SalesforceとGitLabの連携イメージ

【簡単設定】SalesforceのデータをGitLabに自動的に連携する方法

Yoomを詳しくみる
この記事のテンプレートを試す
SalesforceとGitLabの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-08-19

【簡単設定】SalesforceのデータをGitLabに自動的に連携する方法

s.h

「Salesforceで管理している顧客からの開発要望やタスクを、開発チームが使っているGitLabに手動で転記している…」

「担当者間の伝達ミスや、転記漏れが発生してしまい、プロジェクトの進行に影響が出そうで不安…」

このように、SalesforceとGitLab間での手作業によるデータ連携に限界を感じていませんか?

営業部門と開発部門で利用ツールが異なると、どうしても情報共有にタイムラグやミスが発生しがちです。

もし、<span class="mark-yellow">Salesforceに登録されたTodo情報を、自動的にGitLabのイシューとして起票する仕組み</span>があれば、これらの悩みから解放され、部門間の情報連携はよりスムーズかつ正確になり、担当者は本来注力すべきコア業務に集中できる時間を生み出すことができます。

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくてもノーコードで簡単に設定できます。
ぜひこの機会に導入して、部門間の連携業務をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">SalesforceとGitLabを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。
今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

[[246403]]

SalesforceとGitLabを連携してできること

SalesforceとGitLabのAPIを連携すれば、これまで手作業で行っていたデータ入力を自動化し、部門間の情報共有をスムーズにすることが可能になります。

例えば、Salesforceで作成されたタスク(Todo)を、開発チームが利用するGitLabにイシューとして自動で起票できます。
これにより、転記作業の手間やミスをなくし、開発の初動を早めることができます。

ここで紹介する自動化の例は、テンプレートとして用意されているため、アカウント登録後すぐに試すことが可能です。
登録はたったの30秒で完了するので、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

SalesforceにTodoが追加されたら、GitLabにイシューを作成する

Salesforceで顧客対応や営業活動の中で発生した開発タスクをTodoとして登録した際に、その内容を自動でGitLabにイシューとして作成する連携です。

この仕組みにより、<span class="mark-yellow">営業担当者がSalesforceに入力するだけで開発チームに必要なタスク情報が素早く共有され、手作業による転記漏れや伝達の遅れを防ぎます。</span>

[[246403]]

Salesforceで特定条件に合うTodoが追加されたら、GitLabにイシューを作成する

SalesforceにTodoが追加された際に、特定の条件(例えば、件名に「開発依頼」と含まれる、優先度が「高」であるなど)に合致する場合にのみ、GitLabにイシューを作成する連携です。

<span class="mark-yellow">関連するタスクだけを自動で絞り込んで連携できるため、開発チームは重要なイシューを見逃すことなく、効率的に業務を進めることができます。</span>

[[246406]]

SalesforceとGitLabの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にSalesforceとGitLabを連携したフローを作成してみましょう!

今回はYoomを使用して、ノーコードでSalesforceとGitLabの連携を進めていきます。
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「SalesforceにTodoが追加されたら、GitLabにイシューを作成する」フローを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • SalesforceとGitLabをマイアプリ連携する
  • 該当のテンプレートをコピーする
  • Salesforceのトリガー設定とGitLabのアクション設定を行う
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認する
[[246403]]

ステップ1: SalesforceとGitLabをマイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。

まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

それではここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。

Salesforceの場合

新規接続を押したあと、アプリのメニュー一覧が表示されるのでSalesforceと検索し対象アプリをクリックしてください。

以下の画面が表示されるので、ユーザー名とパスワードを入力し「ログイン」をクリックします。

※Salesforceはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。
フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。
無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。

Salesforceのマイアプリ登録方法については、こちらをご参照ください。

GitLabの場合

連携させたいGitLabの「ユーザー名(またはメインのメールアドレス)」と「パスワード」を入力します。
情報を入力したら、「サインインする」をクリックして接続を進めましょう。

以下の画面で、GitLabとの連携を許可するための認証操作を行ってください。

以上でマイアプリ登録は完了です!

