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「Zoomウェビナーの参加者レポート、毎回手動でダウンロードしてGoogle Driveにアップロードするのって面倒だな…」
「ウェビナーが多くて、レポートの保存先を間違えたり、保存し忘れたりしないか心配…」
このようにZoomで開催したウェビナーのレポート管理、特にGoogle Driveへの保存作業に手間や課題を感じていませんか?
もし、<span class="mark-yellow">ウェビナーが終了するたびに、参加者レポートが自動でGoogle Driveの指定フォルダに保存される仕組み</span>があれば、こうした日々の煩わしい作業に悩まされることはありません!ウェビナー内容の改善や次の企画といった、より重要な業務に集中できる時間を生み出すことができます。
今回ご紹介する自動化の設定は、専門知識がなくても簡単に設定できて、日々の作業負担を大きく減らせるので、ぜひ導入してウェビナー運営をもっと効率的にしましょう!
Yoomには<span class="mark-yellow">ZoomウェビナーのレポートをGoogle Driveへ自動で保存する業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されているので、「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!
Zoomのウェビナー機能とGoogle Drive間で発生するレポート保存作業を自動化する方法を、具体的なテンプレートを使って紹介します!
手作業による時間的コストやヒューマンエラーを削減し、ウェビナー関連業務全体の効率を向上させることができるので、気になる内容があればぜひクリックしてみてください!
<span class="mark-yellow">Zoomでウェビナーが終了した際に、その参加者リストなどのレポートを自動的にGoogle Driveの指定されたフォルダに保存する</span>基本的な連携フローです。
手作業でのレポートダウンロードやアップロードの手間を無くし、迅速かつ確実な情報共有を実現できます!
<span class="mark-yellow">事前に指定した特定のZoomウェビナーが終了した場合にのみ、そのレポートをGoogle Driveに自動で保存する</span>フローです。
多数開催されるウェビナーの中から重要なものだけを選択して管理したい場合に役立ち、必要な情報のみを効率的に整理できます!
それではここから代表的な例として「Zoomウェビナーが終了した際に、参加者レポートを自動でGoogle Driveに保存する」フローを解説していきます!
ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
[Yoomとは]
今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。
(レポートを作成するため、Google スプレッドシートとも連携します。)
【注意点】
※Zoomのレコーディング情報を取得するには、ミーティングデータが「クラウドレコーディング」されている必要があります。
※「クラウドレコーディング」はZoomの特定プランに限定されているため、ご注意ください。詳しくはこちらをご確認ください。
Yoom画面の左側メニューにある「マイアプリ」から「新規接続」をクリックします。
検索ボックスに連携するアプリ名を入力しましょう。
Zoomを検索すると画像のような画面が表示されます。
「Client ID」と「Client secret」を入力すると、連携完了です!
※詳しい登録方法はこちらをご確認ください。
Google Driveのアプリを検索するとログインページが表示されます。
「Sign in with Google」をクリックします。
連携したいアカウントを選択します。
Yoomとの共有に関する画面が表示されたら内容を確認の上「次へ」を押します。
アクセス権限付与の画面が表示されたら、内容を確認し「続行」をクリックします。
これで、Google Driveのマイアプリ連携も完了です!
基本的にはGoogle Driveの連携と同じです!
Google スプレッドシートのアプリを検索するとログインページが表示されます。
「Sign in with Google」をクリックします。
連携したいアカウントを選択します。
Yoomのプライバシーポリシーと利用規約を確認し「次へ」を押します。
アクセス権限付与のページが表示されるので「続行」を押します。
これで連携完了です!
次に、今回使用するテンプレートをコピーします。
テンプレートが「マイプロジェクト」にコピーされると、このような画面が表示されます。
左側にあるメニューの「マイプロジェクト」から、コピーしたテンプレートを開きます。
(※テンプレートをコピー後、すぐに設定する場合はテンプレートを開く操作は必要ありません。設定を中断した場合は「マイプロジェクト」から開いてください!)
「ミーティングが終了したら」をクリックします。
必要箇所を入力していきます。
「タイトル」:必要に応じて変更可能
「Zoomと連携するアカウント情報」:合っているか確認
「トリガーアクション」:「ミーティングが終了したら」を選択
「トリガーの起動間隔」を5分・10分・15分・30分・60分から選択します。
早めにGoogle Driveに保存したい場合は、短い間隔で設定しましょう!
※プランによって起動間隔の選択内容が異なるため、ご注意ください。
Zoomアカウントのメールアドレスを入力したら、テスト用として実際にZoomミーティングをレコーディングし、データを保存しましょう。
その上で、「テスト」を押します!
※ダウンロードできるデータ容量の制限はこちらをご確認ください。
テストに成功すると、取得した値がアウトプットされて表示されます。
確認できたら「保存する」をクリックしましょう!
