チャットツールからの情報をSalesforceへ自動連携する
SlackやDiscordなどのチャットツールに投稿された見込み客に関するメッセージを検知し、Salesforceへ自動でリードを登録します。チャットでのやり取りから生まれた商談機会を逃さず、効率的に管理!チャット上でのリード情報の散逸や見落としを防ぎ、営業活動へスムーズに連携させることができます。
・
「このリード、誰が対応するんだっけ?」
「さっきフォームに入力があったはずだけど、Salesforceに登録されてない…」
日々の業務でこんなやり取り、思い当たる方も多いのではないでしょうか。Webフォーム、チャットツール、Google スプレッドシートなど、リード情報の入り口は多岐にわたります。しかし、その情報を都度手入力したり、抜け漏れなく管理したりするのは結構大変ですよね。そんな悩みを解消するのが、Salesforceと各ツールアプリ連携です。
たとえば、Googleフォームに入力があった際に自動でSalesforceにリード登録したり、Slackの会話内容をもとに情報を自動登録したり、表計算ソフトの情報を常に最新の状態で反映したりといったことが可能です。このようにさまざまな自動化をすることで、情報管理のストレスに悩まされない環境を作れば、営業活動にもっと集中できるかもしれません。
本記事では、Salesforceのリード情報を自動登録する方法について、実際の連携画面を画像で見せながら丁寧に解説していきます。実際に活用できるテンプレートもご紹介するので、興味のある方はぜひ最後までご覧ください!
Yoomには「様々なツールからの情報をトリガーに、Salesforceへリード情報を自動で登録・連携する」業務フロー自動化のテンプレートを用意しています。今すぐ試したい方は、以下のテンプレートですぐに自動化を始められます!
お問い合わせフォームからの送信、チャットツールでの会話、スプレッドシートへの記入など、リード情報の発生源は様々です。
Yoomを使えば、これらの様々なツールをトリガーとして、Salesforceへのリード登録や既存レコードとの連携を自動化できます。
実際の例をいくつか紹介していきますので、あなたの業務に合ったテンプレートを見つけてみましょう!
Webサイトのお問い合わせフォームやイベント申し込みフォームなど、様々なフォームから送信された情報をトリガーに、Salesforceへ自動でリードを登録します。手入力の手間や入力ミスをなくし、迅速なリード対応を実現できるでしょう!また、フォームからのリード登録漏れや対応遅延を防ぎ、営業機会の損失を抑えることにもつながります。
SlackやDiscordなどのチャットツールに投稿された見込み客に関するメッセージを検知し、Salesforceへ自動でリードを登録します。チャットでのやり取りから生まれた商談機会を逃さず、効率的に管理!チャット上でのリード情報の散逸や見落としを防ぎ、営業活動へスムーズに連携させることができます。
Google スプレッドシートやNotionなどのデータベース/スプレッドシートに追加・更新されたリード情報を、Salesforceに自動で同期・登録します。これにより、データの一元管理を促進し、情報の整合性を保つのに役立ちます。複数のツール間でのデータ入力の手間や転記ミスを削減し、常に最新のリード情報をSalesforceで確認できるようになります。
ここでは例として、「Googleフォームに回答があったら、Salesforceでリードを登録する」自動化フローの作成手順を解説します。
このフローを使えば、フォーム送信からリード登録までのプロセスを自動化できます。
まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
[Yoomとは]
今回は、大きく以下のプロセスで作成していきます。
まず、自動化に必要なGoogleフォームとSalesforceをYoomに連携させるため「マイアプリ登録」を行います。
画面の指示に従って各サービスのアカウント情報を入力し、連携を許可するだけで、ツール間の連携が可能になりますよ!
(1)Yoomにログイン後、左欄にある「マイアプリ」を選択し「+新規接続」をクリックしてください。
マイアプリの新規接続一覧の中から、Googleフォームをクリックします。
(2)Googleのログイン画面から、「Sign in with Google」をクリックし、お持ちのアカウントでログインを行ってください。
(3)アカウントを選択します。
(4)「次へ」をクリックします。
(5)Yoomがアクセスできる情報をチェックボックスから選択し、「続行」をクリックします。
(6)次にSalesforceの連携を行います。同様にYoomの新規接続一覧からSalesforceをクリックします。
Salesforceのログイン画面から、「ユーザー名」と「パスワード」を入力しログインをクリックします。
連携が完了するとYoomのマイアプリにGoogleフォームとSalesforceが登録されます。
これでマイアプリ登録が完了しました。
次に、テンプレートを使用してトリガーの設定をしましょう!
