BoxとGitHubの連携イメージ

【簡単設定】BoxのデータをGitHubに自動的に連携する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-09-24

【簡単設定】BoxのデータをGitHubに自動的に連携する方法

杉山 歩優

「Boxにアップロードした設計書や資料を、都度GitHubのIssueに手動で紐づけている」

「関連ファイルのURLをコピーして貼り付ける作業が地味に面倒で、時には貼り間違いも起こってしまう…」

このように、BoxとGitHub間での手作業による情報連携に、非効率さや限界を感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">Boxに特定のファイルが追加されたタイミングで、関連する情報をGitHubのIssueとして自動で作成する仕組み</span>があれば、こうした日々の細かな手作業から解放され、開発者は本来取り組むべきコーディングやレビューといったコア業務により多くの時間を割くことができます。

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても直感的に設定できるため、専門的なスキルがない方でもすぐに導入して、日々の業務をもっと楽にすることが可能です!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">BoxとGitHubを連携するためのテンプレート</span>が用意されているので、今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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BoxとGitHubを連携してできること

BoxとGitHubのAPIを連携させることで、これまで手動で行っていたファイル管理とタスク管理の間の情報共有を自動化できます。

例えば、Boxに新しいファイルが追加されたら自動でGitHubにIssueを作成したり、その逆の連携も可能です。
これにより、手作業による時間やミスを削減し、プロジェクト管理をよりスムーズに進められます。

以下で具体的な自動化の例を複数ご紹介しますので、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

Boxにファイルが格納されたら、GitHubにIssueを作成する

Boxに新しいファイルが格納されるたびに、手動でGitHubにIssueを作成する作業は手間がかかり、対応漏れの原因にもなり得ます。

このテンプレートを使えば、ファイル格納をトリガーに自動でGitHubにIssueが作成されるため、<span class="mark-yellow">Issue作成の手間を完全に無くし、関連情報の連携漏れやミスを防ぎます。</span>

この連携は、ファイル名から必要な情報を抽出してIssueのタイトルや本文に自動入力するような応用も可能です。

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Boxにファイルが格納されたらOCRし、GitHubにIssueを作成する

Boxに格納された請求書や仕様書などの画像やPDFファイルの内容を確認し、そのテキスト情報を手動でコピーしてGitHubのIssueに転記する作業は、非常に時間がかかり面倒です。

この連携では、ファイルが格納されるとOCR機能が自動でテキストを抽出し、その内容をもとにIssueを作成するため、<span class="mark-yellow">手作業での文字起こしや転記作業が一切不要になり、業務時間を大幅に短縮できます。</span>

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BoxとGitHubの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にBoxとGitHubを連携したフローを作成してみましょう!

今回はYoomを使用して、ノーコードでBoxとGitHubの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「Boxにファイルが格納されたら、GitHubにIssueを作成する」フローを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • BoxとGitHubをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • Boxのトリガー設定およびGitHubのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:BoxとGitHubをマイアプリ登録

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。

【Boxのマイアプリ連携】

以下の手順をご参照ください。

【GitHubのマイアプリ連携】

以下の手順をご参照ください。

ステップ2:テンプレートをコピーする

ここから、フローを作っていきましょう!
テンプレートを利用しているので、以下のテンプレートページを開き、『このテンプレートを試してみる』をクリックしてください。

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以下の表示が出たら、テンプレートのコピー成功です。
次に表示された画面で「OK」をクリックしてください。

ステップ3:Boxのトリガー設定

最初の設定です!
ここから「Boxにファイルが格納されたら、GitHubにIssueを作成する」フローを設定していきます!
まずは、赤枠部分をクリックしましょう。

タイトルを任意で修正し、連携するアカウント情報を確認します。
アクションはそのままで、「次へ」をクリックしましょう!

続いて、「フォルダのコンテンツID」を設定します。
入力欄下の注釈を参照して設定し、「テスト」をクリックしてください。テスト成功の表示を確認後、次の画面に進みましょう!

※エラーが表示される方はこちらをご確認ください。

次の画面に遷移したら、Boxの画面に移ってファイルを格納します。
今回は以下のファイルを格納しました。


格納後、Yoomの画面に移って「テスト」をクリックしましょう!

テストに成功すると、取得した値が表示されます。この取得した値はこの後の設定で活用します。
アウトプットについて | Yoomヘルプセンター

最後に「保存する」をクリックして次の設定に進みましょう!

ステップ4:テキストからデータを抽出する設定

ここでは、先ほど取得した値からデータを抽出する設定を行います。
以下の赤枠をクリックしましょう!

タイトルや変換タイプは変更せずに、次に進みます。
なお、()内のタスクを消費しますので、使用プランやデータの容量によって選択してください。料金プランについて | Yoomヘルプセンター

詳細設定の画面が表示されたら、必須項目を設定します。

  • 「対象のテキスト」:ボックスをクリックして表示される取得した値から設定。取得した値を活用することで、固定値ではなく、トリガーが実行されるたびに最新の情報が反映できます。
  • 「抽出したい項目」:対象のテキストから抽出したい項目をカンマ(,)で区切り、指定。


「テスト」をクリックしましょう!
テストに成功したら、画面下に表示されるアウトプットを確認後、「保存する」をクリックします。
これで、テキストからデータを抽出する設定は完了です!

ステップ5:イシューを作成する設定

いよいよ最後の設定です!赤枠部分をクリックしましょう。


続いて、タイトルを任意で修正し、連携するアカウントが合っているか確認します。
アクションはそのままで、次に進みましょう!

