ZoomとGoogle Driveの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-05-16

【ラクラク設定】Zoom会議の録画を自動で文字起こししてGoogle Driveに保存する方法

m.kinoshita

「Zoom会議が終わるたびに、録画データをダウンロードして、文字起こしサービスにかけて、その結果を整形してドキュメントにまとめて、さらにGoogle Driveの特定のフォルダにアップロードして…」

このように、Zoomでのオンライン会議後に行う議事録作成や情報共有の一連の作業に、多くの時間と手間を感じていませんか?手作業が多いため、うっかりミスが発生したり、共有が遅れてしまうこともありますよね。

そこで、<span class="mark-yellow">Zoom会議が終了したら、その録画データを自動的に文字起こしして、議事録としてGoogle Driveに保存される仕組み</span>をご紹介!

この仕組みを活用すれば、煩わしい手作業から解放され、もっと創造的な業務や戦略的なタスクに集中できる環境が整うはずです。

今回ご紹介する自動化の設定は、専門的な知識がなくてもノーコードで簡単に構築できます。ぜひ最後までチェックして、業務効率化の参考にしてみてくださいね!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">Zoom会議が終了した後に録画データを自動で文字起こしし、議事録としてGoogle Driveに保存する</span>業務フローを自動化するテンプレートが用意されています。
「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーの「試してみる」をクリックして、さっそく自動化を体験してみましょう!

ZoomとGoogle Driveを連携して業務フローを自動する方法

ZoomとGoogle Drive間で発生する録画データの処理や議事録作成といった作業を自動化する方法を、具体的なテンプレートを使って紹介します!
これにより、<span class="mark-yellow">会議後の面倒な手作業から解放され、重要な情報を迅速かつ正確にチーム内で共有できるようになる</span>でしょう。

気になるテンプレートがあれば、ぜひクリックして試してみてくださいね!

Zoomの録画データを加工・変換してGoogle Driveに自動で保存する

<span class="mark-yellow">Zoom会議が終了すると、その録画データが自動的に文字起こしされ、さらに要約や翻訳といった処理が加えられた上で、議事録としてGoogle Driveに保存する</span>ことができます。
手作業による議事録作成の手間を大幅に削減し、多言語対応や情報整理の質の向上に期待できます。

特定条件のZoom録画データをGoogle Driveに自動で保存する

<span class="mark-yellow">特定の議題や参加者など、あらかじめ設定した条件に合致するZoom会議の録画データを対象として文字起こしや議事録作成を行い、Google Driveに自動で保存する</span>ことも可能です。
必要な情報だけを選択的に記録・共有できることで、ストレージの効率的な利用や情報過多の防止にも役立ちます。

Zoom会議の録画から議事録を作成しGoogle Driveへ自動保存するフローを作ってみよう

それでは、「Zoom会議が終了した際に、録画データを自動で文字起こし・要約し、議事録を作成してGoogle Driveに保存する」フローの作成手順を解説していきます!
ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを作成しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • ZoomとGoogle Drive、Google ドキュメントのマイアプリ登録
  • テンプレートをコピー
  • Zoomのトリガー設定(会議終了)と各アクション設定
  • トリガーをONにしてフローの動作確認

ステップ1:ZoomとGoogle Drive、Google ドキュメントのマイアプリ登録

はじめに、使用するアプリとYoomを連携する「マイアプリ登録」をしていきます。
事前にマイアプリ登録を済ませておくと、後続のフローの設定がスムーズになりますよ!

マイアプリ登録は、Yoomにログインして画面左側にある「マイアプリ」を選択し、右側に表示される「+新規接続」をクリックして進めていきます。

【Zoomのマイアプリ連携】
検索窓でZoomを検索し、表示された候補からZoom(OAuth)を選択します。

次に、Yoomと連携するZoomアカウントから「Client ID」と「Client Secret」を取得して、それぞれ入力欄に値を入力してください。入力後、「追加」をクリックしたら連携完了です!
※「Client ID」と「Client Secret」の確認方法はこちらをご確認ください。

