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データ連携基盤の仕組み・構築手順・ツール選定のポイントを解説
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2026-09-18

データ連携基盤とは?仕組みや導入メリットから受注データの自動連携まで紹介

Yuzuki Amano
Yuzuki Amano

複数のSaaSや自社システムを併用することが当たり前になった現代において、システム間でのデータ分断、いわゆる「データサイロ化」は避けて通れない課題です。
本記事では、効率的なデータ活用を実現するための「データ連携基盤」について、その定義から構築のメリット、さらには失敗しないツールの選び方までを詳しく解説します!

⚙️データ連携基盤とは?

データ連携基盤は、点在するデータやシステムを接続し、データの変換・統合・同期・配信を通じて、組織全体で有効活用できるようにする仕組みを指します。

✔️システム間を仲介するハブの役割

データ連携基盤の最も重要な役割は、異なるシステム同士を円滑につなぐ「ハブ」として機能することです。各システムが直接つながる従来の方法では、連携先が増えるたびに関係性が複雑化し、管理が困難になる「スパゲッティ状態」を招いていました。
基盤を介することで、一つのインターフェースを通じて複数のシステムと通信が可能になり、全体の構造をシンプルに保ちながら、確実な情報の受け渡しを実現します。これにより、システムの追加や入れ替えにも柔軟に対応できる強固なIT基盤が整います。

✔️データの収集・加工・配信を担う仕組み

この基盤は単にデータを右から左へ流すだけではありません。

  1. 「収集」
  2. 「加工・変換」
  3. 「配信」

という3つの重要なプロセスを担っています。システムごとに異なるデータ形式を統一されたフォーマットに整えたり、重複した情報を整理したりする加工プロセスを経て、初めて価値のある情報へと昇華されます。整えられたデータは、必要なタイミングで必要なシステムやダッシュボードへと配信され、現場の意思決定を支える強力な武器となります。

✔️データサイロ化を解消する重要性

情報が特定の部門やシステム内に閉じ込められてしまう「データサイロ化」は、組織の成長を阻害する大きな要因です。例えば、営業部で見積もりを作成しても、それが受注後に経理システムの売上データと自動で紐付かなければ、全社的な収支状況を把握するのに膨大な時間を要します。
データ連携基盤によってサイロを壊し、情報の流れを透明化することは、単なる効率化を超えて、データの整合性を保ち、信頼性の高い組織運営を行うために不可欠な投資と言えます。

🚀データ連携基盤を導入する主なメリット

基盤を導入することで得られるメリットは、単なる手作業の自動化に留まりません。
ここでは、導入によって具体的にどのようなプラスの効果が期待できるのか、4つの視点から深掘りします。

1.転記作業の削減による業務効率化

多くの企業で依然として残っているのが、あるシステムから別のシステムへ情報を手で写す「転記作業」です。データ連携基盤を導入すれば、これらの単純なルーチンワークを自動化でき、人間はよりクリエイティブな仕事に時間を割けるようになります。数分、数時間かけていた作業がスピーディーに終わるようになるだけでなく、心理的な負担も軽減されるため、従業員のエンゲージメント向上にも寄与するという側面も持っています。

2.二重入力の防止とデータ品質向上

手入力による連携には、必ずと言っていいほど「入力ミス」や「漏れ」のリスクが付きまといます。一つのミスが後の工程で大きなトラブルに発展し、原因究明に多大な労力を費やすことも珍しくありません。システム間で直接データが同期される仕組みを構築すれば、入力の二度手間がなくなるだけでなく、正確なデータが共有されるようになります。これにより、「システムの数字は本当に正しいのか」という疑念を払拭し、誰もが自信を持ってデータを活用できる環境が整います。

3.リアルタイム連携による迅速な経営判断

市場環境が目まぐるしく変化する中で、一週間前の古いデータをもとに判断を下すことはリスクでしかありません。データ連携基盤が整備されていれば、現場で発生したトランザクションが瞬時に管理会計やレポートに反映される「リアルタイム経営」が可能になります。
「今、どの商品が売れているのか」

