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【プログラミング不要】JPG画像ファイルからテキストを自動で抽出し、様々な業務で活用する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-09-30

【プログラミング不要】JPG画像ファイルからテキストを自動で抽出し、様々な業務で活用する方法

k.yokoyama

「画像で送られてきた請求書の内容を、会計システムに手入力している…」
「スクリーンショット内のテキストを議事録に転記するのが面倒…」
このように、JPG画像に含まれるテキストをデータ化する業務に、手間を取られていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">フォームで受け取ったJPG画像から自動でテキストを抽出し、その内容をチャットツールに通知する仕組み</span>があれば、これらの作業をもっと簡単に進められるはずですよね。

今回ご紹介する自動化の設定は、ノーコードで簡単に設定可能です。
JPG画像からテキストを抽出する作業にお悩みの方は、ぜひこの機会に自動化を導入してみてください!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">JPG画像からテキストを抽出する業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されています。「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

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JPG画像のテキスト化を自動化するテンプレート

普段お使いの様々なツールを起点として、JPG画像からテキストを自動で抽出し、後続の業務に連携する自動化の方法をいくつかご紹介します。

フォームで受信したJPG画像をテキスト化する

<span class="mark-yellow">フォームツールでファイルがアップロードされたことをきっかけに、画像内のテキストを自動で抽出し、様々なツールに連携する</span>ことが可能です。

申込書やアンケートに添付された画像の内容を自動でデータ化し、手入力の手間をなくしましょう!

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メールで受信したJPG画像をテキスト化する

<span class="mark-yellow">メールの受信をきっかけに、添付されたJPG画像からテキストを自動で抽出し、チャットツールなどに通知する</span>ことも可能です。

メールで届く請求書や領収書の画像処理を自動化して、経理業務などを効率化できます。

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チャットツールで受信したJPG画像をテキスト化する

<span class="mark-yellow">チャットツールにJPG画像が投稿されたことをきっかけに、画像からテキストを抽出し、結果を返信する</span>ことも可能です。

チャット上で共有されたスクリーンショットや画像のメモなどをテキストデータとしてスムーズに活用できます。

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Googleフォームで受け取ったJPG画像をテキスト化するフローを作ってみよう

それではここから代表的な例として、Googleフォームで送信されたJPGファイルをOCRでテキスト化し、結果をSlackに通知するフローを解説していきます!
ここではYoomを使用して設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

※今回連携するアプリの公式サイト:GoogleフォームSlack

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • GoogleフォームとSlackのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • Googleフォームのトリガー設定とSlackのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:GoogleフォームとSlackのマイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携し、操作が行えるようにします。
まずは、基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください。

それでは今回使用するアプリの登録方法をご紹介します。

Googleフォーム

マイアプリ連携のページからGoogleフォームを検索・選択後、「Sign in with Google」をクリックします。

次に、アカウントを選択してください。
アカウントをクリックすると、追加アクセスを求められる場合があります。内容を確認し、先に進むとマイアプリ登録の完了です。

Slack

Slackのマイアプリ連携についてはナビを用意しています。同じ手順で進めてみてくださいね!

※対象のチャンネルにYoomアプリを追加する手順については、SlackチャンネルにYoomアプリをインストールする方法をご覧ください。

ステップ2:テンプレートをコピー

使用するテンプレートを選び、「このテンプレートを試す」をクリックします。

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自動化フローの設定画面(フローボット)が開き、「テンプレートがコピーされました」と表示されるので「OK」をクリックしてください。

※以降、コピーしたフローボットは、管理画面内プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」からアクセスできます。

ステップ3:Googleフォームのトリガー設定

ここからは、フローの起点となるトリガーアクションの設定です。
一つ目のオペレーションにある、「フォームに回答が送信されたら」をクリックしてください。

続いて、連携アカウントとアクションを選択に進みます。各項目の確認・入力をし、次に進みましょう!

  • タイトル:任意設定
  • トリガーアクション:「フォームに回答が送信されたら」を選択

次に、アプリトリガーのAPI接続設定です。
「トリガーの起動間隔」を確認し、「フォームID」は手動で入力します。トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。
ご利用のプランによって、設定できるトリガーの最短間隔が異なるため、ご注意ください。基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。

次にYoomでの連携テストを行います。
テストを行う際は、トリガーとなるフォームの回答(=JPGファイルの送付)が必要です。あらかじめGoogleフォームを作成し、回答を送信しておきましょう。
今回は以下のようなフォームを作成しました。

この記事では、サンプルとして以下のJPGファイルをGoogleフォームに送付しています。

フォームから回答が送信できたらテストボタンをクリックしましょう。テストが成功すると、以下のように「取得した値」が表示されます

ここで取得した値を次の設定で活用していく必要がありますが、仕様上Googleフォームの回答項目(担当者名など)は現段階で空欄のままです。
そのため、詳細な回答内容をJSONPathを用いて追加する必要があります。

詳細に関してはGoogleフォームトリガーで、回答内容を取得する方法を参考にしながら、取得した値=回答内容の追加作業を進めてください。

回答内容の取得する値が追加できると空欄が埋まり、以下のように表示されます。
確認ができたら「保存する」をクリックしましょう。

ステップ4:ファイルのダウンロード設定

OCRでJPGファイルのテキストを読み取るにあたって、Google Driveからファイルをダウンロードするための設定をします。
二つ目のオペレーションにある、「ファイルをダウンロードする」をクリックしてください。

続いて、連携アカウントとアクションを選択に進みます。各項目の確認・入力をし、次に進みましょう!

