Microsoft ExcelとGoogle スプレッドシートの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-07-31

フォームの回答をGoogle スプレッドシートとMicrosoft Excelに追加する方法

a.fukuyama

データの管理や共有に、Google スプレッドシートとMicrosoft Excelを併用する企業は多いのではないでしょうか?しかし併用すると、それぞれのツールにデータを入力する作業が発生し、時間がかかるうえに入力ミスのリスクも伴います。また、データを更新する場合、情報の一貫性を保つことが難しく、確認作業の負担も大きいですよね。こうした課題は、両ツールの連携が解決策の一つです。
そこで本記事では、フォームの回答をGoogle スプレッドシートとMicrosoft Excelに自動で追加する方法を紹介します。ノーコードで導入でき、作業時間の短縮やミスの削減、スムーズな情報共有が実現するはずです!

Google スプレッドシートとMicrosoft Excelを活用したすぐに試せる自動化テンプレート集はこちら

更新を自動化する便利なテンプレート

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登録を自動化する便利なテンプレート

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転送を自動化する便利なテンプレート

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転記を自動化する便利なテンプレート

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複数のファイルを集約して自動化する便利な自動化テンプレート

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今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできるので、ぜひお試しください!

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[Yoomとは]

Microsoft ExcelとGoogle スプレッドシートの連携フローの作り方

それではYoomを利用して、ノーコードでMicrosoft ExcelとGoogle スプレッドシートを連携してみましょう!
「フォームに回答があったら、Google スプレッドシートに追加し、Microsoft Excelのシートにも追加する」というテンプレートを使ってフローボットを作成します。
今回は、製品購入のためフォームに回答がくることを想定し、フォームに回答が送信されたら起動する設定にします。
フォームの回答をMicrosoft ExcelとGoogle スプレッドシートに自動登録してくれるので、手入力が不要になり作業時間を大幅に削減できますね!

事前準備

Yoomへログイン
登録したYoomのアカウントにログインします。

Microsoft Excelのファイル作成

1.OneDrive上に、Excelファイルを作成します。

2.任意のファイル名を選択し、回答フォームに合わせた項目名を入力します。
今回は7つの項目「会社名・氏名、連絡方法、連絡先、購入希望製品、数量、希望納期、備考欄」を入力しました。

Google スプレッドシートのファイル作成

1.Googleドライブ上に、Google スプレッドシートファイルを作成します。

2.任意のファイル名をし、回答フォームに合わせた項目名を入力します。
今回は7つの項目「会社名・氏名、連絡方法、連絡先、購入希望製品、数量、希望納期、備考欄」を入力しました。

ステップ1:Microsoft ExcelとGoogle スプレッドシートのマイアプリ連携

1.Microsoft ExcelとGoogle スプレッドシートのアプリ連携を行います。マイアプリの「新規接続」からアプリを選択します。

Microsoft ExcelとYoomの連携

2.使用するアカウントでログインします。

・Microsoft Excelは下のログイン画面が表示されるので、使用するアカウントでログインしてください。
※Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。

Google スプレッドシートとYoomの連携

3.Google スプレッドシートは下の画面で任意のアカウントを選択し、ログイン→追加アクセスを続行してください。

4.連携できたら、マイアプリにアイコンが表示されます。

ステップ2:テンプレートをコピーする

ここからいよいよフローを作っていきます!簡単に設定できるようテンプレートを利用しているので、まずはこちらをコピーしましょう。

Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。

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以下の画面表示を読んで、「OK」をクリックしましょう。

ステップ3:フォームトリガーの設定

1.いよいよフローの設定に入ります!まずは以下の赤枠をクリックしましょう。

2.今回はテンプレートのため、既にフォームが作られていますが、「+質問を追加」から質問を追加し、回答欄を作成することができます。
今回の回答欄は、以下の通りです。

  • 会社名・氏名:「テキスト」を選択


  • 連絡方法:「プルダウン(手動で設定)」を選択、選択肢に「電話、メールアドレス」を入力
  • 連絡先:「テキスト」を選択

  • 購入希望製品:「プルダウン(手動で設定)」を選択、選択肢に「パソコン、マウス、キーボード」を入力
  • 数量:「プルダウン(手動で設定)」を選択、選択肢に「1、2、3」を入力
  • 希望納期:「日付」を選択
  • 備考欄:「長文テキスト」を選択