「在庫状況はどうなっているのか」
を素早く把握できるため、チャンスを逃さず、迅速かつ的確な打ち手を講じることができるようになります。

4.一元管理による属人化の防止

💭「このデータ連携は、担当のAさんしかやり方がわからない」
といった属人化は、システム運用の大きな脆弱性となります。連携基盤を導入し、データフローを一つのプラットフォーム上で可視化・標準化することで、誰でも運用の状況を把握できるようになります。万が一のトラブル時にも原因の特定が容易になり、メンテナンスの引き継ぎもスムーズに行えるため、特定の個人に依存しない持続可能なIT環境を構築することが可能になります。

🤖Yoomはデータ連携基盤の構築と運用を自動化できます

データ連携基盤の構築は、企業のDXを加速させる一方で、

  • 専門的なエンジニアリングリソースの確保
  • API連携の維持管理といった運用コスト

などが大きな障壁となります。一つひとつのシステムを手動でつなぎ込み、連携フローを個別に開発する作業は、現場の担当者にとって大きな負担です。
そんな問題もYoomなら、ノーコードで解決できます!Yoomを活用することで、複雑なプログラミングを行うことなく、多種多様なSaaSやデータベースを連携させることが可能です。
「これなら自分でもできそう!」と感じた方は、ぜひ以下から試してみてください。

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以下は、すぐに開始できるテンプレートです👀


■概要
日々の業務で大量に届くメールの対応に追われ、重要な連絡を見落としたり、返信に時間がかかってしまったりすることはないでしょうか。 このワークフローは、Gmailで受信したメールをAIが自動で解析し、内容に応じた優先順位を判定します。さらに、最適な返信案を生成してSlackに通知するため、AIを活用した効率的なGmailのメール管理が実現し、対応漏れや遅れといった課題の解消に繋がります。
■このテンプレートをおすすめする方
  • Gmailに届く大量の問い合わせメールの管理と対応に課題を感じている担当者の方
  • AIを活用してメール対応の品質向上と効率化を両立させたいチームリーダーの方
  • 手作業によるメールの振り分けや返信作成業務の自動化を検討している方
■このテンプレートを使うメリット
  • AIがメール内容の解析から返信案作成までを自動で行うため、人が対応する時間を短縮し、より重要な業務に集中できます。
  • 緊急度や重要度の判定を自動化することで、重要なメールの見落としを防ぎ、対応漏れなどのヒューマンエラーのリスクを軽減します。
■フローボットの流れ
  1. はじめに、GmailをYoomと連携します。
  2. 次に、トリガーでGmailを選択し、「特定のキーワードに一致するメールを受信したら」というアクションを設定します。
  3. 最後に、オペレーションでAIワーカーを選択し、受信メールの情報をもとに「対応優先順位の判定」「返信案の生成」「Slackへの通知」を行うためのマニュアル(指示)を作成します。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
  • Gmailのトリガー設定では、自動化の対象としたいメールを特定するためのキーワード(例:「お問い合わせ」「資料請求」など)を任意で設定してください。
  • AIワーカーオペレーションでは、利用したいAIモデルを任意で選択し、優先順位付けのルールや返信文のトーンなど、自社の運用に合わせた指示を設定してください。
■注意事項
  • Gmail、SlackのそれぞれとYoomを連携してください。 AIワーカー内で使用するツール(アプリ)についてもマイアプリ連携が必要です。 
  • トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。 
  • プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。 
  • AIワーカーの基本設定は「【AIワーカー】基本的な設定方法」をご参照ください。  
  • AIワーカーの同時実行数・作成可能なAIワーカー数・利用可能なAIモデルはご契約中のプランによって異なります。 
  • AIワーカー内でご利用いただけるアプリやオペレーション等はフローボットの利用制限と同様です。 
  • AIワーカーは、テスト実行でも本番実行と同様にタスクを消費しますのでご注意ください。詳細は「【AIワーカー】タスク実行数の計算方法」ご参照ください。 
  • AIワーカーはマニュアルを詳細に設定することで適切な処理を実行しやすくなります。詳細は「【AIワーカー】マニュアルの作成方法」をご参照ください。 