【Google Driveのマイアプリ登録】
先ほど同様に、検索窓にGoogle Driveと入力し、表示された候補から選択します。

「Sign in with Google」をクリックし、Yoomと連携するGoogleアカウントでログインしたら連携完了です!
※認証時にGoogle Driveへの権限を全て許可してください。


【Google ドキュメントのマイアプリ登録】
これまでと同じように、検索窓にGoogle ドキュメントと入力し、表示された候補から選択します。

Google Driveのマイアプリ登録と同じ手順で、Yoomと連携するGoogleアカウントにログインしたら連携完了です!
※認証時に、Google ドキュメントへの権限を全て許可してください。

ステップ2:テンプレートをコピー

ここから実際に、フローを作成していきます。
簡単に設定できるよう、テンプレートを使用しているので、以下のバナーの「試してみる」をクリックし、テンプレートをコピーしてください。

クリックすると、自動的にテンプレートがお使いのYoom画面にコピーされます。「OK」を押して設定を進めましょう!

ステップ3:Zoomのトリガー設定

まずは、Zoomでミーティングが終了したらフローボットが起動するようにする、アプリトリガー設定をしていきます。
コピーしたテンプレートの、「ミーティングが終了したら」をクリックしてください。

タイトルは任意で編集し、連携するアカウントが使用するアカウントで誤りがないかを確認しましょう。トリガーアクションは「ミーティングが終了したら」のままにして、「次へ」をクリックしてください。

次にAPI接続設定を行います。
トリガーの起動間隔を、プルダウンメニューから選択しましょう。
5分、10分、15分、30分、60分の間隔から選択できますが、基本的には最短の起動間隔でご使用いただくことをおすすめします。
プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

「メールアドレス」欄には、フローで使用するZoomアカウントのメールアドレスを入力しましょう。ここで入力したメールアドレスのZoomアカウントで開催したミーティングが終了すると、フローボットが自動的に起動するようになります。

設定が完了したらテストを行います。テスト用に、先ほど「メールアドレス」欄に入力したZoomアカウントで、実際にミーティングを開始して終了してください。
ミーティングを終了したら、Yoomの画面に戻って「テスト」をクリックしましょう。
テストが成功すると「取得した値」に、アウトプットとしてミーティング情報が抽出されます。

※アウトプットとは?

アウトプットとは、トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
取得したアウトプットは、後続のオペレーション設定時の値としてご利用いただくことができ、フローボットを起動する度に、変動した値となります。詳しくはこちらをご参照ください。

※Zoomの無料プランだとテストが失敗となり、アウトプットが取得できないのでご注意ください。
今回は無料プランを使用しているため、ミーティング情報を取得することができませんでした…
有料プランをご利用中の場合は反映されますので、ぜひ試してみてくださいね!

正しく情報が取得できていることを確認したら「保存する」をクリックし、次に進みましょう!

ステップ4:Zoomのレコーディング情報取得設定

続いて、ステップ3で取得したミーティングの、レコーディング情報を取得する設定を行います。
「ミーティングのレコーディング情報を取得」をクリックしてください。

連携アカウントとアクション選択画面に切り替わるので、先ほどと同様に、タイトルは任意で変更し、連携するアカウント情報を確認しましょう。アクションは変更せずに「次へ」をクリックします。

「ミーティングID」には、ステップ3で取得したミーティングIDを設定します。
入力欄をクリックして表示されるアウトプットから選択してください。

設定完了後は「テスト」をクリックし、ステップ3で取得したミーティングのレコーディング情報が「取得した値」に抽出されることを確認しましょう。確認後、「保存する」を押して次の設定に進みます。

ステップ5:Zoomのレコーディングファイルのダウンロード設定

ここでは、ステップ4で取得したレコーディング情報を基に、ファイルをダウンロードする設定を行います。
「ミーティングのレコーディングファイルをダウンロードする」をクリックしてください。

これまでと同様にタイトルの任意編集と、連携するアカウント情報の確認を行い、アクションは変更せずに次へ進みます。

「ダウンロードURL」を、ステップ4で取得したアウトプットを使って設定します。
入力欄をクリックして表示されるアウトプットから、「ダウンロードURL(MP4)」を選択してください。

設定完了後、「テスト」をクリックし、レコーディングファイルのダウンロードURLが「取得した値」に抽出されることを確認します。確認後、「保存する」を押して次の設定に進みましょう!