次に、API接続設定です。
「ファイルID」を候補から選択します。

【要確認】ファイル容量について
ダウンロードできるファイルの容量は最大300MBです。ただし、アプリの仕様によっては300MB未満になることがあるため、ご注意ください。
その他のトリガーや各オペレーションで扱えるファイル容量に関するファイルの容量制限についてもあわせてご覧ください。

ファイルIDの入力ができたらテストボタンをクリックしましょう。テストが成功すると、以下のように表示されます。
実際に、「ダウンロード」をクリックして、テスト時にアップロードしたファイルと同じかどうか確認してみましょう。
確認後、「保存する」をクリックしてください。

ステップ5:文字の読み取り設定

ダウンロードしたファイルから文字を読み取るための設定をします。
三つ目のオペレーションにある、「OCRで文字を抽出」をクリックしてください。

続いて、アクションを選択に進みます。
それぞれの内容を確認し、「次へ」をクリックしましょう。

【要確認】OCRについて
OCRや音声を文字起こしするAIオペレーションは、チームプラン・サクセスプラン限定の機能です。フリープランやミニプランでセットするとエラーになってしまうため、ご注意ください。 
チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルが可能です。トライアル期間中は、通常だと制限があるアプリやAIオペレーションも全てお使いいただけますので、気になる機能をぜひお試しください。
OCRでの文字の抽出方法

次に、詳細を設定に移ります。
今回はJPGから全ての文字を抽出する設定になっています。名前、会社名、メールアドレス、日付など、必要なテキストのみを抽出することも可能です。
設定ができたらテストボタンをクリックしましょう

※YoomのOCR機能では、アクション記載の規定の文字数を超えるデータや、文字が小さすぎる場合に正しく読み取れないことがあります。文字数や文字の大きさには少し余裕を持たせてご利用ください。

テストの成功を確認して「保存する」をクリックしましょう。

ステップ6:Slackのアクション設定

ファイルから抽出したテキストを使って、Slackに通知するための設定をします。
最後のオペレーションにある、「チャンネルにメッセージを送る」をクリックしてください。

続いて、連携アカウントとアクションを選択に進みます。各項目を確認し、「次へ」をクリックしましょう。

次に、API接続設定です。
「投稿先のチャンネルID」を候補から入力します。

「メッセージ」は取得した値から選択し、必要に応じて任意のテキストを手動で入力してください。なお、取得した値を活用せずテキストを直接入力した箇所は固定値のため定型文となります。

テストを実行し、Slackにメッセージが届いていれば、設定完了です。
確認後、管理画面の「保存する」をクリックしてください。

ステップ7:トリガーをONにし、フローが起動するかを確認

最後にトリガーをONにして、作成したフローボットが正常に動作するか確認しておきましょう。

OCRやGoogleフォームのAPIを使ったその他の自動化例

OCRやGoogleフォームのAPIを活用することで、紙の情報やフォーム回答をデジタルデータへ変換し、他のシステムとスムーズに連携できます。
Yoomにはこれらの業務を自動化できるテンプレートが多数用意されているので、ぜひご活用ください!

OCRを使った自動化例

OCRを導入することで、紙媒体やPDFファイルなどの非構造データを効率的にデジタル化できます。
名刺や履歴書、見積書などを読み取り、各種システムに自動登録することで入力作業を省力化できたりするため、人事や経理、営業部門など、日常的に書類を扱う職種に特に有効です!

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Googleフォームを使った自動化例

Googleフォームで収集した情報を他システムに連携することで、契約書作成や請求書発行、ファイル保存といった事務作業がスムーズに進められます。
回答データをAIで処理したり、通知や返信を自動化することも可能で、管理業務の効率化や顧客対応の迅速化につながります!

[[89752,94408,125100,146289,209208]]

まとめ

JPG画像からのテキスト抽出を自動化することで、<span class="mark-yellow">画像データを迅速にテキスト情報として活用できます。</span>

これにより手動でのタイピングの手間やミスを防ぐことができる上、時間の節約にもなるはずです!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、直感的な操作で簡単に業務フローを構築可能です。
ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:手書き文字や不鮮明な画像でも読み取れますか?

A:YoomのOCRは、PDFや画像から高い精度で文字を抽出できますが、ファイルの内容や形式によって結果が変わります。
例えば、項目名が明確で値がユニーク、かつ文字数が6,500文字以内であれば高精度での抽出が可能ですが、縦書きや複雑なレイアウト、大量の文字などは精度が低下することがあります。
「OCRで文字を抽出」で実施できること/できないこと

Q:JPG以外のファイル形式(PNG、PDFなど)にも対応していますか?

A:JPGの他に、PNGやPDFからもテキストを抽出できます。
以下のテンプレートはSlackへの通知をGoogle スプレッドシートに置き換えたものになります。Yoomではこのように、様々なアプリを組み合わせた自動化をノーコードで実現可能です。

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Q:特定の情報だけを抜き出せますか?

A:はい、可能です。「OCRで文字を抽出」の設定で、例えば名刺に記載のある「会社名」やレシートの「合計金額」などを、「抽出したい項目」に指定いただくと、画像から特定の項目だけを抜き出せます。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
k.yokoyama
コンテンツSEOディレクターとして7年間、現場の第一線で記事を作成してきました。その経験から、「こんなこと、もっと早く知りたかった!」と思っていただけるような、すぐに役立つ実践的なノウハウをお届けします。 今や、様々なツールやAIを誰もが使う時代。だからこそ、「何を選び、どう活用すれば一番効率的なのか」を知っているかどうかが、大きな差を生みます。 このブログでは、特に「Yoom」というツールの魅力を最大限にお伝えしながら、あなたの業務を効率化する分かりやすいヒントを発信していきます!
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