示されたら完了です!
コピーしたテンプレートはYoomのマイプロジェクトに保存されています。

ステップ3:スケジュールトリガーの設定

それではフローボット設定に進みましょう!
コピーしたテンプレートの1番上の「指定したスケジュールになったら」の項目をクリックしてください。

1.実行時間の指定

タイトルは入力されていますが、変更できます。
スケジュール設定については、ここでは毎日9時にフローボットを起動させたいので「曜日指定」を選択し、「曜日」と「時間」を設定しましょう。

補足:Cron設定をすればもっと細かく指定することが可能です。
詳しくは、こちらを確認してください。

設定したら、保存します。

ステップ4:Meta広告(Facebook)のアクションを設定①

次に、「広告セットレポートの作成」をクリックしてください。

1.連携アカウントとアクションを選択

タイトルは変更できます。
Meta広告(Facebook)と連携するアカウントを確認しておきましょう。
アクションは「広告セットレポートの作成」を選択します。
設定したら、「次へ」をクリックしましょう。

2.API接続設定

広告セットIDを設定しましょう。
期間の開始と期間の終わりを「日付」項目の「今日」を添付画像のように選択します。
設定したら、テストを行います。

アウトプットが取得できたら保存しましょう。

ステップ5:Meta広告(Facebook)のアクションを設定②

次に「広告セットレポートを取得」をクリックしましょう。

1.連携アカウントとアクションを選択

タイトルは変更できます。Meta広告(Facebook)と連携するアカウント情報を確認します。
アクションは「広告セットレポートを取得」を選択しましょう。
設定したら、「次へ」をクリックしてください。

2.API接続設定

レポートIDは、広告セットレポート作成で取得した「レポートID」をアウトプットから選択しましょう。
設定したら、テストをクリックします。

アウトプットが取得できたらテスト成功です!
ここまでできたら、保存してください。

ステップ6:Google スプレッドシートのアクション設定

次に「レコードを追加する」をクリックしてください。

1.データベースの連携

タイトルは変更できます。
Google スプレッドシートのアカウント情報を確認します。
アクションは「レコードを追加する」を選択しましょう。

スプレッドシートID、スプレッドシートタブ名は候補から選択するか入力しましょう。
テーブル範囲を設定し、「次へ」をクリックします。

2.データベース操作の詳細設定

Google スプレッドシートの項目が取得できたら、アウトプットを活用し設定します。

設定後、テストをクリックし、Google スプレッドシートに追加できたら保存しましょう。

ステップ7:Slackのアクション設定

いよいよ最後の項目です!
「チャンネルにメッセージを送る」をクリックしましょう。

1.連携アカウントとアクションを選択

タイトルは変更できます。
Slackと連携するアカウントを確認しましょう。
アクションは「チャンネルにメッセージを送る」を選択します。
設定後、「次へ」をクリックします。

2.API接続設定

投稿先のチャンネルIDを設定します。
メッセージは、アウトプットを活用しながら、通知したい文章を作成しましょう。
設定したら、テストをクリックして、Slackに通知できたら保存します。


保存後、トリガーをONにして動作チェックを行いましょう。

これで設定が完成しました!

さらに自動化するには

Yoomには他にも便利な機能があります。
もっと自動化を取り入れたい!という方は試してみましょう。

事例1:Yoomのワークフロー通知をONにしよう

テンプレート作成ページ右上をクリックし、ワークフロー通知をONにしましょう。
これにより、フローボットが起動したことを通知できるようになります。
今回のように毎日の定型業務を自動化する場合、正常にフローボットが作動しているかを、毎日Yoomを開いて確認しなくてもよくなります。

事例2:チャットツールを変更してみよう

Yoomでマイアプリ登録を行うことで、アプリを変更し、自由にカスタマイズすることが可能です!
例えば、Slack→Google Chatに変更することもできるため、業務に合わせたフローボットを作成することがYoomのすごいところだと思います。

毎日、Google Adsのキャンペーンレポートから最新の情報を取得し、Google スプレッドシートに自動追加する方法

アプリをMeta広告(Facebook)からGoogle Adsに変更し、同様のフローボットを作成できます!
ここでは、Google Adsの設定方法をご紹介します。
それでは早速設定していきましょう!