■概要
Discordのコミュニティ運営や社内でのやり取りにおいて、特定の質問に繰り返し返信する手間が発生していませんか?定型的な応答に時間を取られ、本来注力すべき業務が進まないことも少なくありません。 このワークフローを活用すれば、Discordにメッセージが送信された際に、AIを活用したチャットボットが内容を判断し自動で返信を行うため、こうした定型業務を効率化し、円滑なコミュニケーションをサポートします。
■このテンプレートをおすすめする方
  • Discordのコミュニティ運営で、定型的な質問への返信を自動化したいと考えている方
  • 社内ヘルプデスクとしてDiscordを利用しており、問い合わせ対応を効率化したい担当者の方
  • AIを活用したチャットボットを導入し、自動返信の仕組みを構築したいと考えている方
■このテンプレートを使うメリット
  • DiscordへのメッセージにAIが自動で返信するため、問い合わせ対応にかかる時間を短縮し、担当者の負担を軽減します。
  • 24時間365日の応答が可能となり、返信漏れや対応の遅れを防ぐことで、コミュニティや社内の満足度向上に繋がります。
■フローボットの流れ
  1. はじめに、DiscordをYoomと連携します。
  2. 次に、トリガーでDiscordを選択し、「チャンネルでメッセージが送信されたら」というアクションを設定します。
  3. 最後に、オペレーションでAIワーカーを選択し、投稿内容の意図を判定して最適な返信を生成し、Discordへ自動で応答するための指示を作成します。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
  • AIワーカーオペレーションの設定で、利用したいAIモデル(GeminiやOpenAIなど)を任意で選択してください。
  • AIワーカーへの指示(プロンプト)を任意で設定し、返信内容などを自由にカスタマイズしてください。
■注意事項
  • DiscordとYoomを連携してください。AIワーカー内で使用するツール(アプリ)についてもマイアプリ連携が必要です。 
  • AIワーカーの基本設定は「【AIワーカー】基本的な設定方法」をご参照ください。  
  • AIワーカーの同時実行数・作成可能なAIワーカー数・利用可能なAIモデルはご契約中のプランによって異なります。 
  • AIワーカー内でご利用いただけるアプリやオペレーション等はフローボットの利用制限と同様です。 
  • AIワーカーは、テスト実行でも本番実行と同様にタスクを消費しますのでご注意ください。詳細は「【AIワーカー】タスク実行数の計算方法」ご参照ください。  
  • AIワーカーはマニュアルを詳細に設定することで適切な処理を実行しやすくなります。詳細は「【AIワーカー】マニュアルの作成方法」をご参照ください。
  • トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
  • プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。 

⚒️主要なデータ連携方式とそれぞれの特徴

データをどのようにつなぐかは、基盤構築において最も重要な技術的選択の一つです。
企業の規模や扱うデータの特性によって、最適な方式は異なります。

▼ETL(Extract, Transform, Load)

ETLは、大量のデータをバッチ処理でまとめて連携するのに適した方式です。

  1. 基幹システムやデータベースからデータを「抽出(Extract)」
  2. 用途に合わせて「加工(Transform)」
  3. DWH(データウェアハウス)などへ「書き出す(Load)」

という一連の流れを指します。大量の履歴データを分析用に統合する場合など、即時性よりも処理の確実性とデータ品質の確保が求められる場面で真価を発揮します。

▼EAI(Enterprise Application Integration)

EAIは、企業内の異なるアプリケーション間でデータや処理を連携するための仕組みです。
メッセージキューやハブ&スポーク型の構成などを用いて、業務システム間のデータ交換や処理の連携を実現します。例えば、『ECサイトで注文が入った瞬間に在庫管理システムを更新する』といった、リアルタイムな処理が必要な業務システム間の連携に多用されます。

▼iPaaS(Integration Platform as a Service)

iPaaSは、クラウド上でデータ連携やシステム統合の機能を提供するサービスです。

  • SaaS
  • API
  • データベース
  • オンプレミス環境

などを接続でき、プログラミングを抑えながらGUIで連携フローを構築できる点が特徴です。
そのため、複数のシステムを短期間で連携し、運用を効率化したい場合に活用されています。