ステップ2: 該当のテンプレートをコピー

ここからいよいよフローの作成に入ります。

簡単に設定できるようテンプレートを用意しているので、まずはコピーします。

Yoomにログイン後、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。

[[246403]]

テンプレートがコピーされると、以下のような画面が表示されますので、「OK」をクリックして設定を進めましょう。

ステップ3: Salesforceのトリガー設定

「ToDoオブジェクトにレコードが登録されたら」をクリックします。

タイトルは任意で変更できます。
アプリとアクションはあらかじめ設定されているため、そのまま内容を確認してください。
Salesforceと連携するアカウント情報に問題がなければ、「次へ」をクリックします。

事前準備としてSalesforceでToDoオブジェクトにレコードを作成しておきましょう。
今回はテスト用に、以下の内容で作成しました。

Yoomの操作画面に戻り、トリガーの設定を行います。

指定した間隔でSalesforceをチェックし、トリガーとなるアクション(今回はToDoオブジェクトにレコードが登録されたこと)を検知すると、フローボットが自動で起動します。

トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。
ご利用プラン
によって、設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。
なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。

  • マイドメインURL
    注釈に沿って入力しましょう。

マイドメインURLの確認手順は以下を参考にしてみてください。

Salesforceにログインしたら、画面右上の歯車アイコンをクリックし、表示されるメニューから「設定」を選択しましょう。

画面中央上部の検索バーに「私の」と入力すると、「私のドメイン」が候補に表示されるのでクリックしてください。

下記の画面が表示されたら、現在の「私のドメイン」のURL(赤枠部分)をコピーしてください。

Yoomの操作画面に戻り、マイドメインURL欄にコピーしたURLを貼り付けます。

入力が完了したら、設定内容とトリガーの動作を確認するため「テスト」をクリックしましょう。

テストに成功すると、SalesforceのToDoオブジェクトに登録されたレコードに関する情報が一覧で表示されます。

以下の画像の取得した値(=アウトプット)をもとに、GitLabへ登録が可能です。

内容を確認し、「保存する」をクリックしましょう。

ステップ4: GitLabのアクション設定

「イシューを作成」をクリックします。

先ほどと同様にタイトルは任意で変更できます。
アプリとアクションはあらかじめ設定されているため、そのまま内容を確認してください。
GitLabと連携するアカウント情報に問題がなければ、「次へ」をクリックします。

  • プロジェクトID
    入力欄をクリックすると連携が有効になっているアカウントから候補が表示されるので、対象の項目を選択しましょう。
  • 課題のタイトル
  • 課題の説明
    入力欄をクリックすると、前のステップでSalesforceから取得したアウトプットが候補として表示されます。
    そこから必要な項目を選択して入力しましょう。
    アウトプットを活用すれば、値が固定化されず、毎回最新の情報を反映できます。
    また、任意のテキストと組み合わせることで、内容を自由にカスタマイズすることも可能です。

その他の項目もお好みで設定可能です。
注釈を参考に、必要に応じて設定してみてくださいね。

入力が完了したら「テスト」をクリックして、設定した内容でGitLabにイシューが作成されるか確認しましょう。

テストが成功すると、作成されたイシューの情報が一覧で表示されます。

あわせて、GitLabの画面を開き、指定した内容でイシューが実際に作成されているかを確認してみましょう。
今回は下記の通り作成されていました!

問題がなければYoomの操作画面に戻り、「保存する」をクリックします。

以上ですべての設定が完了しました!

ステップ5: トリガーをONにし、フローが起動するかを確認

設定が完了すると、画面上に以下のようなメニューが表示されます。
トリガーをONにすることで、SalesforceのToDoオブジェクトにレコードが追加されたタイミングで、指定したGitLabプロジェクトにその内容が自動でイシューとして作成されるようになります。
実際にSalesforceでToDoを作成し、GitLabにイシューが生成されるかを確認してみましょう。

GitLabのデータをSalesforceに連携したい場合

今回はSalesforceからGitLabへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にGitLabで起票されたイシューをSalesforceのレコードとして登録したい場合もあるかと思います。
その場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。開発の進捗やバグ報告などを営業・サポートチームにスムーズに共有できます。

