毎日の業務で、「情報を探してまとめる」「複数のSaaSを開いて日程を調整する」といった作業に時間を奪われていませんか?
Perplexity社が開発したAIブラウザCometは、従来の「検索して自分で読む」ブラウザとは異なり、「あなたの意図を理解して、情報をまとめ、操作を代行する」パートナーとして設計されています。
この記事では、Cometの導入から、バックオフィス業務で役立つ具体的な設定方法・使い方までを徹底解説します。
▼この記事で実現できること
- 導入手順と使い方をセットで把握し、すぐに業務へ取り入れる。
- 複数のWebページ(競合調査など)の比較・要約をAIに一任し、リサーチ時間を短縮する。
本記事の手順に沿って設定を行えば、これまで手作業で20分以上かかっていたリサーチや転記作業が、わずか数分の確認作業へと変わり、本来注力すべきコア業務に時間を使えるようになります。
▼記事のゴール
専門知識がない方でも迷わず設定が完了できるよう、画面のどこを操作すればよいか、ステップバイステップで解説します。
✍️前提情報
本記事の想定読者
Cometの使い方や機能に関心がある、以下のような方を想定しています。
- 毎日の情報収集やデータ入力作業を効率化したいバックオフィス担当者の方
- Perplexity AIの検索体験をブラウザ全体で活用し、調査業務の時間を短縮したい方
- 新しいAIツールを安全に業務に取り入れるための、初期設定やセキュリティ対策を知りたい方
Cometとは
Cometは、AI検索エンジンでおなじみのPerplexity社が開発した、ChromiumベースのAIネイティブブラウザです。
従来のブラウザが「ユーザーを目的のWebサイトへ連れて行く」道具だったのに対し、Cometは「ユーザーのやりたいことを理解し、回答や操作を提供する」ことに特化しています。
▼Cometの主なスペックと特徴
- Comet Assistant:サイドバーに常駐し、閲覧中のページ要約や、複数タブを横断した情報分析を行います。
- Comet Agent:検索だけでなく、フォーム入力や予約などのタスクを実行します。
- 互換性:Chromiumベースのため、Chrome拡張機能などがそのまま利用しやすい設計です。
▼料金
基本的に無料で利用可能ですが、上位機能を利用するためのComet Plusプランもあります。
▼設定を始める前の準備リスト
スムーズに設定を進めるために、以下を手元に準備してください。
- Cometのアカウント権限(Perplexity Proアカウント、または招待メール)
- 連携させるGoogle/Microsoftアカウント
⭐リサーチ業務は自動化ツールYoomでも効率化できる!
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複数のSaaSやAIツールを組み合わせて業務を自動化できる「Yoom」では、口コミデータや商品企画案をもとに、AIによるマーケティングリサーチを自動で行えます。Notionやフォームに集まった情報を起点に、潜在的な課題や改善ポイントをAIが整理・分析し、そのままレコードとして蓄積できるため、分析作業にかかる手間を大幅に削減できます。
定点観測による市場理解や、企画ブラッシュアップの効率化にもつながるので、下記テンプレートからぜひ試してみてください。
毎週、Notion内の口コミ一覧を取得して、AIで潜在的な課題をマーケティングリサーチし、レコードを追加する
試してみる
■概要
毎週の口コミチェックと分析、そしてその結果の記録は、マーケティング担当者にとって重要な業務ですが、手作業では多くの時間と労力を要するのではないでしょうか。特に、膨大な量の口コミから潜在的な課題を見つけ出す作業は骨が折れるものです。このワークフローを活用すれば、Notionに集約された口コミを定期的に取得し、AIが自動でマーケティングリサーチを行い、その結果をNotionに追記するため、こうした課題を効率的に解消できます。
■このテンプレートをおすすめする方
- Notionで口コミを管理し、定期的な分析と記録に手間を感じているマーケティング担当者の方
- AIを活用して口コミから顧客の潜在的な課題を効率的に発見し、サービス改善に繋げたい方
- 手作業によるマーケティングリサーチの属人化や分析漏れを防ぎたいと考えている方
■このテンプレートを使うメリット
- Notionからの口コミ取得、AIによる分析、結果の記録までを自動化するため、手作業に費やしていた時間を短縮し、より戦略的な業務に集中できます。
- AIが客観的な視点でマーケティングリサーチを行うため、手作業による分析の偏りや見落としといったヒューマンエラーのリスク軽減に繋がります。
■フローボットの流れ
- はじめに、NotionをYoomと連携します。
- 次に、トリガーでスケジュールトリガーを選択し、「指定したスケジュールになったら」というアクションでフローが起動するように設定します。
- その後、オペレーションでNotionの「複数のレコードを取得する(最大100件)」アクションを設定し、口コミ一覧のデータベースを指定して情報を集めます。
- 続いて、オペレーションでAI機能の「マーケティングリサーチを実行する」アクションを設定し、取得した口コミデータをインプットとして分析を行います。
