Google DriveとYoomの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-07-23

【ノーコードで実現】様々な音声ファイルをMP3に自動で変換する方法

s.ougitani

「会議の録音やインタビュー音源のファイル形式がバラバラで、再生や編集のたびに変換が必要で困っている…」
「毎回手作業でMP3に変換するのは時間がかかるし、他の業務が滞ってしまう…」

このように、音声ファイルの形式変換に手間と時間を取られていませんか?
もし、<span class="mark-yellow">様々なツールで受け取った音声ファイルを自動でMP3に変換し、いつでも使える状態で一元管理できる仕組み</span>があれば、ファイル形式を気にする手間から解放され、音声コンテンツの編集や文字起こしといった、より創造的な業務に集中する時間を生み出せます!

今回ご紹介する自動化の設定は、ノーコードで簡単に設定できて、手間や時間もかからないので、ぜひ自動化を導入して作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">音声ファイルをMP3に変換する業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されているので、「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

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音声ファイルをMP3に自動変換する連携パターン

普段お使いの様々なツールを起点として、音声ファイルを自動でMP3に変換する連携パターンを、具体的なテンプレートを使って紹介します。
ストレージサービスへのファイル追加や、メール・チャットでのファイル受信をきっかけに自動化できるので、手作業でのファイル変換の手間を大幅に削減できます。
気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

ストレージサービス上の音声ファイルをMP3に変換する

<span class="mark-yellow">Google Driveなどのストレージサービスに音声ファイルがアップロードされたことをきっかけに、自動でMP3形式に変換する</span>ことができるので、チーム内で共有された音声ファイルも即座に利用可能な形式に整え、管理の手間を省きます。

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メールで受信した音声ファイルをMP3に変換する

<span class="mark-yellow">Gmailなどのメールツールで音声ファイルを受信した際に、自動でMP3に変換して指定のストレージに保存する</span>こともできるため、外部から送られてきた音声ファイルも手間なく整理・活用できます。

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チャットで受信した音声ファイルをMP3に変換する

<span class="mark-yellow">Discordなどのチャットツールに投稿された音声ファイルを検知し、自動でMP3へ変換してストレージに格納する</span>ことで、リアルタイムなやり取りの中で発生する音声ファイルも漏らさず、効率的に管理することが可能です。

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Google Drive上の音声ファイルをMP3に変換するフローを作ってみよう

それではここから代表的な例として、Google Driveに音声ファイルが格納された際に、RPAで自動的にMP3へ変換するフローを解説していきます!
ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • Google Driveのマイアプリ登録とブラウザ操作用アカウントの登録
  • テンプレートをコピー
  • Google Driveのトリガー設定とRPA、データの操作・変換する、Google Driveのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:Google Driveのマイアプリ登録とブラウザ操作用アカウントの登録をしよう

下準備として、Yoomとアプリを連携する作業を行います。
まずはYoomにログインし、画面左のマイアプリを選択後、新規接続をクリックしてください。
その後、アプリ一覧の画面に進み、アプリ名を選択します。
新規アプリを連携する際はこの手順で進みましょう。

Google Driveのマイアプリ登録手順

アプリ一覧でGoogle Driveをクリックしてください。

「Sign in with Google」を選択しましょう。

連携したいアカウントを選択してください。

次へをクリックします。

続行を選択してください。

これでGoogle Driveのマイアプリ登録ができました!

ブラウザ操作用アカウントの登録手順

ブラウザを操作するアクションでブラウザ操作用アカウントの登録が必要ですので設定します。
画面左のマイアプリを選択後、「ブラウザ操作用アカウント」→「新規接続」の順でをクリックしてください。

サービス名サービス名・識別名は「任意の値」を設定します。
アカウント名は「Chromeのログインアカウント」、パスワードは「Chromeのパスワード」を入力してください。

これでブラウザ操作用アカウントの登録ができました!

ステップ2:テンプレートをコピーしよう

ここではテンプレートを活用して、フローボットを設定する手順をご紹介します。
それでは下のバナーをクリックし、Yoomのテンプレートサイトにアクセスしましょう。

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「このテンプレートを試す」をクリックしてください。

「OK」をクリックします。

これでテンプレートのコピーができました。
コピーしたテンプレートはマイプロジェクトに保存されています。

ステップ3:Google Driveのトリガーを設定しよう

次にフローボットの設定を行いますので、先ほどコピーしたテンプレートの「特定のフォルダ内に新しくファイル・フォルダが作成されたら」をクリックしてください。

連携アカウントとアクションを選択する画面を設定します。
こちらの画面は設定が完了しているので、以下を確認して、次へをクリックしましょう。

  • タイトルは変更できます。
  • Google Driveと連携するアカウント情報を確認します。
  • トリガーアクションは「特定のフォルダ内に新しくファイル・フォルダが作成されたら」が選択されています。

アプリトリガーのAPI接続設定を行います。

  • トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。
  • ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違いますが、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしておきましょう。
  • フォルダIDは候補に表示されている中から連携したフォルダ名を選択してください。

設定後、Google Driveに移動して、トリガーアクションを実行します。
実行したらYoomに戻りテストをクリックしましょう。

テストが成功し、取得した値に情報が追加されたら保存しましょう。

ステップ4:分岐の設定をしよう

次に「コマンドオペレーション」をクリックします。

分岐条件を指定を行います。
この分岐のアクションを設定することで、ここで設定した条件でGoogle Driveのフォルダに新しくファイル・フォルダが作成された時だけ、フローが進むことになります。
もし特定のフォルダに新しくファイル・フォルダが作成されても、分岐で設定した条件を満たしていない場合は、フローがストップします。
分岐のオペレーションについての仕組みがわかったら、以下の点を確認し、保存しましょう。

