Google スプレッドシートとMicrosoft Excelの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-05-16

【プログラミング不要】Google スプレッドシートの数式を保持したままMicrosoft Excelに自動コピーする方法

k.noguchi

「Google スプレッドシートで作った表を、数式ごとMicrosoft Excelに移したいけど、手作業のコピペだと数式が崩れてしまう…」
「毎回Google スプレッドシートの更新内容をMicrosoft Excelに反映させるのが手間で、転記ミスも心配…」
このように、Google スプレッドシートとMicrosoft Excelという、広く使われている2つの表計算ソフト間でのデータのやり取り、特に数式を含むデータの移行に課題を感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">Google スプレッドシートのデータを数式を保ったまま自動でMicrosoft Excelファイルにコピーできる仕組み</span>があれば、面倒な手作業や数式のエラー修正から解放され、レポート作成やデータ分析といった本来集中すべき業務にもっと時間を割けるようになります!

今回ご紹介する自動化の設定は、専門的な知識がなくてもノーコードで簡単に設定できて、日々の作業をぐっと楽にするので、ぜひ取り入れてみましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">Google スプレッドシートのデータを数式を含めてMicrosoft Excelにコピーする業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されているので、「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

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Google スプレッドシートとMicrosoft Excelを連携する自動化の方法

Google スプレッドシートとMicrosoft Excelの間で発生するデータのやり取りを自動化する方法を、具体的なテンプレートを使って紹介します!

これにより、<span class="mark-yellow">数式を含むデータの正確な移行や、面倒な手作業からの解放を実現できる</span>ため、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

Google スプレッドシートのデータをMicrosoft Excelに自動でコピーする

<span class="mark-yellow">Google スプレッドシートに新しい行が追加された際に、そのデータを数式ごとMicrosoft Excelに自動でコピーする</span>基本的な連携フローです。手作業でのデータ移行の手間や数式崩れの心配をなくし、正確なデータ連携を実現できます!

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特定条件のGoogle スプレッドシートデータをMicrosoft Excelに自動でコピーする

<span class="mark-yellow">特定のキーワードが含まれる行など、条件に合致するGoogle スプレッドシートのデータのみを抽出し、数式を含めてMicrosoft Excelに自動でコピーする</span>フローもあります。必要な情報だけを効率的にMicrosoft Excelファイルにまとめたい場合に役立ちます!

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フォーム回答を起点に、Google スプレッドシートの数式をMicrosoft Excelに反映する

<span class="mark-yellow">Yoomフォームなどへの回答送信をきっかけとして、関連するGoogle スプレッドシートの数式をMicrosoft Excelに自動で反映させる</span>ことも可能です。アンケート集計や申請処理後のデータ整理などを効率化します!

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Google スプレッドシートのデータをMicrosoft Excelに連携するフローを作ってみよう

それではここから代表的な例として、Google スプレッドシートに新しい行が追加された際に、そのデータを数式を含めてMicrosoft Excelに自動でコピーするフローを解説していきます!

ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

フローは大きく分けて、以下の手順で作成していきます。

  • Google スプレッドシートとMicrosoft Excelをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • Google スプレッドシートのトリガー設定と各アクション設定
  • トリガーをONにして、フローの動作確認をする
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ステップ1:Google スプレッドシートとMicrosoft Excelをマイアプリ連携

はじめに、Google スプレッドシートとMicrosoft ExcelをYoomに接続するためのマイアプリ登録を行いましょう。
事前にマイアプリ登録を済ませておくと、自動化フローの設定がスムーズに進められますよ!

フローの作成を始める前に、あらかじめYoomと連携するGoogle スプレッドシートに、行を追加しておきましょう!
※後続のGoogle スプレッドシートのトリガー設定時のテストで必要になります。

今回は下図のようなシートの行を追加してみました。

※Microsoft Excelで、数式を含めてコピーするためのMicrosoft Excelファイルを用意しておきましょう!
※今回は、以下画像のようなファイルを作成しました。

1.Yoomページ画面左側のマイアプリをクリックし、「新規接続」を選択します。
右上の検索窓に「Google スプレッドシート」と入力し、検索結果からGoogle スプレッドシートのアイコンを選択します。

2.表示された画面で、「Sign in with Google」をクリックしましょう。

3.次の画面で、アカウントを選択し、その後の画面で「続行」をクリックしてください。
※認証時に、アクセス権限を「全て許可」にしておいてください。

4.続いてMicrosoft Excelをマイアプリ登録します。

※「Microsoft 365(旧Office 365)」には個人向けと法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があります。法人向けプランを契約していない場合、Yoomからの認証がうまくいかない可能性があるのでご注意ください。

先ほどと同様に、連携可能なアプリ一覧からMicrosoft Excelを検索します。
次の画面で、メールアドレスを入力し、「次へ」をクリックしましょう。

次の画面で、パスワードを入力し、「サインイン」をクリックしてください。

マイアプリにGoogle スプレッドシートとMicrosoft Excelが表示されていれば、登録完了です。

ステップ2:テンプレートをコピーする

ここから、実際にフローを作っていきましょう!
簡単に設定できるようテンプレートを利用します。以下のバナーの「試してみる」をクリックして、テンプレートをコピーしてください。

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クリックすると、テンプレートがお使いのYoom画面に自動的にコピーされます。
「OK」をクリックして、設定を進めましょう!

