フォームとBoxのイメージ
アプリ同士の連携方法

2025-04-18

【簡単設定】フォームのデータをBoxと自動的に連携する方法

k.hieda

「フォームのデータを基に書類を作成したのはいいけど、保存忘れてた…」
「書類の作成と保存って意外に手間がかかるんだよな…」
書類作成から保存までの工程って意外にも多くて、手間がかかりますよね。
書類を作成するだけでも一苦労なのに、保存まで頭が回らないこともあるでしょう。

この流れを自動化できると、その負担を軽減できるかもしれませんよ!
たとえば、フォームに回答されたデータを基に、PDFを作成してBoxに自動保存が可能です。
これにより、<span class="mark-yellow">データ管理が一元化され、ヒューマンエラーも防止できます。</span>
他にも、GoogleフォームやJotformなど他のフォームとBoxを連携できるため、使い慣れたフォームを利用できます!

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にBoxとフォームの連携が可能です。YoomにはあらかじめBoxを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。

Boxとフォームを連携してできること

Boxと各種フォームのAPIを連携すれば、フォーム回答データをBoxに自動的に連携することが可能になります!

気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにBoxとフォームの連携を実際に体験できます。登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!

YoomフォームのデータをBoxに連携する

Yoomフォームの回答データをBoxに自動的に連携することができます。
Yoomフォームは回答データをそのまま使用できるため、複雑な操作が不要で簡単にデータ連携を実現できるところが魅力です。

GoogleフォームのデータをBoxに連携する

Googleフォームの回答データも、Boxに自動で連携できます。
Googleアカウントさえあれば無料で使え、さまざまな形式のフォームを作成できるため、手軽に連携を試したい方にもぴったりです。

TypeformのデータをBoxに連携する

Typeformの回答データをBoxに自動的に連携することができます。
Typeformの直感的なフォーム操作とBoxを連携することで、フォームの回答者、管理者ともにフォームの利用やデータ管理の体験が向上するでしょう。

JotformのデータをBoxに連携する

Jotformの回答データをBoxに自動的に連携することができます。
高いカスタム性が特徴のJotformですが、その回答データを余すことなくBoxに連携することで、詳細なデータ管理が実現できそうです。

TallyのデータをBoxに連携する

Tallyの回答データをBoxに自動的に連携することができます。
シンプルな機能が特徴のTallyですが、ミニマルなフォームでもデータをしっかり管理したい方におすすめです。

Zoho FormsのデータをBoxに連携する

Zoho Formsの回答データをBoxに自動的に連携することができます。
Zohoサービスを使用している方に取って馴染み深いフォームですが、こちらもBoxと連携して回答データの管理を効率化しましょう。

Boxとフォームの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそくBoxとフォームの連携フローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードで設定を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

今回は、「フォームで送信された内容をもとにPDFを作成してBoxに保存する」フローボットを作成手順をご紹介します!

フローボット設定の流れ

  • BoxとGoogle スプレッドシートをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • フォームトリガーの設定とBoxとGoogle スプレッドシートのアクション設定
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:マイアプリ連携の設定

ここでは連携するアプリ情報をYoomに登録する設定を行います。Yoomのワークスペースにログイン後、マイアプリ画面で「+新規接続」をクリックします。

Yoomで使えるアプリ一覧が表示されます。検索窓から今回連携するアプリを検索し、マイアプリ登録を進めてください。

Box

検索結果からアプリ名をクリックすると、Boxの連携確認画面に切り替わります。

Boxへのアクセスを許可するをクリックすると、マイアプリ連携が完了します。

Google スプレッドシート

検索結果からアプリ名をクリックすると、Google スプレッドシートの連携画面に切り替わります。


以下の画面されたら、アカウントに間違いがない確認し、「続行」をクリックしてください。


こちらでGoogle スプレッドシートのマイアプリ連携が完了します。

ステップ2:テンプレートをコピー

マイアプリ連携が完了したら、フローボットテンプレートの設定に進みます。下のバナーからテンプレートのコピーに進んでくださいね。

下のポップアップが表示されたら「OK」をクリックして設定をスタート!

コピーしたテンプレートは、マイプロジェクトに追加されます。マイプロジェクトは左のメニューバーからアクセス可能です。

ステップ3:アプリトリガー「申請が差し戻されたら」

テンプレートの1つ目の工程をクリックし、フローボットのトリガー(起点)を設定します。設定済みの証(水色のランプ)が点灯していますが、事前設定の影響です。中身を開いて設定を行いましょう。この工程では、Yoomのフォームを作成して、フォームの回答があったことでフローが起動するように設定します。

フォームトリガーの設定方法

(1/2)フォームを作成

質問項目をフォームで作っていきましょう。

事前設定で作られたフォームの内容は編集・削除が可能です。項目の新規追加は、一番下までスクロールします。

質問追加ボタンをクリックすると、項目が追加され、回答方法の種類が選択できます。

項目の追加が終わったら、右上のプレビューボタンから表示を確認できます。

プレビューで内容が確認できたら編集画面に戻り、下へスクロールします。

完了ページ(回答送信後のページ)に表示するコメントはこちらのボックスで変更できます。

編集が完了したら、次へをクリックして進みましょう。

(2/2)フォームを作成

作成したフォームにテスト用の回答を送信する画面です。

各項目にテスト用の内容を入力しましょう。

入力が終わったら、下部にある保存するボタンをクリックします。

保存したら、回答内容は後の操作で引用できるようになります。

取得した値を、Yoomでは「アウトプット」と定義しています。

アウトプットについて

ステップ4:書類を発行する「書類を発行する」

テンプレートの2つ目をクリックします。この工程では、Google スプレッドシートを用いて、書類の雛形の項目に対し、フォームの回答の値を置換してGoogle Drive設定を行います。

