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アプリ同士の連携方法

2025-09-19

【簡単設定】FrontのデータをAsanaに自動的に連携する方法

Kumiko Tsukamoto

「Frontで受信した顧客からの問い合わせを、Asanaでタスク管理したい」
「Frontのメッセージ内容をAsanaに転記するのは手間がかかるし、ミスも起きやすい…」
共有受信トレイツールであるFrontと、タスク管理ツールAsanaの間での手作業による情報連携に、このような課題やストレスを感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">Frontで受信したメッセージ情報をもとに、Asanaのタスクを自動で作成する仕組み</span>があれば、これらの悩みから解放されるでしょう。タスクの登録漏れや転記ミスも防ぐことができ、より迅速で正確な顧客対応に集中できる時間を生み出せるはずです!

今回ご紹介する自動化は、プログラミングの知識がなくても簡単に実現できます。
ぜひこの機会に自動化を導入し、日々の業務をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">FrontとAsanaを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。

今すぐ試したい方は、以下のバナーをクリックで早速スタートできますよ!

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FrontとAsanaを連携してできること

FrontとAsanaのAPIを連携すれば、ツール間の情報登録や更新作業を自動化できます。
Yoomには<span class="mark-yellow">手作業の手間とヒューマンエラーをなくすことで、業務の正確性とスピードが向上するでしょう。</span>

ここでは具体的な自動化例をご紹介しますので、気になる内容があればぜひクリックしてみてください。
アカウント登録はわずか30秒で完了し、すぐに連携を体験できますよ!

FrontでNew Conversation Messageを受信したら、Asanaにタスクを追加する

Frontで新しいメッセージを受信するたびAsanaにタスクを作成する作業は、時間がかかるだけでなく、転記ミスや対応漏れの原因にもなりかねません。

この連携では<span class="mark-yellow">Frontのメッセージ受信をトリガーに、自動でAsanaにタスクを追加する</span>ため、タスク作成の手間を排除し、迅速かつ確実な対応体制の構築をサポートします。

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Frontで特定内容のNew Conversation Messageを受信したら、Asanaにタスクを追加する

「至急」や「クレーム」といった特定のキーワードが含まれる重要なメッセージのみをAsanaで管理したい場合、タスク化に加えて振り分け作業も発生します。

そこで、<span class="mark-yellow">受信したメッセージの内容に応じて処理を分岐させる処理</span>を追加しているのがこのフローです。

これによって重要な問い合わせへの対応を優先できるようになり、見落としも防ぐことができます。

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FrontとAsanaの連携フローを作ってみよう

ここからは、FrontとAsanaを連携させたフローの作成方法を解説していきます!
Yoomを使用してノーコードで設定をしていくので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

※ 今回連携するアプリの公式サイト:FrontAsana

[Yoomとは]

フローの作成方法

この記事では、先程ご紹介した「FrontでNew Conversation Messageを受信したら、Asanaにタスクを追加する」フローを作成します。
作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • FrontとAsanaのマイアプリ連携
  • テンプレートのコピー
  • Frontのトリガー設定と作成するタスクの設定
  • フロー稼働の準備
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ステップ1:FrontとAsanaのマイアプリ連携

Yoomとそれぞれのアプリを連携して、アプリごとの操作を行えるようにしましょう。この設定は初回のみ必要です。
先ずは、基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

それでは、今回のフローで使用するFrontとAsanaのマイアプリ登録方法を解説していきます。

① Frontのマイアプリ登録

  1. アプリ一覧画面でFrontを検索して選択。
  1. Frontのサインイン画面が表示されます。
    連携させるFrontアカウントでサインインしてください。
    ※ 既にサインイン済みのアカウントがある場合、この画面はスキップされます。
  1. YoomからFrontへのアクセス権限と連携するワークスペースを確認し、「Authorize」をクリック。
  1. 連携が完了し、マイアプリ画面に戻ります。
    Frontが追加されていることを確認してください。

② Asanaのマイアプリ登録

以下のナビをご参照ください。

Asanaも連携できれば、このフローで使用するアプリのマイアプリ登録は完了です!

ステップ2:テンプレートのコピー

Yoomのフローボットテンプレートから使用するテンプレートを選び、「このテンプレートを試す」をクリックすると、マイプロジェクトにコピーされます。
ここでは、冒頭でご紹介したテンプレートを使用するため、以下のバナーの「試してみる」をクリックしてください。

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そうすると、Yoomのワークスペースにテンプレートがコピーされ、自動化フローの設定画面(フローボット)が開きます。
「OK」をクリックして、フローの設定に進みましょう。

以降、コピーしたフローボットには、プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」からアクセスできます。

ステップ3:Frontのトリガー設定

先ずは、フローの起点となるトリガーアクションを設定していきます。

  1. Frontの「New Conversation Message」をクリック。
  1. 「タイトル」は任意の名称に変更できます。
    アクションの内容が分かりやすいタイトルにするとよいでしょう。
  2. 連携アカウントにはマイアプリ登録で連携したアカウントが設定されています。
    複数のアカウントと連携している場合には、このフローで用いるアカウントをプルダウンから選択してください。
  3. アクションを確認して、「次へ」をクリック。
  1. 「トリガーの起動間隔」をプルダウンの「5分・10分・15分・30分・60分」から選択。
    そのプランの最短の起動間隔にすることで、メッセージ受信時により早くタスク作成が行えるようになります。
    ※ ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が異なるためご注意ください。
    参考:ポーリングトリガーの仕組みについて
  1. 新規メッセージを検知したい会話の「Conversation Id」を設定。
    IdはFrontの対象Conversationから取得できます。
  1. 設定を終えたら、Frontの指定したConversationでテスト用のメッセージを送信してください。
    ※ テスト用メッセージの例
  1. Yoomに戻り、「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、「取得した値」に最新メッセージの情報が追加されます。
    これらの値は、以降のアクションで動的な値(フローが稼働する度に更新される値)として使用可能です。
    詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
  1. テスト用に送信したメッセージが取得されていることを確認し、ページ下部の「保存する」をクリック。
    トリガーアクションの設定が完了し、フロー画面に戻ります。

