下のポップアップが表示されたら「OK」をクリックして設定をスタート!
コピーしたテンプレートは、マイプロジェクトに追加されます。マイプロジェクトは左のメニューバーからアクセス可能です。
ステップ3:アプリトリガー「フォルダにファイルがアップロードされたら」
テンプレートの1つ目の工程をクリックし、フローボットのトリガー(起点)を設定します。この工程では、Webhookを使ってBoxの指定フォルダにファイルが新しくアップロードされたことを検知する設定です。
(1/2)連携アカウントとアクションを選択
この画面では、以下の項目が設定済みです。
- タイトル
- アプリ
- Boxと連携するアカウント情報
- トリガーアクション
次へをクリックして進みましょう。
(2/2)アプリトリガーのAPI接続設定
- フォルダのコンテンツID
- Boxの該当フォルダのURLからIDを取得します。
コンテンツIDの入力が終わったら、テストボタンをクリックします。成功すると、以下の結果が表示されます。
こちらの結果は、Webhookエンドポイントの接続設定および「FILE.UPLOADED」イベントの受信設定に関するテストを実施し、正常に成功しました、という表示です。ステータスはsuccessで、Webhookエンドポイントは有効な状態で登録されています。
対象となるのはBoxフォルダで、ファイルがアップロードされると、指定されたURL(例:https://yoom.fun/…)に対してリアルタイムで通知が送信される仕組みです。
これにより、ファイルの追加をトリガーにした自動処理が可能になり、業務のスピードと正確性をぐっと引き上げてくれます。デジタル空間での「気づき」が、自分の代わりに先回りして動いてくれる。そんなスマートな働き方を支えるひとつの仕掛けです。
次へをクリックします。
エラーが表示される場合
エラーが起こる要因のひとつに、「対象リソースの指定ミス(folderやfile IDの間違い)」の場合があります(404 Not Found や 403 Forbidden)。IDを再度ご確認の上、再テストに進んでください。
(3/3)アプリトリガーのAPI接続設定
前のWebhookのテストが成功したら、Boxの指定フォルダにテスト用のファイルをアップロードしてください。
イベントを発生させたら、フローボットが正しく検知できるかテストします。テストボタンをクリックします。成功すると、検知結果の項目と値が取得できます。
以下の画像はテストを行った結果、取得できた項目と値です。
この項目と値をYoomでは「アウトプット」と定義しています。
アウトプットについて
この値は、後の工程で引用します。保存をクリックして次の工程に進みましょう。
ステップ4:アプリと連携する「メッセージを送信」
テンプレートの2つ目をクリックします。この工程では、Boxの情報を引用してTelegramの指定したチャットに通知する設定を行います。
(1/2)アクションを選択
この画面では、以下の項目が設定済みです。
- タイトル
- アプリ
- Telegramと連携するアカウント情報
- アクション
次へをクリックして進みましょう。
(2/2)API接続設定
- チャットID
- TelegramのグループIDは通常のUIには表示されませんが、Botで取得可能です。取得したアクセストークン(APIキー)を使い、以下のAPIエンドポイントにアクセスしてください。
- https://api.telegram.org/bot<アクセストークン>/getUpdates
- このエンドポイントにアクセスすると、ボットが参加しているグループ情報が表示され、グループIDも含まれます。たとえば、chat":{"id":-123456789,...} のように、idの値がグループIDです。
- 新しいbotの作り方はこちら
チャットIDを設定したら、下にスクロールします。
- メッセージ内容
- 通知する定型文を作成します。事前設定で、ファイル名とコンテンツIDの引用コードが埋め込まれています。
- このコードは編集欄をクリックされると表示されるプルダウンメニュー内、アウトプットタブの中に格納されています。選択すると編集欄に埋め込まれる仕組みです。
入力が終わったら、テストボタンをクリックします。成功すると、指定したチャットにテスト通知が送信されます。
保存するをクリックします。
ステップ5(最終):アプリトリガーをONにする
全ての工程が設定されると、設定完了のコンプリート画面が表示されます。
トリガーをONにして、フローボットを起動します。
トリガーのON/OFFは左上のトグルから切り替えが可能です。<span class="mark-yellow">プログラミング不要で、フローボットの設定が簡単に完了しました。</span>
トリガーが【ON】になると、各種通知の送信先を選択できるお知らせがポップアップされます。デフォルトでは登録しているメールへ通知ですが、普段使っているチャットアプリでも通知を受け取れて便利です。
Boxを使った便利な自動化例
Boxと他サービスを組み合わせることで、ファイル保存やフォルダ作成、データ同期まで自動化できます。
日々の作業をもっとスマートにしたい方は、気になる連携をぜひ試してみてください。