👉あわせて読みたい:iPaaSの使い方を初心者向けに解説!導入手順から活用例までわかりやすく紹介

▼API活用

API(Application Programming Interface)を直接利用して連携する方法は、自由度が高く、きめ細かな制御が可能です。特定の機能を外部から呼び出してデータを取り出したり、書き込んだりすることができます。
独自の業務要件が強く、iPaaSやETLツールの標準機能だけでは対応しきれない複雑なロジックを実装したい場合に、スクラッチ開発と組み合わせて採用されるケースが多い方式です。

👉あわせて読みたい:【ノーコードで実現】GoogleのAPIを使ってアプリやシステムと連携する方法

📝失敗しないデータ連携ツールの選び方

市場には多くのデータ連携ツールが存在しますが、自社の要件に合わないものを選んでしまうと、かえって運用が複雑化する恐れがあります。選定時に必ずチェックすべき4つの基準をまとめました。

①対応フォーマットとシステムの確認

自社で現在使用しているシステムはもちろん、将来的に導入する可能性のあるツールとの互換性を確認してください。

  • 主要なSaaSとのコネクタが標準で用意されているか
  • 独自のデータベースやオンプレミス環境にも対応可能か

など、接続の「幅」と「深さ」を見極めることが重要です。APIが公開されていない古いシステムとの連携が必要な場合は、RPA機能やファイル連携機能の有無も重要な判断材料になります。

②操作性と運用のしやすさ

いくら高機能でも、専門のエンジニアがいなければ設定できないツールでは、ビジネスの現場に柔軟性が生まれません。

  • ノーコードで直感的に操作できるか
  • 日本語のドキュメントやサポートは充実しているか

など、現場の担当者が自ら運用できる「使いやすさ」を重視してください。
トライアル期間を活用して、実際に連携フローを作成してみることで、自社のITリテラシーに合致しているかを判断できます。

③拡張性と将来的な運用コスト

導入当初は小規模な連携から始めたとしても、将来的に扱うデータ量や連携数が増大した際に、パフォーマンスが維持できるか、コスト構造が急激に上がらないかを確認しておく必要があります。

  • 定額制か従量課金か
  • 処理件数に上限はあるか

といった課金モデルの確認に加え、複雑な分岐や条件分岐、エラーハンドリングの設定がどこまで柔軟に行えるかといった機能的な拡張性も重要です。

④セキュリティ基準と対策

企業の最重要資産であるデータを扱う以上、セキュリティは最優先事項です。

  • データの暗号化
  • IP制限
  • 操作ログの記録
  • ISO 27001(ISMS)

などの認証取得状況、SAML認証によるシングルサインオンへの対応可否などを厳密に評価してください。また、データがどのサーバーを通過し、どこに保存されるのかといったプライバシーポリシーの確認も、コンプライアンス遵守の観点から欠かせません。

📊データ連携基盤の導入手順

データ連携基盤の構築は、一足飛びに完成を目指すのではなく、段階的なアプローチをとることが成功の近道です。以下の4つのステップに沿って進めることを推奨します。

ステップ1:データフロー可視化

まずは、社内のどのシステムにどのようなデータが存在し、それらが現状どのようにやり取りされているのかを「見える化」することから始めます。業務フロー図を作成し、

  • 手作業が発生している箇所
  • データの滞留が起きているボトルネック

などを特定します。この段階で、不必要なデータの重複や、もはや使われていない古いデータを整理しておくことで、後の構築作業を効率化できます。

ステップ2:連携要件の定義

可視化した課題をもとに、

  1. 「何を」
  2. 「どのタイミングで」
  3. 「どの程度の頻度で」

連携させるのかという具体的な要件を固めます。すべてのデータをリアルタイムでつなぐ必要はありません。バッチ処理で十分なものと、即時性が求められるものを明確に区分し、実装の優先順位を決定します。また、エラーが発生した際の通知先やリカバリー手順など、運用のルールもこの段階で定義しておきます。

