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2025-03-28

LINE公式アカウントでメッセージが届いたらZendeskにチケットを登録する方法

Tomomi Aizawa
Tomomi Aizawa

多くの企業がLINE公式アカウントを活用して顧客とのコミュニケーションを強化しています。
一方で、問い合わせが増えると対応の効率化や情報の一元管理が課題となり、頭を悩ませている方がいるのも現状でしょう。

そんなときに役立つのが、Zendeskとの連携です。

Yoomでアプリを連携することにより、顧客対応をスムーズに進めながら、他部署との情報共有や対応履歴の管理、さらには問い合わせデータを活用した業務改善が可能になるはずです。
この記事では、LINE公式アカウントとZendeskを連携することで得られる具体的なメリットと連携方法を詳しく解説します。

こんな方におすすめ

  • LINE公式アカウントのやり取り履歴を保存して、一貫性のある対応を実現したい企業
  • Zendeskを使って部署間の情報共有を迅速に行いたい方
  • 問い合わせの傾向を把握して、サポート体制やサービス内容を向上させたい経営者

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできますので、ぜひお試しください!


LINE公式アカウントでメッセージが届いたらZendeskにチケットを登録するフローです。

[Yoomとは]

LINE公式アカウントでメッセージが届いたらZendeskにチケットを登録する方法

LINE公式アカウントとZendeskを連携させることで、LINE公式アカウントでメッセージが届いた際に自動でZendeskにチケットを登録できます。一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。

連携フローは、大きく分けて以下のプロセスで作成していきます。

  • LINE公式アカウントとZendeskをマイアプリ登録
  • LINE公式アカウントと連携してメッセージが届いた際の設定をする
  • AI機能を使ってテキストからデータを抽出する
  • Zendeskと連携してチケットを作成する

Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方はログインしましょう。

ステップ1:LINE公式アカウントとZendeskをマイアプリ連携

(1)Yoomにログイン後、左欄にある「マイアプリ」を選択し「+新規接続」をクリックしてください。

(2)マイアプリの新規接続一覧の中から、LINE公式アカウントをクリックします。
(3)「LINE公式アカウントの新規登録」画面から、お持ちのアカウント名、アクセストークンを入力し、「追加」をクリックします。
LINE公式アカウントの詳しいマイアプリ登録方法は下記のサイトをご参照ください。

LINE公式アカウントのマイアプリ追加方法

(4)次はZendeskをマイアプリに登録します。同様にYoomの新規接続一覧の中からZendeskをクリックします。
(5)「Zendeskの新規登録」画面から、赤枠を確認の上、アカウント名、メールアドレス、APIトークンを入力し、「追加」をクリックします。
※Zendeskはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。

連携が完了するとYoomのマイアプリにLINE公式アカウントとZendeskが登録されます。

これでマイアプリ登録が完了しました。
次に、テンプレートを使用してトリガーの設定をしましょう!

ステップ2:LINE公式アカウントと連携してメッセージが届いた際の設定をする

(1)先程ご紹介した、テンプレートを使用していきます。下のバナーの「試してみる」をクリックするとコピーできます。


LINE公式アカウントでメッセージが届いたらZendeskにチケットを登録するフローです。

アプリトリガーの「ユーザーからメッセージを受けとったら」をクリックしてください。

(2)LINE公式アカウントの「連携アカウントとアクションを選択」画面から、LINE公式アカウントと連携するアカウント情報に誤りがないかを確認し、トリガーアクションは「ユーザーからメッセージを受けとったら」のままで「次へ」をクリックします。

(3)「アプリトリガーのWebhookイベント受信設定」画面から、WebhookURLをコピーし、LINE公式アカウントの管理画面で設定を行なってください。
設定が完了したら、「テスト」をクリックし、エラーが発生しなければ、下部にある「保存する」をクリックします。

ステップ3:AI機能を使ってテキストからデータを抽出する

(1)次にYoomのAI機能を使ってテキストからデータを抽出します。
「テキストからデータを抽出する」をクリックしましょう。

(2)「アクションを選択」画面から「変更する」をクリックします。

テキストの文字数に応じて変換タイプを選択してください。

選択が完了したら、「次へ」をクリックします。
(3)「詳細を設定」画面から、対象テキストを入力します。画像のようにアウトプットから選択することで、LINE公式アカウントの情報を引用することができます。

