Google Driveとデータ変換機能の連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-07-09

【ノーコードで実現】CSVファイルをBOM付きに自動変換する方法

s.murayama

「CSVファイルを他のシステムに取り込もうとしたら文字化けしてしまった…」
「毎回手作業でCSVファイルにBOMを付けて変換するのが面倒…」
このように、CSVファイルの文字化け問題や、BOM(Byte Order Mark)を付与する手作業に手間を感じていませんか?特に異なるシステム間でCSVファイルをやり取りする際に、この問題は頻繁に発生し、業務の遅延やデータの不整合を引き起こす原因となりがちです。

もし、<span class="mark-yellow">受け取ったCSVファイルや特定の場所に保存されたCSVファイルに対して、自動でBOMを付与し、指定の場所に保存する仕組み</span>があれば、これらの悩みから解放され、データ処理の正確性と効率を大幅に向上させ、より重要な業務に集中できる時間を生み出すことができます!

今回ご紹介する自動化の設定は、ノーコードで簡単に設定できて、手間や時間もかからないので、ぜひ自動化を導入して作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">CSVファイルをBOM付きに変換する業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されているので、「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

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CSVファイルをBOM付きに変換する方法

普段お使いの様々なツールを起点として、CSVファイルにBOMを付与して変換し、指定のストレージサービスに格納する自動化の方法を、具体的なテンプレートを使って紹介します!気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

フォームで受信したCSVをBOM付きに変換する

<span class="mark-yellow">Googleフォームなどのフォームサービスでファイルがアップロードされた際に、そのCSVファイルに自動でBOMを付与し、指定のストレージサービスに保存する</span>ことができるので、Googleフォーム経由でのデータ収集と文字化け対策をまとめて自動化し、手作業による変換の手間やミスを削減できます!

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メールで受信したCSVをBOM付きに変換する

<span class="mark-yellow">Gmailなどのメールサービスで特定の条件に合致するメールを受信した際に、添付されたCSVファイルに自動でBOMを付与し、指定のストレージサービスに格納する</span>こともできるので、メールでのファイル共有が多い業務でも、BOM付け作業を意識することなくスムーズなデータ連携を実現し、業務効率を向上させます。

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チャットツールに投稿されたCSVをBOM付きに変換する

<span class="mark-yellow">SlackなどのチャットツールにCSVファイルが投稿されたことを起点とし、そのファイルに自動でBOMを付与し、指定のストレージサービスに保存する</span>ことができるので、コミュニケーションツール上でのファイル共有からデータ活用までの流れをシームレスにし、迅速な対応と作業の効率化を両立できます!

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フォームで受け取ったCSVをBOM付きに自動変換し、格納するフローを作ってみよう

それではここから代表的な例として、GoogleフォームでCSVファイルが送信された際に、そのCSVファイルにBOMを付与してGoogle Driveに格納するフローを解説していきます!

ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • GoogleフォームとGoogle Driveのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • Googleフォームのトリガー設定・CSV操作アクションの設定・Google Driveのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1: GoogleフォームとGoogle Driveのマイアプリ連携

Yoomにログインし、Googleフォームをマイアプリとして登録します。
画面左側にある「マイアプリ」を選択し「+新規接続」をクリックしてください。

右上の検索窓からGoogleフォームを検索します。

下記の画面が表示されるので「Sign in with Google」をクリック。

メールアドレスまたは電話番号を入力し「次へ」をクリックします。
※既にGoogleアカウントを使ってマイアプリ連携したことがある場合は、そのアカウントを選択するだけでOKです。

パスワードを入力してもう一度「次へ」をクリック。

「続行」をクリックします。

Yoomの画面に戻り、下記の表示が出たら連携完了です。

同じ手順で Google Driveもマイアプリ連携しましょう。

ステップ2:テンプレートをコピーする

ここから、フローの作成に入ります。Yoomのテンプレートを利用することで簡単に業務の自動化を実現できます。
まずは、下記テンプレートページを開き「このテンプレートを試してみる」をクリックしてください。

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コピーすると下記画像のようにテンプレートがお使いのYoom管理画面にコピーされるので、OKを押して設定を進めていきましょう。

