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【ノーコードで実現】写真からテキストを自動で読み取り、様々なアプリに連携する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-09-22

【ノーコードで実現】写真からテキストを自動で読み取り、様々なアプリに連携する方法

k.yokoyama

「名刺を一枚一枚、手入力するのは骨が折れる…」「会議で撮影したホワイトボードの写真を議事録にまとめるのが面倒…」

このような作業に、手間と時間を取られていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">画像ファイルから自動でテキストを抽出し、チャットツールへの通知を自動化できる仕組み</span>があれば、煩わしい作業から解放され、ほかの業務に集中する時間を確保できます。

今回ご紹介する自動化の設定は、ノーコードで簡単に設定できるので、ぜひ自動化を導入して作業をもっと楽にしてみてください。

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">写真からテキストを抽出する業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されています。「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

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写真からテキストを抽出し、自動連携する方法

OCR機能を活用することで、文字起こし作業を効率化し、入力ミスを防ぐことが可能です。

フォームに投稿された写真からテキストを抽出する

<span class="mark-yellow">Googleフォームに投稿された写真から自動で文字を読み取り、その内容をチャットツールに通知する</span>ことで、アンケートの回収や写真での報告業務などを効率化し、スムーズな情報共有を実現します!

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ストレージサービス上の写真からテキストを抽出する

<span class="mark-yellow">Google Driveなどに保存された写真からテキストを抽出し、その結果をチャットツールに送信する</span>フローを自動化できるので、画像資料の内容をテキストで確認しやすくなります。

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メールで受信した写真からテキストを抽出する

<span class="mark-yellow">Outlookなどで受信した添付写真から自動でテキストを読み取り、チャットツールに通知する</span>仕組みを構築できるため、内容確認と転記の手間を削減できます。

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Googleフォームの写真からテキストを読み取りSlackに通知するフローを作ってみよう

それではここから代表的な例として、Googleフォームに写真が送信されたら、OCR機能でテキストを読み取り、その内容をSlackに自動で通知するフローを解説していきます!

ここではYoomを使用して設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

※今回連携するアプリの公式サイト:OCRGoogleフォーム

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • GoogleフォームとSlackのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • Googleフォームのトリガー設定とSlackのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:GoogleフォームとSlackのマイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携し、操作が行えるようにします。
まずは、基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください。

Googleフォーム

Googleフォームを検索・選択後、「Sign in with Google」をクリックします。

次に、アカウントを選択してください。
アカウントをクリックすると、追加アクセスを求められる場合があります。内容を確認し、先に進むとマイアプリ登録の完了です。

Slack

※対象のチャンネルにYoomアプリを追加する手順については、SlackチャンネルにYoomアプリをインストールする方法をご覧ください。

ステップ2:テンプレートをコピー

使用するテンプレートを選び、「このテンプレートを試す」をクリックします。

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自動化フローの設定画面(フローボット)が開き、「テンプレートがコピーされました」と表示されるので「OK」をクリックしてください。

※以降、コピーしたフローボットは、管理画面内プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」からアクセスできます。

ステップ3:Googleフォームのトリガー設定

ここからは、フローの起点となるトリガーアクションの設定です。
一つ目のオペレーションにある、「フォームに回答が送信されたら」をクリックしてください。

続いて、連携アカウントとアクションを選択に進みます。各項目の確認・入力をし、次に進みましょう!

  • タイトル:任意設定
  • トリガーアクション:「フォームに回答が送信されたら」を選択

次に、アプリトリガーのAPI接続設定です。
「トリガーの起動間隔」を確認し、「フォームID」は手動で入力します。

【要確認】トリガーの起動間隔について

  • トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。
    ご利用のプランによって、設定できるトリガーの最短間隔が異なるため、ご注意ください。
    基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。

【要確認】テストを行う際の注意点

  • テストを行う際は、トリガーとなるフォームの回答(=写真の送付)が必要です。以下のように、Googleフォームを作成し、回答を送信してみてください。

この記事では、サンプルとして以下の写真をGoogleフォームに送付しています。

テストが成功すると、以下のように「取得した値」が表示されます。
※「取得した値」は、後のフローで使用します。

なお、デフォルトで取得した値には仕様上、Googleフォームの回答項目(担当者名など)が含まれません。
回答内容を取得するには、JSONPathを用いてアウトプットを追加する必要があるため、Googleフォームトリガーで、回答内容を取得する方法を参考にしながら、追加作業を進めてください。

取得する値に回答項目を追加後、「保存する」をクリックしましょう。

ステップ4:ファイルのダウンロード設定

OCRで写真のテキストを読み取るにあたって、Google Driveからファイルをダウンロードするための設定をします。
二つ目のオペレーションにある、「ファイルをダウンロードする」をクリックしてください。

続いて、連携アカウントとアクションを選択に進みます。各項目の確認・入力をし、次に進みましょう!

