TypeformとMicrosoft Excelの連携イメージ

【簡単設定】TypeformのデータをMicrosoft Excelに自動的に連携する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-10-03

【簡単設定】TypeformのデータをMicrosoft Excelに自動的に連携する方法

福森 しおり

「Typeformに集まったアンケート回答を、分析のためにMicrosoft Excelに転記しているけど、毎回手作業で大変…」
「回答が増えるたびにコピー&ペーストするのは時間がかかるし、入力ミスも心配…」

このように、TypeformとMicrosoft Excel間での手作業によるデータ連携に、限界を感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">Typeformに新しい回答が送信されるたびに、その内容を自動でMicrosoft Excelの指定したシートに行追加する仕組み</span>があれば、集計や分析といった本来注力すべき業務に多くの時間を割くことができます!

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定できます。
手間や時間もかからないので、ぜひこの機会に導入して定型業務をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">TypeformとMicrosoft Excelを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。

今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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TypeformとMicrosoft Excelを連携してできること

TypeformとMicrosoft ExcelのAPIを連携させることで、これまで手作業で行っていたデータ転記作業を完全に自動化できます。
例えば、Typeformに新しい回答が送信された瞬間に、そのデータをMicrosoft Excelの特定のシートに自動で追加するといったことが可能になります。

ここでは、具体的な自動化の例をいくつかご紹介します。
ご自身の業務に近いものや、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

Typeformで回答が送信されたら、AIで要約してMicrosoft Excelに追加する

Typeformで収集した自由記述のアンケート回答などを、一件ずつ確認して内容を把握し、Microsoft Excelにまとめる作業は非常に時間がかかります。

この連携を利用することで、回答が送信されたタイミングでAIが自動的に内容を要約し、その結果をMicrosoft Excelのシートに追記するため、<span class="mark-yellow">回答内容の把握にかかる時間を短縮し、データの一覧性を高めることができるでしょう。</span>

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Typeformで特定条件に合う回答があったら、AIで要約してMicrosoft Excelに追加する

Typeformに集まる全ての回答ではなく「特定の選択肢を選んだ回答」や「満足度が非常に高い回答」など、特定の条件に合致するデータのみをMicrosoft Excelに蓄積したい場合に、この自動化が役立ちます。

設定した条件に合う回答があった場合のみ、AIがその内容を要約してMicrosoft Excelに追加するため、<span class="mark-yellow">分析対象となる重要なデータだけを効率的に収集し、その後のアクションに素早く繋げることが可能です。</span>

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TypeformとMicrosoft Excelの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にTypeformとMicrosoft Excelを連携したフローを作成してみましょう!
ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

※今回連携するアプリの公式サイト:TypeformMicrosoft Excel

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • TypeformとMicrosoft Excelをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • Typeformのトリガーの設定およびAI・Microsoft Excelのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:TypeformとMicrosoft Excelのマイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まだYoomを利用したことがない方は、初めてのYoomをぜひご覧ください。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

それではここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。

YoomとTypeformのマイアプリ登録

では、Typeformからマイアプリ登録していきましょう!
Typeformで検索してアイコンをクリックします。

1.ログイン画面が表示されます。
今回はメールアドレスでログインしていきます。

2.パスワードを入力します。

3.画面を下までスクロールし、「Accept」をクリックしましょう。

今回はテストのため、以下のようなフォームを事前に作成しています。

YoomとMicrosoft Excelのマイアプリ登録

以下の手順をご参照ください。

※Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。ご注意ください。

Microsoft Excelでも同様に、事前にテスト用のデータベースを作成しています。

マイアプリ登録が成功すると、以下の画面が表示されます。
マイアプリの画面にTypeformとMicrosoft Excelのアイコンが表示されているか確認してください。

ステップ2:テンプレートをコピー

以下のリンクから「試してみる」をクリックしてください。

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以下の表示が出たら、テンプレートのコピーが成功です。
コピーしたテンプレートはマイプロジェクトに格納されます。

ステップ3:Typeformで回答が送信されたら起動するトリガーの設定

まず、一番上の「フォームが送信されたら」のアイコンをクリックします。

Typeformと連携するアカウント情報はプルダウンから選択します。
トリガーには「フォームが送信されたら」を選びましょう。
入力が終わったら、「次へ」を押して進めてください。

各項目を設定していきます。

  • フォームID:フォームIDは、フォームのURLの後ろのほうに書かれてます。
    たとえば「https://mysite.typeform.com/to/○○」なら、「○○」がフォームIDです。
  • タグ:注釈を確認しながら入力しましょう。
    以下は例です。

設定が終わったらテストのため、Typeformで回答者として情報を送信してください。

回答が終わったらフローボットに戻り、テストをクリックしましょう。
成功すると「テスト成功」の画面が表示されます。
テストが終わったら、「次へ」をクリックしましょう。

画面が切り替わったら、この後のテスト操作のためにTypeformの画面でテスト用の回答を送信しましょう。

回答が終わったら、Yoom画面に戻ってテストをクリック。
成功すると、「テスト成功」という画面が表示され、Typeformから取得した情報を引用できるようになります。
この引用機能を使えば、メールアドレスのように数字や記号が入り混じって打ち間違いが起きやすい項目も、自動で取り込めるので便利です。
もう少し詳しく知りたい方は、以下のリンク先をご覧ください。

なお、今回は取得した値を、ヘルプページの「取得する値を追加する方法」を参考に取得する値を変更しています。
ヘルプページにはテスト結果から値を選んで追加する基本の手順や、JSONPathを使って複数の値を一度に取得する応用方法まで動画や画像で詳しく紹介されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

