LINE WORKSとDiscordを連携して、毎日、今日の自分の予定をLINE WORKSから取得しDiscordに通知する方法

ステップ1：LINE WORKSとDiscordをマイアプリ連携

Yoomの登録完了後、左側にあるメニューから「マイアプリ」を選択してください。

次に、右上の新規接続ボタンをクリックします。

LINE WORKSとYoomの連携

1.検索する

LINE WORKSのアイコンをクリックします。

2.必須項目の入力

必須項目を入力します。
詳細については、LINE WORKSの管理者アカウントからLINE WORKSのマイアプリ登録方法へアクセスし、手順に沿って登録してください。

3.追加をクリック

2つの必須項目が設定できたら、右下の追加ボタンを押しましょう。
上記の表示がされれば連携完了となります。

DiscordとYoomの連携

1.検索する

Discordのアイコンを選択します。

2.必須項目の入力

Discord Developer PortalからBotトークンを取得し、アクセストークンに入力します。
詳しくはDiscordのマイアプリ連携についてのページをご確認ください。

3.追加する
必須項目が入力できたら、右下の追加をクリックします。

上記の表示がされれば連携完了です。

ステップ2：テンプレートのコピー

次に、今回使用するテンプレートをコピーしてください。

1.上のバナーの「詳細を見る」をクリック
2.移行した画面下部の「このテンプレートを試してみる」をクリック
3.Yoomの登録がまだの場合は、登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

フローボットのテンプレートが「マイプロジェクト」にコピーされると、上記の表示がされます。

画像のようなページに移行するので、詳細な設定を行っていきましょう。

ステップ3：スケジュールトリガーで定めた日時で起動しLINE WORKSの予定を取得する設定

1.マイプロジェクトを開く

画面左側のメニューから「マイプロジェクト」を開きましょう。

2.コピーしたテンプレートを開く
「【コピー】毎日、今日の自分の予定をLINE WORKSから取得しDiscordに通知する」をクリックします。‍

3.スケジュールトリガーを選択

「毎日9時になったら」をクリックします。‍

4.必須項目の入力

赤枠の必須項目を入力します。
画像の設定では、毎日朝9時にフローが起動する設定になっています。希望がある場合は曜日のチェックボックスや起動時刻を任意で修正しましょう。

5.保存する

設定ができたら保存するを押しましょう。
続けて、LINE WORKSの予定を取得する設定を行います。

1.アプリと連携する

LINE WORKSのアイコンの「指定のカレンダーの予定の一覧を取得」をクリックします。
タイトルなどの設定は完了しているため、次へを押しましょう。

2.必須項目の設定

必須項目を設定します。まずは各IDを設定しましょう。

ボックスをクリックするとユーザーが一覧表示されます。予定を取得したいユーザーIDを選択しましょう。
カレンダーIDの設定方法も同様となります。

‍

予定の開始日時と予定の終了日時は、いつの予定を取得するかという設定となります。
なお、テンプレートを活用しているためすでに設定は完了しています。
そのため画像と同じ状態になっているか確認を行いましょう。

3.テスト

ここまで設定できたらテストボタンを押します。
テスト成功と表示されたら保存を押してください。

ステップ2：予定の詳細なデータを抽出した後にDiscordへメッセージを送信する設定

1.テキストからデータを抽出する

「テキストからデータを抽出する」を選択してください。

※AIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。
フリープランチームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です

2.操作条件の設定

テンプレートを活用しているため、設定は完了しています。そのため、画像と同じ状態になっているか確認をしてください。
なお、この設定により取得できる予定は、1日5件までとなります。

取得する件数を増やしたい場合は、画像のようにカンマで区切りをつけて設定しましょう。‍

3.テストの実行

設定ができたら、下部にあるテストボタンを押してください。
青くテスト成功と表示がされれば設定は完了となります。保存を押しましょう。

最後に、Discordにスケジュールを送信する設定を行います。

1.アプリと連携する

Discordのアイコンの「メッセージを送信」を選択してください。次へを押します。

2.チャンネルIDの入力

まずは当日の予定を知らせたいチャンネルIDを設定しましょう。
ボックス下部の補足のとおりに入力してください。

3.メッセージの確認

Discordへ通知したいメッセージの内容を設定します。
ボックスをクリックしてください。

赤枠を選択します。

取得した予定データが置換された状態で表示されます。
クリックで挿入しましょう。

挿入できると画像のようになります。

必要な分だけデータを挿入したら、画像のようにレイアウト整えましょう。‍

4.テストの実行

メッセージの設定ができたら、下部にあるテストボタンを押してください。
青くテスト成功と表示がされれば設定は完了となります。保存を押しましょう。

5.トリガーをONにする

フローボットの作成が完了すると、上記のような表示がされます。トリガーは初期設定ではOFFの状態なので、ONにしましょう。

今回使用したフローボットテンプレート
毎日、今日の自分の予定をLINE WORKSから取得しDiscordに通知する

さらに自動化するには

Yoomには自動化だけでなく、業務を円滑に進めるための工夫と機能が詰まっています。
例えば、今回紹介した自動化を、よりニーズに沿ったものにアレンジすることも可能です。

