Google スプレッドシートとデータ変換の連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-05-26

【簡単設定】Google スプレッドシートの特定範囲を自動でコピーする方法

k.hieda

「毎日、Google スプレッドシートの特定の範囲を手作業でコピーして別のシートに貼り付けているけど、時間がかかるし、間違いも起こりやすい…」
「特定の日付やイベントごとにシートを分けているけれど、最新のデータを手動でコピーするのは手間だし、更新忘れも怖い…」

このように、Google スプレッドシートの特定範囲のデータを手作業でコピーする際に、時間と手間がかかり、ヒューマンエラーのリスクを感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">毎週決まった曜日や特定のメールを受信したタイミングで、Google スプレッドシートの指定した範囲の値を自動的に別のシートへコピーできる仕組み</span>があれば、これらの悩みから解放され、データの集計やバックアップ作業の負担を大幅に軽減し、より分析や戦略立案といったコア業務に集中できる時間を生み出すことができます!

今回ご紹介する自動化の設定は、ノーコードで簡単に設定できて、手間や時間もかからないので、ぜひ自動化を導入して作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">Google スプレッドシートの特定範囲の値をコピーする業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されているので、「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

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Google スプレッドシートの範囲コピーを自動化する方法

Google スプレッドシートで管理しているデータを、様々なトリガーをきっかけに自動で指定範囲をコピーする方法を、具体的なテンプレートを使って紹介します!
手作業によるコピー&ペーストの手間やミスを削減し、データ集計やバックアップ業務を効率化できるので、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

スケジュールをトリガーにGoogle スプレッドシートの範囲をコピーする

<span class="mark-yellow">毎週や毎月など、設定したスケジュールに基づいてGoogle スプレッドシートの特定の範囲を自動でコピーする</span>ことができます。
定期的なレポート作成やデータバックアップ作業を自動化し、作業漏れを防ぎつつ効率的にデータを管理しましょう!

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チャットツールの投稿をトリガーにGoogle スプレッドシートの範囲をコピーする

<span class="mark-yellow">Slackなどのチャットツールで特定の投稿があった際に、関連するGoogle スプレッドシートの範囲を自動でコピーする</span>こともできます。
チャットでの報告内容と連動したデータ更新や記録を自動化し、リアルタイムな情報共有を実現しましょう!

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メールの受信をトリガーにGoogle スプレッドシートの範囲をコピーする

<span class="mark-yellow">Gmailなどで特定のラベルが付いたメールを受信した際に、Google スプレッドシートの該当範囲を自動でコピーする</span>ことが可能です。
メールで受け取った情報に基づいたデータ集計や更新作業を自動化し、迅速な対応とミスのない情報管理を可能にします!

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毎週、Google スプレッドシートの指定範囲をコピーするフローを作ってみよう

それではここから代表的な例として、毎週月曜日に特定のGoogle スプレッドシートの指定範囲の値を、別のシートへ自動でコピーするフローを解説していきます!この設定を行うことで、手作業でのコピー&ペーストの手間を省き、定期的なデータ集計やバックアップを確実に実行できるようになります。

ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • Google スプレッドシートのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • スケジュールのトリガー設定とGoogle スプレッドシートのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
使用するGoogle スプレッドシート

サンプルケースとしてスタッフが確認する「今週の業務ボード」へ自動コピーするフローを設定してみます。

  • シートA(元):週次テンプレート(フローが起動する前に毎週更新しておく)
  • シートB(出力先):今週の業務ボード(今週のタスクが自動で更新される。ステータスはスタッフ自身が管理する用の列)

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ステップ1:マイアプリ連携の設定

ここでは連携するアプリ情報をYoomに登録する設定を行います。Yoomのワークスペースにログイン後、マイアプリ画面で「+新規接続」をクリックします。

Yoomで使えるアプリ一覧が表示されます。検索窓から今回連携するアプリを検索し、マイアプリ登録を進めてください。

Google スプレッドシート

検索結果からアプリ名をクリックすると、Google スプレッドシートとYoomの連携確認画面が表示されます。

  • 「Sign in with Google」ボタンをクリックします。
  • Googleアカウントのログイン画面が表示されます。メールアドレス・パスワードの入力を行います。すでにChromeでログインしている場合は、連携するアカウントの選択画面が表示されるため、該当のアカウントを選択します。
  • ログインまたはアカウント選択が完了すると、Yoomがアクセス権限を求める画面に切り替わります。

 

権限を付与すると、Google スプレッドシートのマイアプリ登録が完了します。

ステップ2:テンプレートをコピー

マイアプリ連携が完了したら、フローボットテンプレートの設定に進みます。下のバナーからテンプレートのコピーに進んでくださいね。

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下のポップアップが表示されたら「OK」をクリックして設定をスタート!