テストが成功したら、保存するのを忘れないようにしましょう。

ステップ4:AIで要約する設定

続いて、先ほど取得したTypeformのお問い合わせ内容を、要約する設定をします。
「要約する」のアイコンをクリックしてください。

タイトルとアクションを設定します。


なお、デフォルトのアクションでは2タスクが使われます。
プルダウンから、アクションの選択が可能です。
詳しい設定方法やタスクの実行数については以下のリンク先を参照してください。
今回はデフォルトで進めていきます。

各項目を設定していきます。
※「必須」と書かれた項目は、漏れのないように入力してくださいね。

  • 要約対象のテキスト:元から設定されています。
    編集欄をクリックすると、以下のようにTypeformから取得した値をそのまま引用することが可能です。
    取得した値を活用することで、手入力による転記ミスを防げます。
  • 文字数:数字で入力します。デフォルトでは100になっているので、今回はそのままにしました。
  • 要約の条件
  • 言語
    注釈を確認しながら入力しましょう。

設定が終わったらテストし、問題がなければ保存しましょう。

ステップ5:Microsoft Excelで追加する設定

最後に、今まで取得した値を活用してMicrosoft Excelのレコードに追加する設定をします。
「レコードを追加する」のアイコンをクリック。

先ほどと同じように設定していきましょう。
アクションには「レコードを追加する」を選びます。

データベースの連携を設定していきます。

  • ファイルの保存場所:プルダウンで「OneDrive」か「SharePoint」か選択できます。今回は「OneDrive」を選択しています。
  • ドライブID、アイテムID、シート名:入力欄をクリックすると候補が一覧で表示されます。
    なお、設定するときはドライブID→アイテムID→シート名の順に設定しましょう。
    この順番を守らないと、候補が正しく表示されないことがあるので注意が必要です。

テーブル範囲は無理に全部埋めなくても大丈夫です。
範囲指定したい場合は入力してください。

設定が終わったら「次へ」をクリックしましょう。

続いて、追加するレコードの値を設定していきましょう。
各項目をクリックすると、Typeformで取得した情報やAIで要約した内容を引用できます。

入力が完了したらテストをクリックしてみましょう。
画面に「テスト成功」と表示されたら、最後に「保存する」をクリックして設定完了です!

テスト後は、Microsoft Excelの画面できちんとレコードが追加されているか確認しておくと安心です。

ステップ6:トリガーをONでフロー稼働開始

おつかれさまでした!以上で設定はすべて完了です。
設定が終わると、以下のような画面が表示されます。
「トリガーをON」をクリックすると、フローボットが起動します。

以上が、Typeformで回答が送信されたら、AIで要約してMicrosoft Excelに追加する方法でした!

TypeformやMicrosoft Excelを使ったその他の自動化例

今回ご紹介した連携以外でも、TypeformやMicrosoft ExcelのAPIを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。
もし気になるものがあれば、こちらも試してみてください!

Typeformを使った便利な自動化例

Typeformのアンケート回答や問い合わせをDifyで要約したり、過去の回答があった場合にGmailで自動返信を送信する仕組みを作ることで、顧客対応のスピードと正確性が向上します。

このような自動化を使えば、問い合わせ対応を迅速に行い、過去のデータとの照合もスムーズにできるので、ビジネス運営がさらに効率的になるでしょう。

[[96586,180005,177882,177877,223506]]

Microsoft Excelを使った便利な自動化例

アンケートの回答を基に、Microsoft Excelに自動でレコードを追加し、必要に応じて通知を行うことで、手動でのデータ転記作業を削減できます。

また、SlackやMicrosoft Teamsへの通知機能を追加することで、チームメンバー全員に素早く重要な情報を共有し、対応の迅速化が図れるでしょう。

[[74132,176489,146290,74876,137381]]

まとめ

TypeformとMicrosoft Excelの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたTypeformからMicrosoft Excelへのデータ転記作業の手間を削減し、ヒューマンエラーの発生を防ぐことができます。</span>

これにより、担当者は面倒なルーティンワークから解放され、収集したデータの分析や、それに基づく改善活動といった、より付加価値の高いコア業務に集中できる環境が整います!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、画面の指示に従って操作するだけで直感的に業務フローを構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:フォームの質問項目を後から変更できますか?

A:例えば、フロー設定後に質問項目を変更した場合は、今回設定した項目を修正をする必要があります。
トリガーから順番に、今回設定した内容を参考にして再度行いましょう!

Q:Microsoft Excel以外のツールにも連携できますか?

A:はい、可能です!
Microsoft Excel以外のツールと連携したい場合、右上の三点リーダーボタンをクリックして既存のものを削除した後、連携したいアプリで検索することで別のアプリイベントに変更できます。

また、オペレーションを追加する際には、+マークをクリックすることで追加できます。

Q:連携が失敗した場合どうなりますか?

A:Yoomのアカウント作成時に登録したメールアドレス宛に、フローの連携がエラーとなっている旨を知らせる、通知メールが届きます。
エラーが起きている該当のオペレーションや詳細のリンクが記載されているので、まずは通知内容を確認しましょう。
再実行するには手動での対応が必要となりますが、連携がエラーになる原因は様々なため、こちらのヘルプページを参考に対応しましょう。
解決しない場合は、サポート窓口もご活用ください。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
福森 しおり
Excel表計算処理技能認定、Word文書処理技能認定、Adobe Certified Professional(Illustrator 2020、Photoshop 2020)認定資格を保有。現在は、SaaS自動化ツール「Yoom」を活用した業務効率化をテーマとする記事執筆を担当。SaaSやITツールが増え続ける中で企業が直面する「どのツールを連携させれば業務が効率化するのか」という課題の解決に向け、日々情報を発信している。
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