まずはマイアプリ登録を行います。
Yoomのワークスペースにログイン後、マイアプリから新規接続をクリックし、Google Adsを選択しましょう。

「Sign in with Google」をクリックします。

連携するアカウントを選択します。

「次へ」をクリックします。

「続行」をクリックしましょう。

これでマイアプリ登録ができました。

次にテンプレートをコピーしましょう。
下のバナーをクリックします。

クリック後、「このテンプレートを試す」を選択し、コピーしましょう。

次にGoogle Adsのアクションを設定します。
コピーしたテンプレートの「キャンペーンレポートの取得」をクリックしましょう。

連携アカウントとアクションの選択は、すでに設定できているため、内容を確認して「次へ」をクリックしましょう。

API接続設定は、広告アカウントID、キャンペーンIDを設定します。
期間の開始日と終了日は、「日付」から今日の日付を選択しましょう。
設定後、テストをクリックしてGoogle Adsのアウトプットが取得できたら保存しましょう。

その他の項目の設定を行い、最後にトリガーをONにして動作のチェックをしてください!
これで設定完了です。

毎日、Google アナリティクスのイベントレポートを取得から最新の情報を取得し、Google スプレッドシートに自動追加しSlackに通知する方法

Google アナリティクスにアプリを変更することも可能です!
Yoomでマイアプリ登録を行えば、自由にカスタマイズすることが可能です。
ここではGoogle アナリティクスの設定方法を解説します。
他の項目の設定方法は、1つ目で詳しくご紹介しているので、そちらを確認してください!

それではGoogle アナリティクスのマイアプリ登録を行います。
Yoomのワークスペースからマイアプリ→新規接続→Google アナリティクスの順でクリックしましょう。

「Sign in with Google」をクリックしましょう。

その後は、Google スプレッドシートやGoogle Adsと同様の手順で進みましょう。
次に下のバナーをクリックして、テンプレートをコピーしましょう。

クリックしたら「このテンプレートを試す」を選択し、コピーを完了させましょう。
続いてGoogle アナリティクスのアクション設定に進みましょう。
「イベントレポートを取得」をクリックしてください。

連携アカウントとアクションの選択画面は、事前に設定済みですので、内容を確認し、「次へ」をクリックしましょう。

API接続設定では、プロパティID、イベント名を設定しましょう。
期間の開始と終わりは日付から今日の日付を選択してください。
設定したら、テストをクリックし、アウトプットが取得できたら保存しましょう。

その他項目を設定したら、トリガーをONにして、動作チェックを行いましょう!
これで設定が完了しました。

その他のGoogle スプレッドシートを使った自動化の例

他にもGoogle スプレッドシートを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

1.Gmailで受け取ったアンケート結果をGoogle スプレッドシートに格納する

手動でGoogle スプレッドシートに追加している手間と労力を削減できます。
これにより、入力にかかる時間を短縮できるため、他の業務に集中できる環境が整いそうです。

2.kintoneに情報が登録されたら、Googleカレンダーに登録する

手作業でGoogleカレンダーに登録していると、ミスや漏れが発生する可能性があります。
このテンプレートを活用すると、自動登録できるため、ヒューマンエラー防止できます。
正確性の高いカレンダー情報を管理することが期待できます。

3.Sansanで名刺情報が登録されたら、Google スプレッドシートに追加しSlackに通知する

他チームと名刺情報を共有する時にGoogle スプレッドシートを活用していることもあると思います。
しかし、手作業で同じ情報を登録する作業は、手間がかかります。
登録する数が多い時には、大変な作業になりますよね。
このテンプレートを活用すれば、手動作業を軽減することができます。

まとめ

毎日手動でレポートを取得・共有するのは大変ですが、今回紹介した方法を使えば、Meta広告(Facebook)のデータを自動取得し、Google スプレッドシートに追加、さらにSlackで通知するという流れを簡単に設定できます。
設定が完了すれば最新の広告レポートを確認し、スムーズにチームで情報共有が可能になるはずです。また、手作業のミスを防ぐ上、正確性の高いデータに基づき、素早い意思決定が実現できるかもしれません。
さらに、Google AdsやGoogle アナリティクスといった他のツールにも応用できるので、業務の自動化をさらに進めたい方は、ぜひ試してみてください!
自動化を導入してレポート作業から解放され、より価値の高い業務に時間を使いましょう!

この記事を書いた人
s.ougitani
人材会社で営業とCAを約5年担当した後、エンジニアの採用を行っている会社で求人広告やスカウト文章の作成などのお仕事に携わってきました。 Yoomの「事務作業を自動化する」という画期的なサービスに魅力を感じています。 少しでも皆様のお役に立てる情報を発信できるように執筆していきたいです。
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Google スプレッドシート
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