- 最後に、オペレーションでNotionの「レコードを追加する」アクションを設定し、AIによる分析結果をNotionの指定データベースに追記して完了です。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- スケジュールトリガーの設定では、口コミを取得し分析を実行したい日付、曜日、時刻をユーザーの運用に合わせて任意で設定できます。例えば、「毎週月曜日の午前9時」といった具体的なスケジュールを指定することが可能です。
- AI機能の「マーケティングリサーチを実行する」アクションでは、どのような観点で分析を行いたいか、どのような情報を抽出したいかなど、AIへの指示内容(プロンプト)を任意で詳細に設定できます。これにより、目的に合致した質の高いリサーチ結果を得ることに繋がります。
■注意事項
フォームに商品企画案が回答されたら、AIでマーケティングリサーチし、改善案をMicrosoft Excelに追加する
試してみる
■概要
新しい商品企画案がフォームに寄せられるたび、その内容を基にしたマーケティングリサーチや改善案の作成、そしてMicrosoft Excelへの記録といった一連の作業に手間を感じていませんか。特にAIを活用した効率化に関心があっても、具体的な方法が分からないという方もいらっしゃるかもしれません。このワークフローを活用すれば、フォームへの回答をトリガーとしてAIが自動でマーケティングリサーチと改善案の作成を行い、その結果をMicrosoft Excelにスムーズに追加するため、これらの課題解決に貢献します。
■このテンプレートをおすすめする方
- 商品企画案の収集から分析、改善案の作成までを効率化したい企画担当者の方
- フォーム回答後の手動でのマーケティングリサーチやデータ入力に課題を感じている方
- AIを活用して商品企画の質を高め、業務プロセスを自動化したいと考えている方
■このテンプレートを使うメリット
- フォームへの回答からAIによるリサーチ、Microsoft Excelへの記録までの一連の作業を自動化し、これまで手作業に費やしていた時間を削減できます。
- 手動でのリサーチやデータ転記に伴う入力間違いや分析の抜け漏れといったリスクを軽減し、企画プロセスの精度向上に繋がります。
■フローボットの流れ
- はじめに、Microsoft ExcelをYoomと連携します。
- 次に、トリガーでフォームトリガーを選択し、「フォームに新しい回答が送信されたら」起動するように設定し、商品企画案を収集するためのフォームを作成します。
- 続いて、オペレーションでAI機能を選択し、「マーケティングリサーチを実行する」アクションを設定し、フォームで受け取った企画案の内容を基にリサーチを行うようAIに指示します。
- 最後に、オペレーションでMicrosoft Excelの「レコードを追加する」アクションを設定し、AIが生成したリサーチ結果と改善案を指定のExcelファイルに自動で追加します。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- AI機能のオペレーションで「マーケティングリサーチを実行する」アクションを設定する際に、AIへの指示内容(プロンプト)を任意でカスタマイズしてください。例えば、特定の市場セグメントに絞った分析や、競合製品との比較、想定されるリスク要因の洗い出しなど、より具体的なアウトプットを得るための指示調整が可能です。
- Microsoft Excelへレコードを追加するアクションでは、どの情報をどの列に追加するかといったマッピング設定や、保存先のファイル、シートを任意で指定してください。
■注意事項
- Microsoft ExcelとYoomを連携してください。
- Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
💻Cometで結局何ができる?できること3選
Cometの使い方をマスターすることで、具体的にどのような業務改善が可能になるのか、代表的な機能を3つ紹介します。
- 対話型検索とAI要約によるリサーチ
アドレスバーやサイドバーから質問するだけで、複数の情報源を統合した回答が得られます。
検索結果を一つずつクリックして回る必要がなくなり、情報の出典(ソース)も明記されるため、信頼性の確認も容易です。 - 外部SaaS(カレンダー・メール)との連携操作
「Connectors」機能を使うことで、Googleカレンダーなどに接続できます。
「明日13時に佐藤さんとランチの予定を入れて」とブラウザに指示するだけで、カレンダーを開かずに予定登録が完了します。 - Web操作の自動化とタブ管理
「新宿のルートをGoogleマップで作って」といった指示で画面操作を自動化したり、開きすぎたタブを「重複を閉じる」「関連性でグループ化」といった指示で整理したりできます。
✅Cometの使い方を解説!
ここでは、実際のビジネスシーンを想定した具体的な使い方を解説します。
使用した条件
- OS:Windows 11
- Cometバージョン:最新版(Comet Assistant搭載)
使い方の手順
まずは、インストールを行いましょう。
公式サイトから「Cometをダウンロード」をクリックします。画面の指示通りに設定を進めると、約30秒程でインストールが完了しました。
Chromeのアカウントをプルダウンから選択し、「インポート」をクリックするとブックマーク、パスワード、拡張機能がインポートされます。
この設定により、いつもの環境ですぐに作業を開始することができます。
また、「後にする」でスキップすることも可能です。
画面の指示に従って設定を進め、最後に「Cometを開始」をクリックしましょう。
これで初期設定は完了です。