2024/08/14
アプリ同士の連携方法

kintoneとboardを連携して手間だった顧客登録を自動化!

m.i

目次

kintoneでは営業の進捗状況を管理、boardでは請求書や納品書の作成や顧客情報の管理をしている方は多いのではないでしょうか。
ステータスが更新されるたびにboardへ手作業で顧客登録するのは手間だし、面倒ですよね。
kintoneとboardを連携することで、時間のかかっていた顧客登録プロセスを自動化して、業務効率を大幅に向上させることが期待できます。
本記事では、kintoneとboardを連携するメリットや具体的な連携方法について画像付きで詳しく解説します。
手動でのデータ入力の手間を省き、正確なデータ管理への第一歩を踏み出しましょう。

kintoneとboardを連携するメリット

便利なのはわかったけど、具体的にどんなメリットがあるの?と思った方必見です。

メリット1: データ入力の手間が削減できる

kintoneとboardを連携すると、ステータスが更新された際に自動的にboardに顧客情報が登録されるよう設定できます。
これにより、手動でのデータ入力にかかっていた手間を大幅に削減できます。
特に、営業チームやカスタマーサポートチームにとっては、この手間がなくなることで、より重要な業務に集中することが可能になります。

メリット2: クラウド上での情報管理が楽になる

従来、複数のシステムやファイルで管理されていたデータは、クラウドベースのkintoneとBoardを活用することで、場所を問わずリアルタイムでデータにアクセスできるようになります。
更新も即座に反映される上、社内にいなくても見積書や請求書が作成可能です。
このように、クラウド環境を利用することは、効率的かつ安全な情報管理につながります。

Yoomでkintoneとboardを連携

API連携は難しいと思って諦めてしまっていませんか?
それがYoomを使えば、フローボットの設定に必要な情報を選択・入力するだけなので、ノーコードで簡単にアプリケーションのAPI連携が可能です。
外注したりエンジニアを雇うとコストもかかるので、それよりお得に利用できますよ。
他にもテンプレートがあるので、高度な自動化にもチャレンジできます。

kintoneとboardの連携フローの作り方

ここまでメリットをご紹介してきました。
では早速、Yoomを使って今回使用する2つのアプリを連携していきましょう!
その前に、Yoomアカウントをお持ちでない方は、Yoomのアカウント発行ページからアカウント発行をお願いします。30秒で始められます!
Yoomの基本的な操作は、初めてのYoomを参照してくださいね。
登録が完了したら、「kintoneでステータスが更新されたら、boardに顧客を登録する」フローボットを作成してみましょう。

kintoneとboardを連携することで、顧客登録のプロセスを自動化し、業務効率を大幅に向上させることができます。特に、手動でのデータ入力の手間を省き、リアルタイムでの情報共有が可能になるため、チーム全体の生産性が向上します。Yoomを使用することで、ノーコードで簡単に連携が可能となり、迅速な導入と柔軟なカスタマイズが実現できます。これにより、ビジネスのスピードを落とすことなく、新しいシステムを導入することができます。

ステップ1:マイアプリ連携

まずは、使用しているkintoneとYoomを連携しましょう。
Yoomページの左側からマイアプリ→新規接続→kintoneの順に選択します。
アプリ一覧から探すか、アプリ名で検索してください。
ここから先はヘルプページを参照し、登録をお願いします。
マイアプリ登録がうまくいかない場合はこちらを参照してください。

次にboardを連携します。
こちらも以下の画面が出るので、ヘルプを参考に設定してください。
今回フローボットではAPIを利用しますが、boardに有料登録しているアカウントでのみ利用可能となります。(参照ページ)

2つのアプリがマイアプリに連携されたらOKです。

ステップ2:トリガーやアクションを設定

今回は用意されているテンプレートを使用します。
テンプレートページを開いたら、このテンプレートを試してみるをクリック。
Yoomをお使いの方はログインし、初めての方は会員登録をしましょう。
進むと、ご自身のワークスペースにテンプレートがコピーされます。
必要だったら、テンプレートの名前を変更することができます。
左側のマイプロジェクトをクリックすると先ほどコピーしたテンプレートが出てきます。
右側の三点リーダー(...)をクリックし、編集するを選択します。

今回は以下の3ステップです。
一緒に設定していきましょう!


ではアプリトリガーを設定しましょう。
ステータスが更新されたら」を選択します。
連携しているアカウントが間違っていないか確認します。
以下の画面でアプリトリガーのWebhookイベント受信設定をする必要があるので、こちらの記事を参考に設定してください。


また今回はステータスの更新をトリガーにするので、kintone側でプロセス管理の設定も行います。
設定一覧からプロセス管理を選択します。
こちらを参考に、設定しましょう。

今回はboardに顧客登録をしたいので、顧客名のアウトプットが必要です。
以下はkintone側の画面です。


この「ユームユウ」をフローボットに、データとして取り込む必要があります。
アウトプット欄の「取得する値を追加」を選択するとkintoneと同一の顧客名「ユームユウ」が入っている部分があるので、+マークをクリックします。


アウトプットに表示されたら、「ユームユウ」にカーソルを合わせると鉛筆マークが出ます。
クリックして以下のように編集しましょう。
今回はユーザーにして保存します。


次に「レコード情報を取得」をクリック。
連携しているアカウント情報を確認し、アクションはそのままで次に進みます。

  • サブドメイン名:URL内の「https://●●●●●●●.cybozu.com/」の部分を取得して入力してください。
  • アプリID・レコードID:アウトプット内「ステータスが更新されたら」からそれぞれ選択します。

テスト→テスト成功したら保存します。


次に「顧客の登録」をクリック。
連携しているアカウント情報を確認し、アクションはそのままで次に進みます。
ここでは必須項目を設定していきます。

  • APIキー:設定ページで取得したキーを入力してください。生成方法はこちら
  • 顧客名・顧客略称名:アウトプット内「ステータスが更新されたら」からそれぞれ選択します。
  • デフォルト支払条件ID:候補から選択します。

テストして成功したら保存します。
board側では以下の画面となります。無事に登録できましたね。

最後にアプリトリガーをオンにして完了です。
ここまでお疲れ様でした!
設定箇所は多かったですが、プログラミングに詳しくない私でもできました!

まとめ

今回は「kintoneでステータスが更新されたら、boardに顧客を登録する」フローボットをご紹介しました。
kintoneとboardを連携することで、面倒だった顧客登録プロセスを自動化し、業務効率を大幅に向上させることができそうですね。
特に、手動でのデータ入力の手間を省けるため、登録ミスや遅延なども防げます。
Yoomを使用することで、専門知識がなくてもノーコードで簡単にアプリ同士の連携が可能です。
これにより、ビジネスのスピードを保ったまま、業務自動化を導入することができます。
ぜひ、Yoomを使ってアプリを連携してみてくださいね。

この記事を書いた人
m.i
新卒から3年ほど金融関係の仕事を経験してきました。 業界柄、手動で行う作業がとても多く、自動化したらもっと他の仕事ができるのになと思っていた時にYoomに出会いました。 ブログ執筆しながらYoomの便利さに日々感動しています。 分かりやすい構成を心がけています。
タグ
自動化
連携
kintone
board
関連アプリ
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomについて詳しく見る
お役立ち資料
Yoomがわかる!資料3点セット
資料ダウンロード
3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
資料ダウンロード
Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
資料ダウンロード
お役立ち資料一覧を見る
会社概要
利用規約(JaEn
プライバシーポリシー(JaEn
セキュリティポリシー(JaEn
特定商取引法に基づく表記
©️ Yoom Inc.
Yoomとは?
これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
詳しくみる
詳しくみる