ステップ3:Googleフォームのトリガー設定

「フォームに回答されたら」をクリックします。

タイトルとトリガーアクションはあらかじめ設定されている「フォームに回答されたら」のままでOKです。
Googleフォームと連携するアカウント情報を確認し「次へ」をクリックします。

トリガーの起動間隔を選択してください。トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分から選択可能です。
ご利用プランによって設定できるトリガーの最短間隔が違うので、ご注意ください。なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。※料金プランはこちらからご確認いただけます。

次に対象となるGoogleフォームのIDを入力します。
まだGoogleフォームを作成していない方はこのタイミングで作成しテスト回答まで済ませておきましょう。フォームIDは該当のフォームURL内から取得できます。「https://docs.google.com/forms/d/●●●●●●/edit」の「●●●●●●」部分がフォームIDとなります。
「テスト」をクリックしてください。

テストに成功すると「取得した値」の各項目の横にGoogleフォームから取得した情報が表示されます。
Googleフォームからデフォルトで取得できる値は、「回答ID」「最終回答日時」「回答の作成日時」「回答者のメールアドレス」のみとなっているので、「+取得する値を追加」をクリックし取得したい値を追加で選びます。
詳しい設定方法についてはこちらこちらをご参照ください。

取得する値が追加できたら、各項目の「ペンマーク」をクリックし項目名をそれぞれ任意の内容に変更に変更し「保存」します。
(例)value→メールアドレス

各項目の名称変更が完了したら「保存」をクリックします。

ステップ4:Google Driveでファイルをダウンロードする設定

「ファイルをダウンロード」をクリックします。

アクションはあらかじめ設定されている「ファイルをダウンロードする」のままでOKです。
タイトルは変更することも可能です。Google Driveと連携するアカウント情報を確認し「次へ」をクリックします。

取得した値から「フォームに回答が送信されたら」を選択し、該当のファイルIDを選択し「テスト」をクリックしてください。

テストに成功したら「保存する」をクリックしましょう。

ステップ5:AIオペレーション設定

「CSVを操作する」をクリックします。

タイトルアクションはあらかじめ設定されていますが、必要に応じて変更してください。

「CSVを操作する」の設定方法

「ファイルの添付方法」「プロンプト」共に設定済みなのでそのままテストしましょう。少し時間がかかりますがそのままお待ちください。

加工結果をダウンロードして確認することが出来ます。テストに成功したら「保存する」をクリックしましょう。

ステップ6:Google Driveでファイルをアップロードする設定

「ファイルをアップロードする」をクリックします。

アクションはあらかじめ設定されている「ファイルをアップロードする」のままでOKです。
タイトルは変更することも可能です。Google Driveと連携するアカウント情報を確認し「次へ」をクリックします。

次に Googleフォームで受け取ったCSVをBOM付きに変換したファイルの格納先を候補から選択します。
対象のフォルダをまだ作成していない場合は、まずフォルダの準備をしてください。

ファイル名・ファイルの添付方法は、あらかじめ設定されている内容のままでOKです。
「テスト」をクリックし、テストに成功したら「保存する」をクリックします。

ステップ7:トリガーをONにして起動準備完了

最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です。
実際にフローボットを起動して、Googleフォームで受け取ったCSVがBOM付きに変換され文字化けがない状態でGoogle Driveに格納されているかを確認してみてくださいね!

CSVデータを活用したその他の自動化例

Yoomでは、単純なデータ変換だけでなく、CSVを活用した幅広い自動化を実現できます。
ここでは、CSVに関連する他のテンプレートをいくつかご紹介します。

[[200526,146153,202993,121792,131771]]

まとめ

CSVファイルへのBOM付与と変換作業を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた文字化け対策のためのファイル変換の手間を大幅に削減し、データ取り込み時のヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>これにより、データ処理の正確性が向上し、担当者はCSVファイルの形式を気にすることなく、本来の業務に集中できる時間が増えるはずです!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます!
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてくださいね。

この記事を書いた人
s.murayama
百貨店でのアパレル販売を経験した後、スタートアップ企業で化粧品や健康食品のマーケティングを5年ほど担当しておりました。息子の出産を機に退職し、この度Yoomのブログ作成メンバーとしてジョイントしました。業務の負担を軽減するための実践的なアプローチ方法を、丁寧に分かりやすく発信していきます!
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