コピーしたテンプレートは、マイプロジェクトに追加されます。マイプロジェクトは左のメニューバーからアクセス可能です。

ステップ3:スケジュールトリガー「指定したスケジュールになったら」

テンプレートの1つ目の工程をクリックし、フローボットのトリガー(起点)を設定します。設定済みの証(水色のアイコンが点灯)となっていますが、追加の設定が必要な場合があるため、中身を確認しましょう。この工程では、フローボットを起動する日時を設定します。

(1/1)実行時間の指定

事前設定で、毎週月曜日の朝9時にフローが起動するように設定されています。

他のスケジュールに設定し直す場合

設定のすぐ下にあるタブ(日付指定・曜日指定・Cron設定)の切り替えと、各設定でフローのタイミングと頻度をカスタマイズできます。

保存するをクリックして次に進みましょう。

ステップ4:アプリと連携する「値を取得する」

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

この画面では、以下の項目が設定済みです。

  • タイトル
  • アプリ
  • Google スプレッドシートと連携するアカウント情報
  • トリガーアクション

次へをクリックして進みましょう。

(2/2)アプリトリガーのAPI接続設定

  • スプレッドシートID
  • シート名
    • フィールドをクリックするとプルダウンメニューが表示されます。連携済みのアカウントにある既存シート/シート名が表示されるので、該当する項目を選択します。選択すると、IDが引用されます。

設定ができたら、下へスクロールします。

  • 範囲
    • 値を取得するセルの範囲を指定します。今回のケースではA2:Aと入力しました。
  • 方向
    • 列が行を選択できます。これは「A列に縦に並ぶデータを1件ずつ取り出す」という設定です。「行方向」にすると1行の横並び(A1, B1, C1…)が対象になります

設定が確認できたら、テストボタンをクリックします。成功すると、指定した範囲の値が取得できます。

この画面は、YoomとGoogle スプレッドシートが正常に連携でき、情報が取得できた結果です。さらに下へスクロールすると、取得できた値の一覧が表示されます。次の工程で本文の値を引用します。

この項目と値をYoomでは「アウトプット」と定義しています。

アウトプットについて

この値は、後の工程で引用します。

保存するをクリックして次に進みましょう。

ステップ5:データを操作・変換する「リスト型のアウトプットを個々のアウトプットに分割」

テンプレートの3つ目の工程をクリックします。設定済みの証(水色のアイコンが点灯)となっていますが、追加の設定が必要な場合があるため、中身を確認しましょう。

(1/1)操作条件の設定

この画面では以下の項目が設定済みです。

  • タイトル
  • 変換タイプ
  • 分割対象の取得した値

設定を確認したら、保存するボタンをクリックします。

ステップ6:アプリと連携する「範囲に値を入力」

テンプレートの4つ目をクリックします。この工程では、分割した値をコピー先のシートに転記する設定を行います。

(1/2)アクションを選択

この画面では、以下の項目が設定済みです。

  • タイトル
  • アプリ
  • Google スプレッドシートと連携するアカウント情報
  • アクション

設定を確認したら、次へボタンをクリックします。

(2/2)API接続設定

  • スプレッドシートID
  • シート名
    • フィールドをクリックして、プルダウンメニューの中から該当のシート/シート名をそれぞれ選択します。

選択ができたら下へスクロールします。

  • 対象のセルの範囲
    • 今回はA列にコピーしていくので、「A2:A」と入力しました。
  • 入力する値
    • 前の工程で分割した値に対して「取得した値_X」を紐づけていきます。ここでも、フィールドをクリック<プルダウンメニュー<「リスト型のアウトプットを個々のアウトプットに分割」タブの中に格納された項目を選択します。選択すると、引用コードが埋め込まれます。
    • 今回は、取得した値が5つなので、ボックスの下部にある【+入力する値を追加】ボタンをクリックして、フィールドを5つに増やしました。
    • 値の数がもっと多い場合は、あらかじめコピー元のリストで想定の数を入力して値を取得しておいてください。

設定ができたら、テストボタンをクリックします。

成功するとコピー先のシートに値が追加できたことが確認できます。

保存するボタンをクリックしましょう。

ステップ7(最終):アプリトリガーをONにする

全ての工程が設定されると、設定完了のコンプリート画面が表示されます。

トリガーをONにして、フローボットを起動します。

トリガーのON/OFFは左上のトグルから切り替えが可能です。シートAを追加すると、シートCが更新されるようになりました。<span class="mark-yellow">プログラミング不要で、フローボットの設定が簡単に完了しました。</span>

トリガーが【ON】になると、各種通知の送信先を選択できるお知らせがポップアップされます。デフォルトでは登録しているメールへ通知ですが、普段使っているチャットアプリでも通知を受け取れて便利です。

Google スプレッドシートを使ったその他の自動化例

他にも、Google スプレッドシートを活用した様々な自動化の実現が可能です!
例えば以下のような自動化はいかがでしょうか。

[[92638,129363,78773,136265,92711]]

まとめ

Google スプレッドシートの範囲コピーを自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた定期的なデータ転記作業の手間を削減し、コピーミスや更新漏れといったヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

これにより、データの正確性を保ちながら、集計や分析といったより価値の高い業務に時間を割けるようになり、業務全体の効率化に繋がります!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築可能です。
もしGoogle スプレッドシートのデータ管理をもっと効率的にしたいと感じているなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

この記事を書いた人
k.hieda
Webプランナー・ディレクター歴10年目。Web制作会社勤務時代は、クライアントへ改修と運用プランの提案と制作進行がメインでした。現在はパラレルワーカーです。Yoomのコンテンツ事業部でブログの制作、個人事業では企業の外部広報案件を受けています。民泊を始めるのでルーチンワーク効率化の徹底を目指しています!
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Google スプレッドシート
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従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
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