確認後に、「次へ」進みます。

3.フォームの表示確認と詳細設定ページでは、下画像のように入力フォーム回答のサンプル値(任意)を入力して保存しましょう。

ステップ4:Google スプレッドシートに追加する設定

1.続いて、「Google スプレッドシートに追加する」をクリックします。

2.データベースの連携ページでは、任意のタイトルを入力し実行アクションに「レコードを追加する」を選択します。
続いて、以下の通り設定します。

・スプレッドシートID:欄をクリックし、事前準備で作成したスプレッドシートのファイル名を選択
・スプレッドシートのタブ名:欄をクリックし、任意のタブ名を選択
・テーブル範囲:任意のテーブル値を入力

入力後に次へ進みます。

3.データベース操作の詳細設定ページでは、各項目の欄をクリックし、トリガーから対応する項目を選択します。

・会社名・氏名:「会社名・氏名」
・連絡方法:「連絡方法」
・連絡先:「連絡先」
・購入希望製品:「購入希望製品」
・数量:「数量」
・希望納期:「希望納期」
・備考欄:「備考欄」

4.テストを実行します。テスト成功の文字が確認できたら保存します。

ステップ5:Microsoft Excelに追加する設定

1.あっという間に最後の設定項目です!
これまでと同様に以下の赤枠をクリックします。

2.データベースの連携ページでは、任意のタイトルを入力し、実行アクションに「レコードを追加する」を選択します。
続いて、以下の設定を行います。

・ファイルの保存場所:プルダウンから「OneDrive」を選択
・ドライブID:欄をクリックし、Microsoft Excelファイルを格納しているOneDriveを選択
・ファイル名(任意):事前準備で作成したMicrosoft Excelのファイル名を入力
・アイテムID:欄をクリックし、Microsoft Excelのファイル名を選択
・シート名:欄をクリックし、任意のシート名を選択
・テーブル範囲:任意のテーブル範囲を入力
※データベースの連携に関する設定の詳細は、こちらも確認してみてください。

入力後に次へ進みます。

3.データベース操作の詳細設定ページでは、各項目の欄をクリックし、トリガーから対応する項目を選択します。

・会社名・氏名:「会社名・氏名」
・連絡方法:「連絡方法」
・連絡先:「連絡先」
・購入希望製品:「購入希望製品」
・数量:「数量」
・希望納期:「希望納期」
・備考欄:「備考欄」

4.設定完了後に、「テスト」をクリックします。
テストが成功したら、Microsoft Excelに追加できていることを確認しましょう!

5.確認後、「保存する」をクリックしてください。

ステップ6:トリガーをONに設定して動作確認

最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です!
フローボットが正しく起動することを確認しましょう。

フローボットが完成しました!
お疲れ様でした。

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Google スプレッドシートやMicrosoft Excelを使ったその他の自動化例

本日ご紹介した連携以外にもGoogle スプレッドシートやMicrosoft ExcelのAPIを活用することで様々な自動化を実現することが可能です。

もし気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!

Google スプレッドシートを活用した自動化例

Google スプレッドシートのデータを基に、フォルダを作成したり、メールを送信したり、他のデータベースやツールの情報を更新・登録することも可能です。
また、他のデータベースの情報を、Google スプレッドシートに自動追加することもできます。

[[26557,72675,74265,34987,78766]]

Microsoft Excelを活用した自動化例

メールで受信した内容や、他のデータベースの情報を基に、Microsoft Excelのデータを追加・更新することも可能です。
また、Microsoft Excelの情報をコミュニケーションツールに通知することもできます。

[[67454,71590,72164,72978,80726]]

まとめ

今回は、「フォームに回答があったら、Google スプレッドシートに追加し、Microsoft Excelのシートにも追加する」フローをご紹介しました。
Microsoft ExcelやGoogle スプレッドシートを連携することで、フォーム集計の負担を削減し共有漏れや入力ミスを防ぐことができます。
さらに、Yoomの他の機能と組み合わせると、文書の作成やチャットツールへの通知等できることの幅が広がります。

ぜひYoomの色々な機能を試してみてください!

この記事を書いた人
a.fukuyama
今年の3月末まで会社員でした! 現在は、Yoomの一員としてブログ執筆をしています。
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自動化
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Microsoft Excel
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従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
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