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「システム障害の報告があったら、内容をまとめてStatuspageにインシデントとして登録しないと…」
「報告内容の要約や整形に時間がかかって、初動が遅れてしまう…」
このように、Statuspageへのインシデント登録業務において、手作業による情報整理や転記に課題を感じていませんか?
特に緊急性が求められる場面では、こうした手作業が大きな負担となり、対応の遅れやヒューマンエラーの原因にもなりかねません。
もし、<span class="mark-yellow">受け付けた報告内容をAIが自動で解析・要約し、すぐにStatuspageへインシデントとして登録する仕組み</span>があれば、インシデント管理にかかる工数を減らすことが可能になります。
これにより、迅速で正確性の高い情報共有が実現でき、担当者は原因究明や復旧対応といった本来注力すべきコア業務に集中できるでしょう。
今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定できるので、ぜひこの機会に導入し、日々のインシデント管理業務を効率化しましょう!
Yoomには<span class="mark-yellow">OpenAIとStatuspageを連携するためのテンプレート</span>が用意されているので、今すぐ試したい方は以下のバナーをクリックして早速スタートしましょう!
OpenAIとStatuspageのAPIを連携させることで、これまで手動で行っていた一連のインシデント登録プロセスを自動化できます。
例えば、フォームで受け付けた障害報告の内容をOpenAIが自動で解析し、その結果を基にStatuspageにインシデントを作成するといったことが可能になり、報告からインシデント起票までの時間を短縮します。
ここでは具体的な自動化の例をご紹介しますので、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!
フォームで受け付けた障害報告などのテキスト情報を、手動で確認しStatuspageに転記する作業は手間がかかり、特に緊急時には対応の遅れに繋がります。
この連携を利用すれば、フォームに回答が送信されると同時に、その内容をOpenAIが自動で解析・要約し、<span class="mark-yellow">整形された情報をもとにStatuspageへインシデントを自動で作成できます。</span>
これによりインシデント対応の初動を高速化できるため、報告内容の質を均一化できます。
それでは、実際にOpenAIとStatuspageを連携したフローを作成していきましょう。
今回は、専門知識がなくても直感的に操作できるYoomを使用して、ノーコードで連携を進めていきます。
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
※今回連携するアプリの公式サイト:OpenAI/Statuspage
[Yoomとは]
今回は「フォームから回答が送信されたら、OpenAIで内容を解析しStatuspageにIncidentを作成する」フローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下の通りです。
ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!
それではここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。
▼注意事項
ChatGPT(OpenAI)のアクションを実行するには、OpenAIのAPI有料プランの契約が必要です。(APIが使用されたときに支払いができる状態)
ChatGPTのAPI利用はOpenAI社が有料で提供しており、API疎通時のトークンにより従量課金される仕組みとなっています。
そのため、API使用時にお支払いが行える状況でない場合エラーが発生しますのでご注意ください。
それでは下の動画を参考にマイアプリ登録を進めてください。
アプリ一覧でStatuspageを選択します。
アカウント名には任意の値を入力してください。
API Keyは注釈を確認して設定しましょう。
これでマイアプリ登録ができました。
次にYoomで用意されているテンプレートをコピーしましょう。
以下のバナーに表示されている「試している」をクリックしてください。
「OK」をクリックしましょう。
これでテンプレートのコピーができました。
コピーしたテンプレートはマイプロジェクトに保存されています。
次にフローボットの設定に進みます。
先ほどコピーしたテンプレートの「フォーム」をクリックしましょう。
ここではすでにフォームが作成されていますので、内容を確認して、質問を追加したい時は「質問を追加」をクリックしましょう。
取得した値を設定していきます。
ここでは実際にフォームに回答があったという想定で設定してください。
取得した値は、フローボットが起動する毎に新しい値が反映されます。
ここで取得した値をもとに、後続のオペレーションを設定していきます。
設定したら、保存しましょう。
次に「テキストの生成(Chat completion)」をクリックしましょう。
メッセージコンテンツにはフォームの取得した値から「内容」を設定し、作成してください。
取得した値を利用することで、トリガーが起動するたびに最新の値を自動で引用できます。
モデルIDは候補から選択してください。
設定後、テストをクリックしましょう。
以下のようにテスト成功と表示が出たら保存してください。
次に「Create Incident」をクリックしましょう。
Page IDは候補から選択してください。
Incident Nameはフォームの取得した値から選択しましょう。
Bodyは任意で設定する項目ですが、フォームの回答内容とOpenAIで生成した内容を取得した値から選択しておけば、分かりやすいですね!
ここまで設定したらテストをクリックしましょう。
テスト成功と表示されたら、Statuspageに追加できているか確認してください。
Statuspageに追加できたことを確認したら、Yoomに戻り保存しましょう。
最後にトリガーをONに設定し、フローボットが正常に作動するか確認しておきましょう。
これでフローボットの設定ができました。
今回ご紹介した連携以外でも、OpenAIやStatuspageのAPIを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。
もし気になるものがあればぜひこちらもお試しになってみてください!
フォームやメールからの情報をAIで解析し、自動で回答や返信草案を生成し、チャットやメールで通知します。
また、CRMやデータベース、ECに情報が追加されたら、AIで分析や要約、任意の情報を生成してレコードを自動更新することも可能です。
手動での情報処理や文書作成の手間がなくなり、業務の生産性と対応品質が向上します。
ナレッジベースやチャットツール、ヘルプデスクなどからの情報をトリガーに、StatuspageへIncidentやScheduled Maintenanceを自動作成します。
また、StatuspageからIncidentの一覧を定期的に取得しメールで送信することも可能です。
手動での情報転記がなくなり、情報公開の迅速性と正確性が向上します。
本記事でご紹介したOpenAIとStatuspageの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">フォームなどで受け付けた報告内容をAIが自動で解析し、Statuspageにインシデントとして起票する一連の流れを自動化できるでしょう。</span>
これにより、これまで手作業で行っていた内容の確認、要約、転記といった作業から解放され、ヒューマンエラーを防ぎながら、インシデント対応の初動をスピードアップさせることが可能です。
今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!
Q:フォーム以外の報告(Slack等)も起点にできますか?
A:はい、できます。
トリガーをSlack等に変更すれば実現可能です。
以下が参考テンプレートです。
Q:連携処理が失敗した場合の通知や再実行は可能ですか?
A:フローボットがエラーとなった場合は、Yoomに登録したメールアドレス宛に通知が届く設定になっています。
通知先については、メール以外にSlackやChatworkに通知することも可能です。
通知内容にエラーの詳細が記載されているので、内容を修正しましょう。
修正後、再度フローボットを起動してください。
ヘルプページで解決しない場合は、サポート窓口を利用することもできます。
Q:特定のキーワードを含む報告のみを自動化できますか?
A:はい、フォームトリガー直下に「分岐」オペレーションを追加すれば可能です。
※「分岐する」オペレーションは、ミニプラン以上でご利用いただけます。
フリープランで利用するとエラーになってしまうのでご注意ください。
ミニプランなどの有料プランは2週間の無料トライアルが可能です。
無料トライアル中なら、普段制限されているアプリや機能も自由にお試しいただけますので、ぜひ活用してみてください。
以下が参考テンプレートです。