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有給申請する際、一般的には管理者に取得の連絡を行い、勤怠管理システムの入力や紙ベースでの申請が必要です。
しかしLINE WORKSとfreee人事労務を利用している場合、連携することで有給申請が自動化できます。
本記事では、LINE WORKSでメッセージが投稿されたらfreee人事労務で有給申請する方法を解説します。
日常業務でこれらのツールを活用している方にとって、手間を省き、よりスムーズな業務運営をサポートするでしょう。
※従業員ごとにfreeeアカウントと連携やAIによる効率的な情報抽出のため、事前に指定フォーマットで投稿するよう周知してください。
とにかく早く試したい方へ
YoomにはLINE WORKSとfreee人事労務を連携するためのテンプレートが用意されているので、今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!
LINE WORKSとfreee人事労務を連携してできること
具体的な自動化の例をいくつかご紹介します。
気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!
LINE WORKSでメッセージが投稿されたらfreee人事労務で有給申請する
LINE WORKSへのメッセージ投稿をきっかけにfreee人事労務への有給申請を自動で作成できるフローです。
入力間違いや対応漏れといったヒューマンエラーで発生する問題の解消が見込めるでしょう。
LINE WORKSの勤怠botに投稿したら、freee人事労務に出退勤の打刻をする方法
LINEWORKSの勤怠botに勤怠情報を投稿すると、自動的にfreee人事労務に出退勤の打刻が行われるフローです。
この連携により、効率的な勤怠管理が可能となります。
LINE WORKSとfreee人事労務の連携フローを作ってみよう
それでは、さっそくLINE WORKSとfreee人事労務を連携したフローを作成してみましょう!
ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
※今回連携するアプリの公式サイト:LINE WORKS/freee人事労務
[Yoomとは]
フローの作成方法
今回は「LINE WORKSでメッセージが投稿されたらfreee人事労務で有給申請する」フローを紹介します。
以下のプロセスです。一緒に設定していきましょう!
ステップ1:マイアプリ連携
Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!
それでは、ここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。
LINE WORKSの連携
以下の手順をご参照ください。
freee人事労務の連携
検索窓にfreee人事労務と入力し、表示された候補から「freee人事労務」を選択します。
以下の画面になるので内容を確認していきましょう。
スクロールして画面を進めると、アクセスできる事業所一覧が出てきます。
こちらを確認の上、「許可する」をクリックして完了です。
ステップ2:テンプレートをコピー
テンプレートページを開き、『このテンプレートを試してみる』をクリックしましょう。
コピーすると以下のようにテンプレートがお使いのYoom管理画面にコピーされるので、OKを押して設定を進めていきましょう。
ステップ3:トリガーやアクションを設定
それでは、アプリトリガーを設定していきます。
「トークルームにメッセージが送信されたら」を選択します。
アカウント情報を確認後、次に進みWebhookを設定しましょう。
上記のWebhookURLを、LINE WORKSのCallback URLに追加してください。
Webhookの設定ができたら、テストを行うのでLINE WORKSでBotとのトークを作成しましょう。
後ほどこちらを利用してテキスト抽出を行うので、形式は変更しません。
※全休・午前休・午後休の場合→取得開始・終了時間は空欄
半休・時間休の場合のみ、時間を入力してください。
フローボットの設定に戻り、テストを行います。
下記のアウトプット(取得した値)に、トークの内容が反映したら保存します。
続いて「コマンドオペレーション」をクリックします。
この設定で特定の従業員だけの投稿を検知して、有給申請を作成できるようになります。
※分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。
フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
※ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。
無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。
分岐条件を指定が、
オペレーション:トークルームにメッセージが送信されたら
取得した値:送信元メンバーアカウント
になっていることを確認してください。
分岐条件には、有給申請を行う従業員の送信元メンバーアカウントを設定してください。
設定が完了したら「保存する」を押しましょう。
続いて「テキストからデータを抽出する」をクリックします。
こちらもデフォルトで変換タイプが設定されているので、次に進みます。
このままテストを行いましょう。
以下のように、アウトプット(取得した値)に反映したら保存します。
続いて「有給申請を作成」を選択します。
アカウント情報を確認し、次に進みます。
必須項目をアウトプット(取得した値)から選択していきます。
今回は半休なので、時間も設定します。
申請理由も選択しましょう。
申請経路IDを選択したらテストを行い、最後に保存します。
freee人事労務側を確認してみましょう。
無事に申請されていますね。
これですべての設定が完了です。
ステップ4:トリガーをONにして起動準備完了
設定が完了すると以下のようなメニューが表示されるので、トリガーをONにします。
作成したフローボットが正常に動作するか確認しておきましょう!お疲れさまでした。
freee人事労務のデータをLINE WORKSに連携したい場合
先ほどは、LINE WORKSからfreee人事労務へデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にfreee人事労務からLINE WORKSへのデータ連携を実施したい場合もあるでしょう。
Yoomにはこうした逆方向の自動化を手軽に実現できるテンプレートも用意されているので、ぜひ活用してみてくださいね!
freee人事労務で前日の勤怠漏れを検知してLINE WORKSに通知する
freee人事労務で前日の勤怠漏れを検知してLINE WORKSに通知するフローです。
前日の勤怠漏れを検知し、迅速に対応できるというメリットがあります。
これにより、未入力の勤怠データの確認と修正が迅速に行えるため、業務効率が向上します。
まとめ
今回は「LINE WORKSでメッセージが投稿されたらfreee人事労務で有給申請する」フローボットを紹介しました。
LINE WORKSとfreee人事労務の連携により、有給申請のプロセスが効率化され、従業員と管理者の負担が軽減されるでしょう。
リモートワークや出張が多い環境でも、場所を問わず簡単に申請できるため、柔軟な勤務管理の実現が期待できます。
結果として、業務の効率化が進み、企業全体の生産性が向上するでしょう。
ぜひ本記事の手順を参考に、LINE WORKSとfreee人事労務の連携を試してみてください。
Q:有給以外の勤怠申請(欠勤、遅刻、早退など)にも応用できますか?
A:
はい、可能です。
今回のフローでは、「有給申請を作成」オペレーションを組み込んでいますが、有給以外のオペレーションに変更することも可能です。
※オペレーションを変更する方法は、以下の手順をご確認ください。
以上で、オペレーションの変更が完了です。
freee人事労務のオペレーションやトリガーについて、詳しくは以下をご確認ください。
Q:指定フォーマット以外で投稿された場合はどうなりますか?
A:
指定フォーマット以外で投稿された場合でも、内容を認識して処理することは可能です。
ただし、AIによる効率的かつ正確な情報抽出を行うため、事前に指定フォーマットでの投稿を推奨しています。
Q:自動化処理がエラーで失敗した場合の対処法は?
A:
自動化が失敗した場合、Yoomに登録したメールアドレスに通知が届きます。
また、Yoom画面上に「認証に失敗しました」「設定内容に誤りがある」などのエラーメッセージが表示されます。
エラーが起きた際の対応方法については下記のサイトをご参照ください。
ヘルプページで解決しない場合は、サポート窓口を利用することもできます。