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企画書作成やコンテンツ制作、あるいは日々の課題解決において、「良いアイデアが浮かばない」と頭を抱える時間は誰にでもあります。一人で悩み続けても、思考のループに陥ってしまうことが多いものです。
そんな時、強力なパートナーとなるのがChatGPTです。
24時間365日、文句ひとつ言わずに壁打ち相手になってくれるAIを活用すれば、ブレインストーミングの質とスピードは劇的に向上します。
本記事では、ChatGPTを使ったアイデア出しの具体的なフレームワークや、実際に筆者が試して効果的だったプロンプトの実例を紹介します!
ChatGPT(チャットジーピーティー)は、OpenAI社が開発した対話型のAIサービスです。
テキストを入力するだけで誰でも簡単に利用できるため、ビジネスから日常会話まで幅広く活用されています。
単に質問に答えるだけでなく、文章の作成や要約、プログラミング、翻訳、そして今回紹介する「アイデア出し」のような創造的なタスクも得意としています。
人間の相手だと「こんなことを言ったら笑われるかも」「現実的じゃないかな」という心理的ブロックが働きがちですが、AI相手ならどんな突飛なアイデアでも投げかけられます。
ChatGPTは疲れることなく、こちらの要望に応じて何度でも、何百個でもアイデアを出し続けてくれます。この「心理的安全性の高さ」と「圧倒的な量」こそが、アイデア出しにおける最大の武器です。
自分一人で考えていると、どうしても自分の経験や知識のバイアスがかかってしまいます。
しかしChatGPTには、「女子高生」「熟練のエンジニア」「辛口の評論家」など、多様な人格を演じさせることができます。これにより、「ユーザー視点ではどう感じるか?」「技術的なハードルは何か?」といった、自分一人では気づけない視点からのフィードバックを得られます。
イノベーションはしばしば、一見関係のない事柄の組み合わせから生まれます。
ChatGPTは膨大な知識ベースを持っているため、「カフェの経営課題を、戦国時代の武将ならどう解決するか?」「このアプリの機能を、深海生物の生態に例えると?」といった、人間離れしたアナロジー(類推)を提案してくれます。
この異分野の結合が、ユニークなアイデアの源泉となります。
ChatGPTで素晴らしいアイデアが出ても、それをメモに書き写したり、チームに共有したりする作業は手間がかかります。Yoomを活用すれば、AIとの対話で生まれたアイデアを自動的にデータベース化したり、チャットツールへ共有したりすることが可能です。
ぜひ、あなたのアイデア出しプロセスにYoomを取り入れてみてください!
■概要
Slackでの投稿内容に対するChatGPTの回答を自動で取得してSlackに通知します。
■設定方法
1.SlackとChatGPTを連携します。(マイアプリ連携)
2.Slackの「新しいメッセージがチャンネルに投稿されたら」オペレーションでチャンネルIDを設定します。
3.SlackのアプリトリガーとSlackのメッセージ送付の無限ループにならないよう「ChatGPTの回答です。」の文字列が含まれているかで分岐を設定します。
4.アプリ連携でChatGPTとの会話アクションを選択し、メッセージ内容を設定します。
5.アプリ連携でSlackの「チャンネルにメッセージを送る」アクションを選択し、チャンネルIDを指定し、「ChatGPTの回答です。」を含めたメッセージ内容を設定します。
■注意事項
・ChatGPTとSlackの連携設定が必要です。連携アカウントや設定情報を適宜変更してください。
・SlackのアプリトリガーとSlackのメッセージ送付の無限ループにならないよう分岐を設定する必要があります。(デフォルトでは「ChatGPTの回答です。」で分岐が設定されております)
・通知先のSlackチャンネルや通知メッセージの内容は任意の値に置き換えてください。
・ChatGPTやOpenAIのAPIを利用するには、別途OpenAI社へ費用が発生する可能性があります。詳細はOpenAI社の公式サイトをご確認ください。
・AIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。
■概要
ChatGPTで生成した文章をGoogleドキュメントに手作業で転記する作業に手間を感じていませんか?あるいは、定型的な書類作成のたびに時間を取られているのではないでしょうか。このワークフローを活用すれば、フォームに情報を入力するだけで、ChatGPTが内容に沿った文章を自動で生成し、Googleドキュメントとして書類を発行する一連の流れを自動化でき、こうした課題をスムーズに解消します。
■このテンプレートをおすすめする方
■このテンプレートを使うメリット
■フローボットの流れ
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
■注意事項
まずは質より量を重視し、思考の枠を外すためのプロンプトです。
あなたはプロの企画担当者です。
【テーマ】に関する新しいアイデアを、常識にとらわれず50個出してください。
実現可能性は考慮しなくて構いません。とにかく数を出すことを優先してください。
【テーマ】:都内の新しいコンセプトカフェ
エドワード・デ・ボノが提唱した、6つの異なる視点を切り替えて議論を深める手法です。
【テーマ】について、「6つの帽子思考法」を使って多角的に分析してください。
以下の6つの視点で順番に意見を出してください。
1. 白の帽子(客観的):データや事実に基づく情報
2. 赤の帽子(直感的):感情や感覚的な意見
3. 黒の帽子(否定的):リスクや懸念点、批判的な意見
4. 黄の帽子(肯定的):メリットや利益、希望的な意見
5. 緑の帽子(創造的):新しいアイデアや代替案
6. 青の帽子(統括的):全体のまとめや次のステップ
【テーマ】:サブスクリプション型の美容室サービス
既存のアイデアを7つの観点で変化させ、新しいアイデアを生み出すフレームワークです。
以下の【既存のアイデア】に対して、SCAMPER法を用いて新しいアイデアを出してください。
S(Substitute):代用する(人をロボットにしたら?)