  • タイトルは変更OKです。
  • オペレーションは「特定のフォルダ内に新しくファイル・フォルダが作成されたら」、取得した値は「ファイル名_トリガー」を選択します。
  • 分岐条件は「ファイル名_トリガー」に「.wavが含まれている」という設定にします。
    →ここでは.wavの音声ファイルをMP3に変換するという想定です。
  • 分岐条件を追加したい場合は、「分岐条件を追加」をクリックして項目を増やすことが可能です。

ステップ5:Google Driveのアクションを設定しよう

次に「ファイルをダウンロードする」をクリックしましょう。

連携アカウントとアクションを選択の設定は済んでいるので、以下を確認して次へをクリックします。

  • タイトルは変更OKです。
  • Google Driveと連携するアカウント情報を確認しておきましょう。
  • アクションは「ファイルをダウンロードする」が選択されています。

API接続設定に進みます。
ファイルIDはGoogle Driveのトリガーで取得した値から「ファイルID」を選択してください。
取得した値の詳細はこちらを確認しましょう。
設定後、テストをクリックしてください。

テストが成功したら、保存します。

ステップ6:ブラウザを操作する設定をしよう

次のアクションを設定する前に、こちらにアクセスして、「chromeに追加」を選択しましょう。

「拡張機能を追加」をクリックしてください。

拡張機能を追加できたら、Chromeの管理画面に移動して、「シークレットモードでの実行を許可する」項目のトグルをONにしましょう。

Chromeの拡張機能の注意事項

ブラウザを操作するオペレーションはサクセスプランでのみご利用できます。
フリープラン・ミニプラン・チームプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなります。
サクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。
無料トライアル中には制限対象のアプリやブラウザを操作するオペレーションを使用することができます。
ブラウザを操作するオペレーションの設定方法はこちらを確認しましょう。

ここまでできたら、「ブラウザを操作する」をクリックして、フローボットの設定に戻ります。

ブラウザ操作を自動化するオペレーションの設定です。
1アクション実行につき、1タスク消費します。
→詳しくはこちらを参考にしてください。
今回は操作例としてファイル変換サイトを使用しています。
用途や社内ルールなどに応じてURLをカスタマイズして使ってください。

1.URLにアクセス

アクション名と対象のURLを設定します。

2.ファイルをアップロード

アクション名は任意で設定し、ファイルはGoogle Driveから取得したファイルを選択してください。

3.クリック

このオペレーションは、ブラウザ上でクリックが必要な場面で使用します。

4.待機

ファイルをアップロードする時にかかる時間を待機させるために設定しています。
アクション名と待機時間を任意で設定してください。

5.ファイルをダウンロード

アクション名とファイルの名称を任意で設定します。
設定後、テストをクリックしましょう。

テストが成功し、ファイルの変換ができたら保存してください。

ステップ7:データを操作・変換する

次に「正規表現によるデータの置換」をクリックしてください。

操作条件の設定を行いましょう。
タイトルは変更OKです。
置換対象はGoogle Driveのトリガーで取得した値から「ファイル名_トリガー」を使用してください。

置換箇所を正規表現で指定では、元のファイル名から拡張子を削除するために行うため添付画像のように設定してください。
正規表現の設定方法についてはこちらを参考にしてください。
「データを操作・変換する」についてはこちらを確認しましょう。
設定後、テストをクリックしましょう。

テストが成功したら、保存します。

ステップ8:Google Driveのアクションを設定しよう

次に「ファイルをアップロードする」をクリックしてください。

連携アカウントとアクションを選択は設定ができているので、以下を確認して次へをクリックします。

  • タイトルは変更OKです。
  • Google Driveと連携するアカウント情報を確認してください。
  • アクションは「ファイルをアップロードする」が選択されています。

API接続設定に進みます。
格納先のフォルダIDは候補から選択してください。

ファイル名は正規表現によるデータの置換で取得した値から「置換後の値」を選択し、「.mp3」と拡張子をつけておきましょう。

ファイルの添付方法は「取得した値を使用する」、ファイルは「ファイル」を選択し、テストをクリックします。

テストが成功し、Google Driveにファイルをアップロードできたら保存してください。

ステップ9:動作を確認しよう

最後にトリガーをONにして、作成したフローボットが正常に作動するか確認しておきましょう。

これでフローボットの設定ができました。

Google Driveを活用したその他の自動化例

Yoomでは、ご紹介した事例以外にもGoogle Driveを活用した様々な自動化を実現できます。
例えば、Googleフォームと連携することで、送信された音声ファイルをRPAでMP3に変換して自動保存できます。
手動での変換と保存作業が削減されるため、人為的ミスの削減や業務の効率化を図りたいときにおすすめです。

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まとめ

音声ファイルの変換作業を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた変換の手間や待ち時間を根本からなくし、ファイル形式の不統一によって生じる様々な問題を解消できます。</span>

これにより、インタビュー音源の文字起こしやポッドキャストの編集といった後続タスクに遅滞なく着手でき、コンテンツ制作のサイクルを加速させることが可能です!
今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、画面の指示に従って操作するだけで直感的に業務フローを構築できるので、もし音声ファイル管理の自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

この記事を書いた人
s.ougitani
人材会社で営業とCAを約5年担当した後、エンジニアの採用を行っている会社で求人広告やスカウト文章の作成などのお仕事に携わってきました。 Yoomの「事務作業を自動化する」という画期的なサービスに魅力を感じています。 少しでも皆様のお役に立てる情報を発信できるように執筆していきたいです。
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