ステップ3:PoCによる事前検証

本格的な導入の前に、特定の部門や特定の連携フローに絞ったPoC(概念実証)を実施します。
選定したツールを実際に使い、

  • 想定通りのデータ連携が行えるか
  • 操作感に問題はないか
  • 処理速度は十分か

などを検証します。スモールスタートで早期に「自動化の成功体験」を作ることで、社内の協力体制を得やすくなり、大規模展開時のリスクを最小限に抑えることができます。

ステップ4:本番導入と監視体制の構築

PoCの結果を受けて必要な調整を行い、本番環境へと移行します。導入して終わりではなく、連携が正常に動作しているかを継続的にチェックする監視体制を構築してください。
APIの仕様変更やネットワーク障害などで連携が止まった際に、即座に検知し、自動リトライや担当者への通知が行われる仕組みを整えることで、ビジネスへの影響を最小限に留めることが可能になります。

🧠AIエージェントの活用を支えるデータ連携基盤

これからのデータ連携基盤は、単に「AからBへデータを運ぶ」だけのインフラではなく、AIが自律的に判断し、行動するための「脳の一部」として機能することが求められます。

▼「転送」から「判断と実行」への変化

従来の連携基盤は「運ぶ」ことが主目的でしたが、AIエージェントは「判断して動く」ことが付加価値となります。
例えば、顧客からの問い合わせに対して、AIが以下のような一連の動作を自律的に行います。

  1. 問い合わせ内容を解析し、重要度を判断
  2. 過去の取引履歴などを参照し、対応方針を判断
  3. 判断結果に基づいて、CRMへ問い合わせ内容や対応情報を記録
  4. 必要な担当者へSlackで通知
  5. 必要に応じて、顧客への返信ドラフトを自動作成

連携基盤の中にAIの判断ロジックが組み込まれることで、ワークフローそのものが自律的に進化していく姿がこれからの理想形です。

👉あわせて読みたい:企業のAI活用事例まとめ|AIエージェントで業務を効率化する部門別・業種別手法

▼Human-in-the-loopによる精度の担保

AIによる自律化が進む一方で、すべての判断をAIに任せきりにすることにはリスクも伴います。
特に、

  • 多額の送金処理
  • 社外への公式な連絡
  • 重要な契約に関わるデータ連携

では、AIの提案を人間が最終確認し、承認する「Human-in-the-loop」の設計が不可欠です。
基盤側で、AIの処理プロセスの中に「待機」と「人の承認ボタン」をシームレスに組み込める柔軟性を持たせることが、実務で安心してAIエージェントを使いこなすためのカギとなります。

👉あわせて読みたい:【ノーコードで実現】申請・承認プロセスを自動化し、業務を効率化する方法

📖データ連携を自動化するYoomのテンプレート

Yoomが提供する豊富なテンプレートを活用すれば、多くの企業で共通して発生する連携ニーズを、短時間で構築し始めることが可能です!
ここでは、実務ですぐに役立つ代表的な連携例をご紹介します。

✔️営業と管理の溝を埋める受注連携

営業現場で使われる販売管理ツールと、バックオフィスで活用される顧客管理・基幹システムが分断されているケースは多いです。受注が発生するたびに手入力で情報を写していると、ミスが発生しやすく、出荷や請求の遅れにつながります。
Yoomのテンプレートを使えば、特定のツールで受注伝票が登録されたことを検知し、素早くkintoneなどの管理ツールへ情報を同期できます。これにより、全社で売上状況をスムーズに把握できる体制が整います。


■概要

ネクストエンジンで受注伝票が登録されたら、自動的にkintoneアプリに自動的に伝票情報を連携します。連携するkintoneのアプリは自由に設定が可能です。

ネクストエンジンの受注伝票情報をkintoneでも管理する場合にご活用ください。

■注意事項

・ネクストエンジン、kintoneそれぞれとYoomを連携してください。

・連携するkintoneアプリや設定項目は自由に変更可能です。

✔️従業員情報の一貫性を保つ人事労務連携

入退社や住所変更など、従業員情報の更新は複数のシステムにまたがることが一般的です。一つひとつのレコードを手動で修正するのは手間がかかるだけでなく、特定のシステムだけ修正が漏れるといった不整合の原因になります。
kintoneなどのデータベースと人事労務ツールを連携させるテンプレートを活用すれば、一つの元データを更新するだけで、関連するシステムへ自動で変更内容を反映させることが可能です。