下へ進み、抽出したい項目を赤線を確認の上、直接入力を行ってください。
入力が完了したら、「テスト」をクリックし、エラーが発生しなければ、下部にある「保存する」をクリックします。

ステップ4:Zendeskと連携してチケットを作成する

(1)次にZendeskと連携してチケットを作成します。
「チケットを作成」をクリックしてください。

(2)Zendeskの「連携アカウントとアクションを選択」画面から、Zendeskと連携するアカウント情報に誤りがないかを確認し、アクションは「チケットを作成」のままで「次へ」をクリックします。

(3)「API接続設定」画面から、赤線を確認の上、サブドメインを入力します。
件名はアウトプットから選択しましょう。
詳細に記入した内容がZendeskに登録されます。

その他の項目は必須項目ではありません。必要な項目に入力を行ってください。
入力が完了したら、下部にある「テスト」をクリックし、エラーが発生しなければ、「保存する」をクリックします。
(4)最後に、「トリガーをON」をクリックしましょう。

これで、「LINE公式アカウントでメッセージが届いたらZendeskにチケットを登録する」フローボットの完成です。


LINE公式アカウントでメッセージが届いたらZendeskにチケットを登録するフローです。

LINE公式アカウントやZendeskを使ったその他の自動化例

今回ご紹介したフロー以外にもLINE公式アカウントやZendeskのAPIを利用すれば、さまざまな業務の自動化を実現することができます。
いずれも簡単な設定で利用が可能になりますので、もし気になるものがあれば、ぜひお試しください!

LINE公式アカウントを活用した自動化例

LINE公式アカウントでユーザーが友だち追加したら追加する

自動同期により、登録漏れや転記ミスなどのヒューマンエラーを防ぐことで、ユーザー情報の一元管理を実現できる可能性があります。


LINE公式アカウントでユーザーが友だち追加したら、Airtableに追加するフローです。

LINE公式アカウントでユーザーが友だち追加したら、Notionに追加するフローです。

LINE公式アカウントでユーザーが友だち追加したら、Microsoft Excelに追加するフローです。

LINE公式アカウントでファイルを受け取ったらアップロードする

自動化フローによりファイル受信からストレージへの保存までのタイムラグが解消され、後続業務をスムーズに進められるようになるはずです。


■概要
LINE公式アカウントで顧客からファイルを受け取る際、都度手動でダウンロードしGoogle Driveに保存する作業は手間がかかり、保存漏れといったミスの原因にもなり得ます。このワークフローは、LINE公式アカウントでファイルを受信した際に、自動でGoogle Driveの指定フォルダへアップロードする処理を実現します。これにより、手作業によるファイル管理を効率化し、対応の迅速化と確実な情報共有を可能にします。

■このテンプレートをおすすめする方
・LINE公式アカウントで顧客対応を行い、ファイル管理を効率化したいと考えている方
・手作業によるファイルのダウンロード忘れや、保存先の間違いといったミスを防ぎたい方
・顧客から受け取ったファイルを、社内やチームで迅速に共有する仕組みを構築したい方

■注意事項
・LINE公式アカウント、Google DriveのそれぞれとYoomを連携してください。
・分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。

LINE公式アカウントでファイルを受け取ったらMicrosoft SharePointにアップロードするフローです。

■注意事項
・LINE公式アカウント、Microsoft SharePointのそれぞれとYoomを連携してください。
・Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
・分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。

LINE公式アカウントでファイルを受け取ったらDropboxにアップロードするフローです。

■注意事項
・LINE公式アカウント、DropboxのそれぞれとYoomを連携してください。
・分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。

LINE公式アカウントでユーザーからメッセージが届いたら通知する

自動通知により、顧客からのメッセージを見逃すことなく迅速に対応できるようになると予想されます。


■概要
LINE公式アカウントを通じたユーザーからの問い合わせ対応で、確認漏れやチームへの共有に手間を感じることはありませんか。
手動での確認や転記作業は、対応の遅れやヒューマンエラーの原因にもなり得ます。
このワークフローを活用すれば、LINE公式アカウントにメッセージが届いたタイミングで、Slackの指定チャンネルへ自動で通知できます。
これにより、問い合わせの見逃しを防ぎ、迅速な顧客対応を実現します。

■このテンプレートをおすすめする方
・LINE公式アカウントでの顧客対応をチームで行っている担当者の方
・Slackを活用して、ユーザーからの問い合わせをリアルタイムで共有したい方
・手作業による通知の転記作業をなくし、対応の抜け漏れを防ぎたいと考えている方