(1/2)アクションを選択

この画面では、以下の項目が設定済みです。

  • タイトル
  • アプリ
  • Google スプレッドシートと連携するアカウント情報
雛形書類の連携

今回は上記のような領収書を発行することをゴールに設定を進めます。こちらの領収書の雛形は以下のイメージです。

{ }で囲った一意の値を、フォームで取得した値と紐づけて置換します。後ほどルールをご紹介しますので、一旦Yoomの画面に戻ります。

  • スプレッドシートのファイルID
    • 連携するシート(書類の雛形のファイルIDを入力します)編集欄をクリックすると表示されるプルダウンメニューから選択すると、IDが引用されます。

雛形書類のIDを入力できたら、下にスクロールします。

発行書類
  • 格納先のGoogle DriveフォルダID
    • Boxに格納する前に、一旦Google DriveにPDFを格納します。その任意のフォルダを指定します。こちらも編集欄をクリックでプルダウンメニューに候補が表示されますので、
  • 出力ファイル名
    • ファイル名を指定します。今回は、会社名を動的な値として指定してみました。末尾の拡張子(.pdf)の挿入は不要です。

出力ファイル名まで入力ができたら、次へボタンをクリックしましょう。

(2/2)置換条件の設定

雛形書類の設定方法の詳細はこちらです。

冒頭でご紹介した{ }の値は、一意の値を挿入してくださいね。(同じ値はエラーが発生しますので、ご注意ください。)

指定したスプレッドシートに置換前の一意の値を設置し終わったら、下へスクロールします。

スクロールすると、前の操作で読み込んだスプレッドシートの項目が表示されます。値を再編集したら、右上の「置換条件を再取得」ボタンをクリックすると、項目が更新されます。

置換対象の文字列に対して、置換後の文字列を紐づけていきます。

置換後の文字列の編集欄をクリックすると、フォームで取得した値がプルダウンメニューで表示されます。

置換対象の値に対して、置換に適した項目・値を埋め込んでいきます。埋め込みは、選択するだけです。

全て埋め込み終わったらテストボタンをクリックします。成功すると、発行した書類と関係情報が取得できます。

保存をするをクリックします。

ステップ5:アプリと連携する「ファイルをアップロード」

テンプレートの3つ目をクリックします。この操作では、Boxの指定したフォルダに前の操作で作成したファイルをアップロードする設定を行います。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

この画面では、以下の項目が設定済みです。

  • タイトル
  • アプリ
  • Google スプレッドシートと連携するアカウント情報
  • アクション

次へ ボタンをクリックします。

(2/2)API接続設定

  • ファイル名
    • 事前設定で、前の操作で取得した値の引用コードが埋め込まれています。この引用コード内に拡張子が複まえていますので、追加の設定は不要です。ちなみに、この引用コードは編集欄をクリックして表示されるプルダウンメニュー内に格納されています。
  • 格納先フォルダのコンテンツID
    • Boxで指定するフォルダを表示させ、そのURLを確認します。/folder/以下の数列がIDに該当します。
  • ファイルの添付方法
    • 事前設定のままでOKです。

テストボタンをクリックします。成功すると、指定したBoxのフォルダに発行した書類がアップロードされます。

保存するボタンをクリックしてください。

ステップ6(最終):アプリトリガーをONにする

全ての工程が設定されると、設定完了のコンプリート画面が表示されます。

トリガーをONにして、フローボットを起動します。

トリガーのON/OFFは左上のトグルから切り替えが可能です。<span class="mark-yellow">プログラミング不要で、フローボットの設定が簡単に完了しました。</span>トリガーをONにすると、右上のフォームリンクをコピーボタンがアクティブになり、リンクを取得できるようになります。

トリガーが【ON】になると、各種通知の送信先を選択できるお知らせがポップアップされます。デフォルトでは登録しているメールへ通知ですが、普段使っているチャットアプリでも通知を受け取れて便利です。

Boxを使ったその他の自動化例

今回紹介したフォームとの連携以外でも、Boxでファイルがアップロードされたら通知したり、証明書をBoxに格納することも可能です。
このように、BoxのAPIを使用してさまざまな業務を自動化することができるので、もし気になるものがあればぜひこちらもお試しになってみてください!

終わりに

フォームとBoxの連携により、書類作成からデータの保存までを一元化できるようになるでしょう。
これにより、<span class="mark-yellow">今まで書類作成・保存に費やしていた時間が削減され、時間を有効活用できるようになりますね!</span>
この自動化を導入すれば、請求書や申請書などさまざまな書類の管理ができるため、非常に便利です。
Yoomのフォームだけでなく、GoogleフォームやJotform、Tallyなどの各種フォームとBoxを連携できるため、フォームの切り替えも簡単です!

Yoomを活用した自動化に興味を持った方は、こちらから無料アカウントを作成してみてください。
30秒ほどで簡単に登録できるので、業務の間に設定可能です!

今まで手作業で行うのが当たり前だった作業を自動化に置き換えられるので、優先度の高い業務に専念できますね!

この記事を書いた人
k.hieda
Webプランナー・ディレクター歴10年目。Web制作会社勤務時代は、クライアントへ改修と運用プランの提案と制作進行がメインでした。現在はパラレルワーカーです。Yoomのコンテンツ事業部でブログの制作、個人事業では企業の外部広報案件を受けています。民泊を始めるのでルーチンワーク効率化の徹底を目指しています!
タグ
Box
フォーム
Typeform
Googleフォーム
Jotform
Tally
Zoho Forms
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