■概要
kintoneとオフィスステーションで従業員情報をそれぞれ管理している場合、一方の情報を更新した際に、もう一方にも手作業で転記するのは手間がかかり、入力ミスの原因にもなりかねません。このワークフローを活用すれば、kintoneのレコード情報を更新するだけで、オフィスステーションの従業員台帳へ自動でデータが連携されるため、従業員情報の一元管理や更新作業を効率化し、手作業による課題を解消できます。

■このテンプレートをおすすめする方
  • kintoneとオフィスステーションで従業員情報を管理している人事労務担当者の方
  • 従業員情報の更新における二重入力や手作業での転記に非効率を感じている方
  • 複数のシステムに散在する従業員データを連携させ、管理を効率化したいと考えている方

■このテンプレートを使うメリット
  • kintoneのレコードを更新すると、オフィスステーションに従業員情報が自動連携されるため、手作業でのデータ入力に費やしていた時間を短縮できます。
  • 手作業によるデータの転記ミスや更新漏れといったヒューマンエラーを防ぎ、従業員情報の正確性を維持することに繋がります。

■フローボットの流れ
  1. はじめに、kintoneとオフィスステーションをYoomと連携します。
  2. 次に、トリガーでkintoneを選択し、「レコードが編集されたら(Webhook起動)」というアクションを設定します。
  3. 次に、オペレーションでkintoneの「レコードの詳細を取得」アクションを設定し、編集されたレコードの内容を取得します。
  4. 最後に、オペレーションでオフィスステーションの「従業員台帳の登録」アクションを設定し、取得したレコード情報を連携します。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション

■このワークフローのカスタムポイント
  • kintoneのトリガー設定では、連携の対象としたいアプリのIDを任意で設定してください。
  • オフィスステーションのオペレーション設定では、kintoneから取得した値を引用し、どの項目にどの情報を連携させるか自由に設定できます。

■注意事項
  • kintone、オフィスステーションのそれぞれとYoomを連携してください。
  • kintone、オフィスステーションはミニプラン以上でご利用いただけるアプリとなっております。フリープラン・パーソナルプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
  • パーソナルプラン・ミニプラン・チームプラン・サクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。

✔️依頼内容の確認からタスク作成までを自動化

依頼を受け付けた後、内容を確認して担当者や優先度、期限などを設定し、タスクを作成する作業には手間がかかります。特に、依頼件数が多い場合、一件ずつ内容を確認してタスク化するのは負担が大きくなります。
Yoomのテンプレートを活用すれば、依頼内容をAIで分析し、タスク管理ツールへの登録まで自動化できます。これにより、依頼対応にかかる作業を効率化できます。


■概要
Airtableで受け付けた依頼を、一件ずつ確認してAsanaにタスクとして登録する作業に手間を感じていませんか?特に依頼内容から担当者や期限を判断する工程は時間がかかるものです。このワークフローを活用すれば、Airtableへのレコード登録をトリガーに、AIが内容を分析してAsanaへ自動でタスクを作成するため、こうした課題を解消できます。AirtableとAsanaを連携させる効率的なタスク作成方法としてご活用ください。
■このテンプレートをおすすめする方
  • AirtableとAsanaを利用し、依頼からタスク作成までの流れを手作業で行っている方
  • Airtableで受けた依頼内容をもとに、Asanaへタスクを自動で作成したいと考えている方
  • 依頼内容の確認や担当者の割り振りといったタスク管理業務を効率化したいプロジェクトリーダーの方
■このテンプレートを使うメリット
  • Airtableへのレコード登録をきっかけにAsanaのタスク作成が自動化されるため、手作業での転記や内容確認にかかっていた時間を削減できます。
  • AIが依頼内容を分析して担当者や優先度を判断するため、タスクの割り振り業務が標準化され、特定の担当者に依存する状況を解消します。
■フローボットの流れ
  1. はじめに、AirtableとAsanaをYoomと連携します。
  2. 次に、トリガーでAirtableを選択し、「レコードが登録されたら」というアクションを設定します。
  3. 最後に、オペレーションでAIワーカーを設定し、「Airtableの依頼内容を分析し、緊急度・重要度に基づいた優先順位の判定、担当者の選定、期限の設定を自動で行い、Asanaにタスクを追加する」ためのマニュアル(指示)を作成します。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
  • Airtableのトリガー設定では、連携対象となるベースIDやテーブルIDを任意で設定してください。また、レコードの作成日時を判定するフィールド名もカスタマイズが可能です。
  • AIワーカーでは、タスクの担当者選定や期限設定のルールなど、ユーザーの運用に合わせてマニュアル(指示)を任意で設定できます。
■注意事項
  • Airtable、AsanaのそれぞれとYoomを連携してください。AIワーカー内で使用するツール(アプリ)についてもマイアプリ連携が必要です。  
  • トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
  • プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
  • AirtableのアウトプットはJSONPathから取得可能です。  
  • AIワーカーの基本設定は「【AIワーカー】基本的な設定方法」をご参照ください。
  • AIワーカーの同時実行数・作成可能なAIワーカー数・利用可能なAIモデルはご契約中のプランによって異なります。
  • AIワーカー内でご利用いただけるアプリやオペレーション等はフローボットの利用制限と同様です
  • AIワーカーは、テスト実行でも本番実行と同様にタスクを消費しますのでご注意ください。詳細は「【AIワーカー】タスク実行数の計算方法」ご参照ください。
  • AIワーカーはマニュアルを詳細に設定することで適切な処理を実行しやすくなります。詳細は「【AIワーカー】マニュアルの作成方法」をご参照ください。 