アレンジ1：データベースツールに追加する

‍

フローの間にGoogle スプレッドシートのようなデータベースツールを入れ込み、LINE WORKSのスケジュールを転記することも可能です。
これにより、予定を一覧で可視化しやすくなるかもしれません。
また、予定に対しどのようなアクションを行ったのかという履歴を記載することも可能なため、チーム連携の強化に役立つことが期待できます。日々の業務報告としての活用などにいかがでしょうか。

アレンジ2：自分宛に送信する

自分自身の予定を自分だけで確認したいのであれば、自分宛てにGmailを送信することもできます。
始業のタイミングでメールチェックを行いながらスケジュールの再確認がしやすくなるため、把握漏れが回避可能かもしれません。
個人のみがアクセスできるGoogleアカウントなのであれば、チームメンバーにはまだ開示できない案件などの予定も管理しやすいでしょう。

LINE WORKS・Discordを使ったその他の自動化例

他にも、Discordを使った自動化の例をいくつか紹介します。

1.LINE WORKSで投稿されたメッセージを翻訳して、翻訳版をDiscordに投稿する

海外チームとのやり取りや、海外向けに展開したいサービスなどの制作に活用可能です。翻訳ツールにアクセスする手間を省きます。

2.Google DriveでファイルがアップロードされたらDiscordに通知する

作業に必要な素材や最終チェックをしなければならないファイルの存在を、素早く把握しやすくなるかもしれません。

3.Google　スプレッドシートで行が追加されたらDiscordに通知する

新しいデータを素早く把握することで業務に取り掛かるスピードの向上が見込めるでしょう。また、情報共有がスムーズになることで、チーム連携の強化にもつながるはずです。

LINE WORKSとDiscordを連携するメリットと具体例

メリット1：始業時のスムーズな予定確認を叶える

LINE WORKSとDiscordを連携すると、毎日のスケジュールチェックが簡単に行えるかもしれません。
例えば、始業時、一番最初に行う業務と言えば、ほとんどの方がメールやメッセージチェックではないでしょうか。つまり今回の連携を行うことで、朝一番で行うメッセージチェックと同時にスケジュールチェックも可能になるはずです。
LINE WORKSにアクセスした上でスケジュールを確認する手間が省けると同時に、1日の始まりと共に予定が把握しやすくなることで、業務をスムーズに開始できる可能性も高まります。

メリット2：チャンネルへの通知によりメンバーも予定を把握しやすくなる

先方やチームメンバーなど自分以外が関わるスケジュールを忘れてしまうと大変です。迷惑をかけるだけではなく、業務そのものがストップしてしまい、非効率的なアクションを起こしてしまうこととなります。
そのため、個人だけではなく、チーム全体が関わる予定をLINE WORKSに登録している場合も今回の連携は有益ではないでしょうか。
例えば、先方との商談やチームメンバーと行うべきミーティングの予定などもLINE WORKSで管理しているのであれば、毎日定めた時間に通知されることで、メンバーも1日の予定を把握しやすくなるかもしれません。
また、リーダーの予定をメンバーと共有することで、どのタイミングであればリーダーの手が空いているかなども把握しやすくなり、業務上の質問などを投げかけやすくなる可能性もあります。

メリット3：リマインドの手間を省き管理を楽にする

LINE WORKSとDiscordの連携により、毎日定めた時間に通知が届くようになるため、1日の予定の把握漏れを回避できるかもしれません。
例えば、通知やリマインド機能を活用していても、登録した予定の数だけ設定しなければならないため、あまり効率的と言えないのではないでしょうか。
しかし、今回の自動化を導入することにより毎日決められた時間にDiscordへ予定が送信されれば、リマインド設定の手間がなくなる上、スケジュールの把握漏れを防ぎやすくなる可能性が高まるでしょう。
これにより、スケジュール管理がスムーズになる見込みがあります。

まとめ

LINE WORKSとDiscordを連携すれば、毎日のスケジュール管理がスマートに行えるかもしれません。特に始業時に通知されるよう設定をすることで、朝一番のメッセージチェックと共にスケジュールの確認ができ、効率的な予定管理が実現できるはずです。
これにより予定の見落としやタスクの抜け漏れを防げる可能性も高まります。
また、チームで使用しているDiscordのチャンネルを指定すれば、メンバー全員がスケジュールを気軽に確認できると考えられます。結果として、チームの連携の強化も期待できるでしょう。
Yoomはプログラミング不要でアプリ連携が行えます。日々の業務を最適化したいと考えている方は、ぜひこの方法を試してみてください。