ZendeskとGoogleカレンダーの連携イメージ

【簡単設定】ZendeskのデータをGoogleカレンダーに自動的に連携する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-09-26

【簡単設定】ZendeskのデータをGoogleカレンダーに自動的に連携する方法

Kumiko Tsukamoto

「Zendeskで作成されたチケットの情報をGoogleカレンダーに連携させたい!」
「問い合わせ対応のスケジュール管理が煩雑で、入力ミスや共有漏れが発生しないか心配…」

ZendeskとGoogleカレンダーを併用している方の中には、このような手作業による連携業務に課題を感じている方も多いのではないでしょうか。

もし、<span class="mark-yellow">Zendeskでチケットが作成されたタイミングで、関連情報がGoogleカレンダーに自動で登録される仕組み</span>を構築できれば、こうした面倒な転記作業やスケジュール調整の手間から解放されるでしょう。

入力ミスによるトラブルも未然に防ぎながら、より迅速で質の高い顧客対応に集中できる時間を確保できるはずです!

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくてもノーコードで簡単に実現できます。

日々の業務を効率化したい方はぜひ参考にしてみてください!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">ZendeskとGoogleカレンダーを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。今すぐ試したい方は、以下のバナーから早速スタートできますよ!

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ZendeskとGoogleカレンダーを連携してできること

ZendeskとGoogleカレンダーのAPIを連携させることで、これまで手作業で行っていたチケット情報に基づくスケジュール登録などを自動化できます。

手作業による手間やミスを削減し、迅速かつ正確なスケジュール管理を実現しましょう。

ここでは、具体的な自動化のユースケースをご紹介しますので、ご自身の業務に近いものや気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

Zendeskでチケットが作成されたら、Googleカレンダーで予定を作成する

Zendeskで新しいチケットが作成された際に、チケットの件名や担当者、期日などの情報を自動で抽出し、Googleカレンダーに予定として登録するフローです。

手動でのスケジュール登録作業が不要になり、<span class="mark-yellow">担当者への情報共有が迅速化、対応漏れも防止</span>できます。

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Zendeskで特定のチケットが作成されたら、Googleカレンダーで予定を作成する

Zendeskで作成されたチケットの中から、「緊急」や「重要」といった特定のタグや優先度が設定されたものだけを条件に、Googleカレンダーで予定を作成します。

対応すべき<span class="mark-yellow">優先度の高いチケットだけをスケジュールに反映させられるため、重要な問い合わせへの対応遅延を防げる</span>でしょう。

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ZendeskとGoogleカレンダーの連携フローを作ってみよう

ここからは、ZendeskとGoogleカレンダーを連携させたフローの作成方法を解説していきます!
Yoomを使用してノーコードで設定をしていくので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

※今回連携するアプリの公式サイト:ZendeskGoogleカレンダー

[Yoomとは]

フローの作成方法

この記事では、先程ご紹介した「Zendeskでチケットが作成されたら、Googleカレンダーで予定を作成する」フローを作成します。
作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • ZendeskとGoogleカレンダーのマイアプリ連携
  • テンプレートのコピー
  • Zendeskのトリガー設定と各アクション(データ抽出・予定作成)の設定
  • フロー稼働の準備
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ステップ1:ZendeskとGoogleカレンダーのマイアプリ連携

Yoomとそれぞれのアプリを連携して、アプリごとの操作を行えるようにしましょう。この設定は初回のみ必要です。
先ずは、基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

それでは、今回のフローで使用するZendeskとGoogleカレンダーのマイアプリ登録方法を解説していきます。

① Zendeskのマイアプリ登録

登録方法は以下のナビをご参照ください。

マイアプリ画面にZendeskが追加されたら、次のアプリの登録に進みましょう!

② Googleカレンダーのマイアプリ登録

  1. アプリ一覧画面でGoogleカレンダーを検索して選択。
  1. 「Sign in with Google」をクリック。
  1. Googleのログイン画面に移ります。
    以降はGoogle スプレッドシートと同じ流れで連携を進めていくことになるため、冒頭のナビをご参照ください。

Googleカレンダーも追加されていれば、このフローで使用するアプリのマイアプリ登録はおわりです!