📍まとめ

データ連携基盤の構築は、単なるシステム統合の枠を超え、企業の競争力を左右する重要な戦略的投資です。分散した情報を一つにつなぎ、AIが活用できる形でデータを整備することは、迅速な意思決定と圧倒的な業務効率化をもたらします。iPaaSやAIエージェントの知見を取り入れ、変化に強い柔軟な基盤を構築することで、データが自律的に組織を動かす未来を実現しましょう。
まずは身近な業務の自動化から一歩を踏み出すことが、真のDXへの第一歩となります!

🚀Yoomでできること

データ連携基盤の構築において、大きな課題となるのが「開発スピード」と「メンテナンス性」です。特に、日々新しいSaaSが導入される現代のビジネス環境では、従来のようなスクラッチ開発では変化に追いつくことができません。
基盤の修正を待っている間に業務が滞ってしまう……そんな問題もYoomなら解決できます!
Yoomを活用することで、現場の要望に合わせて連携フローを追加・変更できるようになり、本来注力すべき創造的な活動に集中できるようになります。
「これなら自分でもできそう!」と感じた方は、ぜひ以下からYoomを試してみてください。

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■概要
営業リストをもとに一件ずつリサーチを行いながらメールを作成する作業は、多くの時間を要するのではないでしょうか。質の高い営業リードを生成するためにはパーソナライズされたアプローチが重要ですが、手作業では限界があります。このワークフローを活用すれば、Google スプレッドシートに情報を追加するだけで、AIが自動でリサーチを行い、Gmailで送信するための効果的な営業メール文面を生成し、煩雑な手作業から解放され、効率的なリード獲得活動を実現できます。
■このテンプレートをおすすめする方
  • Google スプレッドシートのリストをもとに、手作業で営業メールを作成している方
  • Gmailを活用し、より効率的に質の高い営業リードの生成を目指しているご担当者様
  • AIの活用によって、パーソナライズされた営業アプローチを自動化したいチームリーダーの方
■このテンプレートを使うメリット
  • Google スプレッドシートに情報を追加するだけで、リサーチからメール文面生成までを自動化できるため、手作業の時間を削減できます。
  • AIがリサーチに基づき文面を生成するため、担当者による品質のばらつきを防ぎ、チーム全体の営業アプローチの質を均一に保てます。
■フローボットの流れ
  1. はじめに、GmailとGoogle スプレッドシートをYoomと連携します。
  2. 次に、トリガーでGoogle スプレッドシートを選択し、「行が追加されたら」というアクションを設定します。
  3. 最後に、オペレーションでAIワーカーを設定し、リサーチ、および、それに基づき営業リード獲得に特化したメール文面を作成し送信するためのマニュアル(指示)を作成します。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
  • トリガーで設定するGoogle スプレッドシートは、実際に営業リストとして管理しているファイルへ任意に変更してください。
  • AIワーカーへの指示(プロンプト)は、自社の営業スタイルやターゲットに合わせて自由にカスタマイズが可能です。
■注意事項
  • Google スプレッドシートとGmailのそれぞれとYoomを連携してください。AIワーカー内で使用するツール(アプリ)についてもマイアプリ連携が必要です。
  • AIワーカーの基本設定は「【AIワーカー】基本的な設定方法」をご参照ください。
  • AIワーカーの同時実行数・作成可能なAIワーカー数・利用可能なAIモデルはご契約中のプランによって異なります。
  • AIワーカー内でご利用いただけるアプリやオペレーション等はフローボットの利用制限と同様です。
  • AIワーカーは、テスト実行でも本番実行と同様にタスクを消費しますのでご注意ください。詳細は「【AIワーカー】タスク実行数の計算方法」ご参照ください。
  • AIワーカーはマニュアルを詳細に設定することで適切な処理を実行しやすくなります。詳細は「【AIワーカー】マニュアルの作成方法」をご参照ください。
  • Google スプレッドシートをアプリトリガーとして使用する際の注意事項は「【アプリトリガー】Google スプレッドシートのトリガーにおける注意事項」を参照してください。
  • トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
  • プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。 

