Google スプレッドシートとYoomの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-04-28

【簡単設定】AIで多言語を自動翻訳してGoogle スプレッドシートに結果を保存する方法

n.fukuoka

「海外拠点とのやり取り、翻訳に時間がかかりすぎる…」
「問い合わせメールの内容が分からず、対応が後手に回ってしまう…」

コミュニケーションツールやWebフォーム、メールなどの日々飛び交う情報を、もっとスムーズに多言語対応できたら…。そんな悩みを抱えていませんか?実は、普段使用しているツールとAIによる自動翻訳を組み合わせれば、メッセージを自動で多言語に翻訳して、Google スプレッドシートに記録することが可能です。さらにはWebフォームの回答内容まで翻訳して整理することもできるんです。

この記事では、Google スプレッドシートや翻訳を使った自動化の設定方法について、実際の連携画面を画像付きで見せながら詳しく解説しています。手間を減らして、業務効率をアップしたいと考えている方はぜひチェックしてみてください!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには「AIを活用して様々なツールからの情報を自動翻訳し、多言語対応を実現する」を自動化するためのテンプレートが用意されています。
今すぐ試したい方は、以下のバナーをクリックしてスタートしましょう!

AIと自動翻訳を組み合わせた様々な多言語対応の方法

普段お使いのコミュニケーションツールやフォームなどを起点に、受け取ったテキスト情報をAIが自動で翻訳し、結果を指定のツールに保存・通知するといった連携が可能です。
ここでは、実際の例をいくつか紹介していきますので、業務に合ったテンプレートを見つけて、すぐに自動化を試してみませんか?

チャットツールのメッセージを多言語に自動翻訳する

SlackやDiscordなどのチャットツールに投稿されたメッセージをきっかけに、AIが指定した複数の言語へ自動翻訳!
その結果はGoogle スプレッドシートに記録されます。海外拠点とのやり取りや多言語メンバー間でのコミュニケーションを円滑にし、翻訳の手間を削減するのに役立ちます。

受信メールの内容を多言語に自動翻訳する 

GmailやOutlookで特定のメールを受信すると、その内容をAIが自動で翻訳し、Google スプレッドシートへ結果を出力します。
海外からの問い合わせメールの内容把握や返信対応がスピードアップし、ビジネスチャンスを逃しません!

Webフォームの回答内容を多言語に自動翻訳する

GoogleフォームやJotformなどで回答が送信されると、そのデータをAIが自動で多言語に翻訳し、Google スプレッドシートに整理して保存します。
グローバルなアンケート調査や、多言語対応の問い合わせフォームから得られたデータの集計・分析作業がぐっと楽になります!

Slackの内容を自動で翻訳&記録するフローを作ってみよう

ここでは例として、「Slackに投稿されたメッセージを複数の言語に翻訳し、Google スプレッドシートに追加する」フローの作成手順を見ていきましょう。
Slackでの多言語コミュニケーションの内容を自動で翻訳・記録できるので、後からの確認や情報共有がとても簡単になります。
今回はYoomを使用してノーコードで設定を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • SlackとGoogle スプレッドシートのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • トリガー(Slack)とアクション(AI翻訳、Google スプレッドシート)の設定
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:SlackとGoogle スプレッドシートのマイアプリ連携

まず、Yoomのアカウントにログインします。
まだYoomを利用したことがない方は、初めてのYoomをぜひご覧ください。

1.マイアプリをクリックした後、新規接続をクリックします。

2.入力欄からアプリ名で検索できます。

Slackのマイアプリ登録

では、さっそくSlackからマイアプリ登録していきましょう!
入力欄にSlackと入力するとSlackのアイコンが表示されるので、アイコンをクリックします。

1.以下のログイン画面が出てきます。
連携したいワークスペースのURLを入力してください。

2.以下の画面が出てきます。
プルダウンから投稿先チャンネルを選択できます。
チャンネルを選んだら、「許可する」をクリックしてください。
なお、Slackの詳しいマイアプリ登録については、こちらを参照してください。

Google スプレッドシートのマイアプリ登録

Google スプレッドシートも同じように検索して、アイコンをクリックします。

1.以下の画面が出てきます。
「Sign in with Google」をクリックしてください。

2.連携するアカウントを選択してください。
アカウントをクリックすると、追加アクセスを求められる場合があります。
内容を確認し、問題がなければ設定を完了してください。

マイアプリ登録が成功すると、以下の画面が表示されます。
マイアプリの画面にSlackとGoogle スプレッドシートのアイコンが表示されているか確認してください。

ステップ2:テンプレートをコピー

以下のリンクから「試してみる」をクリックしてください。

以下の表示が出たら、テンプレートのコピーが成功です。
コピーしたテンプレートはマイプロジェクトに格納されます

ステップ3:メッセージがチャンネルに投稿されたら起動するトリガーの設定

まず、一番上の「メッセージがチャンネルに投稿されたら」のアイコンをクリックします。

Slackと連携するアカウント情報を設定します。
トリガーは「メッセージがチャンネルに投稿されたら」を選択します。
設定が終わったら「次へ」をクリックします。

各項目を設定していきます。

  • トリガーの起動間隔:5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
    プランによって設定できる最短の間隔が異なるので、事前に確認してくださいね!
  • チャンネルID:入力欄をクリックすると候補が表示されるので、その中から選択しましょう。

設定が終わったらテストするため、Slackの画面でメッセージを送信してください。
なお、今回はテストとして以下のようなメッセージを送信しています。

送信が終わったらフローボットに戻り、テストしましょう。
テストが成功すると「テスト成功」の画面が表示され、DeepSeekから取得した情報を引用できるようになります。
詳しくは以下のリンク先を参照してください。
アウトプットについて