ステップ2:テンプレートのコピー

Yoomのフローボットテンプレートから使用するテンプレートを選び、「このテンプレートを試す」をクリックすると、マイプロジェクトにコピーされます。
ここでは、冒頭でご紹介したテンプレートを使用するため、以下のバナーの「試してみる」をクリックしてください。

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そうすると、Yoomのワークスペースにテンプレートがコピーされ、自動化フローの設定画面(フローボット)が開きます。
「OK」をクリックして、フローの設定に進みましょう。

以降、コピーしたフローボットには、プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」からアクセスできます。

ステップ3:Zendeskのトリガー設定

先ずは、フローの起点となるトリガーアクションを設定していきます。

  1. Zendeskの「新しいチケットが作成されたら」をクリック。
  1. 「タイトル」は任意の名称に変更できます。
    アクションの内容が分かりやすいタイトルにするとよいでしょう。
  2. 連携アカウントにはマイアプリ登録で連携したアカウントが設定されています。
    複数のアカウントと連携している場合には、このフローで用いるアカウントをプルダウンから選択してください。
  3. アクションを確認して、「次へ」をクリック。
  1. 「トリガーの起動間隔」をプルダウンの「5分・10分・15分・30分・60分」から選択。
    そのプランの最短の起動間隔にすることで、チケット作成時により早く予定作成が行えるようになります。
    ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が異なるためご注意ください。
    参考:起動間隔を指定するアプリトリガーの仕組みについて
  1. ZendeskアカウントのURL(https://サブドメイン.zendesk.com/)から取得した「サブドメイン」を設定します。
  1. トリガーが正常に動作するか確かめるため、Zendeskで予定情報を含むテスト用のチケットを作成してください。
    ※ テスト用チケットの例
  1. フローボットの「テスト」をクリック。
  2. テストに成功すると、「取得した値」に最新のチケット情報が追加されます。
    これらの値は、以降のアクションで動的な値(フローが稼働する度に更新される値)として使用可能です。
    詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
  1. テスト用に作成したチケットが取得できていることを確認し、ページ下部の「保存する」をクリック。
    トリガー設定が完了し、アクションの選択画面に戻ります

ステップ4:データ抽出の設定

取得したチケット情報から、予定作成に使用するデータを抽出していきます。

  1. AIオペレーションの「テキストからデータを抽出する」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 目的に応じて「変換タイプ」を選択。
    データを抽出するテキストの文字数によって消費するタスク数が変わります。
    長文テキストからデータを抽出する場合には「変更する」をクリックし、任意の変換タイプを選択してください。
  1. 「次へ」をクリック。
  2. 「対象のテキスト」にはデフォルトで、取得したチケット詳細が設定されています。
    消してしまった場合には、入力欄クリック時に表示されるトリガーアクションメニューから「詳細」を選択してください。取得した値を活用することで、固定値ではなく、トリガーが実行されるたびに最新の情報が反映できます。
  1. 「抽出したい項目」に、予定作成で用いる項目を設定。
    開始日時や終了日時は必ず抽出するように設定しましょう。
  2. 必要に応じて「指示内容」に抽出時の指示を設定。
  3. 設定を終えたら、「テスト」をクリック
  1. テストに成功すると、「抽出したい項目」に設定した項目が対象のテキストから抽出され、「取得した値」に追加されます。
    ※ 期待する値が抽出されていない場合には、「抽出したい項目」の名称や「指示内容」を変更して再度お試しください。
  1. ページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ5:予定の作成

取得したデータを用いて、Googleカレンダーに予定を作成しましょう。

  1. Googleカレンダーの「予定を作成」をクリック。
  1. 「タイトル」を任意で変更。
  2. 連携アカウントとアクションの内容を確認し、「次へ」をクリック。
  1. 「カレンダーID」に予定を作成するカレンダーのIDを設定。
    入力欄をクリックすると、連携しているアカウントから候補が表示されるため、対象となるカレンダーを選択してください。
    ※ 検索欄にカレンダー名を入れることで候補が絞られます。
  1. 「予定のタイトル」に任意のタイトルを設定。
    入力欄クリック時に表示される取得した値のメニューから、タイトルに用いる項目を選択してください。
    項目をクリックすると、入力欄に{{項目名 取得した値}}という形で追加されます。
    ※ この動的な値を使用せずに固定テキストで設定してしまうと、フローが稼働する度に同じタイトルで予定が作成されてしまうためご注意ください。
  1. 以降の項目も同様に、取得した値を用いて設定していきます。
    デフォルトで設定されている項目も参考にしてみてください。
  1. プルダウンの項目や直接入力した値は固定値となります。
    予定ごとに変更することはできない点にご注意ください。
  1. 設定を終えたら「テスト」をクリック。
    指定したGoogleカレンダーに予定が作成されます。
  1. テストに成功したら、Googleカレンダーを確認しましょう。
  1. 期待通りの予定が作成されていれば、ページ下部の「保存する」をクリックしてください。

ステップ6:フロー稼働の準備

アクション選択画面に戻り、「全ての設定が完了しました!」と表示されていればフローの設定は完了です。早速フローを稼働させるのであれば、「トリガーをON」をクリックします。

あとで稼働させる場合は、アクション選択画面のトリガースイッチをクリックしてください。

トリガーをONにしたら、実際に動作することを確認しましょう。
Zendeskでチケットを作成し、そのチケットから抽出したデータでGoogleカレンダーに予定が作成されていれば成功です。