ステップ3:Google スプレッドシートのトリガー設定

※コピーしたテンプレートは、「マイプロジェクト」内の「フローボット」に、「【コピー】Google スプレッドシートで行が追加されたら、数式を含めてMicrosoft Excelにコピーする」という名前で格納されています。
「あれ?テンプレートどこいった?」となった際には、マイプロジェクトから確認してみてくださいね!

1.まずは、アプリトリガー設定です。
先ほどの画面で「OK」をクリックして、表示された画面のアプリトリガー「行が追加されたら」をクリックしましょう。

2.連携アカウントとアカウント選択画面が表示されるので、設定内容を確認しましょう。
連携するアカウント情報には、ステップ1で連携したアカウント情報が反映されています。トリガーアクションはそのままにして、「次へ」をクリックしてください。

3.表示された画面で、詳細を設定します。
「トリガーの起動間隔」を選択してください。基本的には、最短の起動時間で設定することをおすすめします。
※トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
※Yoomプランの詳しい説明は、こちらを参照してみてください。

4.「スプレッドシートID」「シートID」は、入力欄をクリックして表示される候補から選択してください。
候補は、連携しているアカウントに紐づいて表示されます。

5.入力を終えたら「テスト」をクリックし、「取得した値」にアウトプットとしてデータが抽出されていることを確認してください。
取得したアウトプットは、後続の設定で活用できます!

※アウトプットとは?
‍アウトプットとは、トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
取得したアウトプットは、後続のオペレーション設定時の値としてご利用いただくことができ、フローボットを起動する度に、変動した値となります。
※詳しくは、こちらをご参照ください。

ステップ4:Microsoft ExcelのID取得設定

1.アプリと連携する「アイテムIDを取得」をクリックしましょう。


各項目を確認し、「次へ」をクリックします。

2.API接続設定を行います。
「ドライブID」は、入力欄をクリックして表示される候補から選択してください。

「エクセルファイル名」は、事前に作成したMicrosoft Excelファイルのファイル名を入力してください。

入力を終えたら「テスト」を実行し、成功したら「保存する」をクリックします。

ステップ5:Microsoft Excelの数式入力設定

1.アプリと連携する「セルに数式を入力」をクリックしましょう。


各項目を確認し、「次へ」をクリックします。

2.API接続設定を行います。
「アイテムID」は、入力欄をクリックして表示されるアウトプット(取得した値)から選択してください。

「シート名」は、入力欄をクリックして表示される候補から選択できます。

「対象のセル」は、数式を自動入力するセルを入力してください。

「数式」は、入力欄をクリックして表示されるアウトプット(取得した値)から選択してください。


設定完了後は「テスト」を行い、実際にMicrosoft Excelにデータが追加されることを確認してください。

確認後、保存しましょう。

ステップ6:トリガーボタンをONにして、フローの動作確認をする

全ての設定が完了すると、下図のようなポップアップが表示されます。赤枠部分の「トリガーをON」をクリックすると、設定したフローボットが起動するので動作確認をしましょう!

Google スプレッドシートとMicrosoft Excelを使ったその他の自動化例 

他にも、Google スプレッドシートとMicrosoft Excelを活用した様々な自動化の実現が可能です!
例えば以下のような自動化はいかがでしょうか。

Google スプレッドシートを使った便利な自動化例

[[92638,129363,78773,136265,92711]]

Microsoft Excelを使った便利な自動化例

[[73460,146299,171801,119663,99075]]

まとめ

Google スプレッドシートとMicrosoft Excelの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた数式を含むデータのコピー&ペースト作業から解放され、数式崩れや転記ミスといったリスクも低減できます。</span>

これにより、担当者は面倒なデータ移行作業に時間を取られることなく、分析やレポート作成といった本来注力すべき業務に集中できる環境を整えられます!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を活用すれば、プログラミングの知識がない方でも、画面上の指示に従って直感的に操作するだけで簡単に業務フローを構築可能です。

もしGoogle スプレッドシートとMicrosoft Excel間のデータ連携自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

この記事を書いた人
k.noguchi
SE・プログラマー、新卒採用アシスタントやテーマパークアクターなど、多種多様な業務の経験があります。 その中でもSE・プログラマーでは、企業のシステムを構築し業務効率化に取り組んでいました。 Yoomを使い、業務の負担を軽減するための実践的なアプローチ方法を、丁寧にわかりやすく発信していきます。
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