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広報担当の皆さん、毎日お疲れ様です。
プレスリリースにSNSの更新、メディアへの企画持ち込みなど、広報の仕事はとにかく「書くこと」が多いですよね。
いつも締め切りに追われて、「もっと時間がほしい!」と感じている方も多いのではないでしょうか。
そんな私たちの心強い味方になってくれるのが、ChatGPT。
最近では、単に文章を代わりに書いてもらうだけでなく、戦略を一緒に練る「優秀な広報アシスタント」として活用するシーンが増えていますよね。
今回は、広報の実務でChatGPTをどう使いこなすべきか、実際に試してわかったコツを交えてお話しします!
ChatGPTで良い原稿が書けても、それをメールで送ったりSNSに貼り付けたりする作業が意外と面倒だったりしますよね。
そこでおすすめなのがYoomとの連携です。
例えば、ChatGPTで作成したリリースの下書きを自動でGoogleドキュメントに保存して関係者に共有したり、承認された内容を各SNSのトーンに合わせて一括で投稿したりすることができます。
「考える」作業はAIと協力し、「作業」の部分はYoomで自動化する。
この組み合わせが、広報の働き方を大きく変えてくれます。
具体的に、どんな場面でChatGPTが助けてくれるのか整理してみましょう。
ツールをただ眺めているだけではもったいないので、実際に広報の現場を想定して色々と試してみました。
使ってみて初めて分かった、精度を上げるための「ちょっとしたコツ」をご紹介します。
一番やりがちなのが「〇〇のリリースを書いて」と一言で頼んでしまうことですが、これだと当たり障りのない文章しか出てきません。
そこで、「このリリースを完璧にするために、私に5つの質問をしてください」と逆に聞いてみる、『逆質問形式』を採用した検証を行ってみます。
では、さっそくAIに以下のようにプロンプトを投げかけてみます。
このリリースをできるだけ完璧なものにするために、 原稿に必要な情報を集める「質問」を5つだけ私にしてください。
〜(省略)〜
すると、AIが「最も特徴的な機能は何ですか?」などと質問を返してくれたので、それに答えていきます。
回答内容(1〜5の回答)をすべて踏まえて、 プレスリリース兼オウンドメディア記事のドラフトを書いてください。
(記事構成の指示と質問への回答を貼り付け)
逆質問を行ったことで得られた生成結果は以下の通りです。
全体的に内容はいいのですが、ちょっと固い文脈ですね〜...
それに、文字数が2250文字と指定数より多いのも気になります。
「この文章を1800文字に収めて、もう少しカジュアルにして」とプロンプトを追加すると、記事全体が読みやすくなりました。
1、2回ではなかなか希望通りの内容は得られないものの、複数回の指示によって精査されているのが実感できました!
このように、初手でいきなりコンテンツを生成させるのではなく、逆質問フローを組み込んで内容を精査することで、より高品質なコンテンツを作成することができるのです。
さあ、どんどん検証していきましょう!
次は、ライターの主観が入りがちな原稿に対して辛口コメントを入れてくる編集長の役を、ChatGPTに割り当ててみました。
それでは、デモ原稿をコピペして以下のプロンプトとともに投稿します。
あなたは、BtoBテック領域に詳しい「辛口の編集長」です。 これからお見せするリリース原稿のドラフトについて、 この記事が「媒体掲載NG」や「ボツ」になる理由を、厳しめのトーンで指摘してください。〜(省略)〜
出てきた結果はなかなか辛辣なものでした...!
いきなり「内容が浅すぎる」との指摘です。きちんと『辛口編集者としての役割』を果たしていますね。
確かに、文章が抽象的な部分もあり、情報の裏付けが甘いこともしっかり指摘してくれています。
ただ、ダメ出しだけでなく、『具体的な事例を示すべき』『読者はここを重視する』とヒントを与えてくれているため、どの項目をどのように改善すべきかが自分の中で明確になります。
それに、「修正ポイントを教えて」「ライターが追加調査した方がいいものは?」と指示を追加すれば、フィードバックを返してくれます。
後は、指摘された箇所に対して人の手で追加の修正と調査を行えば、もっとクオリティの高い内容に仕上げられます!
自己採点による評価は、どうしても偏りがち。
しかし、このように配信前にAI編集長によるチェックとフィードバックの工程を踏むことで、原稿の質がグンと上がるのです。
ChatGPTの検索機能を使って、今話題のニュースと自社を繋げてみました。
「今、業界でどんなことが話題?それと自社のニュースをどう絡めたら取材に来たくなるかな?」と聞くと、単なる宣伝ではない「世の中の文脈」に沿った切り口を提案してくれます。記者さんが「今、これを書く理由」を見つけやすくなるはずです。
ウェブ検索機能をONにしてプロンプトを投稿します。
このサービスのリリース記事/特集記事について、 「単なるサービス紹介」ではなく「今の業界トレンドと結びついた企画」にしたいと考えています。
今、国内外のIT業界・SaaS業界・プロジェクトマネジメント領域で特に話題になっているトピックやキーワードを、検索機能で調べたうえで3〜5個挙げてください。
〜(省略)〜
ウェブ検索を併用することで、直近のニュースを反映した内容が生成されました!
しかし、ソースを確認すると半年以上前の情報が半分以上あるようで、完全に最新の情報で構成されてはいないようです。
そのため、「今話題になっている」という条件はクリアするに至らず。
トピックに対するタイトル案の提案は、満足いくものでした!
2番目の案は引き込まれるものがあります。
リード文や見出しはちょっと固い印象ですね...
ここは改善する必要がありそうです。
検証の所感として、「ウェブ検索機能を使用しても、必ずしも最新の情報を取ってくるとは限らない」「一次生成では内容の調整が必須」ということを理解した上で、初期の叩き台としての採用に留めるのがいい、ということがわかりました!
AIはあくまでサポート役、ということを体現した検証となりましたね。
とても便利なツールですが、企業の情報を扱う以上、気をつけたいポイントもあります。
今回の検証を通じて、ChatGPTは思考を深める「広報実務の伴走者」として、広報の可能性を広げてくれる「最強のアシスタント」であることを実感できました。
生成結果の精度を高めるポイントを上手に抑えることで、AIは情報を引き出し、その結果コンテンツのクオリティを底上げできるようになります。
古い情報が混在する場合があるため、最新トレンドの裏取りは人間が行うべきですが、世の中の文脈と自社サービスを結びつける「切り口」の提案力は、記者の関心を引く企画作りに欠かせません。
AIが叩き台を作って人間が血を通わせる、といった役割分担こそが、広報活動を成功に導く最適解です。
ChatGPTを上手に活用して、より多くの人に、より深く魅力を届けていきましょう。
広報の仕事は、原稿を書いて終わりではありません。その後の「発信」までをスムーズにするために、Yoomの自動化をぜひ活用してみてください!
例えば、プレスリリースが完成したら、Yoomが自動で内容を要約して「X用」「Instagram用」にリライトし、それぞれのSNSに予約投稿する仕組みが構築可能。
これだけで、各媒体に合わせた手作業のコピペ作業が省略できることがイメージできます。
また、メディアからのお問い合わせをフォームで受け取った際に、ChatGPTが過去のリリース情報から回答案を自動で作成してSlackに届けてくれる、なんてこともできちゃうんです!
事務的な作業を自動化することで、もっと「メディアとの対話」や「次の戦略作り」に時間を使えるようになります。