Google スプレッドシートとMicrosoft Excelの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-05-15

【ノーコードで実現】Google スプレッドシートとMicrosoft Excelを連携してレポート作成を自動化する方法

n.fukuoka

「毎月Google スプレッドシートのデータを手作業でMicrosoft Excelに転記してレポートを作成するのが大変…」
「Google スプレッドシートとMicrosoft Excelで二重にデータを管理していて、レポートの数値が合っているか不安…」
このように、Microsoft ExcelとGoogle スプレッドシート間でのデータ連携やレポート作成業務に、多くの手間や課題を感じていませんか?

もし、Google スプレッドシートの特定の情報が更新された際に、自動でMicrosoft Excelのレポートが作成・発行されるようになれば、これらの悩みから解放され、より戦略的な分析業務や意思決定に時間を活用できます!

今回ご紹介する自動化の設定は、ノーコードで簡単に設定できて、手間や時間もかからないので、ぜひ自動化を導入してレポート作成業務をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには、Google スプレッドシートのデータをもとにMicrosoft Excelでレポートを自動発行する業務フロー自動化のテンプレートが用意されています!
「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

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Google スプレッドシートとMicrosoft Excelを連携する自動化の方法

Microsoft ExcelとGoogle スプレッドシート間で発生する様々なレポート作成やデータ連携を自動化する方法を、具体的なテンプレートを使って紹介します!
これにより、レポート作成の効率化やデータの一元管理、迅速な情報共有を実現できるでしょう。
気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

Google スプレッドシートのデータ更新をトリガーにMicrosoft Excelでレポートを自動で発行する

Google スプレッドシートに新しい行が追加されたり、既存の行が更新された際に、そのデータを基にMicrosoft Excelでレポートを自動的に発行するフローです。
手作業でのデータ集計やレポート作成の手間を大幅に削減し、常に最新の情報に基づいたレポートを迅速に共有できます!

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特定条件のGoogle スプレッドシートのデータをMicrosoft Excelに自動でレポートを発行する

Google スプレッドシート内で特定のキーワードを含む行が追加された場合など、指定した条件に合致するデータのみを抽出し、Microsoft Excelでレポートを自動的に発行するフローです。
必要な情報だけを効率的にレポーティングすることで、分析の精度向上や迅速な状況把握に貢献します!

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Google スプレッドシートにデータが追加されたらレポートを自動作成するフローを作ってみよう

それではここから代表的な例として、Google スプレッドシートに新しい行が追加された際に、その情報に基づいてMicrosoft Excelでレポートを自動発行するフローを解説していきます!

ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • Google スプレッドシートとMicrosoft Excelのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • Google スプレッドシートのトリガー設定とMicrosoft Excelのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1: Google スプレッドシートとMicrosoft Excelのマイアプリ連携

まず、Yoomのアカウントにログインします。
まだYoomを利用したことがない方は、初めてのYoomをぜひご覧ください。

1.マイアプリをクリックした後、新規接続をクリックします。

2.入力欄からアプリ名で検索できます。

Google スプレッドシートのマイアプリ登録

では、さっそくGoogle スプレッドシートをマイアプリ登録していきましょう!
入力欄にGoogle スプレッドシートと入力するとGoogle スプレッドシートのアイコンが表示されるので、アイコンをクリックします。

1.以下の画面が出てきます。
「Sign in with Google」をクリックしてください。

2.連携するアカウントを選択してください。
アカウントをクリックすると、追加アクセスを求められる場合があります。
内容を確認し、問題がなければ設定を完了してください。

Microsoft Excelのマイアプリ登録

Microsoft Excelも同じように検索して、アイコンをクリックします。

「Microsoft 365(旧Office 365)」には、個人向けと法人向け(Microsoft 365 Business)のプランがあります。
法人向けプランを契約していない場合、Yoomとの連携時に認証エラーが発生することがあるので、事前にプラン内容を確認しておいてくださいね。

1.Microsoft 365にログインしている状態であれば、そのままマイアプリへの登録が完了します。
ログインしていない場合は、連携したいアカウントでサインインしてください。
詳しいマイアプリ登録の方法については、以下のリンク先を参照してください。
Microsoft365サービス群におけるマイアプリ登録手順と注意事項
ログインが終われば、Microsoft Excelのマイアプリ登録は完了です。

マイアプリ登録が成功すると、以下の画面が表示されます。
マイアプリの画面にGoogle スプレッドシートとMicrosoft Excelのアイコンが表示されているか確認してください。

ステップ2:テンプレートをコピー

以下のリンクから「試してみる」をクリックしてください。

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以下の表示が出たら、テンプレートのコピーが成功です。
コピーしたテンプレートはマイプロジェクトに格納されます