GitLabにイシューが作成されたら、Salesforceにレコードを追加する

GitLabで新しいイシューが作成された際に、その情報をSalesforceのレコード(取引先責任者など)として自動で追加する連携です。

この自動化により、<span class="mark-yellow">開発チームがGitLabで管理しているタスクやバグ報告を、営業やカスタマーサポートが利用するSalesforce上で素早く把握できるようになります。</span>

[[246393]]

GitLabで特定条件に合うイシューが作成されたら、Salesforceにレコードを追加する

GitLabで作成されたイシューのうち、「バグ」や「緊急」といった特定のラベルが付与されたものだけを抽出し、Salesforceのレコードとして自動で追加する連携です。

<span class="mark-yellow">顧客影響度の高い重要なイシューだけをSalesforceに連携することで、営業・サポートチームは優先的に対応すべき事項を迅速に把握し、顧客へのスピーディーな報告や対応が可能になります。</span>

[[246396]]

SalesforceやGitLabを活用したその他の自動化テンプレート

Yoomでは、SalesforceとGitLabに関しての様々な業務効率化テンプレートを提供しています。

SalesforceとGitLabでの操作をトリガーに、様々な業務工程を自動化することで業務の効率化と人的ミスの削減が可能です。

ご自身の業務に合わせて、これらのテンプレートもぜひ活用してみてくださいね!

Salesforceを使った便利な自動化例

Salesforceの商談情報が登録されたらJira SoftwareやBacklogに課題を追加したり、Todoが追加されたらTrelloやClickUpにカードやタスクを作成したりと、営業活動とタスク管理を自動化できます。

[[76189,98183,76002,163275,267046]]

GitLabを使った便利な自動化例

Googleスプレッドシートに行が追加されたらGitLabの課題を作成したり、GitHubやBacklogとIssueを同期したりと、開発ワークフローを効率化できます。

[[115421,156940,157562,160898,157014]]

まとめ

SalesforceとGitLabの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた部門間のデータ転記作業の手間を削減し、ヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

これにより、営業部門と開発部門の情報共有が迅速かつ正確になり、タスクの対応漏れや遅延がなくなるため、担当者はそれぞれが本来注力すべきコア業務に集中できる環境が整います。

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、画面の指示に従って操作するだけで直感的に業務フローを構築できます。

もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:イシューの更新をSalesforceに反映できますか?

A:「GitLabのデータをSalesforceに連携したい場合」でご紹介したように、GitLabからSalesforce方向へのフローを新たに設定することで双方向での同期が可能です。

Q:連携がエラーになった場合はどうなりますか?

A:フローボットでエラーが発生すると、Yoomに登録したメールアドレス宛に通知が届きます。
通知にはエラーが起きたオペレーションや詳細のリンクが記載されており、すぐに原因を確認できます。

まずは通知内容を確認し、設定の修正が必要な場合はYoomヘルプページを参照してください。
それでも解決しない場合は、お問い合わせ窓口からサポートにご連絡ください。

Q:無料プランではどこまで利用できますか?

A:GitLabはフリープランでもご利用いただけますが、Salesforceはチームプラン・サクセスプランでのみ使用可能なアプリです。
そのため、本連携を行うにはチームプラン以上のご契約を推奨します。

なお、フリープランやミニプランでは、Salesforceを使ったフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーになりますのでご注意ください。
有料プランは2週間の無料トライアルが可能です。トライアル期間中もSalesforceを含めた制限対象アプリをすべてお試しいただけます。

詳しい料金体系については、こちらをご確認ください。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
無料でYoomを試す
この記事を書いた人
s.h
営業事務や工事事務など、さまざまな現場で事務職を経験してきました。 ルーチン業務や現場とのやり取りを通じて、“実務をまわす”ことのやりがいを感じています。また、デザイン業務にも携わり、「わかりやすく伝える工夫」が好きです。 このブログでは、Yoomを使った業務改善のヒントを、実務目線でお届けしていきます。
タグ
Salesforce
GitLab
自動化
自動
連携
関連アプリ
アプリ連携
No items found.
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomについて詳しく見る
お役立ち資料
Yoomがわかる!資料3点セット
資料ダウンロード
3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
資料ダウンロード
Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
資料ダウンロード
お役立ち資料一覧を見る
Yoomとは?
これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
詳しくみる
詳しくみる