ステップ4:タスクの追加

それでは、取得したメッセージ情報を用いてAsanaにタスクを追加しましょう。

  1. Asanaの「タスクを追加」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 連携アカウントとアクションの内容を確認し、「次へ」をクリック。
  1. 「タスク名」を設定。
    入力欄クリック時に表示されるトリガーアクションメニューから、任意のメッセージ情報が選択可能です。
    項目をクリックすると、入力欄に{{項目名 追加された値}}という形で追加されます。
    ※ この動的な値を使用せずに固定テキストで設定してしまうと、フローが稼働する度に同じタスクが追加されてしまうためご注意ください。
  1. 「プロジェクトID」にタスクを追加するプロジェクトのIDを設定。
    入力欄をクリックすると、連携しているアカウントから候補が表示されるので、対象となるプロジェクトを選択してください。
    プロジェクトIDはAsanaのプロジェクト概要ページURL(app.asana.com/0/プロジェクトID/overview)でも確認できます。
  1. 「セクションID」にタスクのセクションIDを設定。
    入力欄をクリックすると、指定したプロジェクトから候補が表示されるので、対象となるセクションを選択してください。
  1. 以降の項目も、必要に応じて設定してください。
    タスク名と同様に入力欄クリック時に表示される「取得した値」から項目を選択していきましょう。
  1. 設定を終えたら「テスト」をクリック。
    Asanaの指定したプロジェクトにタスクが追加されます。
  1. テストに成功したら、Asanaの指定したプロジェクトを確認しましょう。
  1. 期待通りにタスクが追加されていれば、ページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ5:フロー稼働の準備

フロー画面に戻り、「全ての設定が完了しました!」と表示されていればフローの設定は完了です。
早速フローを稼働させるのであれば、「トリガーをON」をクリックします。

あとで稼働させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックしてください。

トリガーをONにしたら、実際に動作することを確認しましょう。
指定したConversationにメッセージを送信し、その情報を用いたタスクがAsanaに自動で作成されていれば成功です。

今回のフローボットをベースに、他にも様々な作業の自動化が実現できます!是非、Yoomの便利な機能をお試しください。

AsanaのデータをFrontに連携したい場合

今回はFrontからAsanaへデータを連携する方法をご紹介しましたが、反対にAsanaからFrontへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

Asanaのタスクが完了したら、Frontにコンタクトを作成する

Asanaで特定のプロジェクトに関するタスクが完了した際、その情報をFrontの顧客情報に手動で反映させるのは手間がかかります。

この連携を利用すれば、<span class="mark-yellow">Asanaでのタスク完了をトリガーとして、関連する情報を抽出し、Frontに新しいコンタクトを自動で作成</span>できるため、顧客情報とタスクの進捗状況を常に最新の状態に保つことが可能です。

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Asanaで特定のタスクが完了したら、Frontにコンタクトを作成する

「契約完了」や「オンボーディング終了」といったコンタクトに関連するタスクの情報だけをFrontに反映させることも可能です。

この分岐設定によって、<span class="mark-yellow">重要な顧客のステータス変更だけをFrontに記録できるようになり、チーム全体での情報共有も円滑化する</span>でしょう。

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まとめ

FrontとAsanaの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">Frontのメッセージ内容をAsanaへ転記し、タスクを作成する一連の作業をなくし、ヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

担当者は面倒な繰り返し作業から解放され、問い合わせへの迅速な初動対応や、より丁寧な顧客コミュニケーションといった、本来注力すべきコア業務に集中できる環境を整えられるでしょう!

今回ご紹介したような自動化は、ノーコードツール「Yoom」を活用することで、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、こちらから無料登録してYoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:問い合わせ内容に応じて担当者を振り分けることはできますか?

A:ミニプラン以上で利用できる「分岐」オペレーションを使うことで、取得したメッセージの各項目に応じて処理を分けることが可能になります。
問い合わせ内容にキーワードAが含まれていれば担当者Xに、キーワードBが含まれていれば担当者Yに、どちらも含まれていなければタスクの作成を行わない、というようなフローを作成できるでしょう。
参考:「分岐」の設定方法

Q:担当者や期日の自動設定は可能ですか?

A:「テキストからデータを抽出する」オペレーションでは、AIが取得したメッセージから指定したテキストを抽出します。
これをフローに組み込むことで、問い合わせ内容から抽出した動的な担当者や期日をタスクに設定することができるようになります。
参考:「テキストからデータを抽出する」の設定方法

Q:連携エラーが起きた場合、どうすれば気づけますか?

A:作成したフローボットでエラーが発生した場合、Yoomアカウントを登録したメールアドレス宛てに通知が送信されます。
通知に記載されているURLからエラー内容を確認し、フローの停止や再実行といった対応を行ってください。
また、フローの修正を行う際にはYoomのヘルプセンターでエラー内容の検索をかけてみることをおすすめします。
参考:エラー時の対応方法について

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
Kumiko Tsukamoto
SaaS連携ツール「Yoom」を活用した業務自動化に関する記事を執筆するWebライター。ITパスポート資格保有者で、元システムエンジニア。Excelへの手入力による勤怠管理や領収書のデータ化といった反復作業に日々直面した経験から、SaaSツールを活用した業務効率化に興味を抱く。現在は、手作業に悩む担当者に向けて、Yoomの自動化機能を用いた業務フロー改善のTipsを発信している。
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