ここから、フローの作成に入ります!Yoomのテンプレートを利用することで簡単に業務の自動化を実現できます。まずは、下記テンプレートページを開き、『このテンプレートを試してみる』をクリックしましょう。
コピーすると下の画像のようにテンプレートがお使いのYoom管理画面にコピーされるので、OKを押して設定を進めていきましょう!
(1)Googleフォームに回答が送信された際の設定をします。
アプリトリガーの「フォームに回答が送信されたら」をクリックします。
(2)Googleフォームの「連携アカウントとアクションを選択」画面から、Googleフォームと連携するアカウント情報に誤りがないかを確認し、トリガーアクションは「フォームに回答が送信されたら」のままで「次へ」をクリックします。
(3)「アプリトリガーのAPI接続設定」画面から、トリガーの起動間隔を選択します。
トリガーの起動間隔はプルダウンより5分、10分、15分、30分、60分の間隔から選択してください。
※トリガーの起動間隔はプランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
また、基本的には最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします!
下へ進み、赤線を確認の上、フォームIDを入力します。
入力が完了したら、対象のGoogleフォームにテストとして回答を送信後にYoomに戻り「テスト」をクリックしましょう。
Googleフォームの情報が「取得した値」に反映されればテスト成功です。
「取得した値ってなんだろう?」と思った方は下のサイトをご参照ください!
Googleフォームをトリガーに設定した場合はテストが成功しても自動で質問内容が表示されません。
「+取得する値を追加」をクリックして回答データを取得しましょう。
回答内容の詳しい取得方法については、下記のサイトをご確認ください。
設定が完了したら「保存する」をクリックし、次の工程に進みましょう!
(1)次にSalesforceと連携して、リードオブジェクトのレコードを作成します。
「リードオブジェクトのレコードを作成」をクリックします。
(2)Salesforceの「連携アカウントとアクションを選択」画面から、Salesforceと連携するアカウント情報に誤りがないかを確認し、アクションは「リードオブジェクトのレコードを作成」のままで「次へ」をクリックします。
(3)「API接続設定」画面から、先ほど取得した値を使って入力します。
「取得した値」を使うことで、Googleフォームの情報を引用できますよ!
入力が完了したら、下部にある「テスト」をクリックし、エラーが発生しなければ「保存する」をクリックします。
お疲れ様でした!これですべての設定が完了です。
設定が完了すると以下のようなメニューが表示されるので、トリガーをONにします。
実際にフローボットを起動して、Googleフォームに回答があったら、Salesforceでリードが登録されているかを確認してみてくださいね!
SalesforceのAPIを活用することで、様々な自動化の実現が可能になります。
名刺データをOCRで読み取り、自動でSalesforceに登録することができます。また、Salesforceのリード情報をもとにGmailで定型メールを送信したり、Stripeの支払いリンクを作成してメールで案内することも可能です。
この記事では、「Salesforceのリード情報を各種ツールに自動登録する方法」について、プログラミング不要で実現できるアプローチをご紹介しました。フォーム送信やチャットでの会話、Google スプレッドシートへの入力など、あらゆる場所で発生するリード情報をSalesforceに自動で登録することで、手作業の負担を軽減して、営業活動の効率化できます。
<span class="mark-yellow">Yoomには、今回ご紹介したようなSalesforceと他のアプリの連携に加えて、日々の業務を効率化するテンプレートが豊富に揃っています。</span>
リード登録の自動化以外にも、メール送信、カレンダー登録、フォルダ作成など幅広い業務に対応しているのも嬉しいポイントです。
「リードの入力ミスを減らしたい」「営業対応のスピードを上げたい」「ツール間の情報をもっとシームレスにつなげたい」と考えている方は、ぜひYoomのテンプレートで自動化を体験してみてください。