2024/09/02
アプリ同士の連携方法

Google スプレッドシートの仕入先情報をLOGILESSの仕入先マスタに自動で登録する方法

e.koyama

目次

近年、ECの需要が拡大する中で、ECサイトの運営企業にとって在庫管理や受注管理などの業務が大きな負担となることがあります。欠品や納期遅延を引き起こさないために商品の仕入先や製造委託先を増やして対応しているものの、その管理が行き届かないといった悩みを抱えることはないでしょうか?

本記事では、Google スプレッドシートに入力された仕入先情報を、LOGILESS(ロジレス)の仕入先マスタに自動で登録する方法をご紹介します。新たな仕入先情報をスプレッドシートに入力するだけでLOGILESSへ情報が同期されるため、購買担当者にとって、出先からでもマスタ登録を行いやすい環境が整います。Yoomなら、ノーコードで連携と自動化の設定が簡単に行えるので、ぜひお試しください。

Google スプレッドシートとLOGILESSを連携するメリット

Google スプレッドシートとLOGILESSを連携することで、仕入先情報の管理において次のようなメリットが得られます。

1.データ入力が自動化される

手動でデータ入力を行う場合、作業には多くの時間がかかり、入力ミスや入力漏れ、二重登録などのミスが発生しやすくなってしまいます。連携によってGoogle スプレッドシートに入力された情報が自動的にLOGILESSに反映されることで、<span class="mark-yellow">作業時間の短縮やヒューマンエラーのリスクの減少</span>が期待できます。扱う商品が多岐にわたっていて仕入先が多いのであれば、自動化によるこの有益性も大きいものになるでしょう。

2.速やかな情報共有が可能になる

Google スプレッドシートは複数のユーザーが同時に編集できる特徴を持っています。Google スプレッドシートの仕入先情報がLOGILESSに自動的に反映されることで、各担当者が入力した<span class="mark-yellow">最新の情報を速やかに共有</span>し、そのデータをもとに在庫管理や発注業務をスムーズに行うことができます。

[Yoomとは]

Google スプレッドシートとLOGILESSの連携フローの作り方

それでは、実際にGoogle スプレッドシートとLOGILESSの連携と業務フローの自動化設定を行ってみましょう。

テンプレートを使った「Google スプレッドシートで仕入先情報が追加されたらLOGILESSの仕入先マスタに登録する」業務フローの作成手順を説明します。

はじめる前に

1.仕入先情報を管理するGoogle スプレッドシートを準備しておいてください。
 ※下図は参考です。また、アドレスの赤枠部分は、データベース連携時に入力または選択で必要となる値です。

2.Yoomにログインしてください。

3.以下の「試してみる」ボタンをクリックして、Yoomのテンプレートをコピーしてください。

ステップ1:Google スプレッドシートとLOGILESSのマイアプリ連携

※アプリ連携がお済みの場合は、ステップ2へ進んでください。

1.左メニューの「マイアプリ」を選択し、画面右の「+新規接続」をクリックします。

2.マイアプリの新規接続一覧の中から、Google スプレッドシートとLOGILESSをそれぞれ選択し、アプリを連携します。
 ※LOGILESSの連携を行う際、下図の表示が出ます。「承認」をクリックしてください。

‍ステップ2:Google スプレッドシートの行が追加されたら起動するトリガーの設定

1.コピーしたテンプレートを開きます。
 ※下図の赤枠部分に入力することで、任意のタイトルに変更可能です。

2.フローボットの「アプリトリガー 行が追加されたら」をクリックします。

3.「連携アカウントとアクションを選択」の設定をします。
 「アプリトリガーのタイトル」を必要に応じて変更し、「次へ」をクリックします。

4.アプリトリガーのAPI接続設定をします。
 欄下の注記を参考に、各項目の入力・選択を行ってください。
 ※下図は入力例です。

5.テストが成功したら、「保存する」をクリックしてください。

ステップ3:LOGILESSの仕入先マスタを登録するアクションの設定

1.フローボットの「アプリと連携する 仕入先マスタを登録」をクリックします。

2.「連携アカウントとアクションを選択」の設定をします。
 タイトルを必要に応じて変更し、「次へ」をクリックします。

3.API接続設定をします。
 登録したい項目の設定を行ってください。
 ※ステップ2で取得したアウトプット情報の参照が可能です。
 ※下図は入力項目の一部であり、入力されたアウトプットは参照例です。

4.テストを行い、成功したら「保存する」をクリックしてください。

ステップ4:Google スプレッドシートのレコードを更新するアクションの設定

※LOGILESSの登録時に取得した情報や登録日などをGoogle スプレッドシートに追記します。

1.フローボットの「データベースを操作する レコードを更新する」を選択します。

2.「連携アカウントとアクションを選択」の設定をします。
 ・タイトル:必要に応じて変更してください。
 ・「データベースの連携」の各項目:欄下部の注記を参考に入力・選択してください。

3.「次へ」をクリックします。

4.データベース操作の詳細設定をします。
 条件と更新後の値を、これまで取得したアウトプット情報を活用して入力してください。
 ※下図は入力例です。

5.テストを行い、成功を確認して「保存する」をクリックしてください。

最後に、保存したフローのトリガーを「ON」に切り替えれば起動します。

以上で、「Google スプレッドシートで仕入先情報が追加されたらLOGILESSの仕入先マスタに登録する」フローの完成です。

その他のGoogle スプレッドシートを使った自動化の例

他にもGoogle スプレッドシートを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

1.Googleスプレッドシートの仕入先情報は、更新時もLOGILESSへ自動で同期できます。仕入先の移転や連絡先の変更などがあっても、スプレッドシートに入力するだけでLOGILESSに情報が自動で反映され、担当者間で常に最新情報を共有することが可能です。

2.Googleスプレッドシートで管理している顧客情報を、登録や更新の際にShopifyに自動で反映するフローです。ECサイトや実店舗の顧客情報をShopifyで管理している場合に使えます。

まとめ

Google スプレッドシートとLOGILESSの連携により、仕入先情報の自動同期が可能になります。転記にかかっていた作業時間の短縮や手作業によるミスの減少などが見込まれ、速やかに共有された仕入先情報をもとに、担当者が在庫管理や発注業務を行うことができます。

Yoomを使えば、ノーコードで簡単に連携の設定が可能です。うまく活用して、仕入先情報管理をはじめ、ECサイト運営に関する業務の効率化を進めましょう。

この記事を書いた人
e.koyama
これまで専門商社やEC業界で事務を経験してきました。 担当した業務は営業事務や経理、総務、人事、法務など多岐に渡ります。 個々の作業の効率化には取り組みましたが、各種のサポートツールやYoomを使えばより便利に業務が進められたのに…と思っています。 業務経験を活かしたYoomの紹介記事を発信し、皆さんがスムーズに業務を進められるお手伝いができれば幸いです。
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