次に、API接続設定です。
「ファイルID」を候補から選択します。

【ファイル容量について】

  • ダウンロードできるファイルの容量は最大300MBです。ただし、アプリの仕様によっては300MB未満になることがあるため、ご注意ください。
    その他のトリガーや各オペレーションで扱えるファイル容量に関するファイルの容量制限についてもあわせてご覧ください。

テストが成功すると、以下のように表示されます。

実際に、「ダウンロード」をクリックして、テスト時にアップロードしたファイルと同じかどうか確認してみましょう。
確認後、「保存する」をクリックしてください。

ステップ5:文字の読み取り設定

ダウンロードしたファイルから文字を読み取るための設定をします。
三つ目のオペレーションにある、「OCRで文字を抽出」をクリックしてください。

続いて、アクションを選択に進みます。
それぞれの内容を確認し、「次へ」をクリックしましょう。

【要確認】OCRについて

  • OCRや音声を文字起こしするAIオペレーションは、チームプラン・サクセスプラン限定の機能です。フリープランやミニプランでセットするとエラーになってしまうため、ご注意ください。 
    チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルが可能です。トライアル期間中は、通常だと制限があるアプリやAIオペレーションも全てお使いいただけますので、気になる機能をぜひお試しください。

次に、詳細を設定に移ります。

以下を参考に必要項目を設定し、「テスト」をクリックしてください。
※YoomのOCR機能では、アクション記載の規定の文字数を超えるデータや、文字が小さすぎる場合に正しく読み取れないことがあります。文字数や文字の大きさには少し余裕を持たせてご利用ください。

テストの成功を確認して「保存する」をクリックしましょう。

ステップ6:Slackのアクション設定

ファイルから抽出したテキストを使って、Slackに通知するための設定をします。
最後のオペレーションにある、「チャンネルにメッセージを送る」をクリックしてください。

続いて、連携アカウントとアクションを選択に進みます。各項目を確認し、「次へ」をクリックしましょう。

次に、API接続設定です。
「投稿先のチャンネルID」を候補から入力します。
なお、事前に該当のチャンネルの「インテグレーション」からでYoomを追加しておいてください。
SlackチャンネルにYoomアプリをインストールする方法 | Yoomヘルプセンター

「メッセージ」は取得した値から選択し、必要に応じて任意のテキストを手動で入力してください。
※取得した値を使用することで、毎回最新のファイル情報を通知することが可能です。

テストを実行し、Slackにメッセージが届いていれば、設定完了です。
確認後、管理画面の「保存する」をクリックしてください。

ステップ7:トリガーをONにし、フローが起動するかを確認

最後にトリガーをONにして、作成したフローボットが正常に動作するか確認しておきましょう。

OCRやGoogle フォームを活用したその他の自動化例

OCR機能やGoogle フォームを使った自動化は、今回ご紹介したWebページのスクリーンショット以外にも様々な業務に応用できます。

ここでは、関連するテンプレートをいくつかご紹介します。日々の業務効率化のヒントとして、ぜひ参考にしてください。

OCRを使った便利な自動化例

フォームに添付されたPDFファイルをOCRで読み取り、Microsoft Excelに格納してWorkplaceに通知したり、名刺情報を読み取ってJUST.DBに登録したりできます。

また、メールで受け取った見積書をOCRで読み取り、DeepLで翻訳してGoogle スプレッドシートに追加したりと様々な情報整理と共有を効率化できます。

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Googleフォームを使った便利な自動化例

Googleフォームで回答が送信されたら、その内容をGoogleカレンダーに予定として登録できます。

また、GMOサインで契約書を作成して署名依頼を送ったり、回答者に自動でGmailを返信したりできます。さらに、送信されたファイルをBoxにアップロードしたり、フォームの内容をGeminiで分析してNotionに追加したりと、様々な業務プロセスを効率化できます。

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まとめ

写真からのテキスト抽出と他のアプリへの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">領収書の内容入力や名刺のデータ化、会議のメモ共有といった定型業務を効率化</span>し、コア業務に集中できる環境が整います。

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、簡単に業務フローを構築できるので、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:手書き文字や特定のフォーマットも読み取れますか?

A:YoomのOCRは、PDFや画像から高い精度で文字を抽出できますが、ファイルの内容や形式によって結果が変わります。
例えば、項目名が明確で値がユニーク、かつ文字数が6,500文字以内であれば高精度での抽出が可能ですが、縦書きや複雑なレイアウト、大量の文字などは精度が低下することがあります。
「OCRで文字を抽出」で実施できること/できないこと

Q:テキスト全体から特定の部分だけを抽出できますか?

A:はい、可能です。「OCRで文字を抽出」の設定で、例えば名刺の「会社名」やレシートの「合計金額」などを、「抽出したい項目」に指定いただくと、画像から特定の項目だけを抜き出して通知できます。

Q:PDFファイル内の文字も読み取れますか?

A:はい、可能です。JPGやPNGといった画像ファイルだけでなく、PDFからもテキストを抽出できます。ただし、Googleドキュメント・スプレッドシート・スライドは、この記事でご紹介したアクションではダウンロード、読み取りができません。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
k.yokoyama
コンテンツSEOディレクターとして7年間、現場の第一線で記事を作成してきました。その経験から、「こんなこと、もっと早く知りたかった!」と思っていただけるような、すぐに役立つ実践的なノウハウをお届けします。 今や、様々なツールやAIを誰もが使う時代。だからこそ、「何を選び、どう活用すれば一番効率的なのか」を知っているかどうかが、大きな差を生みます。 このブログでは、特に「Yoom」というツールの魅力を最大限にお伝えしながら、あなたの業務を効率化する分かりやすいヒントを発信していきます!
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