(実際には、項目の横にデータが表示されます。)
※アウトプットの詳しい説明はこちらをご確認ください。
「ウェビナー登録者の一覧を取得」をクリックします。
必要箇所を入力していきます。
「タイトル」:必要に応じて変更可能
「Zoomと連携するアカウント情報」:合っているか確認
「アクション」:「ウェビナー登録者の一覧を取得」を選択
「ユーザーのメールアドレス(Zoomアカウントのアドレス)」を入力します。
「ウェビナーID」はステップ3で取得した値を活用して入力します。
※ウェビナーIDと記載されていますが、入力するのはミーティングIDで大丈夫です!
【取得した値の活用方法】
①入力欄をクリックして「取得した値」を選択
②「ミーティングが終了したら」をクリック
③「ミーティングID」を選択
入力完了後「テスト」を押して「取得した値」が表示されればテスト成功です!
「保存する」をクリックします。
「コマンドオペレーション」をクリックします。
ここでは、レポートに反映させたい情報(今回は「姓」「名」「メールアドレス」「会社名」の4つをレポートに記載します。)のアウトプットを作成します。
※「同じ処理を繰り返す」の詳しい設定方法についてはこちらをご確認ください。
※「同じ処理を繰り返す」オペレーション間の操作は、チームプラン・サクセスプランでのみ利用できる機能です。
※フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなるため、ご注意ください。
※チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。
作成方法は以下の通りです!
「オペレーション」:「ウェビナー登録者の一覧を取得」を選択
「アウトプット」:取得した情報を選択(例:姓の一覧)
同じ要領で、他の「取得したい値」についても作成します。
作成完了後「保存する」をクリックしましょう。
「書類を発行する」をクリックします。
必要箇所を入力していきます。
「タイトル」:必要に応じて変更可能
「Google スプレッドシートと連携するアカウント情報」:合っているか確認
次に連携するGoogle スプレッドシートを選択します。
テスト用にこのような雛形シートを作成したので、連携していきます!
※雛形シートの作成方法はこちらをご確認ください。
「スプレッドシートのファイルID」は候補から選択することができます。
入力欄をクリックすると候補一覧が表示されるので選びましょう。
次に、発行したレポートの保存場所を指定します。
「格納先のGoogle DriveフォルダID」も候補から選べます!
「出力ファイル名」は他のレポートと同じ名称にならないように、取得した値を活用して入力します。
「置換対象の文字列」に合わせて「置換後の文字列」を入力します。
ステップ5で取得した値を活用しましょう!
全ての項目の入力が完了したら「テスト」を押します。
テストに成功すると、先ほど指定したフォルダにウェビナー参加者一覧のレポートが保存されます。
確認できたら「保存する」をクリックしましょう。
(※指定したフォルダにはPDFとGoogle スプレッドシートの2種類が保存されます。次のステップでPDFだけを別フォルダに保存しましょう!)
「ファイルをアップロードする」をクリックします。
必要箇所を入力していきます。
「タイトル」:必要に応じて変更可能
「Google Driveと連携するアカウント情報」:合っているか確認
「アクション」:「ファイルをアップロードする」を選択
「格納先のフォルダ」は選択肢から選びましょう。
「ファイル名」はステップ6で取得した値を活用することで、ファイル名が他の書類と被るのを防げます!
「ファイルの添付方法」は「取得した値を使用する」を選択すると「発行した書類」を選べます。
テストを押して、指定したフォルダに保存されていれば成功です!
「保存する」をクリックしましょう。
最後に「トリガーをON」をクリックして、自動化の設定は終了です。
正しくフローボットが起動するか動作確認をしましょう。
設定、お疲れ様でした!
以上が、Zoomウェビナー終了後、登録者一覧をレポートにしてGoogle Driveに保存するための連携手順になります!
ZoomやGoogle DriveのAPIを活用することで、様々な自動化の実現が可能になります。
ミーティング終了時に文字起こしデータを自動でNotionに保存したり、録画URLをSlackへ通知したりといった自動化が可能です。さらに、Googleスプレッドシートに行が追加された際にZoomのウェビナーへ登録者を追加したり、録画データをDropboxに保存したりすることもできます。
Googleフォームの送信内容をもとに請求書を発行し、自動で保存することができます。また、Gmailで受信した添付ファイルをDriveにアップロードしたり、DocuSignでの契約締結後にファイルをDriveに格納したりといった連携も可能です。
この記事では、「ZoomウェビナーのレポートをGoogle Driveへ自動保存する方法」について、プログラミング不要で実現する具体的な手順をご紹介しました。
Zoomで開催したウェビナーの参加者情報を、手作業なしでGoogle Driveに保存する仕組みを整えることで、作業の手間を大幅に削減できるだけでなく、レポートの共有ミスや抜け漏れといったヒューマンエラーの防止にもつながります。
<span class="mark-yellow">Yoomには、今回ご紹介したZoomとGoogle Driveの自動連携以外にも、様々な業務シーンに活用できるテンプレートが多数用意されています。</span>スケジュールにあわせた処理の実行や、チャット通知、フォーム入力をトリガーにしたアクションなど、柔軟に業務フローを自動化できる点が魅力です。
「ウェビナーレポートの管理を効率化したい」「作業時間を短縮したい」「ミスのない情報共有体制をつくりたい」と感じている方は、ぜひ一度テンプレートを試して、その便利さを体感してみてください。