■概要
Web会議後の議事録作成や内容の振り返りに、多くの時間を費やしていませんか?重要な議論や決定事項を抽出し、メンバーに共有する作業は手間がかかるものです。 このワークフローを活用すれば、Web会議の文字起こし完了をトリガーに、AIによる会議の自動分析が実行され、要約やネクストアクションがSlackへ即座に通知されるため、手作業での分析業務を効率化し、会議後のアクションを迅速に進めることができます。
■このテンプレートをおすすめする方
  • Web会議後の議事録作成や内容の分析に、多くの時間を費やしている方
  • AIを活用した会議の自動分析によって、チームの生産性を向上させたい方
  • 会議で決定した事項の共有やタスク化を、より迅速かつ正確に行いたい方
■このテンプレートを使うメリット
  • Web会議終了後、AIが自動で会議内容を分析しSlackへ通知するため、議事録作成や要約にかかっていた時間を削減できます
  • AIによる分析プロセスが標準化されることで、担当者による分析の質や粒度のばらつきを防ぎ、属人化の解消に繋がります
■フローボットの流れ
  1. はじめに、SlackをYoomと連携します
  2. 次に、トリガーでWeb会議機能を選択し、「Web会議の文字起こしが完了したら」フローが起動するように設定します
  3. 最後に、オペレーションでAIワーカーを選択し、トリガーで取得した文字起こしデータをもとに、会議の分析やフィードバック生成を行いSlackに通知するためのマニュアル(指示)を作成します
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
  • Web会議機能のトリガー設定では、分析の対象としたいWeb会議の招待URLを任意で設定してください
  • AIワーカーのオペレーションでは、会議の要約やネクストアクションの抽出など、目的に応じて分析内容を指示するマニュアルを任意で設定可能です
■注意事項
  • SlackとYoomを連携してください。AIワーカー内で使用するツール(アプリ)についてもマイアプリ連携が必要です。 
  • Web会議トリガーの設定方法や注意点は「Web会議トリガーの設定方法」をご参照ください。  
  • AIワーカーの基本設定は「【AIワーカー】基本的な設定方法」をご参照ください。  
  • AIワーカーの同時実行数・作成可能なAIワーカー数・利用可能なAIモデルはご契約中のプランによって異なります。 
  • AIワーカー内でご利用いただけるアプリやオペレーション等はフローボットの利用制限と同様です。 
  • AIワーカーは、テスト実行でも本番実行と同様にタスクを消費しますのでご注意ください。詳細は「【AIワーカー】タスク実行数の計算方法」ご参照ください。  
  • AIワーカーはマニュアルを詳細に設定することで適切な処理を実行しやすくなります。詳細は「【AIワーカー】マニュアルの作成方法」をご参照ください。 

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
Yuzuki Amano
Yuzuki Amano
3年間動画制作に携わり、 視聴者の心を動かす表現を追求してきました。 その経験を活かしyoomの魅力や可能性を わかりやすく・魅力的に発信していきます。
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