ステップ6:音声データの文字起こし設定

続いて、ステップ5で取得したレコーディングファイルから、AIを使って文字起こしする設定です。
「音声データを文字起こしする」をクリックしてください。

※OCRまたは音声を文字起こしするAIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみ利用できる機能です。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションがエラーとなりますので、ご注意ください。
チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができるので、この機会にぜひお試しください!

タイトルを任意で編集し、アクションをミーティング時間に合わせて選択します。
デフォルトでは「最大30分の音声文字起こし(25タスク)」が設定されていますが、活用シーンに合わせて設定してみてくださいね!

続いて、詳細の設定を下記のようにしていきます。

ファイルの添付方法:ステップ5で取得したレコーディングファイルを使用するので、下図のように設定してください。

言語:文字起こしするレコーディングファイルの音声を選択します。言語は下図の中から選択可能です。

・AIモデル:文字起こしに使用するAIモデルを選択します。お好みに合わせて選択してみてくださいね!

設定が完了したら「テスト」をクリックして、レコーディングファイルを文字起こしした内容が「取得した値」に抽出されることを確認しましょう。
テスト用に、音声ファイルをアップロードして、正常に文字起こしされるのかチェックしてみました!

文字起こしされた内容を確認したら「保存する」をクリックして、次に進みましょう!

ステップ7:要約設定

続いて、ステップ6で取得した文字起こしデータを基に、内容を要約する設定を行います。
「要約する」をクリックしてください。

タイトルを任意で編集し、アクションを活用シーンに合わせて選択します。
デフォルトでは、「GPT4o-mini|15,000文字以内の文章の要約(2タスク)」が設定されていますが、下図から選択可能なので活用する業務内容に合わせて選択してみてくださいね!

設定したら「次へ」をクリックし、詳細設定をしていきます。
「要約対象のテキスト」に、ステップ6で文字起こしした内容を設定します。入力欄をクリックして表示されるアウトプットから、「解析結果」を選択してください。

「文字数」には、要約後の文字数の指定をします。たとえば、100文字以内に収めたい場合は、「100」と入力してください。

設定が完了したら「テスト」をクリックします。
ミーティングの内容を要約したデータが「取得した値」に抽出されることを確認してみてくださいね!

確認後は「保存する」を押して次のステップに進みます。

ステップ8:議事録を作成する設定

ここでは、ステップ7で要約したデータを基に、ミーティングの議事録を作成する設定を行います。
「書類を発行する」をクリックしてください。

タイトルを任意で編集し、連携するアカウント情報を確認してページを下にスクロールします。

次に、議事録を作成するGoogle ドキュメントの雛形との連携設定です。
設定を進める前に、Google ドキュメントで議事録の雛形を作成しておいてくださいね!
※雛形作成時の注意事項は、こちらをご参照ください。

今回はテスト用に、下図のような雛形を作成しました。(とっても簡易的ですが…)

雛形の準備ができたらYoomの画面に戻って、データベースの連携設定を進めていきます。

ドキュメントのファイルID:入力欄をクリックすると、連携しているアカウントから候補が表示されます。候補から該当のファイルIDを選択してください。

格納先のGoogle DriveフォルダID:作成した議事録の格納先となるフォルダIDを、候補から選択しましょう。

出力ファイル名:作成した議事録のファイル名を設定します。たとえば、日付のアウトプットを活用することで、「⚪︎年⚪︎月⚪︎日_議事録」などとすることができますよ!

設定が完了したら「次へ」をクリックし、置換条件の設定をしていきましょう。

ここでは、事前に用意しておいた書類の雛形に、要約したデータが反映されるように設定します。
この際、雛形の中で{ }で囲っている部分を、アウトプットで取得したデータに置き換えることができます。

今回は雛形の「{内容}」部分に、ステップ7で要約したデータを反映したいので、下図のように設定しました。

設定後は「テスト」をクリックします。テストが成功すると、作成された議事録のダウンロードボタンが表示されるので、ダウンロードして内容を確認してみましょう!