ステップ4:複数の言語に翻訳し、Google スプレッドシートに追加する設定

次に、「テキストを生成する」のアイコンをクリックします。

タイトルとアクションを設定します。
今回はデフォルトのままにしておきます。
なお、デフォルトのアクションでは、25タスクが使われます。
タスク実行数について詳しくはこちらを参考にしてみてください。

各項目を設定していきます。

  • プロンプト:プロンプトは元から入力されています。編集欄をクリックすると以下のようにSlackから取得した情報が表示されるので、引用しましょう。
  • 言語:翻訳したい言語を設定しましょう。本記事では例として英語を設定しました。
    設定が終わったら「テスト」をクリックしましょう。

テストが成功すると「テスト成功」の画面が表示され、Slackのメッセージを翻訳した情報を引用できるようになります。
テストが成功したら、「保存する」をクリックするのを忘れないようにしましょう!

次に、再度「テキストを生成する」のアイコンをクリックします。

先ほどのアクションと内容は同じです。
本記事では、今回もタイトルとアクションはそのままにして「次へ」をクリックします。

プロンプト、言語は、先ほどと同じように設定できます。
今回はプロンプトはそのまま、言語はスペイン語で設定しました

設定が終わったら、「テスト」をクリックしましょう。

画面に「テスト成功」と表示されたら、最後に「保存する」を押せばOKです!
ちゃんと指定した言語で翻訳されているか確認しておきましょう。

なお、さらに翻訳したい言語を追加したい場合は、以下の赤枠をクリックし、「テキストを生成する」アクションを追加することで対応可能です。
「テキストを生成する」の詳しい設定方法については以下のリンク先をチェックしてみてくださいね。
「テキストを生成する」の設定方法

最後に、「レコードを追加する」のアイコンをクリックします。

Google スプレッドシートと連携するアカウント情報を設定します。
アクションは「レコードを追加する」を選択します。

データベースの連携を設定していきます。

  • スプレッドシートID、スプレッドシートのタブ名:入力欄をクリックし、候補から選択しましょう。
  • テーブル範囲:必須ではありませんが、もし指定したいときは「A1:G30」のように入力しましょう。

今回は、以下のスプレッドシートを使用しています。
設定が終わったら「次へ」をクリックしましょう。

追加するレコードの値を設定しましょう。
各項目は入力欄をクリックすると、翻訳した文章を引用できます。
設定し終えたら、「テスト」をクリックしましょう。

画面に「テスト成功」と表示されたら、最後に「保存する」をクリックしましょう!
Google スプレッドシートの画面でもちゃんと翻訳された文章が追加されているか確認しておくと安心です。

ステップ5:テストと確認

おつかれさまでした!以上で設定はすべて完了です。
設定が終わると、以下のような画面が表示されます。
「トリガーをON」をクリックすると、フローボットが起動します。

自動翻訳やGoogle スプレッドシートを使ったその他の自動化例

自動翻訳の仕組みやGoogle スプレッドシートを活用することで、さまざまな業務の自動化が可能になります。

自動翻訳を使った自動化例

Google ChatやTelegram、Slackで受信したメッセージを自動翻訳することや、Zoomミーティングの音声を文字起こしして多言語翻訳することもできます。また、Boxにアップロードされたウェビナー動画を文字起こし・翻訳してNotionに追加するような設定をすれば、さらに業務の効率化することができそうです。

Google スプレッドシートを使った自動化例

Google スプレッドシートに行が追加されたタイミングでGoogle Driveにフォルダを自動作成したり、Notion DBやSalesforceと連携して情報を相互に登録することができます。また、Stripeの支払い情報を自動でGoogle スプレッドシートに記録したり、追加されたデータをDeepSeekで要約することも可能です。

まとめ

この記事では、「AIで多言語を自動翻訳してGoogle スプレッドシートに結果を保存する方法」について、プログラミング不要で実現する具体的な手順をご紹介しました。
Google スプレッドシートを活用した翻訳結果の管理は、単純な繰り返し作業にかかる時間を削減するだけでなく、翻訳ミスや情報漏れといったヒューマンエラーを防ぐ上でも効果的です。

<span class="mark-yellow">Yoomには、今回ご紹介した翻訳・保存の自動化以外にも、さまざまな業務を効率化するためのテンプレートが豊富に用意されています。</span>特定のスケジュールやフォーム送信、チャットでの依頼など、業務フローに合わせた自動化を選択できる点も嬉しいポイントです。「多言語対応にかかる手間を減らしたい」「翻訳作業をもっとスピーディーに進めたい」「情報整理を自動化したい」と考えている方は、ぜひYoomのテンプレートを活用した自動化を検討してみてください。難しい設定は不要で、すぐに始めることができますよ!

まずはテンプレートを試してみて、その便利さを実感してみませんか?
👉 今すぐ無料でアカウントを発行する

この記事を書いた人
n.fukuoka
ツールがどんどん増えていく今の時代、何を使えばいいのか迷ってしまうことも多いですよね。 そんな皆様の仕事が少しでも楽になるよう、わかりやすく役立つ情報をお届けしていきたいと思っています!
タグ
Google スプレッドシート
自動化
自動
連携
翻訳
アプリ連携
No items found.
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomについて詳しく見る
お役立ち資料
Yoomがわかる!資料3点セット
資料ダウンロード
3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
資料ダウンロード
Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
資料ダウンロード
お役立ち資料一覧を見る