フォームとOpenAIの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-04-18

【簡単設定】フォームのデータをOpenAIと自動的に連携する方法

a.sugiyama

問い合わせフォームやアンケートフォームに寄せられる質問や意見に対し、一件一件手動で返信するのは意外と手間がかかりませんか?
「フォームからの問い合わせにAIが自動で的確に回答してくれたら、業務効率がアップするのに…」なんて感じている方もいるのではないでしょうか。

<span class="mark-yellow">この記事ではこのようなお悩みを解決する、フォームとOpenAIを連携させた自動化の設定方法をご紹介します!</span>この自動化を導入することでAIが自動的に回答を生成するため、手作業による返信業務を今よりも簡単に行えるようになるかもしれません。

結果として、顧客対応が効率的になったら嬉しいですよね!業務の効率化の他、業務負担の軽減を考えている方はぜひチェックしてみてください!

とにかく早く試したい方へ

YoomにはOpenAIとフォームを使った業務フローを自動化するためのテンプレートが用意されています!今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

OpenAIとフォームを連携してできること

OpenAIと各種フォームのAPIを連携すれば、フォーム回答データをOpenAIに自動的に連携することが可能になります!
気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐOpenAIとフォームの連携を実際に体験できます。
登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!

YoomフォームのデータをOpenAIに連携する

Yoomフォームの回答データを自動的にOpenAIで生成してメールを送信することができます。Yoomフォームは回答データをそのまま使用できるため、複雑な操作が不要で簡単にデータ連携を実現できるところが魅力です。

GoogleフォームのデータをOpenAIに連携する

Googleフォームの回答データをOpenAIに自動的に連携することができます。Googleアカウントさえあれば無料で使え、さまざまな形式のフォームを作成できるため、手軽に連携を試したい方にもぴったりです。

TypeformのデータをOpenAIに連携する

Typeformの回答データをOpenAIに自動的に連携することができます。Typeformの直感的なフォーム操作とOpenAIを連携することで、フォームの回答者、管理者ともにフォームの利用やデータ管理の体験が向上するでしょう。

JotformのデータをOpenAIに連携する

Jotformの回答データをOpenAIに自動的に連携することができます。高いカスタム性が特徴のJotformですが、その回答データを余すことなくOpenAIに連携することで、詳細なデータ管理が実現できそうです。

TallyのデータをOpenAIに連携する

Tallyの回答データをOpenAIに自動的に連携することができます。シンプルな機能が特徴のTallyですが、ミニマルなフォームでもデータをしっかり管理したい方におすすめです。

Zoho FormsのデータをOpenAIに連携する

Zoho Formsの回答データをOpenAIに自動的に連携することができます。Zohoサービスを使用している方に取って馴染み深いフォームですが、こちらもOpenAIと連携して回答データの管理を効率化しましょう。

OpenAIとフォームの連携フローを作ってみよう

それでは、実際にOpenAIとフォームの連携フローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードで設定を進めていきますので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

今回はフォームに回答されたらOpenAIで回答を生成してメールを送信するフローボットを作成していきます!
大きく分けて、以下の手順で作成していきます。

  • OpenAIをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • Yoomフォームのトリガー設定とOpenAIのアクション設定
  • トリガーをONにして、連携フローの動作確認をする

ステップ1:OpenAIをマイアプリ連携

OpenAIをYoomに接続するためのマイアプリ登録を行いましょう。
最初にマイアプリ登録を済ませておくと、自動化設定がスムーズに進められます。

【OpenAIのマイアプリ連携】

YoomにログインしたあとYoomページ画面左側のマイアプリをクリックし、右の新規接続を選択します。

右上の検索窓にOpenAIと入力し、検索結果からOpenAIを選択します。

以下の画面が表示されたら 、アカウント名とアクセストークンを入力します。
アカウント名は任意の名称を入力してください。
アクセストークンはこちらをご確認ください。入力後、「追加」をクリックしましょう。
※OpenAIを使ったアクションを動かすには、OpenAIのAPI有料プランに契約しておく必要があります。
※APIの利用料金が発生した時にスムーズに支払いができるよう、契約内容を整えておきましょう!
https://openai.com/ja-JP/api/pricing/

マイアプリにOpenAIが表示されていれば、連携完了です!

ステップ2:テンプレートをコピーする

ここから、フローを作っていきましょう!
テンプレートを利用しているので、以下のテンプレートページを開き、『このテンプレートを試してみる』をクリックしてください。

ワークスペースに自動的にテンプレートがコピーされるので、次に表示された画面で「OK」をクリックしてください。

ステップ3:フォームトリガー設定

最初の設定です!以下の赤枠をクリックしてください。

まずはフォームを作成しましょう!

