2024/09/02
アプリ同士の連携方法

【ノーコードで連携】Googleスプレッドシートに追加された利用者情報を即給にも自動で追加する方法

m.i

目次

人事担当者や給与管理をされている皆さん、日々繰り返される従業員情報の登録がもっと楽になったらなと思いませんか?
Googleスプレッドシート内のデータを別のシステムに転記する作業は、時間と労力がかかります。
そこで、Yoomを使ってGoogleスプレッドシートと即給を連携すると、シートに利用者情報が追加された際に、自動的に即給にも追加できるようになります。
本記事では、2つのアプリを連携するメリットを踏まえながら、具体的な連携方法について詳しく紹介していきます。
手動でのデータ入力や更新の手間を省くことで、業務をスピードアップさせつつ正確性を向上させましょう。

Googleスプレッドシートと即給を連携するメリット

メリット1: データの正確性が向上する

手動でデータを入力する場合、誤入力や入力漏れなどのヒューマンエラーが発生するリスクがあります。
しかし、Googleスプレッドシートと即給を自動的に連携することで、入力されたデータがそのまま即給に反映されるため、手入力の必要がなくなり、エラーのリスクを削減することが期待できます。
この連携により、データの一貫性と正確性が保たれるのは大きなメリットになるでしょう。

メリット2: 時間と労力が節約できる

通常、Googleスプレッドシートに入力されたデータを別のシステムに手動で転記していると、時間と労力がかかりますよね。
また、転記量に比例して作業量もその分増えてしまうのが難点でもあります。
ですがこれらのアプリを連携することで、データが自動的に反映されるため、手作業が不要になります。
その結果、データの転記にかかる時間が大幅に短縮され、担当者はより重要な業務に時間を割くことができるようになります。

[Yoomとは]

Googleスプレッドシートと即給の連携フローの作り方

ここまでメリットをご紹介してきました。
では早速、Yoomを使って今回使用するアプリを連携しましょう!
登録が完了したら、「Googleスプレッドシートで利用者情報が追加されたら即給に追加する」フローボットを作成していきます。

ステップ1:マイアプリ連携

まずは、使用しているGoogleスプレッドシートとYoomを連携しましょう。
Yoomページの左側からマイアプリ→新規接続→Googleスプレッドシートの順に選択します。
メールアドレス・パスワードを入力してログインを進めていくとこの画面になるので、確認して続行をクリックします。


続いて即給と連携します。
以下の項目を設定しましょう。

  • アカウント名
  • アクセストークン


2つのアプリがマイアプリに連携できたらOKです。

ステップ2:トリガーやアクションを設定

今回は用意されているテンプレートを使用します。
テンプレートページを開いたら、このテンプレートを試してみるをクリック。
Yoomをお使いの方はログインし、初めての方は会員登録をしましょう。
進むと、ご自身のワークスペースにテンプレートがコピーされます。
必要だったら、テンプレートの名前を変更することができます。
左側のマイプロジェクトをクリックすると先ほどコピーしたテンプレートが出てきます。
右側の三点リーダー(...)をクリックし、編集するを選択します。

今回は以下の2ステップです。
一緒に設定していきましょう!

用意するもの

  • 以下のような情報の記載されたスプレッドシート
    (預金種目については数字にして、この時点で入力しておくと後で便利です。)

ではアプリトリガーを設定していきましょう。
行が追加されたら」を選択します。
連携するアカウント情報を確認します。
アクションはそのままで次に進みましょう。
必須項目の設定に入ります。

  • トリガーの起動間隔:5分、10分、15分、30分、60分の間隔から選べます。
    ※プランによって起動間隔の選択内容が変わります。
  • スプレッドシートID・シートID
  • テーブル範囲:任意で設定します。今回は始まりがA、終わりがLです。
  • 一意の値が入った列:こちらも任意で設定します。今回はEとします。※必ず値が重複しない列を選んでください!

テスト→テスト成功し、アウトプット欄にスプレッドシートの内容が反映されているのを確認して保存します。
続いて「利用者を登録」をクリック。
こちらも、連携するアカウント情報を確認します。
アクションはそのままで次に進みます。
必須項目を設定していきましょう。
企業番号と事業所番号以外はスプレッドシートの情報を引用していきたいので、アウトプットから選択していきます。

  • 企業番号
  • 事業所番号
  • 利用者番号
  • 金融機関コード
  • 金融機関支店コード
  • 預金種目
  • 口座番号
  • 口座名義
  • 給与支払サイクル
  • 利用可能額の設定方法

その他の欄は任意で設定していけば大丈夫です。
こちらもテストして問題なければ保存します。
最後にアプリトリガーをオンにして完了です。
ここまでお疲れ様でした。
プログラミングに詳しくない私でも、簡単に進めることができました。
今回使用したフローボットはこちら↓

その他Googleスプレッドシートと即給を使った自動化の例

1.Googleスプレッドシートで利用者情報が更新されたら即給も更新するフローです。
口座名義や銀行口座の変更など、すぐに対応しないと給与支払に影響します。
このフローを導入すれば、スプレッドシートに変更された情報を入力しておくだけで即給にも反映されるようになるのでおすすめです。

その他Googleスプレッドシートを使った自動化の例

2.Googleスプレッドシートで行が更新されたらfreee人事労務の従業員情報も更新するフローです。
こちらも先ほどのフローボットと似ていますが、住所や連絡先変更など早急に対応する必要のある業務を自動化できます。
スプレッドシートを共有して、変更箇所を従業員に入力してもらっておけば、freee人事労務に自動で反映するようになります。

まとめ

今回は「Googleスプレッドシートで利用者情報が追加されたら即給に追加する」フローボットをご紹介しました。
従業員の増える時期など、様々なツールに従業員を登録する必要がありますよね。
今回のようなフローボットを利用すれば、Googleスプレッドシートに従業員情報を入力するだけで他のツールへの登録を自動化できるようになります。
手入力による入力ミスや登録漏れなども防げます。
特に、ノーコードでアプリを連携できるYoomを使えば、エンジニアリングの知識がなくても簡単に業務自動化が可能です。これにより、ルーティン業務は自動化して、別の重要な業務に集中しましょう。
ぜひ、この記事を参考にして、業務の自動化を進めてみてくださいね。

この記事を書いた人
m.i
新卒から3年ほど金融関係の仕事を経験してきました。 業界柄、手動で行う作業がとても多く、自動化したらもっと他の仕事ができるのになと思っていた時にYoomに出会いました。 ブログ執筆しながらYoomの便利さに日々感動しています。 分かりやすい構成を心がけています。
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