下図のように、要約したデータが雛形の「{内容}」部分に無事反映されました。

格納先に指定していたGoogle Driveに、議事録が保存されているかどうかもチェックしてみてくださいね!

確認したらYoomの画面に戻って「保存する」をクリックしてください。

ステップ9:Google Driveに議事録をアップロードする設定

最後に、自動作成した議事録を、Google Driveにアップロードする設定を行います。
「ファイルをアップロードする」をクリックしてください。

タイトルを任意で編集し、連携するアカウント情報に誤りがないかを確認しましょう。アクションは「ファイルをアップロードする」のままにして、次に進みます。

次に、API接続設定をしていきます。

格納先のフォルダID:入力欄をクリックすると、連携しているアカウントから候補が表示されます。格納先として指定するフォルダIDを、候補から選択してください。

ファイル名:議事録を格納する際のファイル名を指定します。ステップ8で発行した際のファイル名をそのまま使用したい場合は、アウトプットを使って「発行した書類」を選択しましょう。活用シーンに合わせて、自由に設定してみてください!

ファイルの添付方法:ステップ8で発行した議事録を使用するので、下図のように設定してください。

設定完了後は「テスト」をクリックして、指定のフォルダ内に議事録が格納されていることを確認してみてくださいね!

確認後はYoomの画面に戻って「保存する」をクリックし、設定完了です!

ステップ10:トリガーをONにしてフローの動作確認

以上で全ての設定が完了しました。「トリガーをON」をにし、設定したフローの動作チェックをしましょう!

以上が、「Zoom会議が終了した際に、録画データを自動で文字起こし・要約し、議事録を作成してGoogle Driveに保存する」フローの作成手順でした!

ZoomやGoogle Driveを使ったその他の自動化例

ZoomとGoogle Driveの連携以外にも、Yoomには様々な業務フローを自動化するテンプレートが豊富に用意されています!
ここではその一部をご紹介するので、気になるテンプレートがあれば「試してみる」をクリックし、気軽に試してみてください。

Zoomを使ったその他の便利な自動化例

Google Driveとの連携以外にも、様々なツールと連携することで多様な業務フローを自動化することが可能です。
たとえば、会議終了後にレコーディングURLをチャットツールに通知したり、データベースの情報を基にして会議URLを自動作成することもできちゃいます!

Google Driveを使ったその他の便利な自動化例

こちらも様々なツールと連携することができ、自動化できる業務フローは多岐に渡ります。
テンプレートは自由にカスタマイズできるので、実際の活用シーンに近いテンプレートを探して、最適なフローを作成してみてください!

まとめ

いかがでしたか?Zoom会議の録画とGoogle Driveへの保存、そしてその間の文字起こしや議事録作成といった一連のプロセスを自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで会議後にかかっていた多くの時間と手間を大幅に削減し、ヒューマンエラーのリスクも低減できます。</span>これにより、担当者は煩雑なルーティンワークから解放され、会議内容の活用や次のアクションプラン策定といった、より本質的な業務に集中できる環境が整うでしょう。

Yoomを使えば、便利な自動化の仕組みがノーコードで構築できるのも魅力ですよね。
「本当に誰でも設定できる?」「ちょっと気になる...」と思った方は、ぜひまずは無料アカウントを作成してみてください。登録は30秒ほどで完了!その後すぐに様々な業務プロセスの自動化設定を体験できます。

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フローは自由にカスタマイズできるので、自社の業務に合った最適なフローを構築してみてくださいね!

Yoomで日々の業務を<span class="mark-yellow">もっとラクに、もっと効率的に</span>しませんか?

業務効率化の第一歩としてまずは1つ、会議終了後の業務フローを自動化する仕組みの活用からスタートしてみてください。

この記事を書いた人
m.kinoshita
医療事務からweb制作ディレクターへ転身し、web制作に携わる中でwebコラムなどの記事制作に興味を持ち、Yoomに出会いました。 Yoomを活用することで自動化できる業務の多さにはとても驚いたとともに、最先端の技術に触れることができるワクワク感を感じました。 Yoomを活用して業務効率化を図るにあたり、「あると便利」なお役立ちコンテンツを、わかりやすくお届けしていきます!
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