■注意事項
・LINE公式アカウント、SlackのそれぞれとYoomを連携してください。

LINE公式アカウントでユーザーからメッセージが届いたらChatworkに通知するフローです。

LINE公式アカウントでユーザーからメッセージが届いたらTelegramに通知するフローです。

Zendeskを活用した自動化例

Zendeskにチケットが作られたら通知する

作成されたチケットの情報を自動的に投稿できるので、情報管理の抜け漏れがなくなるかもしれません。


Zendeskで新しいチケットが作られる毎に、Slackに通知されるフローです。

Zendeskで新しいチケットが作られる毎に、Chatworkに通知されるフローです。

Zendeskで新しいチケットが作られる毎に、Google Chatに通知されるフローです。

タスクが完了したらZendeskのチケットステータスを更新する

タスク完了を自動でZendeskにも反映することで、共有する情報の精度を保てるようになるはずです。


Trelloでタスクが完了したらZendeskのチケットステータスを更新するフローです。

Asanaでタスクが完了したらZendeskのチケットステータスを更新するフローです。

Backlogでタスクが完了したらZendeskのチケットステータスを更新するフローです。

特定のメールを受信したらZendeskにチケットを作成する

頻繁に受信メールをチェックせずとも、Zendesk上で営業活動や問い合わせ対応などのタスクをスムーズに進められるようになるでしょう。


Gmailで特定のメールを受信したらZendeskにチケットを作成するフローです。

Outlookで特定のメールを受信したらZendeskにチケットを作成するフローです。

LINE公式アカウントとZendeskを連携するメリット

メリット1: 顧客の声を一元管理

LINE公式アカウントで受け取った顧客からの質問や意見をZendeskに連携することで、すべてのメッセージを一元的に管理できます。
個別のやり取りがチケットとして自動生成され、対応漏れを防ぎ、作業の効率化を図れるでしょう。
例えば、複数の担当者が異なる顧客に対応する場合、個別の進捗状況や対応内容をすぐに確認できるため、情報が散乱せず管理がしやすくなります。
さらに、タグ付け機能を活用すれば、よくある質問や緊急度の高い問題を分類して優先的に対応できるようになるはずです。
このようにLINE公式アカウントとZendeskを連携することで、顧客対応の効率化と精度向上が期待できますね。

メリット2: 他部署との情報共有を効率化

Zendeskは、LINE公式アカウントを通じて得られた顧客の問い合わせ内容を、他部署と効率的に共有するためのプラットフォームとしても役立ちそうです。
例えば、顧客から「商品の仕様変更を希望する」というメッセージが届いた場合、Zendesk上で関連するチケットを営業部や商品開発部に送信できます。
これにより、情報伝達のスピードが向上し、部署間の連携が強化されると予想されます。
これまで口頭やメールで行われていた情報共有も、Zendeskを介して管理することで伝達ミスを防げるでしょう。

メリット3: データを活用した分析と改善

Zendeskのレポート機能を活用すれば、LINE公式アカウントで受け付けた問い合わせの傾向を可視化できます。
「どの時間帯に問い合わせが集中しているか」「最も多い質問のカテゴリは何か」といった情報を抽出することで、サポート体制を最適化するためのデータとして活用できるでしょう。
例えば、営業時間外の問い合わせが多い場合、事前に自動応答を設定して顧客を待たせない工夫が考えられます。
また、頻出する問い合わせ内容をFAQページやチャットボットに反映させることで、顧客対応の負担軽減と満足度向上を両立できるかもしれません。

まとめ

LINE公式アカウントとZendeskを連携することで、顧客対応の効率化や、他部署とのスムーズな情報共有、データを活用した業務改善が実現しそうですね!
この仕組みは問い合わせ対応にかかる負担を軽減しつつ、顧客体験を向上させる力となるでしょう。
特に、対応履歴の可視化や分析機能を活用すれば、顧客のニーズを的確に把握し、一貫性のあるサポートが提供しやすくなります。
顧客対応を強化したい、もしくは業務を効率化したいと考える企業にとって、この連携はとても役立つでしょう。

興味のある方は、ぜひYoomに登録してLINE公式アカウントとZendeskの連携を検討してください!

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
Tomomi Aizawa
Tomomi Aizawa
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