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「スペイン語の会議音声を文字起こしするのに時間がかかりすぎる…」
「海外クライアントからのスペイン語のボイスメッセージ、内容をテキストで確認したいけど手間がかかる…」
このように、スペイン語の音声データを手作業でテキスト化する業務に多くの時間と労力を費やしていませんか?
もし<span class="mark-yellow">Google Driveなどのストレージにスペイン語の音声ファイルをアップロードするだけでAIが自動で文字起こしを行い、指定したシートにテキストデータを記録してくれる仕組み</span>があれば、これらの面倒な作業から解放されますね。その結果、より戦略的な業務に集中する貴重な時間を確保できるでしょう!
今回ご紹介する自動化フローは、プログラミングの知識がなくても簡単に設定できる方法を使います。
ぜひこの機会に導入して、日々の業務をさらに効率化させましょう!
Yoomには<span class="mark-yellow">音声ファイルを文字起こしする業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されています。
「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックしてすぐに自動化を体験してみましょう!
それではここから代表的な例として、Google Driveに音声データがアップロードされたら、文字起こしして、Google スプレッドシートに追加するフローを解説していきます!
ここではYoomを使用してノーコードで設定していくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合はこちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
※今回連携するアプリの公式サイト:Google Drive/Google スプレッドシート
[Yoomとは]
今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。
以下の手順をご参照ください。
こちらはGoogle スプレッドシートの例ですが、Google Driveも同様の手順で連携できます。
Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしましょう。
「テンプレートがコピーされました」と表示されるので「OK」をクリックします。

はじめに、Google Driveの特定フォルダにテスト用の音声ファイルを格納してください。
今回は例として「音声資料」フォルダを作成し「Este es el audio para la prueba de transcripción.」と吹き込んだm4aファイルをアップロードしました。
※次のフローでこちらのファイルをダウンロードしますが、ダウンロードできるファイルの容量は最大300MBです。
容量を超えないよう注意してください。
なお、アプリの仕様によっては300MB未満でもエラーになることがあります。
ファイルの容量制限について

用意できたらYoomの設定画面に戻り「特定のフォルダ内に新しくファイル・フォルダが作成されたら」をクリック。

タイトルと連携するアカウント情報を任意で設定し、アクションはテンプレート通りに「特定のフォルダ内に新しくファイル・フォルダが作成されたら」のまま「次へ」をクリックします。

アプリトリガーのAPI接続設定という画面が表示されるので、まずトリガーの起動間隔をプルダウンから選択しましょう。
※トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。
ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。
なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。

次に、先ほどファイルを格納したフォルダを候補から選択してテストしてください。

成功したら保存しましょう。
ここで取得した値を次以降のステップで活用します。
※取得した値とは?
トリガーやオペレーション設定時に「テスト」を実行して取得した値のことです。
後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動する度に変動した値となります。

先ほど取得した情報をもとに、ファイルをダウンロードします。
「ファイルをダウンロードする」をクリックしてください。

ステップ3と同様、アクションは「ファイルをダウンロードする」のまま「次へ」をクリック。

ファイルIDの欄にはGoogle Driveから取得した「ファイルID」の値が予め入力されているので、そのままテストしましょう。
※以下のように取得した値を設定することで、トリガーが実行されるたびに最新のファイル情報を反映できます。


成功したら保存してください。
ファイルがダウンロードされました!
「ダウンロード」からファイルの内容を確認することもできます。

先ほどダウンロードした音声ファイルの内容をテキスト化します。
「音声データを文字起こしする」をクリックしましょう。
※音声を文字起こしするAIオペレーションは、チームプラン・サクセスプラン限定の機能です。
フリープランやミニプランでセットするとエラーになってしまうので、ご注意ください。
チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルが可能です。
トライアル期間中は通常だと制限があるアプリやAIオペレーションも全て使えるので、気になる機能をぜひ試してみましょう!
「音声データを文字起こしする」の設定方法も併せてご参照ください。

文字起こし機能のアクションは最大30分(25タスク)・60分(50タスク)・90分(75タスク)の3種類ありますので、音声の長さに合わせて選択してください。
それぞれ()内のタスクを消費しますので、使用プランやデータの容量に注意しましょう。

詳細設定に入ります。
ファイルの添付方法は予め設定されている通りで大丈夫です。

言語とAIモデルをそれぞれ選択してテストしてください。

成功したら保存しましょう。
AIが音声ファイルの内容をテキスト化してくれました!

Google Driveのファイル情報や先ほど文字起こししたテキストを、Google スプレッドシートに自動で追記する設定をします。
まず準備として、追記するためのシートをご用意ください。
上記2記事も併せて確認しておきましょう。

用意したらYoomの設定画面に戻り「レコードを追加する」をクリック。

データベースの連携に移ります。まず連携するアカウントが正しいか確認してください。

次に、先ほど用意したシートのスプレッドシートIDを候補から選択しましょう。

同様にスプレッドシートのタブ名も選択し、任意でテーブル範囲を選択して「次へ」をクリックします。

あとは先ほど用意したシートのヘッダーに対応する項目を選択してください。
以下のようにGoogle Drive・文字起こし機能から取得した値を選択すると、ファイル情報や文字起こし結果を変数として反映させることができます。
全ての項目を埋めたらテストしましょう。


成功したら保存してください。

Google Driveのファイル情報および文字起こし結果が、用意したシートに自動で追記されました!

最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です。
正しくフローボットが起動するか確認しましょう。

以上が、Google Driveに音声データがアップロードされたら、文字起こしして、Google スプレッドシートに追加する方法でした!
今回ご紹介した連携以外でも、Google DriveのAPIを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。
例えば、Google Driveへのファイルアップロード後、自動でOCR処理を行い、その結果をSlackやGoogle Chatに通知することができます。
また、音声ファイルの文字起こしを行って、Google Driveに保存したファイルと共にChatworkに通知するフローも利用可能です。
これにより、情報の管理や共有が効率化され、プロジェクトの進行をスムーズに進められるでしょう。
スペイン語の音声ファイルの文字起こしを自動化することで<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたテキスト化作業の手間を削減し、ヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>
これにより音声コンテンツの内容を迅速かつ正確に把握でき、議事録作成や情報共有といった後続の業務にスムーズに着手できる環境が整うでしょう!
今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツールYoomを使えば、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたら、ぜひこちらから無料登録してYoomによる業務効率化を体験してみてください!
Q:対応している音声ファイルの形式は何ですか?
A:対応拡張子はmp3・mp4・mpeg・mpga・m4a・wav・webmです。
Q:Google Drive以外のツールでも使えますか?
A:はい、使えます。
例えばDropboxと連携したい場合、Google Driveのトリガーとアクションを削除し、代わりにDropboxの「特定のフォルダ内でファイルが作成または更新されたら」のトリガーや「ファイルをダウンロード」のアクションなどを追加してください。
なお、Yoomで連携可能なアプリについては下記リンクよりご確認ください。



トリガー

アクション

Q:文字起こししたテキストを要約できますか?
A:要約オペレーションを追加することで可能です。
そこで取得した値をステップ6のレコードに加えると、文字起こしそのものだけでなく要約も追記することができます。




