Google スプレッドシートとXの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2024/11/28

Google スプレッドシートを更新するとXへ自動投稿する方法

a.ohta

マーケティングや広報にXを活用していて、ポスト内容をGoogle スプレッドシートに蓄積しているのであれば、この2つのアプリを連携するのはいかがでしょうか。 Google スプレッドシートと連携することで、内容をチェックした後のXへの投稿を自動化できます。 これにより、ポスト文の作成者とチェック者との連携の強化や、Xへのスムーズな投稿が実現できるかもしれません。 デジタル社会において欠かせないSNSマーケティングを効率的に活用したいのであれば、この機会に自動化の導入をしてみませんか?

こんな方におすすめ

  • マーケティングや広報にXを活用している企業
  • Xへの投稿文をGoogle スプレッドシートで作成&管理している方
  • Xへの投稿文のチェックやポストを行う担当者
  • Google スプレッドシートとXを連携しポストを効率的に行いたい方

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできるので、ぜひお試しください!

Yoomとは?

Yoomは日々の事務作業を自動化して、業務の効率化を図りたい方におすすめの次世代自動化ツールです!API連携はエンジニアではないユーザーにとっては難しい作業ですが、 Yoomは専門的な知識や複雑なコーディングは不要で、直感的な操作でアプリを一元管理できるので非常に便利です。

Yoomの登録はコチラ。30秒で簡単に登録できます!

では、ここからYoomを使用して、アプリ同士を連携するフローを紹介していきます。
まずはじめに、Yoomの登録を行いましょう。
Yoomは2週間のトライアルが可能です。実際に操作をして使用感を確かめることができます。

今回は「Google スプレッドシートでステータスが更新されたら、X(Twitter)にポストを投稿する」という自動化を、テンプレートを用いて行います。

Google スプレッドシートとXの連携フローの作り方

今回の連携フローは大きく分けて以下のプロセスの通りです。

  • Google スプレッドシートとXをマイアプリ連携
  • Google スプレッドシートを起動する設定
  • Xへの投稿設定
  • トリガーボタンをONにして、Google スプレッドシートとXの連携動作を確認

ステップ1:Google スプレッドシートとXをマイアプリ連携

Yoomの登録完了後、左側にあるメニューから「マイアプリ」を選択してください。

次に、右上の新規接続ボタンをクリックします。

Google スプレッドシートとYoomの連携

1.検索する

Google スプレッドシートのアイコンをクリックします。

2.アカウントを選択
Yoomと連携するGmailアドレスのGoogleアカウントを押しましょう。

3.Yoomにログイン

画像のページに移行するので、規約を読み次へをクリックします。

4.YoomがGoogleアカウントへの追加アクセスを求めています 続行を押しましょう。 認証画面に移行したら、権限を全て許可するを選択してください。

5.連携完了

画面が切り替わり、上記の表示がされれば連携完了です。

6.Google スプレッドシートの用意
Xへの投稿文を保存しているGoogle スプレッドシートを用意しましょう。

今回は「ステータスが更新されたらXへポストする」という想定のため、プルダウン式のステータスを設置しました。

この場合、他のステータスも作成してしまうとステータス変更の度に更新されてしまうため、「投稿済み」のステータスのみを作成しておきましょう。

XとYoomの連携

1.検索する

Xのアイコンをクリックします。

2.アプリの承認

Xから承認を求められます。
Google スプレッドシートで作成した投稿文をポストしたいアカウントか必ず確認し、問題がなければ赤枠をクリックしてください。

3.追加する
必須項目が設定し終わったら右下の追加を押しましょう。

上記の表示が出たら連携完了です。

ステップ2:テンプレートのコピー

次に、今回使用するテンプレートをコピーしてください。

1.上のバナーの「詳細を見る」をクリック
2.移行した画面下部の「このテンプレートを試す」をクリック
3.Yoomの登録がまだの場合は、登録を行う

※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

フローボットのテンプレートが「マイプロジェクト」にコピーされると、上記の表示がされます。

画像のようなページに移行するので、詳細な設定を行っていきましょう。

ステップ3:Google スプレッドシートの起動設定

1.マイプロジェクトを開く

画面左側のメニューから「マイプロジェクト」を開きましょう。

2.コピーしたテンプレートを開く
「【コピー】Google スプレッドシートでステータスが更新されたら、X(Twitter)にポストを投稿する」をクリックします。

