2024/07/25
AIオペレーションの活用方法

【ノーコードで自動翻訳】Slackのメッセージを自動で翻訳する方法をご紹介!

m.sekiguchi

目次

Slackのメッセージを自動翻訳するメリットと自動化例

社内のコミュニケーションを素早く手軽に行えるという利点から、チャットツールを導入している企業が増えています。
直感的な操作感で、プライベートで使用するメッセージツールに似ているため、とても便利です。
その中でも、Slackは世界的に人気なツールで、企業規模を問わず様々な業種で導入されています。外部連携機能も豊富です。
また、最近の海外からの労働者増加に伴い、自動翻訳の重要性が高まっています。
今回は、Slackを自動翻訳するメリットと自動化例をご紹介します。
後半にはYoomを利用した自動翻訳例もご紹介しておりますので、ぜひ最後までご覧ください!

では、Slackを自動翻訳すると、どのようなメリットがあるのでしょうか?

1. 多言語コミュニケーションの効率化
Slackのメッセージが自動翻訳されることで、チームメンバー内で異なる言語を使用することができます。
自動翻訳のため、送信した内容を都度翻訳する必要がなくなり、投稿された内容を即座に理解し、レスポンスの速度が大幅に向上します。
これにより、チームメンバー同士が使用する言語が異なっても、コミュニケーションが円滑になります。
例えば、Slackにメッセージが投稿され、その内容を自動で英語や他の言語に翻訳し、翻訳内容をSlackのスレッドに送信することが可能となります。

2.グローバルプロジェクトの推進
多国籍なチームやグローバルなプロジェクトにおいて、チームが共同でプロジェクトを進める際に、Slackのやり取りを自動翻訳することで、効率的にプロジェクトを推進できます。
プロジェクトの進捗報告や、タスクの指示など、Slackを使用する際に言語の壁が無くなり、チームメンバーが正確な情報を共有できます。
自身で翻訳する手間が省けることで、より効率的に、よりスムーズにプロジェクトを進めることで、生産性向上に貢献します。
例えば、日本のチームが投稿した進捗報告を自動で英語に翻訳し、米国のチームメンバーにSlackで通知するといったことが可能です。

3. 顧客対応の迅速化
顧客の問い合わせ対応においても、自動翻訳は非常に有効です。
海外の顧客からの問い合わせを自動で翻訳し、Slackで通知することで、顧客の問い合わせ内容を素早く正確に把握することが可能です。
顧客へのレスポンスも即座に行うことができ、顧客満足度の向上にもつながります。
例えば、英語で記載された問い合わせを自動的に日本語へ翻訳し、対応チームにSlackで通知するフローを作成すると、翻訳にかかる時間を節約するだけではなく、翻訳できないチームメンバーでもすぐにレスポンス可能となります。

Slackを自動翻訳するフローの作り方

Slackを自動翻訳すると、様々なメリットがありますね!
では、Slackを自動翻訳するフローの作成方法をご紹介します。
今回はテンプレートを利用し、簡単にフローボットを作成していきます。

はじめる前に

まず、Yoomアカウントをお持ちでない方は、Yoomのアカウント発行ページからアカウントを発行してください。30秒で始められます!
また、Yoomの基本的な操作は、初めてのYoomを参照してください。

STEP1 マイプロジェクトにテンプレートをコピーする

1.こちらのバナーの「試してみる」を選択します。

2.Yoomのログイン画面が表示されますので、アカウント情報を入力しログインを行ってください。
(既にログインされている場合は表示されません)
3.マイプロジェクトにテンプレートがコピーされますので、任意のタイトルを入力してください。

STEP2 Slack、Googleスプレッドシートをマイアプリに追加

1.Yoomにログイン後、左欄にある「マイアプリ」を選択し「+新規接続」を選択してください。

2.マイアプリの新規接続一覧の中から、今回使用する「Slack」「Googleスプレッドシート」を選択し、アプリを連携して下さい。アプリ名で検索も可能です
   (画像はSlackの連携です。Googleスプレッドシーも同様に連携を行ってください。)

3.ワークスペースを選択し、次の画面へ進みます。投稿先のチャンネルを候補より選択し、「許可する」を選択します。

4.その後、画面に従って連携を行います。

5.Googleスプレッドシートも同様にアプリ連携を行います。
   Slack、Googleスプレッドシートの連携方法はこちらをご参照ください。

STEP3 Slackに新しいメッセージが投稿されたら起動するトリガーを編集

1.アプリトリガーを選択します。

2.連携アカウントとアクションが設定されているので、内容を確認し、「次へ」を選択します。

3.API設定を行います。チャンネルIDを候補から選択し、「テスト」を選択します。
   テストが成功したら、「保存する」を選択します。

STEP4 Slackのメッセージを英語に翻訳するオペレーションを設定

1.「翻訳する」オペレーションを選択します。
   (このオペレーションは赤いビックリマークが点灯していないため、操作は不要です。せっかくなので詳細をお伝えします)

2.アクションと翻訳対象を設定し、テストを行います。テストが成功したら、「保存する」を選択します。

STEP5 翻訳した内容をSlackにメッセージ送信するオペレーションを編集

1.「スレッドにメッセージを送る」を選択します。

2.連携アカウント、アクションを確認し、「次へ」を選択します。

3.投稿先のチャンネルIDを候補より選択します。メッセージに翻訳結果が設定されていることを確認し、「テスト」を選択します。
   テストが成功したら、「保存する」を選択します。

STEP6 翻訳前と翻訳後のテキストをGoogleスプレッドシートにレコード追加するオペレーションを編集

1.「翻訳前と翻訳後のテキストをレコードを追加する」を選択します。

2.連携アカウントを確認し、データベースの連携を設定します。
   「スプレッドシートID」にレコード追加するスプレッドシートを候補から選択し、タブ名、テーブル範囲を設定します。
   入力後、「次へ」を選択します。

3.追加するレコードの値を設定します。
   翻訳前テキストには「アウトプット > 新しいメッセージがチャンネルに投稿されたら > メッセージ内容」を選択します。
   翻訳語テキストには「アウトプット > 英語に翻訳する > 翻訳結果」を選択します。

   入力後、「テスト」を選択し、テスト成功となったら「保存する」を選択します。

3.最後に、トリガーをONにして完了です。

Slackを自動翻訳するフローの応用編

Slackを自動翻訳する基本のフローをご紹介しました。Yoomをご利用いただくと、このような応用フローも作成可能となります!

※Gmailをマイアプリ連携してください。

※Microsoft Teams、Outlookをマイアプリ連携してください。

また、チャットツールに投稿したメッセージを翻訳して、翻訳版を自動で投稿することもできます。

※それぞれのチャットツールとマイアプリ連携してください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
Slackと翻訳ツールを自動で連携することにより、グローバルプロジェクトにおけるスムーズなコミュニケーションの推進や、業務の効率化に大きく貢献します。
今回ご紹介したフローは英語への翻訳となりますが、他の言語や複数言語への翻訳も可能となります。
現在グローバルな環境で業務をされている方だけではなく、これからグローバル化を検討していたり、海外からの労働者の受け入れを検討されている方にも、メリットがたくさんありそうですね。

ぜひYoomをご活用いただき、ノーコードで業務の自動化を進めていきましょう!

この記事を書いた人
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Yoomを通じて、業務効率アップのヒントを日々勉強中です。 北の大地より、お役立ち情報を発信していきます。
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