C(Combine):結合する(他の機能と組み合わせたら?)
A(Adapt):応用する(他の業界の成功例を真似たら?)
M(Modify):修正する(形や色を変えたら?)
P(Put to other uses):転用する(別の使い道は?)
E(Eliminate):削除する(機能を削ったら?)
R(Reverse/Rearrange):逆転・再構成する(順序を変えたら?)
【既存のアイデア】:スマートフォンの目覚ましアプリ
あえて「失敗する方法」や「顧客が嫌がること」を考えさせ、そこから逆説的に良案を導く手法です。
【テーマ】において、「絶対に失敗する最悪のアイデア」を10個挙げてください。
その上で、それぞれの「最悪のアイデア」を裏返して、ユニークな成功アイデアに変換してください。
【テーマ】:社員のモチベーションを上げる社内イベント
AIに特定の専門家としての役割を与え、プロフェッショナルな視点でアドバイスをもらう方法です。
あなたは世界的に有名な【役割】です。
私の考えた以下の【アイデア】に対して、あなたの専門的な視点から厳しくフィードバックし、改善案を提示してください。
【役割】:マーケティングコンサルタント
【アイデア】:高齢者向けのeスポーツ大会の開催
実際に筆者がChatGPTを使って、新規事業(カフェ)のアイデア出しを行ってみました。
今回は「逆転の発想」を使って、常識破りなコンセプトを作れるか検証します。
検証は2段階のステップで行いました。まずは、ChatGPTに「最悪」の定義を言語化させ、思考の枠を広げます。
最初のプロンプトでは、立地、価格、接客、テクノロジーなど多角的な視点から、極端にネガティブな特徴を20個以上リストアップするよう指示しました。
出力されたリストには、「立地が地下深くで窓がなく、空気がこもっている」「コーヒーがカップの半分しか入っていない」といった、およそ飲食店としては致命的な項目が並びました。
ここからが本番です。
これらの最悪ポイントを「もしこれをポジティブに活かすとしたら?」という視点で再定義させます。単なる反対語(「地下」→「地上」など)にするのではなく、価値を逆手に取った飛躍した発想を求めました。
最終的に、「静寂と発見のカフェ」というコンセプトが固まりました。
そして、検証で最も驚かされたのはChatGPTによる価値の再解釈の質です。
例えば、「地下深くで窓がない」という閉塞感漂う欠点は、「地上からのノイズを完全に遮断し、極限まで集中力を高めるシェルターのような空間」へと昇華されました。
また、「コーヒーが半分しか入っていない」という不満要素は、「一杯を贅沢に濃縮し、豆本来の深い味わいを極少量で嗜む、エスプレッソ文化をさらに進化させたスタイル」として、高級感のあるサービスへと変換されています。
この手法により、ゼロから考えたのでは到底たどり着けない、ストーリー性のある優雅なコンセプトが完成しました。
ChatGPTは単なる情報検索ツールではなく、自分の中にある常識の壁を壊し、思考をジャンプさせるための強力な「触媒」として非常に優秀であると断言します。
この「逆転発想メソッド」を成功させるためのコツは、以下の2点に集約されます。
▼1回目
▼2回目
「いいアイデアを出して」と投げるよりも、「予算10万円以内で」「ターゲットは20代男性で」といった具体的な制約(枠)を設けることで、回答の精度が高まります。
制約がある方が、AIも人間も工夫の余地が生まれるからです。
・ 悪いプロンプト例「新しいカフェのメニューを考えて」
・ 良いプロンプト例「オフィス街にあるテイクアウト専門カフェの新メニューを考えて。ターゲットは『健康意識の高い30代会社員』、原価率は30%以下、調理時間は3分以内の条件で5案出して。」
一度の回答で満足せず、「もっと具体的に」「ターゲットを若者に絞って」と対話を重ねることが重要です。
何度もラリーを続けることで、AIはあなたの意図をより深く理解し、より良い回答を出してくれるようになります。
プロンプトのコツ
・評価を伝える: 「案1の方向性はいいけど、少しコストがかかりすぎる。もっと手軽な素材に置き換えて」
・視点を変える: 「今のアイデアを、あえて『反対派の立場』から批判してみて」
・深掘りする: 「その3つ目のアイデアを、さらに10個の具体的な実行プランに分解して」
文章やアイデアの推敲に特化した『Canvas』機能を活用するのもおすすめです。
チャットの流れとは別に、アイデアをドキュメントとして右側のウィンドウで整理・編集しながら練り上げることができます。出したアイデアをその場で修正したり、見出しを付けたりと、まるでホワイトボードを使っているような感覚で作業ができます。
活用のメリット
・情報の固定: チャットで流れてしまいがちな良案を、右側のエディタに「ストック」しておけます。
・部分的なブラッシュアップ: 文章の一部を選択して「ここだけもっとキャッチーにして」とピンポイントで指示が出せます。
ChatGPTは、私たちの思考を代行するのではなく、拡張してくれるツールです。
「良いアイデアが出ない」と悩んだときは、ぜひ今回紹介したプロンプトを試してみてください。
自分一人では決して辿り着けなかった答えが、AIとの対話の中からきっと見つかるはずです。正しい問いかけ(プロンプト)とフレームワークを知っていれば、アイデアの枯渇に悩むことはなくなります。
ぜひ今日から、AIを壁打ち相手にして、新しい発想の扉を開いてみてください。
Yoomは、業務を自動化するハイパーオートメーションプラットフォームです。
これまで手動で利用していた各ツールをメインとした自動化フローが、直感的な操作で実現可能です。もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひ登録フォームから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!