3.アプリトリガーを選択

Google スプレッドシートのアイコンの「ステータスが更新されたら」をクリックします。
タイトルなどの設定は完了しているため、次へを押しましょう。

4.トリガーの起動間隔の設定

起動間隔を設定しましょう。
トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

5.IDの入力

ボックス下部の補足に従い、候補から設定しましょう。ボックスをクリックします。

Google スプレッドシートのデータが一覧表示されるため、Xと連携したいものをクリックして挿入してください。
シートIDも同様に設定しましょう。

6.テーブル範囲などの入力

テーブル範囲などを指定します。

今回は用意したGoogle スプレッドシートのテーブル範囲は、A~Dとなります。

他と重複しない一意の値は、A列の投稿文としました。

更新を検知したい列は、D列のチェックとしています。

そのため、今回の設定は画像のように行いました。

7.テストの実行

設定が完了したらテストボタンを押してください。
テスト成功と表示が出たら完了です。保存をクリックします。

ステップ4: Xへポストをする設定

1.アプリと連携する

Xのアイコンの「ポストを投稿」をクリックします。
タイトルなどの設定は完了しているため、次へを押しましょう。

2.必須項目の設定

投稿内容にGoogle スプレッドシートのデータを紐づけていきます。
赤枠のボックスをクリックしてください。

Google スプレッドシートのアイコンを選択します。

先ほどテスト送信したGoogle スプレッドシートのデータが一覧表示されます。
その中から、実際にXへ投稿する文章データを選択してください。

挿入できると画像のようになります。

4.テストの実行

データの挿入が完了したらテストボタンを押しましょう。
テスト成功と表示が出たら、設定は完了です。保存を押してください。

5.トリガーをONにする

フローボットの作成が完了すると、上記のような表示がされます。トリガーは初期設定ではOFFの状態なので、ONにしましょう。
以上でアプリ連携が完了です。

今回使用したフローボットテンプレート
Google スプレッドシートでステータスが更新されたら、X(Twitter)にポストを投稿する

Google スプレッドシートやXを使ったその他の自動化例

本日ご紹介した連携以外にもGoogle スプレッドシートやXのAPIを活用することで様々な自動化を実現することが可能です。

もし気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!

Google スプレッドシートとXを連携した自動化例

Google スプレッドシートの投稿予定リストに基づきXに投稿したり、毎週、Google スプレッドシートの情報を取得し、Xに自動投稿したりすることもできます。
また、毎週Google スプレッドシートの情報を取得し、Geminiで整理しXに自動投稿する連携も可能です。

Google スプレッドシートを活用した自動化例

Google スプレッドシートで期限が今日に該当するタスクを取得して毎日一括でチャットツールに通知する

Google スプレッドシートで期限が今日のタスクを取得して毎日一括でSlackやChatworkなどに自動で通知します。

Google スプレッドシートで行が追加されたらクラウドストレージにフォルダを作成する

Google スプレッドシートで行が追加されたら、Google DriveやOneDriveなどにフォルダを自動で作成します。

メールで受け取ったアンケート結果をGoogle スプレッドシートに登録する

GmailやOutlookで受け取ったアンケート結果をGoogle スプレッドシートに自動で登録します。

Xを活用した自動化例

動画が公開されたらXにポストを投稿する

YouTubeで動画が公開されたら、Xにポストを自動で投稿します。

チャットツールにメッセージが投稿されたらXに投稿する

SlackやDiscordなどに投稿されたメッセージをXに自動で投稿します。

フォームの回答内容をXに投稿する

Googleフォームなどに回答された内容をXに自動で投稿します。

Google スプレッドシートとXの連携メリットと具体例

メリット1: スムーズな投稿管理

今回の連携を導入すると、Google スプレッドシートで作成や管理をしている投稿文に対して「チェック完了」などの更新が行われることにより、Xへ自動的にポストできるようになります。
これによりスムーズなSNSへの投稿管理が実現できるかもしれません。
例えば、本来であれば投稿文のチェックをした後はXへアクセスし、文章をコピーしてポストするという流れになりますよね。このように、Xへアクセスしてポストする手間が省けると、投稿文のチェックからの一連の流れが簡略化され、スムーズな投稿ができるはずです。

メリット2: フローの短縮による効率化

Google スプレッドシートを更新することでXへポストされるようになるため、フローが短縮され、効率化が期待できます。
例えば、文章作成後はチェック者に確認を依頼し、チェックが完了した後は投稿者へ依頼をするというフローの場合、今回の連携を導入することで、チェック完了後の依頼や投稿作業が簡略化されるはず。
チェック後はノンストップでポストがされるので、時間を節約でき、効率的にXへの投稿が行えるようになるのではないでしょうか。

メリット3: 投稿文のミスを削減

Xへの投稿文をポストの度に思い付きで作成する場合と、案を練りしっかりとした広告として作成する場合がありますよね。前者の場合はライトな内容のポストに向いていますが、リードの獲得などを意識している場合は後者のように投稿分をあらかじめ考えておく必要があります。
そのような時に今回の自動化を導入すれば、Google スプレッドシートで投稿文を作成し、さらにチームで意見を出し合いながら修正、そして管理者による最終チェックと正確な内容の投稿が実現できます。
例えば、あらかじめ文章を作成し最終チェックまでを行うことで、投稿文のミスなどを見つけやすくなり、正確な情報をポストしやすくなるのではないでしょうか。

まとめ

Google スプレッドシートとXの連携により、Xへの投稿が自動化可能です。チェック者がステータスを変更するだけでポストが完了するため、投稿までのフローが短縮され、スピーディーな投稿作業が実現できるでしょう。
また、今回の連携はチームで投稿分を作成・編集している場合にも活用できます。投稿文をじっくり考えた後、間違った情報はないか確認を行えば、正確な情報を投稿しやすくなるはずです。
デジタル社会におけるSNS運用は、マーケティングや広報にとって欠かせないポイントです。少しでも効率化して快適に活用してみませんか?

この記事を書いた人
a.ohta
雑貨店の店長を経験後はSEOライターとして在宅勤務を開始。後にマーケティングのスタートアップ企業と5年間ほど業務委託契約。 東大生に囲まれながらパソコンを抱え、様々なビジネス用語やSaaSツールの使い方を勉強する日々でした。 雑貨店の店長をしていた頃は、売上と在庫管理、人材管理、発注などの事務作業に幾度となく時間を奪われ、接客ができず売り時を逃がすこともしばしば。業務委託の際にも入力などの細かい作業が多く、「こんな単調な作業、自動化できないの?」と思っていたので、Yoomのビジョンには大いに共感しています!
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Google スプレッドシート
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