クリックすると、フォームを作成する画面が表示されます。
ここでは、OpenAIで回答を生成してメールを送信するための質問がすでに設定されていますが、フォームのタイトルや質問項目など、自由にカスタマイズが可能です。

質問文、質問形式、必須項目にするかどうかを設定しましょう。
「質問を入力してください」と設定されている部分に質問を入力します。

※質問形式は、上記の画面では「テキスト」と設定されていますが、プルダウンから選択できます。

「質問の補足分」の入力は、質問の下にある「質問の補足分(任意)」をクリックすると、入力が可能です。

質問を追加したい場合は、「+質問を追加」をクリックしてください。

「プレビューページ」をクリックすると、フォームの完成形を確認できます。

続いて、「完了ページ」の設定です。
※完了ページとは、フォームへの回答が送信されたあとに回答者に表示される画面のことです。「完了メッセージの見出し」と「説明文」をデフォルト設定以外のものにしたい場合は、赤枠部分をクリックして入力しましょう。
※今回は、以下画像のように設定しました。

次に、アクセス制限を選択後、共有フォーム利用時のフローボットの起動者を設定しましょう。
今回はフローボットを作成したメンバーにしました。入力を終えたら、「次へ」をクリックしましょう。

続いて、フォームの表示確認と詳細設定画面に遷移します。
「プレビューページ」や「完了ページ」をクリックすると、作成したフォームや完了ページのプレビューを確認できます。

次に「取得した値」を、入力してください。
ここでは、次ステップの設定で使用するサンプル値を入力しましょう。
※各項目名は、前ステップの質問文が表示されます。入力を終えたら、「保存する」をクリックします。

これで、フォームトリガーの設定は完了です!

ステップ4:テキストを生成する設定

いよいよ最後の設定です!以下の赤枠をクリックしてください。

ここで表示される画面では、すでに設定されているので操作は不要です。
連携するアカウント情報を確認し、「次へ」をクリックします。

続いて、API接続設定を行います。
メッセージ内容は、欄をクリックすると前ステップで取得した値が表示されるため、任意で記載する文章と取得した値を組み合わせて入力しましょう。

  • ロール
    • リクエストのコンテキストを定義するもので、特に変更する必要がなければそのままでOKです。
  • temperature
    • 0〜2の範囲で設定可能。数値が高いほどランダム性が増し、低いほど決定論的(堅実)な出力になります。
    • 推奨値:0.2〜0.5: 一般的なビジネス対応メールなら低めがよい(論理的・一貫性のある文章を生成)
    • 0.8以上:創造的な文章やバリエーションを求める場合に適する(メール用途では不要)
    • 結論:0.3〜0.5 あたりが適切のため、お試しください。
  • トークン数
    • テキストの基本単位。メール文なら 200〜500 トークン で十分。
    • 詳細なガイドや長文を作成するなら 800〜1000。
    • 結論:400〜500 あたりを設定すると、適度な長さのメール文を生成できます。
  • モデル
    • デフォルトで「gpt-4o」が使用されるとのことですが、特にこだわりがなければそのままでOK。
    • より軽量な「gpt-3.5-turbo」も選べますが、精度や文脈理解の面で gpt-4o の方が優秀なので、基本は gpt-4o を推奨します。

最後に青いボタンの「テスト」をクリックしましょう。

入力を終えたら「テスト」を実行します。
成功したら、画面下に表示される「取得した値」に間違いがないか確認しましょう。

問題がなければ「保存する」をクリックします。

ステップ5:メールを送る設定

最後の設定です!以下の赤枠をクリックしてください!

クリックすると、メールの設定画面が表示されます。タイトルはデフォルトで設定されているので、操作は不要です。

メール内容の「To」は、入力欄をクリックして表示される「取得した値」から入力が可能です。

続いて、「件名」と「本文」の設定を行います。
デフォルトで文章が設定されていますが、自由にカスタマイズしてください。
任意で作成した文章と入力欄をクリックして表示される「取得した値」を組み合わせて入力しましょう。

※今回は以下の画像のように設定してみました。

「次へ」をクリックすると、以下のような画面が表示されます。
内容に問題がなければ、テストを実行しましょう。
※テストなので、メールが確認できるメールアドレスがToになっていることをご確認ください。

「テスト成功」と青く表示されたら、「保存」をクリックしましょう。

最後に、メールが送信されているか確認をしましょう。

無事に送信されましたね。
これで、フォームに回答されたらOpenAIで回答を生成してメールを送信する設定は完了です!お疲れ様でした。

ステップ6:トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

フロー画面に戻り、以下のようなメニューが表示されていれば、フローの設定は完了です。
早速フローを起動させる場合は、「トリガーをON」をクリックしましょう。

あとで起動させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。

トリガーをONにすると、作成したフォームのリンクをコピーできます。
また、フォームに回答が送信されると、フローが自動で起動するようになります。

以上、フォームに回答されたらOpenAIで回答を生成してメールを送信する方法でした!

OpenAIを使ったその他の自動化例

Yoomにはこの他にもOpenAIを活用した自動化のテンプレートがたくさんあります!
使い慣れているアプリとの自動化例がないか、ぜひ探してみてくださいね。

終わりに

フォームとOpenAIを連携させることで、ウェブサイトやアンケートなどで収集した質問や問い合わせに対して生成AIが自動で回答を作成するため、質問を作成する手間や、フォームとOpenAIを往来する手間が削減できるでしょう!
これにより顧客対応がスピードアップできれば顧客満足度の向上になる可能性もありますよね。

<span class="mark-yellow">なお、Yoomを活用すれば今回紹介した連携以外にも、OpenAIを使用した様々な業務を自動化可能です。</span>
プログラミング不要で誰でも簡単にAIの力を業務に取り込めるYoomを使って、業務効率化を実現しませんか?

今すぐ無料でアカウントを発行する

ぜひこの機会に、フォームとOpenAIの連携を試してみてください!

この記事を書いた人
a.sugiyama
これまでの業務経験を通じて「もっと効率的に進められたら…」と感じたことを活かし、役立つコンテンツをお届けします。 Yoomの魅力をたくさんの人に届けられるよう、わかりやすく発信していきます!
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