ステップ3:行が追加されたら起動するトリガーの設定

まず、一番上の「行が追加されたら」のアイコンをクリックします。

Google スプレッドシートと連携するアカウント情報はプルダウンから選択します。
トリガーには「行が追加されたら」を選びましょう。
入力が終わったら、「次へ」を押して進めてください。

各項目を設定していきます。

  • トリガーの起動間隔:5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
    プランによって設定できる最短の間隔が異なるので、
    こちらで事前に確認してくださいね!
    迷ったら、選べる中で一番短い時間にしておくのが無難です。
  • スプレッドシートID、シートID:入力欄をクリックすると候補が表示されるので、その中から選択しましょう。
  • テーブルの範囲(始まり)、テーブルの範囲(終わり):注釈を確認しながら、テーブルの範囲の開始地点と終了地点を入力しましょう。
  • 一意の値が入った列:メールアドレスやIDなど、データの中で同じ値が存在しない列を選びましょう。

設定が終わったらテストのため、Google スプレッドシートの画面で行を追加しましょう。
なお、今回は以下のようなシートを使用しています。

続いてフローボットに戻り、「テスト」をクリックします。
テストが正常に完了すると、「テスト成功」の画面が表示され、Google スプレッドシートから取得した情報を引用できるようになります。
詳しくは以下のリンク先を参照してください。
アウトプットについて
テストが終わったら、「保存する」をクリックするのを忘れないようにしましょう!

ステップ4:書類を発行する設定

次に、「書類を発行する」のアイコンをクリックします。

Microsoft Excelと連携するアカウント情報はプルダウンから選択します。

各項目を設定していきます。

  • ファイルの保存場所:プルダウンで「OneDrive」か「SharePoint」か選択できます。今回は「OneDrive」を選択しています。
  • ドライブID、アイテムID、格納先のフォルダID:入力欄をクリックすると以下のように候補が表示されるので、その中から選択しましょう。
  • 出力ファイル名:最初から設定されているので、特に入力する必要はありません。クリックすれば、Google スプレッドシートの内容や日付を自動で反映させることも可能です!今回は変更せず、既定のまま使用します。

その他の項目は任意ですが、必要なら注釈を見ながら入力してみてください。
設定が終わったら「次へ」をクリックしましょう。

置換条件の設定を行います。雛形書類の設定は以下のリンク先を参照して作成してください。
「書類を発行する」の設定方法
なお、今回は以下のような雛形を使用しています。

置換後の文字列と置換対象の文字列を選択していきましょう。
置換後の文字列は入力欄をクリックして、「行が追加されたら」の欄から引用していきます。

設定が終わったらテストをクリックします。

テストが成功したら、「保存する」をクリックするのを忘れないようにしましょう!

ちゃんと書類が発行されているか確認しておくと安心です。

ステップ5:テストと確認

おつかれさまでした!以上で設定はすべて完了です。
設定が終わると、以下のような画面が表示されます。
「トリガーをON」をクリックすると、フローボットが起動します。

以上が、Google スプレッドシートに行が追加されたら、Microsoft Excelでレポートを発行する方法でした!

Google スプレッドシートとMicrosoft Excelを使ったその他の自動化例

Yoomでは、レポート作成以外にも、OutlookのメールをMicrosoft Excelに記録したり、Google スプレッドシートが更新されたらSlackに通知したりと、様々な自動化が可能です。
ここでは、日々の業務をスムーズに進めるためのテンプレートをいくつかピックアップしました!
気になるものがあればぜひチェックしてみてくださいね!

Google スプレッドシートを使った便利な自動化例

Google スプレッドシートのデータ追加や更新をトリガーに、通知したり、フォルダを作成したりできるため、データ確認が容易になります。
Notionにデータを追加した際に、Google スプレッドシートに自動的に転記することが可能です。

[[92638,129363,78773,136265,119624]]

Microsoft Excelを使った便利な自動化例

メールで受信した内容や商談情報をMicrosoft Excelに追加することができます。
また、他システムのファイル情報をMicrosoft Excelに自動追加が可能なため、転記の手間が省けます。

[[73460,146299,70811,171801,119663]]

まとめ

Microsoft ExcelとGoogle スプレッドシートの連携を自動化することで、これまで手作業で行っていたデータ収集、転記、レポート作成といった一連の作業負荷を大幅に削減し、ヒューマンエラーのリスクも低減できます。
これにより、担当者は煩雑な定型業務から解放され、データの分析や戦略立案といった、より付加価値の高いコア業務に集中できる環境が整います!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。もしレポート作成の自動化や業務効率化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

この記事を書いた人
n.fukuoka
ツールがどんどん増えていく今の時代、何を使えばいいのか迷ってしまうことも多いですよね。 そんな皆様の仕事が少しでも楽になるよう、わかりやすく役立つ情報をお届けしていきたいと思っています!
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Google スプレッドシート
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