API接続設定を行います。
「オーナー名」「リポジトリ名」は、入力欄下の説明に従って直接入力してください。

「タイトル」を設定します。
入力欄をクリックして表示される取得した値を引用して設定してください。
今回は以下のように設定してみました。
なお、入力欄に直接入力した場合、固定値として設定されるので注意が必要です。


続いて、「内容」を設定します。
こちらも取得した値を引用して設定しましょう。自由にカスタマイズして設定してくださいね。

入力を終えたら「テスト」を実行し、成功したら「保存する」をクリックしましょう!

ステップ6:トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

フロー画面に戻り、以下のようなメニューが表示されていれば、フローの設定は完了です!
早速フローを起動させる場合は、「トリガーをON」をクリックしましょう。

あとで起動させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。

GitHub のデータを Box に連携したい場合

今回はBoxからGitHubへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にGitHubからBoxへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

これにより、開発の進捗に合わせてファイル管理も自動化され、さらに一貫性のあるプロジェクト管理が実現できます。

GitHubで新しいIssueが作成されたら、Boxにフォルダを作成する

GitHubで新しいIssueが作成されるたびに、関連ファイルを保管するためのBoxフォルダを手動で作成するのは手間がかかり、時には作成を忘れてしまうこともあります。

このテンプレートを活用すれば、Issueの作成と同時にBox内に専用フォルダが自動で生成されるため、<span class="mark-yellow">フォルダの作り忘れをなくし、関連資料の管理を効率化します。</span>

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GitHubでIssueがクローズされたら、Boxで関連フォルダを検索しアーカイブに移動する

プロジェクトが完了し、GitHubでIssueがクローズされた後、対応するBoxフォルダを手動でアーカイブフォルダに移動させる作業は、忘れがちで後回しにされやすい業務です

この連携を設定しておけば、Issueのクローズをトリガーに関連フォルダが自動でアーカイブされるため、<span class="mark-yellow">手動での整理作業が不要になり、ストレージを常に最新の状態で整理整頓できます。</span>

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BoxとGitHubを活用したその他の自動化テンプレート

Yoomでは、BoxとGitHubに関しての様々な業務効率化テンプレートを提供しています。

BoxとGitHubでの操作をトリガーに、様々な業務工程を自動化することで業務の効率化と人的ミスの削減が可能です。

ご自身の業務に合わせて、これらのテンプレートもぜひ活用してみてくださいね!

Boxを使った便利な自動化例

Boxにファイルがアップロードされたら、Slackでレビュー依頼を送信し、3日後にリマインドできます。

また、ファイルをOCRで読み取り、Google スプレッドシートにレコードを追加したり、Microsoft Teamsでタスクを作成したりできます。

さらに、Google Driveにフォルダを作成してファイルを転送したり、OCRで読み取った内容をSlackに通知したりと、様々なファイル管理と情報共有のプロセスを効率化できます。

[[274655,185462,233588,202987,148978]]

GitHubを使った便利な自動化例

GitHubで新しいIssueが作成されたら、その内容をJira Softwareに課題として登録したり、Googleスプレッドシートやkintoneにレコードとして追加したりできます。

また、Notionのページにテキストを追加したり、Microsoft Teamsに通知を送ったりと、開発プロセスと情報共有を効率化できます。

[[73539,24903,24908,70726,86460]]

まとめ

BoxとGitHubの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたファイル管理とタスク管理間の情報転記作業の手間を削減し、ヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

これにより、開発プロジェクトにおける情報の連携がスムーズになり、担当者は仕様の確認やコーディングといった、本来注力すべきコア業務に集中できる環境が整います!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築できるので、もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:GitHubの担当者やラベルも自動設定できますか?

A:はい、YoomからGitHubにイシューを作成する際に、特定の担当者やラベルを自動で付与できます。
例えば、件名に「バグ」という文字が含まれていれば「bug」ラベルを付与するといったルールを組むことが可能です。さらに分岐を活用すれば、状況に応じて担当者を振り分けることもできます。
これによりタスクの割り当てが効率化されます。

※なお、分岐は有料プランでご利用いただけます。分岐についてはこちらをご確認ください。

Q:連携が失敗した場合の通知や対処法はありますか?

A:進行中のフローボットがエラーで停止された場合、Yoomに登録したメールアドレス宛てに通知が届きます。
エラーの原因として、設定内容・フローボット起動時の取得した値の誤りやアプリの接続切れなどが挙げられます。エラー時の対応方法については以下をご覧ください。

エラー時の対応方法について

Q:特定のファイル名や拡張子で連携を絞れますか?

A:はい、可能です。
YoomのBox連携では、ファイルが格納されたタイミングで取得できる情報の中に「ファイル名」や「拡張子」が含まれています。
そのため、フローの中で分岐を設定することで、「.pdfファイルのみを対象にする」「レポートという名前を含むファイルだけを処理する」といった絞り込みができます。これにより、不要なファイルまでGitHubにイシューが作成されるのを避け、効率的に連携を運用できます。

※分岐についてはこちらをご確認ください。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
杉山 歩優
ITパスポート資格保有者。SaaS自動化ツール『Yoom』のオウンドメディアで、業務効率化をテーマに記事執筆を担う。これまでの業務経験を通じて、多くの定型業務に「もっと効率的に進められないか」という課題意識を抱き、業務フロー改善に関心を持つ。自身もSaaS連携ツールYoomを実際に利用し、RPAなどを活用した業務自動化を試みる中で、その手軽さとインパクトに感銘を受けた。過去の自分と同じように、日々の業務に課題を感じる非エンジニアの方にも伝わるよう、実体験を基にしたSaaS活用のヒントを発信している。
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