今回のフローボットをベースに、他にも様々な作業の自動化が実現できます!是非、Yoomの便利な機能をお試しください。

GoogleカレンダーのデータをZendeskに連携したい場合

今回はZendeskからGoogleカレンダーへデータを連携する方法をご紹介しましたが、反対にGoogleカレンダーからZendeskへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

Googleカレンダーで予定が作成されたら、Zendeskでチケットを作成する

Googleカレンダーに新しい予定が作成されたタイミングで、その予定情報を基にZendeskのチケットを自動で作成します。

例えば顧客との打ち合わせ予定をカレンダーに登録するだけで、<span class="mark-yellow">対応記録用のチケットが自動で起票されるため、サポート業務のタスク化を漏れなく行う</span>ことができるでしょう。

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Googleカレンダーで特定の予定が作成されたら、Zendeskでチケットを作成する

逆方向の連携でもフィルタリングが適用可能です。

件名に「サポート」などの特定のキーワードが含まれるものだけを対象としてチケット化することで、<span class="mark-yellow">関連する予定のみを効率的に収集でき、不要なチケットの作成を防ぎながら業務管理を最適化</span>できます。

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ZendeskとGoogleカレンダーを活用したその他の自動化テンプレート

Yoomでは、ZendeskGoogleカレンダーに関しての様々な業務効率化テンプレートを提供しています。

ZendeskGoogleカレンダーでの操作をトリガーに、様々な業務工程を自動化することで業務の効率化と人的ミスの削減が可能です。

ご自身の業務に合わせて、これらのテンプレートもぜひ活用してみてくださいね!

Zendeskを使った便利な自動化例

Zendeskに新しいチケットが作成されたら、その情報をGoogleスプレッドシートに追加したり、Microsoft Teamsに通知したり、Googleカレンダーに予定を作成したりできます。

また、Calendlyで予定が登録されたり、Googleフォームから送信されたファイルをOCRで読み取ったりした際に、Zendeskに自動でチケットを作成するなど、顧客サポートと情報管理を効率化できます。

[[99074,78688,278691,284947,183529]]

Googleカレンダーを使った便利な自動化例

Googleフォームの回答やSalesforceに商談が登録されたら、その情報をもとにGoogleカレンダーに予定を自動で追加できます。

また、予定作成時に顧客情報をデータベースに追加したり、Googleスプレッドシートに情報を追加したりすることも可能です。

さらに、毎朝Googleカレンダーの予定をLINE WORKSに通知したり、予定が作成されたらスプレッドシートに追加しSlackに通知したりと、スケジュール管理と情報共有を効率化できます。

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まとめ

ZendeskとGoogleカレンダーの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">チケット情報に基づくスケジュール登録の手間を削減し、ヒューマンエラーによる共有漏れや対応遅延を防げます。</span>

サポート担当者は面倒な事務作業から解放され、より迅速で正確な情報に基づいて、本来注力すべき顧客対応に集中できるようになるでしょう!

今回ご紹介したような自動化は、ノーコードツール「Yoom」を活用することで、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、こちらから無料登録してYoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:AIの日付抽出がうまくいかない時のコツはありますか?

A:参考画像にもあったように、データ抽出アクションの「指示内容」にどのような形式で出力するかを設定することで、Googleカレンダーに連携可能な日付データを抽出できます。また、チケットの日付情報は年月日と時間を全て記載することをおすすめします。

Q:Zendeskのカスタムフィールドの値も連携できますか?

A:カスタムフィールドを取得することも可能です。トリガーアクションの取得した値の下部にある「+取得する値を追加」から、カスタムフィールドの設定を行ってください。
こうして取得したカスタムフィールドをGoogleカレンダーの「予定の説明」などに追加することで、連携できる項目の幅を広げられるでしょう。
参考:「取得する値」を追加する方法

Q:連携が失敗した場合、エラーに気づく方法はありますか?

A:作成したフローボットでエラーが発生した場合、Yoomアカウントを登録したメールアドレス宛てに通知が送信されます。通知に記載されているURLからエラー内容を確認し、フローの停止や再実行といった対応を行ってください。
また、フローの修正を行う際にはYoomのヘルプセンターでエラー内容の検索をかけてみることをおすすめします。
参考:エラー時の対応方法について

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
無料でYoomを試す
この記事を書いた人
Kumiko Tsukamoto
SaaS連携ツール「Yoom」を活用した業務自動化に関する記事を執筆するWebライター。ITパスポート資格保有者で、元システムエンジニア。Excelへの手入力による勤怠管理や領収書のデータ化といった反復作業に日々直面した経験から、SaaSツールを活用した業務効率化に興味を抱く。現在は、手作業に悩む担当者に向けて、Yoomの自動化機能を用いた業務フロー改善のTipsを発信している。
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