そうしますと、Yoomのワークスペースにテンプレートがコピーされ、自動化フローの設定画面(フローボット)が開きます。 「OK」をクリックして、フローの設定に進みましょう。
ステップ3:フォームトリガーの設定 先ずは、フローの起点となるトリガーアクション(フォーム)を設定していきます。
フォームトリガーをクリック。 フォームタイトルを設定しましょう。 必要に応じてフォームの説明文も追加してください。 ここでは例として、「請求書発行フォーム」と設定します。 前準備で用意した雛形書類の置換対象({}で囲われている項目)に沿った質問項目を作成していきます。 フォームの作成方法は、こちらのヘルプページ で説明されています。 質問項目は100個まで設定でき、送信ボタン上のテキストや完了ページなども自由に変更できるので、運用方法に合わせて編集しましょう。 ※ 設定例
設定が完了したら、ページ下部の「次へ」をクリックします。 「プレビューページ」や「完了ページ」をクリックすると、作成したフォームや完了ページの表示を確認できます。 ※ プレビューページ
「取得した値」には、請求書発行テストを行う際に使用するサンプル値を設定してください。 ※ ここではテスト用にサンプル値を手入力しますが、フローボットが実際に起動した際には、フォームの回答がそのまま請求書発行で用いられます。 設定を終えたら、ページ下部の「保存する」をクリック。 これで、フォームの設定は完了です。 フォームアクションのタイトルも、設定したフォームタイトルに変更されます。
ステップ4:請求書の発行 では、フォームの回答を元にMicrosoft Excelで書類を発行していきましょう。
Microsoft Excelの「書類を発行する」をクリック。 「タイトル」は任意の名称に変更できます。 アクションの内容が分かりやすいタイトルにするとよいでしょう。 フォームタイトルと同様に、書類発行アクションのタイトルが変化します。 連携アカウントを確認。 雛形書類の「ファイルの保存場所」を「OneDrive」か「SharePoint」から選択。 今回は「OneDrive」を選びます。 「ドライブID」に雛形書類を保存しているドライブのIDを設定。 入力欄をクリックすると、連携しているOneDriveアカウントから候補が表示されるので、対象となるドライブを選択します。 「アイテムID」に前準備で用意した雛形書類のアイテムIDを設定。 ドライブIDと同様に、入力欄をクリックすると、連携しているOneDriveアカウントから候補が表示されるので、対象となる雛形書類を選択します。 ※ 候補に対象が表示されない場合は、「ファイル名(任意)」に雛形書類のファイル名か、ファイル名の一部を設定してください。 発行書類の「格納先のフォルダID」に、発行するPDFファイル(請求書)の格納先となるOneDriveフォルダを候補から選択。 ※ 候補に対象が表示されない場合は、「格納先のフォルダ名(任意)」に格納先のフォルダ名か、フォルダ名の一部を設定してください。 「出力ファイル名」に任意のファイル名を設定。 入力欄クリック時に表示される「取得した値」のフォームアクションから、フォームの各項目を選択できます。 これらの値を使用することで、フォームの回答ごとに異なるファイル名をつけることが可能です。 ※ 項目を選択すると、{{項目名 フォームの回答}}という形で入力欄に追加されます。 取得した値(アウトプット)についての詳しい説明は、こちらのヘルプページ をご覧ください。 日付のタブから、任意の形式の日付も追加できます。
設定を終えたら、「次へ」をクリック。 雛形書類 の置換対象を、フォームの回答で置換していきます。 先ずは「置換条件を再取得」をクリック。 これにより、選択した雛形書類の置換対象({}部分)が項目として表示されます。「置換後の文字列」にフォームの各項目を設定。 入力欄クリック時に表示される「取得した値」のフォームアクションから、置換対象に合う項目を選択していきましょう。 {商品_1}{商品_2}のようにリストになっている項目は、コンマ区切りで置換後の文字列を設定します。 設定を終えたら、「テスト」をクリック。 テストに成功すると、指定したOneDriveのフォルダ内に、置換された請求書がPDFファイルとExcelファイルとで発行され、「取得した値」にファイル情報が追加されます。 「ダウンロード」をクリックし、ダウンロードした請求書の置換内容が正しいことを確認しましょう。 ※ 発行された請求書(PDF) 期待する請求書が発行されていれば、ページ下部の「保存する」をクリック。 これで、書類発行の設定も完了です。
ステップ5:ファイルの保存 書類はOneDrive(かSharePoint)上に発行されるため、まだGoogle Driveには保存されていません。 発行した書類をGoogle Driveにアップロードしましょう。
Google Driveの「ファイルをアップロードする」をクリック。 任意で「タイトル」を変更。 連携アカウントとアクションを確認し、「次へ」をクリック。 「格納先のフォルダID」にファイルをアップロードするフォルダのIDを設定。 入力欄をクリックすると、連携しているGoogle Driveから候補が表示されますので、対象となるフォルダIDを選択してください。 フォルダIDはGoogle DriveのフォルダURL(folders/{{ID部分}})でも確認できます。 「ファイル名」にはデフォルトで、書類発行時に設定した出力ファイル名が設定されています。 変更する場合は、重複しない任意の名称で設定し直してください。 「ファイルの添付方法」にもデフォルトで、発行した書類が設定されています。 変更は必要ありません。 設定を終えたら、「テスト」をクリック。 テストに成功したら、指定したフォルダにPDFファイルがアップロードされていることを確認し、ページ下部の「保存する」をクリック。 ※ Google DriveにアップロードされたPDFファイル ステップ6:フロー稼働の準備(トリガーをONに設定) フロー画面に戻り、「全ての設定が完了しました!」と表示されていればフローの設定は完了です。 早速フローを稼働させるのであれば、「トリガーをON」をクリックします。
あとで稼働させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。
トリガーをONにすると、フォームのリンクが作成されます。
実際にフローが動作するかを確認しましょう。 コピーしたリンク先からフォームへの回答を行い、フォームの回答を元にした書類(PDFファイル)がGoogle Driveにアップロードされていれば成功です。
今回のフローボットをベースに、他にも様々な作業の自動化が実現できます! 是非、Yoomの便利な機能をお試しください。
Microsoft ExcelやGoogle Driveを使ったその他の自動化例 他にも、他にも、Microsoft ExcelやGoogle Driveを活用した様々な自動化の実現が可能です! 例えば以下のような自動化はいかがでしょうか。
Microsoft Excelを使った自動化例